グルペット!に思う

きのうは。
ジロデイタリア最終日。
21日間という長い期間というだけでなく
前評判通り馬鹿馬鹿しいくらい過酷。
選手たちは大変だったと思う。
けどー
やっぱりドラマがあって
面白かった!
一番楽しみだった
シュミットの鬼引きが
あまり見られなくて残念だったけど
去年ブエルタでリタイアした
アントンの復活も見られたし
シフトソフの連続アタックとか
ほれたわ~♪
コンタは憎らしいけど
長年アシストとして働いてくれた
ティラロンゴへの
プレゼントのシーンも
ドラマだったし。
それと
今回初めて知った
「グルペット」のこと。
タイムアウトにならない
ぎりぎりで走る集団のことだそう。
ステージレースだと
コースによって
得手不得手があるために
その日を乗り切る手段なのだって。
タイムアウトのラインって
結構シビアみたいで
ジロでは1位に入った人の
何パーセントかの時間とか
規定されていたけど
ただ完走すればいいってことじゃ
ないみたいなんだよね。
でも割り切ってやってるところが
むしろかっこいい。
それが認められていることも
面白いし。
ちなみに
「グルペット!」と叫んで
召集をかけるんだそうで。
・・なんだかかわいいよね。
でも一人でもタイムアウトの人を出さない
助けあいの集団。
自転車レースらしいというか、、、
そういうしくみを知ると
ますます好きになっちゃう♪
録画してあるので
見られなかった日のレースを
これから見るのも楽しみ。
結果がわかってても
おもしろいスポーツの一つです、
自転車レースは。
景色もすごいしねー。
景色といえば
日本のレースもすごい。
ツールド熊野の千枚田も
良さそう♪
ところできのうのお料理。
土曜にドラゴンの打ち上げの合間に
中華街で野菜を買いまくっており
空豆、にんじん、トマト、
さやえんどうの山とゴーヤが!
いや、覚えてますよ、覚えてますとも。
でも思ったより多かった・・ので
ちょっとびっくりした。
よくこんなん持って帰ったな・・
・手羽元とにんじん[#IMAGE|c0049455_2313658.jpg|201105/30/55/|right|150|230#]
・しめじとトマトのたまごとじ
・アスパラのおひたし
・空豆のカレー粉まぶし
・もやしとちくわのごま酢和え
・切干大根
・恐竜の・・じゃなくてゴーヤのツナ和え
手羽元はほんとうは
じゃがいもでやるレシピなんだけど
にんじんがたくさんあったので
代用。酢と塩の味付けなんだけど
結構いいかも!
しかもこのにんじん、結構美味しい。
トマトはT腹さんからの
おすそわけだったんだけど
お弁当のおかずなので
火を通したいと思って
かつを出汁としょうゆちょっぴりで
しめじと炒めてみる。
トマトが完熟だったので
まとめるために卵入れたんだけど
これがグー。
なーんて自画自賛だけどさ!
震災後3kg落ちた体重も
あっちゅう間に戻ってしもーた。
やっぱメシ美味くて
酒美味かったら、、ね。
ま、いーじゃんっ!

情熱のふた漕ぎ、今年も。そしてこれからも。

きのうは。
小雨降る中
山下公園で
ドラゴンボートを
漕いできたよ!
今年は4・回・の出場で
そろそろ申し込みしようかと
恒例のメンバーと話し始めた頃
地震があって。
とてもそんな気分にならず、
また「揺れ」に対しても
かなり恐怖感を感じていたので
同じくテンションのあがらない
中心人物のM田さんと二人
やめる方向で
Mス田T腹のおやじ二人に
話をしたところ
「こういうのは続けないとだめなんだ!」
「漕がなくでもいいから来い!」
と鼓舞され。
それでも気持ちは固まらず
だらだらしていたら
申し込み期限を逃してしまったんだけど
ぽつぽつと
「ドラゴンはいつでしたっけ?」
なんて問い合わせが入る。
そうか、楽しみにしている人も
いるんだよな。
そういう人に
「今年はやめます」と
どうしても言えなくて
結局ボート協会にお願いして
出場することに。
それでももやもやしながら
ひとりお金を振り込み
チーム紹介文を書いたり
名簿を作ったり
説明会にも行く人がいなくて
心が折れそうになった時も
あったのだけど
Yっちゃんが同行してくれ
説明会で盛り上がる
他のチームに人たちの
テンションにも助けられ
腹を決め。
主催者の方たちも
自粛とか思いつつ
でも・・
そんな迷いの中
やろうとしているんだなーというのも
目の当たりにし。
説明会のあとには
いつもの通り
元祖が石川町の店を
紹介してくれて
Mス田さんも合流して
動き出す。
次の日は
メンバー集め。
いつもM田さんがやってくれてた
サッカー系の人たちの声かけも
やらなくてはならなかったけど
みなさん協力的で
集まった21人。
1人を除いて
全員リピーターって
やっぱりあの楽しさを
忘れられないんだね。
そして
きのうは予報通りの雨。
台風まで来るなんて。
でもブルーシートを
木にくくりつけて
屋根を作ったり
テントを持参してくれたり
みなさん協力的。
気付けに(?)
ビールをいただき
並び順を決め
あーでもないこーでもないと
知恵を出し合いつつ
陸練習。
誰ひとりとして
専門家はいないんだけど
去年はどうだったとか
ネットにこうあったとか
なんだかんだで
テンションがあがる。
集合場所で
闘う2チームと顔を合わせ
雨の中集まる同類たちと
なぞのテンションで
声を掛け合ったり
雄たけびをあげたりして
雨なんてなんのその!
いよいよ乗船。
ああ、こういう感覚だった、
水に浮かぶ船というのは。
スタート地点まで
漕ぐ間にも
水をすべる感覚を思い出して
気持ちがいい。
「揺れる」恐怖なんて
どこへやら。
「パドルを上げてー」
「スタート!」
18人の漕ぎ手と
後ろに舵取りY野くん。
前では太鼓でOちゃんが
リズムを取る。
それにあわせて
「残波!」「残波!」と
かけ声を。
ちなみに
おととしまでは
「ビール」というかけ声だっただけど
「ア」で終わる方が
発音しやすい、という理由で
酒つながりで思いついた
「残波」というかけ声に
去年から変わったのだけど。
漕ぎだすと
加速してく感じが気持ちいい。
左右に蛇行しそうになるのを
舵取りにまかせて
とにかく漕ぐ!が
あたしたち漕ぎ手の仕事。
右のコースの
男性軍団が少し手前を行くのが見えて
悔しいのだけど
ひたすら漕ぐしかない。
前方の氷川丸が
かなり近くなったところでゴール。
「まがちゃったね」
と、一同不満。
スタート地点まで戻りつつ
「前傾姿勢がいいんじゃないか」
「もっと遠くの水にパドルを」
なんていう意見が飛び交う。
みんな真剣!なのだ。
陸にあがって記録を見ると
それでも
去年出した2分ぎりに
せまる成績。
それでも満足できないって・・
ほどなく次の集合。
雨は降り続けるけど
気持ちはヒートアップで
寒さも忘れる。
「パドルを上げてー」
「スタート!」
さっきよりいいタイムを。
の、一心で
漕ぐ漕ぐ漕ぐ。
あれ?
なんだかすいすいと進む。
もしかしてうちら
「つかんだ?」
両側のコースの船たちも
後ろに見える。
行けるかも!!
なーんて喜んだのも束の間。
260mって案外長くって
同じスピードを保つには
だんだんつらくなってくる。
失速しないよう
「前傾で」「前傾で」と
自分に言い聞かせる。
一番でゴール。
さっきよりは絶対
タイムあがってる!
もしかして3位に入って
決勝進出?
の、淡い夢は
[#IMAGE|c0049455_215397.jpg|201105/29/55/|right|250|200#]逃したけれども
タイムは更新。
1分32秒。
ただ毎年集まって
その場のモチベーションだけで
漕ぐだけなのに
記録更新って何なんだろね?
素人なりに
あーだこーだ言い合うのも
間違ってないのか。
とりあえずおいしいお酒にはなりそう。
天気がよければ
公園で祝杯、と
行きたいところなのだけど
中華街にある銭湯に流れ
それから宴会。
いつもの「頓昌本館」を
予約していたのだけど
時間を繰り上げてもらう。
それでも時間があまったので
1時間ほかの店でプレ打ち上げ。
餃子とピータン、
ねぎの炒め物なんかで
ビールビールビール。
本会場に移動して
ビールビールビール。
さらにスペインバルに移動して
またビールビールビール。
気付けば22時半。
あちゃー今年も呑みすぎたね。
でも
本当に美味しいお酒。
3.11があって
こういう何の役にもたたない
ただの遊びは自分の中で
優先すべきなのか?と
疑問にも感じていたけど
やってよかった。
こうやって楽しむことは楽しむこと。
ほかで支援だの募金だの
とぎれずにやっていけばいい。
あたしの中の「仕分け」の基準について
考え直そうって思えた
いい一日だった。
いやー
ドラゴンボート、
ほんと楽しいのよ!

続けましょう、どんな形でも。

先日、
ブログ友shindouさんつながりの
kaboさんにお願いして
微力ながら支援させていただいた
品物のひとつが
かおる亭」の写真に
載っていました。
大船渡まで行ったんだね、
あたしのストーブ。
お役に立っているといいけど。
(季節はずれだけど)
それにしても
すごい体験をされている方たちの話。
鳥肌が立ちます。
それからおととい
「復興かきオーナー」の証書が
届きました。
いよいよ種牡蠣を買うみたいですヨ。
すごいよなぁ!
[#IMAGE|c0049455_21213126.jpg|201105/25/55/|mid|220|150#]

「いいわけ」無用の日曜日~北千住から南千住まで

かなり遡って
15日日曜のこと。
朝風呂代わりにプールでも、、
なところへ
朝からサッカーして
午前からもう「河原飲み」
してるおやじたちから
誘惑のメール。
北千住へ急ぐ。
が。
いい加減暑い!と
移動が始まっており
「河原飲み」には
残念ながら間に合わず。
昼間からやってる
テキトーな店に合流する。
なーにやってんでしょうね、あたしは。
この人たちは少なくとも
サッカーの試合やってきたわけだから
同じ昼酒でも
いいわけが立つ。
しかも解散、
と解放されたにも関わらず
南千住まで歩く、という
M田さんについてくことに。
この日あたしを呼んでくれた
Y野くんも巻き込んで。
知らない街散歩なら
いいわけが立つしね。
ごちゃごちゃしてる街は
すぐ終わって
なんとなく川のありそうな方面へ
歩いていると
突如現れたこぎれいなココ
自動扉の電源も切ってあって
うすぐらいのだから
当然お休みなんだろうけど
好奇心旺盛なM田さんが
躊躇もせず店の中へ。
と、でていらしたお店の方。
台の上には「湯葉」や
「生麩」と思われるものが
並んでる。
「午前しか営業していないんですけど
ここにあるものならどうぞ」
と、おっしゃってくださったので
目についた豆乳を購入すると
「笹だんご」をおまけに。
店を出て
路上で早速いただきましたが
さっぱりしていたのは
「がわ」が「生麩」なんですね。
なんだか忘れられない味となりました。
それから
川の広がりや
荒川区あたりが
意外と緑が多いのに驚きつつ
だいぶ歩いて疲れたので
バスで浅草方面へ。
どうやらM田さんは
そこへ到達しようという目論みが
あったらしいのだ。
なかなか来れそうにない
丸千葉』をあたしも初体験。
タイミングが悪かったのもあって
だいぶ外で待ったけど
店の名物「やっちゃん」さんは
めちゃ感じよく。
ビールはサッポロで
ポテサラも
刺身もフライものも美味しい。
そして安い。
大衆酒場の基本を
見事にクリアー♪
M田さん、またいい店見つけたのね。
あっぱれ。
労働者の町なのに
ヨソモノにも敷居は高くなく
女性二人連れなんかもいらしたし。
なんといっても日曜にやってるというのがいいねぇ。
もしかしてあたし
自転車で来れるかも。
どちらのお店もナイスな
未知との遭遇。
「いいわけ」無用な
すばらしき日曜となりましたことよ。
ザマーミロ!

救いの神は30分で。

きのうは。
雨が降るっていうから
午前中に行動開始。
洗濯をすましたら
土曜仕事帰りに
そのままフットサルに行ったため
浜町に置き去りになってた
自転車を引き取りに。
ちなみにフットサルは
ほんとにひどい。
いくらブランクあるとはいえ
トラップすらできない自分に反省。
また平日練習とかしたいなぁ。
その足で買い物。
出直して
クリーニング屋。
これで
でかける必要もあるまい。
ニヤリ。
安心してプルトップを引く。
懸案だった
クローゼット箪笥の
金具も修理。
充電してバババって
釘を打つ。
箪笥が壊れて
山積みになってた
洋服を箪笥に戻しつつ
本格的衣替え。
アーンドいらないもの処分。
冬物の一部を
手洗いしていたら
外はすんげー雨に。
たまってる
自転車レースを流しながら
お料理開始。
・がんもの含め煮
・アスパラのおひたし
・スティックセニョールのマヨマスタード和え
・紫たまねぎのピクルス
・バンバンジー
・うずら豆の煮物
・空豆入りポテサラ
・切干大根
あれあれ?
こんなにいろいろ作るつもりじゃ
なかったのに。
と、ふいに電話。
「今、近くにいるんだけど」
同級生のTT。
なんとお借りしている喪服を
取りに寄ってくれるとのこと。
んな~申し訳ない!
途中まで迎えに、と
思ったけど
料理中でちょっと無理そう。
すまん!と甘えてしまう。
まったく持つべきものは
近所に住む背丈の同じ
心優しき旧友なのだよ。
それは木曜にも実感していて。
先週の木曜日は急に気温があがって
そりゃあもうビールでしょ!
な、気分だったのだけど
あてにしていた同僚☆に
珍しくことわられ
テンションが落ちそうだったのだけど
救いの神にメールしてみる。
誰か一人ぐらいつかまるだろう、、って。
そしたら
三人捕まった。
ひとりは渋谷から
「○○分に着くから」って。
レスきて30分ほどで
乾杯できるって
ほんとありがたい友よ。
むしろこちらがあわてて片付けて
会社をあとにする。
神田で気になっていた
『若竹』で。
駅下なのに
窓全開で涼しいし
なぜか静か。
「旅行に来たみたいじゃない?」
なんていいつつ
「エンジンかからないよねぇ」
なんて話。
彼女がここを読んでいてくれる
せいもあるけど
あたしの書くことに
共感する、ということから
3.11後のもやもやした気持ちを。
お話にならない人は別として
飲む時の話題の一つとして
正義感、という観点から
そのことを語ることは多いし
そういう意味での共感は多いのだけど
もっと勝手な個人レベルの
どうしようもない気持ちについて
語りあうことができて
その日は有意義だったと思う。
ぬぐい去れない「負」の
感情についても
語る場があるというのは
あたしの救いなのだ。
そこへ現れたTT。
彼女にはシリアスな話でなく
最近行ってきた
鳥と飛んだフランスの空の旅について
根掘り葉掘り聞く。
テレビでちらっと見て
「やってみたい」と
思ったからといって
フランスのど田舎にいってしまう彼女を
尊敬してしまふ。
あたしは
自分自身はかなり
思いつきで行動しがちと
思っているけど
いやはや彼女にはかなわないのだ!
ちなみに鳥たちも
風を避けて
位置どりを変えながら
飛ぶらしい。
自転車乗りみたいネ。
その鳥の一部と化して飛んだ
っていうんだから。
すごいわ、アナタ。
で、最後に
合流したF。
そのタイミングで
『三州屋』に移動。
あ、ちなみに
『若竹』は生ビールの一杯めは美味い、合格。
だけど2杯目以降も同じジョッキは興ざめ。
いくらサーバー掃除してても
それはないぞ。
料理はかなり家庭的で
いい感じだけど
失敗ない代わりに
目からうろこの
突出したものがないので
もう一軒行かなくては
帰る気分にならない感じ。
かな。
ということで移動。
遅れてきたFは
いつも「遅れてくる」ので
こちらが酔っ払っていて
まともに話をしていないようで
申し訳ないのだけど
この日はちらっと
会社のグチなどを吐いてくれて
ちょっとうれしかった。
いや、うれしい話っていうのは
こちらの勝手な感想だけど
せっかく酒呑みに来てるんだから、
吐きなさいよ、って
思っていたので。
しかし
思いつきで三人揃うとはなぁ。
近くにいる
気持ちの近い人たちには
あたしは甘えることにした。
恋愛したいくせに
女友達とばかりつるんで
行き遅れるって
箴言する人もいるけど
信じられる人たちがいるって
幸せだ。
いまの日本
それだけでもすげーんじゃね?

サーフィンやるにはまだ早い~時間の波にのまれた一週間

先週は。
秋葉でピザ食べて
ドラゴンの人集めして
元町まで説明会行って
骨太で誕生会やって
山下公園、野毛で飲んで
北千住から南千住まで
歩いたりして。
その合間に
仕事は前倒し。
手は腱鞘炎ぎみ。
ついでに風邪なんてひいちゃって微熱ぎみ。
でも
前ならコントーロールできた。
3.11の前なら。
そう思う。
soukichiさんが書いてた
100,000万年後の安全
のこととか
立ち止まって考えたいことが
山ほどあるのに
もっと何かしたいのに
もっとやさしくありたいのに
毎日のように歴史が大きく変わっていて
右往左往してる。
しかも重要な部分で。
だから先週は
目の前のことや
期限の決まったことや
人に求められてることに
対応するしかできなかった。
決してのろのろと暮らしてるわけではないのだけど
自分の暮らすスピードと
時の流れるスピードが
なんだかかみあわないんだよね、
あれ以来。
そんな中
短い通勤の時間だけは
なんとかコントロールできている、
(というよりは完全に逃避できている)
のは中勘助の「島守」のせい。
この短編がすばらしくて
終わるのが惜しくって
もう何度も同じ部分を読み返し
ページは一向にすすまない。
「芙蓉の花の形」の湖の
「その花びらのなかにある住む人もない小島」
での生活が書かれたもの。
最初の一行から
こんな言葉を惜しげもなく。
もうっ!がつん!でしょ?
一瞬にして現実からは離れて
静かでゆっくりした「島守」の時間に
巻き込まれてしまうのだ。
たとえばこんな。
「朝目が覚めると
睡後のけだるさが心臓から指の先まで
すっかりきえてしまうまでは
静かに床のなかに仰臥している」
こうやって起き上がったことなんて
あたしは一度もない。
たまに「けだるさ」に
ふとんでだらだらすることはあっても
「起きなきゃ」という焦燥感と
常にともにある感じ。
続く島守の生活は
火をおこし
餅のかびをとり
瓜を粕から掘り出して食べる。
散歩。
「帰って心臓のしずまるのを待って読書、
要すれば午睡」
ですって。
寝て起きて食べて
あとは読書と散歩、という
単純な生活だ。
だけど
毎日いろいろなことが起こる。
「鳥が蜆(しじみ)の殻を落として」いったり
「銀いろの雲」が「南の岡の上をもかりもかりと浮いて」いったり。
「渚には砂まじりの小石が綺麗にすいて」
「そこで器を洗うと雑魚の群がよってきて指をせせる」
「時には」「蟹が鋏をあげて這いよる」
訪ねてくる人は少ないけど
鳥や虫や風や枯れ葉・・・
さまざまなものが訪ねてくる。
こんな生活は
あたしには想像もつかないけど
でも今なら経験してみたいって思う。
とはいえ
今の日本にこんな生活
あるんだろうか。
そして未来の日本にも。
原発やめたら取り戻せるんだろうか。
あたしの生活は
ほんとに恵まれているとは思うけど
こんなあたしでさえ
3.11以前の感覚を
取り戻したいって思ってる。
戻ることはもうできないとしたら
変化する時なんでしょうか。
ならばどちらへ
向かってゆきましょうか。
そんなことも自分に問いたい、
なのに忙しく日々は流れて行くのです。
そんなあたしをせせら笑うように彼は言う。
「もし人が思うままに生れかわれるものならば
あの岸壁の隠れがに美しい衣をきて
心にくくも独りすむかわせみになりたいものである」
現実から離れられないあたしに比べたら
ずっとましな願いだけど
欲望がつきないのは
人間の悪いくせだね。
ってか
あたしはかわせみはいやだなー!

ワウテル・ウェイラントを覚えていて

きのう自転車レースを見ていたら
落車した選手が亡くなってしまった。
下りの難しい道を
スリルいっぱいに走る選手たちの姿が
ほんとうにかっこよくて好きだけど
介抱されていた彼の映像は
あまりに衝撃的で。
今は言葉がない感じだけど
ご冥福をお祈りします。
ワウテル・ウェイラント。
彼を知ったのがきのうだなんて
残念すぎる。

水に映る自分と話す

今日も。
起きたタイミングが悪くて
洗濯してる間に昼を回る。
気になっていた
玄関の掃除をすまし
ベランダに出した靴を
片付けようと時計を見ると・・・
ちょうどいい!
急いで水着に着替えて
チャリででかける。
久しぶりのプール。
いいお天気だったので
公園はとても混んでいたけど
地下のプールに潜ると
わりにすいてる。
ちゃぽん!って入ると、
天井からもれる光で
明るいので錯覚したけど
水は冷たい。
何往復か歩いたあと
人が少なそうなコースに行き
ビート板で足を動かす。
足がほぐれたら
平泳ぎ。
水底に自分の影が映る。
ひとかきしたら
波紋と自分のあたまが
ちょい先を泳ぐのを
体を伸ばしたまま
手足を止めてみる。
ゆったりした時間。
帰りは
背中を水につけて
足の力だけで進む。
これも気持ちいい。
天井に見える線にそって
ゆっくり進む。
1時間弱だけど
水に入るとやっぱり
何かが変わる気がする。
ちょっと遠回りして
橋を三つも経由して帰宅。
まだまだお天気は続いていて
気持ちがいいので
[#IMAGE|c0049455_21184552.jpg|201105/08/55/|right|110|190#]ベランダに足を投げ出して
とうもろこしと黒ラベル。
なんじゃーこの幸せ!!!
そのあと
クリーニング屋さん行ったり
買い物行ったり。
あとは恒例のお料理。
・肉じゃが
・厚揚げといんげんの煮物
・アスパラのおひたし
・マカロニサラダ
・ゴーヤとツナの和えもの
ごはんはつゆだく親子丼。
美味いー!
母の日のお礼の電話と
支援物資到着のメールも届いた。
すごいね、宅配便。はやっ。
復興もこんなスピードで頼むー。
ナマニク我慢しますから
たくさんいいことありますように★

託します、すごい個人支援

今日は。
きのうサボったので
久しぶりのお仕事。
狙い通り会社はすかすか。
静かで仕事しやすかった。
おまけに社長から
高級もなかのおみやげつき。
(どんな出勤やねん)
お昼は
2日にフラれた
『アツマル』でカレーうどん。
16時半まで働いて
家帰って荷造り。
ブログ友shindouさん
書いていた個人支援の
「かおる亭」さんに
支援物資を託すことに。
「かおる亭」のkaboさんは
仙台の方なんだけど
顔の見える方たちに
仲間と支援活動をされていて。
あたしも赤十字とかに
寄付するものの
ちゃんと使われてるの?
と、悶々としていたもので
この方にお願いすることにした。
直接は存じ上げないけど
shindouさんのとこに
リンクはってあるのは
知っていたので。
長くブログを続けてる人、
ブログ書いてるあたしとしては
これだけで信じられる。
しかもshindouさんつながりなら
なおさら。
そして彼女のページにいってみると
お家の掃除に行ったり
支援物資が届いた方の写真などが
載っている。
こういうリアルな写真、
信じない方がおかしい。
集めていらっしゃるのは
家電製品。
ということで
家をひっくり返してみると
あったのは電気ストーブのみ。
いまさら季節的に?
と、メールしてみると
東北はまだまだ寒いので
送ってください、とのこと。
また生活用品でも
新品のものなら、と
書いてらしたので
いただきもののバスタオル、
フットサル大会でもらった
T-falのフライパン、
履いてないくつ下に
使ってないフットサルボール。
お金も少し。
きっと
どこか必要となる場所へ
届けてくださるでしょう、
と、託しました。
だって
「個人支援はスピードだい」
彼女のこの気持ちに賛同!!
東京で
普通の生活をすべき、
なんて勝手に震災への恐怖を
忘れつつある自分、
何かしたいとかいいながら
しり込みしてる自分、
だけど本気で楽しめない
ちぐはぐな自分には
kaboさんのような人は
ほんとうにありがたい存在。
中途半端で申し訳ないけど
あたしの分もお願いします!
同様に支援したい方がいらしたら
あたしに連絡ください。
または直接こちらのブログまで。
勝手なんだけど
少し気持ちがおさまったあたし。
ちょっと別の厄介ごとを引き受ける気分に。
背負えるかどうかは週明けに。
今日はジャンクフードとビールで
ジロデイタリア待ち!
GWに発症したふきでもの、
長引きそうだなぁ。
でもスポーツ観戦に
健康食材は合わないと思わない?

きょうのおつまみ


いってきまーす。
追記:
きのうは。
神楽坂のF邸で
中高友達と家呑み。
到着する前にFに確認すると
やはり黒ラベルが手に入らなかったという。
神楽坂をしばし歩いて
ビールを確保してからお邪魔する。
GW中だってのに
集まりのいいあたしたち。
到着すると渋谷のYがすでに
庖丁をにぎって
・にんじんのサラダと
・たことイタパセのマリネ
を作成中。
なんでもFったら
こういう機会に
誰かが料理することを想定して
オープンキッチンにしたって。
ああ~もう死ぬまで一緒ね、あたしたち!
あたしはといえば
手伝いもせず
買ってきたビールをあけ
持参の料理を並べる。
・たけのこの煮物
・うずら豆
・青大豆
・カラーピーマンのマリネ
・アスパラのおひたし
・レンコンとしめじのきんぴら
・ささみとセロリのサラダ
・空豆のポテサラ
呑みだしたら台所なんて
立ちたくなーいのだ!
続いて
Wちゃんが
・にんじんのサラダ
・ズッキーニとささみの和え物
[#IMAGE|c0049455_20155246.jpg|201105/06/55/|right|180|230#]を持参して。
このズッキーニがこの日のヒット。
ささみをバニラソルトに漬けて
一旦洗い流し
刻んだズッキーニと
シェリービネガーで和えたとか。
いやあ美味しいものは手がかかってるね。
しかしバニラソルトにシェリービネガー?
使ったことない!
Wちゃん、相変わらずマニアック。
それからM香がワイン持って。
Kみはいつもの具だくさんの
スペイン風オムレツ。
今回はしめじがいい味出してた。
Yネが毎度の
珍しいチーズと
これまたにんじんのサラダ持って。
にんじん三種類かぶった!
と、大笑いだったのだけど
どれも個性的で
自分では作らない感じ。
しかも刻みがみなさん細かいのよねぇ。
あたしにはありえないなぁ。
詳しいレシピ聞くの
忘れちゃった、今度聞かねば。
シャンパンがあき
ワインがあき
テーブルも部屋もにぎやかにぎやか。
どれも美味しい!
この人たちほんと、
美味しいもの知ってるよなぁ。
それにしてもまた
肉料理がほとんどなし・・・
気付けばYが追加で
アサリの酒蒸しを作ってくれ。
これがまためちゃうまくって
「汁がもったいない!
パスタしよう!」
という話に。
仕事帰りのF子が来るタイミングで
ワインも少なくなってきたので
M香と買い物に出る。
ここ、そういう意味でも
便利なのよねぇ。
戻るとF子も到着していて
パスタができあがってる!
あわててがっつく。
アサリ汁のパスタ美味い!
それから
Yネが水餃子を作ってくれて。
店並みの美味さで
お代わりお代わり。
もういいんじゃない?
の声もある中
M香とあたしで買ってきた
トマトソースでパスタ作って欲しい♪
と、おねだり。
これもぺろりといきましたことよ。
写真撮るの忘れたけど
また人数を軽く超える
空き瓶があったそうな。
まあそうよね、
14時すぎから
ペース変わらず酒呑みが呑み続ければ・・・
震災後で
深刻な話になろうかとも思ったけど
相変わらずの日常会話で
笑ってばかりの楽しい会。
この人たちといれば大丈夫!
なんだかそんな気がするよ。。
満足。
今日はもろもろの
お疲れ休み。
柳田栄萬の器屋に行こうかとか
亀戸に藤を見に行こうかとも
思ってみたけど
カレー作りながら
去年のジロデイタリアを見ていたら
一日終わっちゃった。
やばい週末から始まったら
また自転車漬けになりそ・・・
それはそれで
おしあわせだけど!