一度は割れよ、金の卵

本日は。
もうごはんも食べちゃった。
ツール待ちだなんて
なかなかすごいね、あたし。
ところで先日
普通とHVの
二種類流れてる
ツールの放送を観て
気付いた・・・
ハイビジョンだから
こんなにハマってるんだ、
ツールドフランス。
画像なんてどうでもいいと
思っていたけど
まんまととりつかれてる、あたし。
三連休は
ひょんなことから
二泊三日でおでかけ。
最初は登山だけだったんだが
もったいなって
調べだしたら。
深いぞ、福島!
安達太良山に登り
次の日は裏磐梯で
トレッキング。
そして三日目は
カヌーです。
今年も漕ぐぜ。
さて
ツールですが。
きのうのアラシロは
びっくりした。
あの図太さは世界レベルだね。
やらなくてはならない仕事も
あるんだろうけど
私欲を許される場面での
活躍に期待するよ。
きのうは
後半早めに
サクソバンクがスパート
かけてあっさり
吸収されてたけど
ひまわり畑の中
列をつくって走ってる図が
最高にきれいだった。
ツールを観るようになって
知ったのだけど
たとえば左からの風をよけるためには
前の選手のちょい右の後ろにつく、
それが繰り返されて
チームの列が少しずつ
右ななめ方向にずれてるって。
そのななめのラインがね
上からのカメラで映されると
ほんといいんだ。
しかも黄色ジャージの
アンディが最後方にいてさ。
前を行くいかついチームメイトと
大事にされてるアンディの姿。
あれがチームのあるべき姿
なんだろうな。
なーんて素人なりに
考えてみました。
そのアンディはといえば。
マイヨジョーヌの
プレッシャーなんて
感じてないんだって。
しかも注目されるの好きかも。
とかいっちゃって
かわいくないなぁ。
でもうぬぼれてはいけないんです。
とかコメントしていて。
またまたかわいくなーい。
きのうの解説の人も
言っていたけど
若いうちから
まわりの大人から
口五月蝿くいろいろ
言われてるから
妙に「わかってる風」
というか
模範解答がお得意で。
まあそれはすごいよね、
という話ではあったけど
やっぱり人の意見は
人の意見でしかなくって
あたしとしては
かえって心配に
なってしまいます。
一流のスポーツ選手だから
あたしにはわからない
場面をすでに超えては
来ているのだろうけど
大失敗は若いうちに
しておいた方がいいんじゃない?
なんて老婆心を持って
ツールをみる「むかしなら老婆」
42歳ベイベーです。
ま、あたしもね
ころばぬ先のつえ的な人なんで
あまり恥をかかずに
来たのがコンプレックスでも
あったのだけど
それなりに学習は
してますのよ。
なーんてまたあたしも
わかった風なところが
ダメなんだろうなー。
アンディとともに
成長しましょうかね。
二日間もレースが見られないので
今日はじっくり観ましょうかね。

彼がブコウスキーが好きな理由(わけ)

郵便局員、
ポエトリーリーディング、
そして女たち。
日曜の美容院で
渡された雑誌「HUGE」で。
偶然にもトムウェイツの
記事もあり。
ありきたりのようで
なかなかあたらないビンゴゲームみたい。
さて
今日は久しぶりに
カレー食って帰ってきての
ツール。
『ジャズオリンパス!』で
マスターまじえて話した
実りある話はまた。
帰ってテレビつけたとこ。
きのうのレースは
先行集団の人間模様が
すごくおもしろくって
自転車レースのよしあしを
考えさせられた。
暗黙のルールを
守らなかった人と
無視できなかった人と
漁夫の利。
とかとか。
そんな先行集団を負うのは
コン太とアンディ。
下りが弱いというアンディだけど
登りでコン太を離すことは
できなかったみたい。
だけど1級2級って話じゃなく
「超級」だからね!
なんだよそれ!
みたいな。
しかし
下りが苦手、というのは
映像を見ていてわかりました。
あのスピードで
むきだしの体で下るのは
やはり恐いのだ。
なるべく速いまま
下りのカーブをまがる技術と
度胸がいるのだね。
今もテレビでは
ガードレールのない
山道をすごいスピードで
下ってる・・・
落車なんてした日にゃあ。
こわいこわい。
そんな下りも
無難にこなし
ゴール近くで先行グループに
追いつき追い越せの
アンディたち。
ステージ優勝はのがしたけど
マイヨジョーヌを
とってしまったよ。
初、なんだってね。
おにーちゃんの分も!
と奮起した気持ちなのかね。
色白のアンディに
黄色いジャージが
似合うのかという心配は
あったけど、今つけた
テレビでは
チームメイトに囲まれて
大事に育てられてる
金の卵みたい。
マイヨジョーヌといえば
おとといのチャンピオン
カデルエヴァンスは
きのうは調子悪く
ハンガーノック状態のような
時間もあって心配されたけど
どうにかゴール。
ゴールした瞬間には
アシストしてくれたチームメイトに
抱きついて思い余って
泣いてました。
つらい行程だったのだと、
素人目にもわかり
感動しちゃったよ。
いい!自転車乗りたち♪
マイヨジョーヌというのも
着てる日の成績が
よかろうと悪かろうと
注目されあれはある意味
気の毒。
それを跳ね返せる位の
実力や余裕があれば
気持ちいいのだろうけど。
アンディもそういう意味で
マイヨジョーヌを着ることが
プレッシャーにならなければ、
と思う。
あたしが心配することないか。笑
それにサクソバンクの人たちが
ぐるりと囲んでる。
美しい風景なのだ。
さて
さきほどの急な下りに
アンディ含めた集団が。
間違ってコースから
飛び出ないでね。
命がけだと思うから!
それだけが心配。
レースに戻ります。

8日めのアンディ~のびしろを使って。

今日は月曜日。
W杯も終わり、ツールもお休み。
しょうがなくつけたテレビでは
神戸ブラウンがシュートしまくってます。
とーちゃん、アパッチに帰ってきて
くんないかなー。
で。W杯ですが。
時間配分がうまくいかず
早起きがつらい日もあったけど
かなり楽しめました。
グループリーグが
なんてったって混戦で
あたしの好きなB級チームが
暴れてたからね。
そして決勝ラウンドも
なかなかどのチームも良くって。
結局スペインだったね。
ドイツか?
という予感が
強かったのだけど
やっぱスペインのような
サッカーが勝利を収める
というのは、おもしろい。
今朝の今朝まで
歓喜の声をあげて
ました。
延長はきつかったけどネ。
そう、
きのうはきちんと仮眠して
試合に臨むつもりが
うっかり呑みすぎて。
昔のサル仲間の
S美とヒメという美人どころに
囲まれて池袋でまったり。
だいたいその前に行った
恵比寿のチャラ男美容師
N木田さんとこで
予想外に時間がかかり
呑みに遅れたってところから
予定は狂いまくってたんだけど。
いや、投票いったあとに
昼間っからビール飲んで
家のこと全然できなかったあたりから
予定は狂ってたんだけど。
だけど
24時近くに帰宅して
やはりすぐ寝るわけにはいかず。
そう、ツールはとうとう山岳。
今までみていた選手たちとは別の
総合に関わるような選手が
直接争うステージ。
寝てる場合じゃありましぇん。
景色もすごいしね♪
案の定
先行の3人の次の
トップ集団には
アンディ、コン太、
カデルエバンスが。
ランスは遅れていて
しかもジャージはぼろぼろ。
縁石に乗り上げたとか。
と、そしたらまた
巻き込まれて落車してるし!
実況のみなさん、
オドロキの声を
あげ続けていて。
さらにその後ろには
マイヨジョーヌシャバネルが
一日天下に成り下がろうと
しているし・・・
むむー
やっぱり長い長い放映時間だけど
スポーツは得点シーンとか
ゴールシーンだけでは
わからないよ!
自転車がそういうものだとは
知らなかっただけに
ますますのめり込みそうな
予感・・・
で、山岳というのも
はじめてみたのですが。
前日も3級4級の山岳は
あったんだけど
(っていうかいつの間に
3級4級とか用語使ってんの?
あたし?)
今日は1級が!
前日の山岳は
逃げるチームに
早めにスパートかけて
シャバネルだけが追いつき
続く本命集団は
仲良くあきらめるって
感じだったので
山岳で強い人たちっていうのを
観ることはできなかったんだけど。
いやまじほんとに
どんなに距離がひらいていても
消耗している人に
力を残していた
しかも山岳得意の人は
圧倒的に勝てるのです。
それを観ました。
最終の山登りで
みるみる距離を縮める
総合狙いの人たち・・・
まったく驚きです。
そしてやっぱり
好きになってしまったアンディが
あのひ弱そうな体で
顔をゆがめて
飛び出しをかける選手や
コン太から離れないよう
必死に漕ぐ顔、
中学生のようなあの腕が
たまらん~~~~。
だから残り1kmで
サンチェスと一騎打ちになった時は
まじで「アンディ!」「がんばれ!」と
ひとり部屋で叫んでました。
そしてフィニッシュの
あのかわゆいガッツポーズには
ノックアウトっす。
しかし
これをいつもは
おにーちゃんと一緒に
やってるんか。
兄弟の譲り合いとか
今度は観たいなぁ。
よだれもんです。
でもまだ8レースなのに
ずいぶんいろんなもの観た。
ここにまだ書いてないところでは
金曜の平坦な長いレースで
最終の追い上げをする集団の姿とか。
トレインがいくつもできて
先行を走ってるやつを
集団で追い込んで行く
あの迫力。
それから
中級の山岳では
マイヨジョーヌを着ていながら
チームメイトのために
ボトルを持って何往復もする
カンチェラーラ。
あのいかついなりで・・!
小説を読んで
エースとかアシストがあるって
はじめて知って
レースを見ていて
そんな光景がわかるように
なったらおもしろいだろうな、と
思ってけど、こんなに
わかりやすく力関係が
見えるんだーと。
ちぎれたコン太の件は
よくわからないケド。

いまでは
チームのカラーもわかってきたし
少し遠景でもアンディや
ランスやコン太ぐらいならわかる。
初日のプレゼンの日は
選手の名前はおろか
チームの名前すら
ひとつも知らなかったのに。
まだあたしにも
のびしろ、あるみたいよ。
ここで使っていいのかよ、
って話はあるが。
でもそれぐらい
楽しくてしょうがない。
今日はほんとテレビにあの
自転車乗りたちの姿がないのが
さみしい・・・
しかし
W杯から続けて
かなりまじめに帰宅してるのに
このビールっぱ○ぶりはなんだ?
外で飲む方が絶対量飲むと
思うんだけどな~。
あきらかにたるんでおる。
土曜日のサルも
真昼間だったせいもあるけど
体が重い重い。
久しぶりだったから
おもしろかったけどね。
だけど2時間サルのあと
結局7時間ぐらい飲んじゃった
もんなー。
でもNNちゃんとUっちー
という三人飲み。
食品衛生についてとか
語っちゃって
結構おもしろかったのだ。
それにしてもー。
ツールが終わったら
あたしも自転車漕ぐか。
あ、その前に連休は
安達太良山に登山。
本気登山友に誘われたのに
どうやら低山らしい。
ま、今アルプスって言われても
かなり困るけどネ。
だから週末に向けて
福島のことも
調べなくてはなのだー。
誰か猪苗代あたりで
楽しめることあったら
教えてーん。
さてさてまた
明日からのツールに備えて
眠ります。

デパ地下でひるむ

きのうは。
久しぶりに
サッカーもツールも我慢して
新宿御苑のH木さんの事務所で呑む。
実は仕事で欲しい本が
中国出版のものなんだけど
ほんとは1000円ぐらいなのに
日本の本屋で買うと5000円もする!
いくら会社の金とはいえ
それはないでしょ、
と、仕事やサッカーで
よく上海に行かれてるらしいH木さんに
お願いしてみたのだ。
その本は・・
固有名詞に中国の漢字を
どのようにあてはめているかがわかる事典。
たとえば、、、ロッテルダムは
「鹿特丹」とか
カベンディッシュなら
「卡文迪什‏」という具合。
中国書のデータベースを作る際に
これは大変役立つんだな~。
だって上の漢字を見て
誰か特定できないでしょ、普通。
そいつを頂くのに
じゃあついでに事務所で
持ち込みして呑みましょう!
って話になり
にぎやかしも呼んで
総勢10人に。
いや、理由なんてなんでもいいのね。
みんなほんと好きねぇ。
じゃあ伊勢丹の地下に
お買い物行きましょうか、と
勇んででかけたのですが。
いや~ひるむっちゅうか
まじで買うものなくて
困った。
あんなものに
あんな額を払ってるのか、
セレブたちは。
不当に高いものたちをみて
ちょっと高級気分を味わいたいなんて
間違いだったと思った。
まったく金持ちになんて
あたしはなりたくないね。
とりあえずパンは
なじみのアンデルセンを見つけて買い
あとは500円以下のものを
ちょこちょこと購入するあたしたち。
・シュリンプ、サーモンの
 クリームチーズ
・「松坂牛」のメンチ
・コロッケ
・かにみそメシ
・キッシュ
一方小田急に行った組は
どうやらのぞみ通り
ちょっと高くておいしいもの、
買えたらしい。
・チャーシュー
・小なすのごま油和え
・崎陽軒のしゅうまい
・ハンバーグおいしそうなソースがけ
・キムチ
・うなぎの蒲焼
などなど~
あきらかに小田急に負けました。
さすがM田さん。
ま、両方食べられたので
よかったですがー。
というわけで
一日おいてのツールです。
山岳前の平坦レース?
と思ったら、長いみたいです、
かなり。
今日はサッカーないし
明日休みだし
自転車乗りたちにまた
見惚れます♪

ふたたびのスプリンター

きのうは。
ツール開始は20時半。
距離が短かったので
スタート地点からの中継で
街をパレードする優雅な選手たちの
姿も見ることができ。
3kmをすぎてからはじまる
コースはフランスの田舎。
ベルギーの田舎より
もっと田舎に感じる。
やはり広い国土ゆえ
なんでしょか。
レースは
6人の先行が抜けて
あとは集団が追う形。
追うというより
一定の距離を保って
体力温存しながら
こなしてる感じ。
落車やパンクなんていう
ハプニングもなく
チームで固まって
戦略を練ってるのか
やたら話をしていたり
違うチームの選手同志でも
にこやかに談笑してる図
なんてのも多く見られ。
タイムをあらそわなくては
いけない場面以外では
自転車乗り同士ってのは
仲間意識があるんだそうで
だからこそ
けがやトイレタイムで
集団から遅れた人を
待っていたりという
そういうことが
普通なんだって。
いい話じゃんか。
このまま先行が抜けそうだし
集団は穏便にすましますか、
なんて様相を呈してたので
しばらく仮眠することに。
3時半からサッカーもあるからね。
と、レース終わりの時刻を
予想してかけておいた
目覚ましで目覚めると
ほんとにちょうど
ゴール地点で
またペタッキがすごい
形相で走って
ガッツポーズをする姿を見た。
オレ、すごくね?
しかも近年は勝っていなかった
ペタッキのスプリントを
2回も観ちゃうなんて
オレ、すごくね?
そんなこと思いつつ
再び眠りに落ち、次はW杯。
おととい(きのう?)の
オランダウルグアイは
あまり熱が入らず
うつらうつらしながら
見ていたのだけど
いやーオランダは大会中に
強くなってきてる印象。
ウルグアイも最後の最後まで
がんばってたけど
「延長はやめて~」という
あたしの心の声が届いて
しまったのでしょうか。
すみません。
で、ドイツスペイン。
どちらも今大会
おもしろい試合を見せてくれてただけに
どちらも苦戦を強いられるのだろうと
思っていたのだけど
前半はお互い攻めあぐねてたね。
いいところで
かっさらわれる、って
そりゃお互い様なんだけどさ。
エジル、
シュバシュバちゃん
あたりはがんばっていたけど
ミュラーがいなかったせいなのか
わからないけど
イマイチ「らしさ」
を出せないドイツに対して
だんだんスペインのパスが
まわり始めて
ポゼッションに差がつき始め
ゴール前で絶妙のパスまわしで
シュート!
なんてことが。
それでも
今までの敵とは違って
そう簡単には入れさせてくれないし
ちょっとしたスキをついて
逆にゴール前に持ってかれることも。
こうなると1点勝負だー。
と、こちらもいらいらしてきた頃
セットプレイでプジョルが!
ドイツ人に比べると
あんなに小さいのに
あのジャンプ力はなんだ?
思わず悲鳴(うれしいね)をあげた
早朝のあたしでした。
結局ドイツは点取れずだったけど
昨日の内容はスペインのが
上回っていたので
しょうがないでしょう。
3位決定戦もみるので
どうか手抜きせずに
もう1試合いいのを観せておくれ。
そしてスペイン。
ユーロとはまた違う
優勝の喜びを。
手ごわい相手だけど
「らしい」姿をまた
観たいのだ。
さて
本日はツールもお休みして
久しぶりの呑み。
まったくまじめな生活というか
孤独な生活というか
2ヶ月近くもテレビに左右されてる
あたしって、、、
どうなの?
まあでも逆に
サッカーとツールがある限り
さみしい老後はやってこないのかも。
前向きでしょ、あたし。

石畳の道

きのうも。
あくせく帰宅して
ツールドフランス。
見所は後半の
石畳区間だというので
最初ちらっと見て
仮眠でもしようかと
思っていたらば。
まずはベルギーの田舎の風景に
目を奪われる。
畑にあふれんばかりに実ってる
緑の植物たちをバックに
早くて激しいけれども
でもすーーーーーーっと
通り過ぎてく自転車乗りたちが
美しい。
また空からは
持ち主を失った
つたのからんだお城だとか
ものすごい規模の運河だとか
ご近所では見られない風景。
ついついあきもせず
見続けてしまう。
レースはきのうも
抜け出した人を集団が
追うというスタイル。
実況が言うには
誰もが得意とはせず
ハプニング必至の石畳まで
いい位置をキープして
先頭で突入すべく
計算しているのだと。
ツールでは石畳区間というのは
珍しくて、大物とて
苦手を公言するくらいで
みんなぴりぴりしていて
空気圧だとかタイヤの幅を
そこにあわせて調整したり
はては自転車自体を途中で
乗り換える人なんかも。
そんな石畳のこと
考えすぎたのか
意外なところでまた
落車する人もでて。
わりと狭い道が続いているので
その前後でまた差が出たりもしてる。
そんな状態で迎えた石畳、
おとといから注目しはじめた
サクソバンクが先頭で
石畳に入ってく。
ここで
同じく総合を狙う
ランスやコン太とは
この時点で差をつけねばと
慎重に、でもなるべく速く!
でもあの軽くて細いタイヤの
自転車で石畳というのは
かなりダメージがあるらしい。
映像でも選手たちの体は
ぴょんぴょんはねそうになっていて
ハンドルをとられないよう
腕に体重をかけておさえてる。
しかも観客がすぐそばで騒ぎたて
砂ぼこりで視界ももやって
これで転ばない方が奇跡だろ。
石畳を恐れる意味が
一目見てわかりました。
気をつけて~
と思った矢先
やはり落車がではじめ。
ひとり転ぶとすぐ後ろの人は
よけることもできず
前から自転車ごと
でんぐり返ったり
自転車がふっとんだりと
すごい風景。
さっきまでのさわやかな場面が
一転、地獄絵図。
・・とまではいかないけど。
あら、そこに倒れているのは
・・・シュレックにーちゃん!
しかも起き上がれないでいる。
ちょっと後ろのあんた
踏まないでよ。
というわけで
サクソバンク、フランクくん
ここにてリタイア。
にーちゃんの分もオレ
がんばるよ。
と、言ったか言わずか
わかりませんが
ここをすり抜けた
他のチームメートたちが
さらにスピードを上げる。
どうやら
ランスもコン太も
遅れをとってるチャーンス!
ひっぱるのは
カンチェラーラ!
石畳もなんのその。
やっぱり他の星の人なんだ、
かっこええ。
っつうか笑っちゃう。
ひ弱系なアンディの前に
立ちはだかり
風をよけスピードをキープし
ぐんぐん進む怪物・・・
で、結局
先行して走っていた一人に
見事追いつき
最終スプリント対決した人たちの
うしろからゴールイン。
なにげにマイヨジョーヌを
取り返したカンチ!
めっちゃ気になるわ、
あのおっさん
また最後まで観ちゃったじゃん。
サッカーの話はまた。
もう帰らねば。
今日のステージが始まります!

だってボクちゃんがんばってるんだもの

またすんごいことになってた!
日曜恒例料理をサボったので
ツールをチラ見しながら
夕食&お料理。
・粉ふきいもバジル和え
・モロヘイヤやまいもオクラのぬるぬる和え
・にんじん、鶏肉、さつまあげ、しいたけ、いんげんの煮しめ
・きのこのナンプラー和え、パクチー添え
晩ごはんに
鶏としいたけのたまごとじと
しそこんもりのそばを食べながら
ベルギーの田舎を走る図も
すばらしくて
ついついテレビの前にいて。
晴天ではなかったし
今思えば暑いというより
湿気のせいだと思うのだけど
仲間にヘルメットを預け
ペタッキが自転車に乗りながら
きみどりジャージをぬいでる。
おいおいまったく
自転車乗りはほんとに
なんでもできるんですね!
時速50kmとからしい・・・
解説の人は「自分は恐くてできません」
と言っていたけど・・・
そうだよねぇ。
あれも一流の証なんだろか。
レースは5人ほどが
先に抜けていて
ポイント争いとかしていて
後ろの集団はまだ
のんびり(ってわけでも
ないんだろうけどさ)
という状態だったので
台所に行きっぱなしになっていると
実況サッシャの叫びが聞こえてくる。
見るとまた落車の山。
先行のグループは調子よく過ぎたのに
集団通過の時にはどうやら
雨が降り出してスリッピーに
なったらしく
狭い山道で大混乱してる。
狭いからチームカーも
思ったように来てくれなくて
後方をあおぐ不安げな選手たちの顔が
映しだされてる。
大丈夫なのかよー。
何人も道の際に
止まって自転車をいじったり
体の傷をチェックしたりして
救援を待ってる。
あ、そこのあなたは
さっき生着替えしてた
ペタッキさま。
そちらのあなたは・・・
あららシュレック弟では?!
しばくんから優勝候補と聞き
注目していたのだけど
左手左足から出血して
泣きそうな顔してる。
肌が白いから痛々しい・・・。
チームカーが来ないので
仲間のバイクに乗り換えて
ふらふらと走り始めてるけど
「スピードあがりませんね。
折れてるんじゃないですか」
とか実況されてるし。
一方
巻き込まれなかった
集団の人々の中には
そのシュレックのチームメイト
タイムトライアルぶっちぎりの
黄色ジャージカンチェラーラが
こちらも困った顔。
黄色ジャージを守るために
走りたいし
だけどチームサクソバンクの
これからの
戦いを思うと置き去りに
できないし・・・
結局集団の先頭に立った彼は
落車のシュレックたちを待つために
集団のスピードを落として
コントロール。
まわりもここで
優勝候補のサクソバンクが
いなくなっちゃあつまらん、
ということで協力体制。
3つに分かれてしまった集団を
元通り1つにするまで
ペースを落として走る。
・・なんて美しい競技なんだ!
そしてその集団に追いつくために
流血しながら懸命に漕ぐ
泣き顔アンディシュレック。
もともと強いチームだし
併走するおにーちゃんとか
セーレンセンさんのが
好みだけど、あんな懸命な顔を
見ちゃあ、絶対応援したくなる!
デンマークのチームだしね。笑
ようやく追いついたところで
先行グループからは
シャヴァネルが抜け出していたし
また落車騒ぎになっても大変だし
という空気になったらしい。
最後もスプリント対決なんてしないで
仲良くゴールしましょ、と
黄色ジャージを捨てて
カンチェラーラがみんなの
ペースを落とさせて
ゴール近くで近づいてきた
主催者カーに横付けして
「タイムみんな同じにしてよ」
なんて交渉をしてたらしい。
かっこええ。
でも最後ゴール前で自分より前に
ちょいとでたやつらには
怒ってたけどね。
そのわかりやすい性格も
笑える。
そんな人物構成を知ったので
今日からちょっとサクソバンクひいきで。
今日もそろそろ始まりまっせ。
ちょうど阪神も勝ったし!