はい、今日も喜んで!

いやあ昨日は
まいったまいった。
午前中仕事にならなくて。
木曜は。
4月に山形旅行の際にお邪魔した
バイトちゃんの実家「浄心庵」から
バイトちゃんの弟Y太が東京に
来ているというので
旅行に行った同級生3人と
彼と新宿で飲むことに。
渋谷のYのアレンジで
新宿は『犀門』へ。
15歳も下の少年、
こんなおばちゃん相手に飲むのも
楽しいなんて、ほんと酒好き
なんだね。
酒があれば無礼講、
話題なんてどこかでつながる、
そんなことを知ってるんだろな。
店をやられている父上の影響も
ところどころに感じられる。
Aっちゃんも分倍より到着して
早々にワインをあけ
カサヴェテスの話なんかしたっけ。
神楽坂のFが到着したのは
22時を過ぎていたとは思うけど
その頃からもう記憶なし。
リバースこそしなかったものの
帰りの電車で気持ち悪くなり
途中下車して休憩しながら帰宅。
気付けば灯り煌々と
コンタクトはつけたまま
眠ってました。
かろうじてふとん敷いたとこで
はてたらしい・・・
で、きのうの午前は
使いモノにならず
朦朧としながら水補給
睡魔との闘い
そんな繰り返しで一日をやり過ごして
夕方やっとエンジンかかってきたか。
あたしとしたことが二日酔いとは。
少し酒は控えるか・・
と、反省しつつ
20時すぎまで働いて
帰りがけケイタイを開くと
呑みのお誘い。
しかもほんの5分前。
こんな状態だし
土日もでかけるから
一瞬迷ったんだけど
5月に久しぶりに会う機会があってから
「またゆっくり飲もうね」
という約束が気になってはいたし
タイミング的にとてもよかったので
行くことに。
ということで
茅場町で「Kと密会」。
なーんて
以前つるんでた頃に
使ってたフレーズを
引っ張り出しただけだけど。
Kとあたしの接点は
厳密に言うと間に人が
何人も入ってるので
結構わかりにくくて
両者を知ってる人間たちからも
「え?そこなんでつながってるの?」
って言われるくらいなんだけど。
年も8つも下で
むこうは子持ちで生活スタイルも違うし
そんなに回数会ってるわけじゃないから
知らないことも多いんだけど。
だけど
きのう話していて発見。
実は
同じ星座の同じ血液型だって。
なんか納得。
そういうシンパシーだけでね、
飲める日もあるって。
まあ
そんなのは結局あとづけの
理由なのかもしれないけどね。
結局「呑みたいね」というのが
社交辞令でなければ
そこにはいい「呑み」が
生まれるのだ。
内臓は酷使したけど
今週も楽しかったさ。
今日明日は今週のしめくくり、
沼津まで飲みに。
いや聴きに。
いや見物に。
一泊旅行です。
スタートは
「東海道で黒ラベル」から。
大人って楽しい♪
しかし
ツール終わった途端にまた
呑み生活再開かよ>自分

結局忙しさよりその穴をうめたい気持ちつのる

きのうは。
予定がひとつ
流れたせいもあって
モーレツにカレー気分。
今日はオリンパスだな、
と思った瞬間、
前から行きたいと
さかんにおっしゃる
T郎さんの顔が浮かぶ。
ならば
周辺も呼んで
パーティメニューの
アイスバイン食べるのもいいな。
なんて、昼間に一斉メール。
いつもなら当日でも
結構ひっかかるんだけど
なかなか苦戦。
まあだけど方々にメール出すと
いろいろ近況が聞けるので
そういう意味では空振りも
無意味ではないのだけど。
で、いつもながら
関係性はどうでもいいや、
一回ぐらい顔あわせたこと
あんだろ、ぐらいな集め方して
T郎さん、Oちゃん、B当、☆
というメンツで
ジャズオリンパス訪問。
前回お邪魔した時には
マスターと相当話をした結果
お店改善というか
自分たちの気に入る方向、、
いやあくまでも
お店がいい方向へ行くように?
いろいろ意見させていただいた結果の
まずは枝豆お目見え。
やるなマスター。
即実行。
続いてたのんだつまみには
パンがついてる。
しかも軽くあぶってるっていう
いい感じ!
そうそう、これが欲しかったの。
ジャズを聞かせる店、として
機材だの空間設定だの
力はそそがれてるし
意見をする人もたくさん
いるのだろうけど
食べ物飲み物はては
食器や温度にまで
五月蝿くいうのは
うちらだけなんでしょうね。
ほんと店主に対して失礼と思いつつ
「なるほど」「なるほど」
と、膝を打って喜んでくれる
マスターは実にいい人なんです。
忌憚のない意見ということで
お許しいただこう。
でもほんとウソじゃなく
好きな店はより好きになりたいから。
えらそうだけど
こちら側から見えることは
伝えたいって思うんだよね。
さて
先発でT郎さんとOちゃんが
名刺交換してるなんて
おもしろい図もあったけど
メンバーが変わるとまた
話題も変わっておもしろい。
大抵はあたしがまん中にいて
全員を知っているという
状況が多いのだけど
なーなーになっていることを
あらためて「こういうわけで」
なんて説明することによって
なーなー同士が
「あれ、そんなこと
思ってたの」
と気付かされたりとか。
別の場所での人との関わり方を
つっこまれたりとか。
知っているようでいて
知らないことってのは
こと人間関係においては
多いことで。
それは常に同じ向き合い方を
していてもわからないことで
こういうふいの組み合わせで
うっかり発見しちゃったりとか
そういうことって
あるんだよね。
そんなわけで
明日はまた意外な組み合わせの
呑み会が待っているので
それも楽しみ。
なんだけど。
ここんとこ
サッカーと自転車ネタばかり
だったけど、実は
仕事もとても忙しい。
江戸時代の古書をごっそり
データ化する、という
おもしろい仕事では
あるのだけど
数が半端ない。
7月あたまから始めて
今日で120タイトル500冊を
片付けたけど
今年度5000冊あるんだよね。
まだ初期段階だから
方向性決めつつだし
ツールもあったから
そう根つめてやったわけではないから
もう少しペースアップするだろうとは
思っているけど
仕事それだけじゃないからね。
こういう特殊な資料というのは
現物にあたってなんぼなんで
まったく喜ばしい仕事では
あるのだけど、
集中するとほんとうに疲れるので
一日でできる量も限られるし
気付けばストレス状態で
酒も増える。
年度末だけでなく
7月にしてすでにこの状態。
いいんだろうかー。
まあ仕事があるのは幸せなことで
さらにやる価値があって
必ず蓄積になるっていう
最高の条件ではあるのだけど。
たしかに楽しいのだ。
あの時代の人たちの字は
ほんとうに美しくって
くずし字でも辞典にあたると
ちゃんと正しくくずしてあったり。
装丁の色や文様にも決まりがあって
調べるとなぜそういうものを使っているのか
わかったりして「なるほどー」って
うならされる。
教科書や美術館のガラスケース越しじゃなく
現物にさわれるこの幸せ。
ラッキーなんだけどね。
ちょいと肩こりとか
眼精疲労を伴います。
そんなことが人並みに起こるのだよ、
42にもなると。
ストレス解消の方法は
自分なりに知っているつもりだけど
まずはその状態にならんように
力抜いて行きたいんだけどね。
そうでもないのが
最近くやしい。
あーツールも終わって
ぽっかりあいた心のすきまを
仕事だけで埋めるのは
やはりあたしらしくないのだ。
だからって
すでにツールの映像さがして
ネットサーフィンしてるあたし
相当壊れてるわ、
自転車レースはまりすぎ!!

自転車の上の彼

に、ピンときたあなたは
かなりの百恵通!
なんてのはどうでもいい話で
きのうは。
ツールドフランス最終日。
マイヨジョーヌはおとといのレースで
決まってしまい、最後のスプリントで
マイヨベールの争いは残すものの
ゴール地点のシャンゼリゼをめざして
ゆるやかなパレード走行。
戦いのあとの選手たちの表情は
ほんとに穏やか。
走りながら楽しそうに言葉を交わしたり
カメラマンのリクエストに答えて
並んで記念撮影したり。
優勝したコン太たちが
シャンパンで乾杯する、
なんてシーンもありました。
ああ、なんて優雅なんだろ。
特別ジャージを着ていた
ランスたちにご注意がきて
いやいや通常ジャージに着替える
なんて珍しいシーンも。
失格と言われちゃ従うしかないけど
抗議の気持ちか、ランスが
ゼッケンてきとーにつけて
ひらひらさせながら走ってる図が
小気味よかったな。
コン太とアンディにはない
大物感が漂ってるね。
反骨精神と
血の気、というのも
スポーツ選手には必要かと。
しかし
優雅に走る映像を見ながら
なんだか感激しちゃいました。
ツール、ほんとに長くって。
見ていたあたしだって
がんばった!って
言いたくなっちゃうよ。
まったくレベルの違う話だけど
そんなとこ共感というか
参加した感があってね、
あーやっとパリに着いたね~
とか勝手に思ったり。
いやはや
自転車小説を読んだのは
4月のことだったか。
そこから一気にのめり込んで
こんなことになるとは
思わなかったけど
夢中になれるものにまた
出会えたのはほんとにうれしい。
ロックスターやアイドルが
テレビに出てるくらいの勢いで
今のあたしは
ツールを走る自転車乗りの映像に
きゅん!とする♪
シャンゼリゼはすごい人で
もう国をあげてのイベントだ
というのがよくわかる。
10数年前に乗った観覧車が
ちらっと映って
思い出すこととか
あったけど、もし
またフランスに行くなら
だんぜんツールの時期にしよう、
って思う。
もしくは
ツールでない時期に
自分も自転車を持って上陸。
あーすげー夢だ。
まだまだやることあるな、
人生には。
そんな妄想にふけって
表彰式見ながら
眠りに入ったあたしは
うっかり寝坊。
今朝は起きたら
9時すぎでした。
うへぇ、最終日あけにして
やっちまった!
W杯から続いてきた
夜更かし生活。
もう終わってしまうのは
さみしいけど
でもこんなにあたしの気持ちは
動いちゃってもう!
なのです。
自転車乗りたち、すてき。
また来年も!

ツールドフランスタイムトライアルに、あたしも参加!

いやはや暑いですな。
朝からビール
何缶飲んだだろ・・・
さっき、スーパーで
ラッキーにも
枝つきの枝豆がタイムセール
だったので買って帰ってきて
ベランダに足なげだして
枝からはずしてたとこ。
川からの風が
気持ちよくって。
もち、片手にビールね。
これ、ゆでたらまた
ビールだな。
今朝は。
寝汗もかいていたし
起き抜けに
さっさと水着に着替え
スポセンのプールへ。
・・風呂かよ!
久しぶりだけど
忙しかった日々のリセットには
やはり「水」なんだな、
あたしの場合。
なんてこと。
ところできのうのこと。
久しぶりの土曜出勤。
夜、川崎で練習なので
ギターの弦を替え
ギター担いで
『Hinata-ya』へ。
その道のりがあまりに
過酷だったので
これから仕事だってのに
ビール飲んじゃった。
カレーも手伝って
そんなんも抜けるくらいの
暑さ!汗!!
19時ぐらいまで
仕事してそろそろ
川崎へ、、と思っていたら
メンバーから電話。
「もう呑んでるよー」って。
急いで合流。
Vo、Mサキと
メンバーじゃないけどSっち、
それに
先月群馬に帰ってしまった
ベースのTりちゃんも、
肺の腫瘍を患うリーダーも、
ちゃんといて。
スタジオまでしばし飲む。
その時頼んだ
白うりのチャンプルー
というのが美味しかったので
さっき白うり買ってみた。
あとで作ってみよ。
スタジオに着くと
Vo、Yスがいて
セッティングしてると
ドラマーYトキも来て
久しぶりのメンバー勢ぞろい。
だいぶギターに
さわってなかったので
気が重かったんだけど
やっぱり音出すのは楽しい。
前回みっちりやった
新曲も案外覚えていて
調子よく。
だけど
新設の部屋だったので
機材はいいんだけど
構造が悪いのか
お互いの音が反響しあって
いまいちぼんやりな感じ。
それは残念だったな。
でもまー
やつらとくだらない話するのも
楽しみの半分だから。
演奏の合間合間に
笑い絶えず。
そんな練習が終わったのが
22時半。
いつもなら1時間ほど
呑みに行くとこなんだけど
珍しくお先にって。
実は
きのうもツールの大事な日で。
アンディがコン太との8秒差を
縮める最後のチャンス。
タイムトライアルで
一人ずつタイムを計るんだけど
アンディとコン太のスタートが
だいたい23時すぎだというのは
調査済みだったので
スタートには間に合わないけど
約1時間でたどりつくだろう、
というゴールの場面には
なんとしても間に合いたい!
と思っていたので。
と、こんな時に限って
電車が遅れていたり
情報を聞き出そうと
自転車友Sくんにメールすると
「俺も今急いで帰宅中です!」
とのこと。
結局両国に着いたのが
ゴール予想していた24時の
10分ほど前。
うーこうなったら
あたしもタイムトライアルなみに
急がねば!
家に着いたらしいSくんから
「まだアンディ走ってます」
との情報を得て
あたしも走る!
ギター重い!
背中暑い!
汗が!!
マンションにたどりつくと
こんな時に限って
エレベーターは8階に
止まっているし
(1階にさげとけよ!)と
いらいらしつつ
10階にあがって扉を開けたら
テレビに突進。
と、映し出されたアンディ。
間に合った!!
ビールビール・・・
と、ひと息ついてみてみると
ありゃ、あとからスタートした
コン太のがタイムいいみたい。
うーん。
やはりダメだったか・・・。
画面の端には
アンディのチームメイトで
予想通り1位のタイムを出してる
カンチェラーラの顔が映しだされ
心配そうにアンディを見てる。
結果は・・・。
39秒差に差は広がり
マイヨジョーヌ奪回できず。
でも
アンディがんばりました。
実力差から行くと
差はさらに開いて
3分差ぐらいになるんじゃ
ないかと言われていたし
ハイライトを見ると
一時は2秒差までつめたとか。
タイムトライアルを克服したから
自分にもチャンスがある!と
言い続けていたアンディ、
それなりに勝算は
あったのでしょう。
ほんと惜しかったね。
結局ついた39秒差というのは
アンディがチェーン外れた時に
コン太が置き去りにした、という
事件の日にできてしまった
タイム差なので
それを思うとこれはもう
運としかいいようがなくって。
くやしいけど
楽しませてもらったよ。
しかもあたしの目から見ても
明らかにアンディの顔つきが
変わってきたので
正に選手が成長する過程を
見れたのだと思うと
ツール元年にしては
なかなかの収穫なのです。
それにしても
カンチェが
ゴールしたアンディをねぎらう
アニキ面はめちゃかっこよかった!
しかもあの人レースの時は
モーターついてるんじゃ?
って言われるぐらい
圧倒的な強さで
迫力の走りを見せるんだけど
レース以外だと
めちゃチャーミングになる。
ぽわん。
んーーすっかり
サクソバンク贔屓に
なってしまったよ。
今日は
シャンゼリゼを何周かして
ゴールだそうな。
最後のスプリント争いも
楽しみなんだけど
あの大都市を走る
美しい自転車乗りたちを見るのも
楽しみ!!
これから恒例のお料理して
ツールのスタートに備えます。
サリュっ♪

電動カンチェで擬似ツール~山と湖の旅③

三日目の朝は
バスを乗り継いで
湖の反対側へ。
の、つもりが
乗り換えのバス停の近くで
レンタサイクル発見。
これから向かう
カヌーの乗り場は
バス停から遠いので
自転車いいかも!
と、口にすると
「行けるかどうか聞いてみようよ」
と、ノリノリな二人。
うれしいね、体力あるね
君たちも。
早速そこ、
観光協会に入って聞いてみる。
聞けば20分もかからないで
行けそうな感じ。
バスの便も少ないので
自由のきくのは
ありがたい。
ってことで
借りることに。
で、電動つきママチャリと
MTBがあるというので
電動なんかいらねー!と
NNちゃんとあたし。
2台しかないママチャリを
争うことなくMTBを
選んだら、なんとこちらにも
電動が!!
えー?聞いたことない!
日焼けどめを塗り直し
自転車にまたがると
うちらを追い越してく
ユニフォーム姿の
ロードバイクな人たち。
おお!ツールみたいやんけ。
なんだか自分もすいすい
いけそうな気がする!
ところが
乗ってみると
地味に登り坂。
汗だくになってきて
つい使ってしまいました!
電動アシスト。
だってカンチェラーラが
いないんですもの。
(バコっ!)
でもすごい楽でした。
スイッチオン直後
一気にスピードがでて
足をとられるんだけど
あとはすいすい。
でもこんなんじゃ
ロードバイクデビューは
まだ先だな・・・
しかし
自転車ほんと正解。
バス停からの道が
ハンパなくって
なんで送迎とかないわけ?
え?車なしでこんなとこ
来るなって?
だって飲めないじゃーん。
さて
カヌーの前に
予約しておいた昼ごはんを
頂きます。
朝ごはん食べたばっかりだけど
それこそ車がないと
食いっぱぐれると思い
予約したのだけど。
これがまた正解で!
ダッチオーブンからでてきたのは
[#IMAGE|c0049455_1492098.jpg|201007/24/55/|right|220|150#]骨つきチキンと大きなじゃがいも。
塩こしょうだけの
シンプル味付け。
それにあぶった食パンと
レタス。
これだけなのに
この旅程で一番美味しかった食べ物!!
まったくきのうの宿に比べたら・・
なんてぶつぶつ。
ごはんのあと
いよいよカヌーです。
去年初めてやってから
すっかり気に入ってしまった
この遊び。
我ながら、結構得意かもって思う。
とくに今回一緒に乗った
NNちゃんとは息がぴったりで
コースどり、力加減、
お互いが思った通りにできて
自由時間にはすいすいと
勝手に行動したりして。
桧原は湖面が鏡のようで
照り返しで日焼けするよ!とか
水ぶくれになったり
やけど状態になった人がいる、
とかいろいろおどかされて
いたのだけど、
天気の方は曇りぎみで
なんとかなった。
暑い時は湖に足を浸したりもして。
前日遊覧船で通った
湖の中心部では
そういう船の波の返しに
乗っかってサーフ気分を
楽しんだりもしたけど
カヌーの醍醐味はやはり
船でないと行けないような
波も音も何もないような
静かな場所へ行けること。
今回もそんなとこへ行き
漕ぐのもやめてただ
漂ってるのも
気持ちよかった♪
それから
ジュンサイ畑なんかも通って
たっぷり2時間半。
パドルでかいた水で
ズボンはずぶ濡れだったけど
そのまま自転車で
インストラクターに教えてもらった
公共温泉へ。
「おねーさんたちかっこいいですね」
と、半ばあきれた感じの賞賛を浴びつつ
その場をあとに。
・・・送迎なんて、
いらねーんだよっ。ちぇっ
予定では
どこかのホテルの日帰り入浴を
利用するつもりだったんだけど
こちらのお風呂は
料金は半額だったのに
広くて新しくて
大満足。
ま、こういうのが仕分けの
対象になるんだろうけど・・・
それからレンタルのリミットがあったので
あわてて登ってきた道を下る。
風呂上りなのに汗かいて
どーすんの、みたいな速さで。
しかもうっかりしていて
着替えがスカートしかない!
とりあえずスカートの下に
ぬれたズボンを再び履き
自転車にまたがる。
自転車を返した先で
さっさとそのズボンを脱ぐ。
えーと正確には道端・・・
旅の恥は掻き捨て?
だってぇ、
猪苗代に行くバスの時間も
近づいていたし
なんといっても
ビール飲みたかったので。
というわけで
寸暇を惜しんで
(ズボンをトイレで脱ぐ時間を惜しんで)
コンビニに飛び込み
ビール購入。
もちろん黒ラベルね。
バス停でプシュ。
えーと正確には道端・・・
そこからバスとローカル線を
乗り継ぎ、郡山で
おみやげと駅弁を買って
新幹線で帰る。
最初は山のためだけに
福島まで行くのは
勿体ないねって話だったけど
またまたびっちり遊びまして。
でも感謝すべきは
つきあってくれる友達。
今回の二人は結構
体力があって助かった。
この年になると
そんなことって重要だよな、と
感じた旅でした。

★と星のみずうみ~山と湖の旅②

山のあとはほんとに
ドロのように眠る。
これもまたいいのだ。
完全なるリセット。
朝はまたがっつり。
ふざけて
「ビール飲む?
あ、でも全部飲んじゃったからね」
と話していたら
お運びのおかーさんが
「なくなったの?
買って来ようか?
車ですぐだから」
って声をかけてくれる。
いやいやそれには
及びません、と
おことわりしたものの
あとでバスで通ったら
その店めっちゃ遠い!
田舎の人の感覚とはいえ
朝からビールとかほざいてる
ロクデナシのために
そんなことまで
してくれそうなお宿。
どこが51%オフ?
食事のあと
もうひとっ風呂浴びて
となりのだんご屋で
笹だんごなんかを買って
バスに乗り込む。
田舎道をすすむバス。
渋滞のストレスもなく
拡がる畑の中を。
近づいてくる磐梯山とか
すごい風景・・・。
着いた猪苗代で
会津に行く男子組を見送り
うちらはバスを乗り継ぎ
桧原湖へ。
さすがに観光地、
駐車場はいっぱいで
久しぶりに
たくさんの人々。
この日は有名な
五色沼のトレッキング。
車で来た
サンダルの女性や
子連れの家族と
同じ道を行くのです。
でっかいリュックに
[#IMAGE|c0049455_0501218.jpg|201007/24/55/|right|120|200#]本格的登山靴。
そんなあたしたちは
最初は浮いていたのだけど
そのコースも歩き始めれば
木の根っこや
きのう降った雨のぬかるみで
苦戦してる人も多い。
そんな中
するするとすすむ山ガール。
「きのうの登りに比べたら!」
と、余裕たっぷり。
結局途中で引き返す
車組を置き去りに
奥へすすむあたしたち。
青と緑のなんともいえない
美しい水の色に
裏磐梯の影と
青い空が映る。
この日もめちゃ
いい天気で!!
でも大きな木が覆ってくれて
日の光からは守られて
水の横を歩くと
涼しげ。
標高差はあまりない
ゆるやかな道を入って行くと
少し急な流れもあって
小さな滝のようなものがあったり
湿気の多い羊歯の森があったり
小さな沼たちは五色以上に
いろんな顔を見せてくれる。
ここ、ほんときれい♪

1時間あまりの
トレッキングを楽しみ
ゴール。
裏磐梯、期待してなかったのに
やるなぁ。
さて
歩いたあとは
近くのドライブインで
まずはビールでも。
と、さがしていると
目に飛び込んだ★のマーク。
いや、あっさり見つかりました。
しかもサッポロ専用機って。
天国??
食事もせずに
とりあえずビールで乾杯。
予想通り美味しそうなものは
なかったのでカレーそばを。
あとは宿にたどりつくのが
この日の仕事。
とにかく交通の便が
不便なので
イベントは少なめにして
移動を中心に計画を立てたんだけど
時間がありそうなので
つなぎに遊覧船に乗ることに。
船に乗り込むと
疲れとビールのせいか
二人は沈没。
窓の外も観ることなく
ぐっすり眠ってる。
あたしは船好きなので
わくわくしながら
遊覧しましたけど。
まあそれぞれ休憩ってことで。
船からあがって
バス待ちでコーヒー飲んで
宿に向かう。
食事の時間に遅れると
ごはんヌキ!という
変に厳しい宿だったので
早めにチェックイン。
なんでも
プレイベートな時間を
大切にして欲しいので
一日6組の客、
食事時間以外は
自由にすごせるように
拘束時間を減らしたい、
とのこと。
だけど
これは宿の怠慢のいいわけだ!
というのは着いてすぐにわかりました。
なんだかかみあわない宿主。
食事の時はテーブルにべったりで
おいおいプライベートは?
な状態。
しかも話がうまいわけでもなく。
そして期待していた食事も
・・・・。
完全に素人の宿に泊まっちゃったみたい。
まったく前日の51%オフがなつかしいよ!
逃げるように部屋に戻り
宴会をする元気もなく
ふとんを敷いてだらりん。
唯一よかったのは
星が見れたことかな。
天の川は見られなかったけど
流れ星を見た。
星を見たあとは
部屋でテレビ観ていたら
眠くなり・・・
さっさと就寝。
山の疲れと
この日のトレッキングも
なにげに疲れてたのでしょうか。
要所要所で
太陽浴びたみたいだし。
よく眠れたのでよし。
ネタにもなったしね。
残りの旅路で
「あの宿よりはましだよね」
を、何度連発したことか。
苦笑。

ふいの雨に思い知る~山と湖の旅①

先週土曜のこと。
7時すぎの東北新幹線に乗るべく
東京駅でNNちゃんとB当と
待ち合わせ。
一年一度の「本気山」。
今年は福島の安達太良山へ。
新幹線の中
ごはん食べてる間に
あっという間に郡山。
ローカル線へ乗り換える所で
男子組、山友Kちゃんと
T中くんと合流。
Kちゃんはサル仲間でも
あるのだけどT中くんには
ほんとうに山の時にしか
会わないので
「久しぶり」って。
彼らの前情報によると
高低差400mだし
大したことない、と。
今年すでに
低山部を経験してる女子組は
なめきってる感じ。
朝ビールはさすがに我慢したけど
あたしもW杯とツール観戦が忙しく
普段より運動していない状態。
ローカル線で二本松まで行き
そこからバスを乗り継ぎ
さらに5人乗りロープウェイに
ぎゅうぎゅう詰め込まれ
登山口へ。
標高は1300mぐらい。
11時前だったと思うけど
下界と変わらない気温で
めっちゃ暑い!!
こんなところなので
社員旅行と思われる
旗持ったねーちゃんに連れられた
ネクタイに皮靴のおっちゃん
とすれ違ったり
小学生の遠足に出会ったり。
とりあえず智恵子の
「ほんとうの空」ポイントを過ぎ
歩きだすと
ほんの数分で汗はだらだら。
傾斜は楽なのに
その暑さが体に重い。
こんなことで大丈夫なのか?
と、言葉をかけあい
こまめに水を採りながら
ゆるゆると登る。
標高が低いと気温はあまり
変わらないので
夏の低山って実は結構
つらいのだって。
なるほど。
だけど空は真っ青。
緑が輝いていて
がんばろうって思える。
それが山だよなぁ。
そう思って足を動かしてると
だんだん足も軽くなってくる。
気温のせいだけでなく
やっぱり歩き始めというのが
いつも一番つらいような気がする。
尾根に出ると
風が吹いて気持ちいい。
前方に目指すところも見えて
足もまた自然と動く。
途中止まって花の写真を撮る
おっちゃんに声をかけたりしてたら
案外簡単にたどり着いた
1700mの安達太良山山頂。
それほど登っていないのに
360度見渡せて
気持ちいい風景。
植物がなくって
むき出しな感じも
ちょっと高山ぽくて
「登った感」がある。
ビールで乾杯している
グループもいたけど
ここで往復するのかな。
うちらはそんな集団からは
はずれて、もうちょっと
足を延ばして縦走。
鉄山を目指します。
この風景がすごかったな。
採石場なの?というような
人工的にも見えるこの風景。
自然にできたものとは
オドロキ。
その先の山間にはかすかに
湖のようなものも見えて・・・
桧原湖だったのかな。
岩と
丈の低い植物の茂るゆるやかな道で
余裕で風景を楽しみながら
歩いていたらところ
NNちゃんが大声を。
なんと、テンがいた!
きれいなオレンジの毛で
ちょっと立ち上がり気味に
こちらを警戒しながら見てる。
こういう体験をすると
やっぱり登らなきゃ
できない経験だよなーと
実感する。
いつの間にか
気温も少しさがったので
鉄山の頂上で
栄養補給して
下山の道へ。
あとは降りるだけかぁ、
なんて気分は軽くなっていたのだけど
いざ降りてみると
実は下山も結構大変なんだよね。
岩にしても砂利にしても
重力に逆らって常に
足を踏ん張らなければならない。
スティックを取り出し
かなり手の力に頼って下山する。
あとで足より手のが筋肉痛だったのは
間違いなくこのせいだよなぁ。
足元に気をつけながら
のろのろと歩いていると
遠くで雷の音が。
へ?
今日は大丈夫だと思ったのに。
案内役の男子たちが
「雨降る前には下りなくちゃね」
と、少し焦りはじめた。
と、ちょうど道の方も
地図通りにいかなくて
不安も感じはじめていたみたいで
全員に緊張感が走る。
やっぱり山の天気は・・なんだよね。
タイム的には予定通りだったみたいだけど・・・
ぽつり。
とうとうやってきた!
早めに合羽着ようって
山に慣れてる男子たちが
指導してくれて
暑くてたまらなかったけど
合羽を羽織ると
まるで蒸し風呂状態。
つらいなー。
だけど雨で衣服が重くなったり
それで体が冷えたりしたら最悪。
こんな山でもちゃんと
対策しなくちゃね。
彼らのアドバイスはやはり
助けになります。
それにしても
遠いなぁ。
と、思っていたところに
温泉の源泉があり
若者たちがつかっていて。
かなり軽装で風呂からあがって
山を下って行く。
ちょうど道が二手に分かれて
迷っていたところだったので
彼らについてゆくことにする。
ところが。
そこからが長かった。
どうやら車をおいて
軽装で来たみたいなんだけど
そんな道じゃない。
雨ですべりやすくなった道に
細心の注意を払いながら
のろのろとすすむあたしたち。
いやー彼らは
不思議な人たちでした。
そのかっこで?
というレベルで。
だけど
そちらに行けば道が拓けるだろう、
という確信を得られたので
気持ち的には
かなり助かりました。
雨も思ったよりは
ひどくはならなかったし。
あとはひたすら距離を稼ぐ、
という感じでした。
傾斜はないけど
砂利は足がすべるので
少し靴擦れのような状態になって
この下りがつらかったな。
日が落ちたら
最悪なので
男子たちの足も速まるし、
そうなるとわずかな歩幅だけど
男女の差がつらくなるのです。
ほんとうに登りが
あの程度でよかった。
登りもそれなりで
この下りだったら
一体どんな状態になっていたか。
もー限界!と
弱音をはいてるうちに
なんとか17時前には
中ノ沢温泉の宿に到着。
とりあえず風呂で
雨と汗を流そうって。
山小屋じゃなくて
よかったよ~~~。
さっぱりしたあとは
夕食を待たず
とりあえずビール。
サッポロはなかったけど
キリンの自販機が
一箇所だけあるのを発見して
プシュ。
美味い~~~~~
この1杯のビールために~~~♪
それから大広間でお食事。
どこよりも早く
着席のうちらグループ。
まったく健康的だね。
で、実はこの宿
ぎりぎりまでとれなかったのに
しつこく検索していたら
なぜか51%オフでとることができ
何がオフなんだろうね~?と
いろいろ想像していたのだけど
部屋もリニューアルしたてだし
ごはんもほかの席と違う風でもなく
ふとんも敷いてくれてるし
何かを制限されることもなく
まったく快適な宿だったのでした。
T中くん、グッジョブ!
食事後
男子部屋に集まり
ひたすらビール。
実質飲んでいたのは
三人だったのだけど
その唯一のキリンの自販機を
空にしてしまいました。
んじゃお開きってことでー。
23時ごろばたんきゅー。
続きはまた。

マレーにも登る気持ち

きのうは。
大事な日だから!
と、覚悟を決めていたのに
こんな日に限って
カレーだの中華だの
お声がかかり、
挙句浜町の駅では
サル前のMス田さんに遭遇。
「あとで中華来いよ~」
誘惑を振り切り
帰宅したのが19時。
スタート前のパレードを
久しぶりに。
あれ、雨なんだ・・・
今週は旅あけ、
料理もせず外食続きだったので
晩ごはんに小松菜と
鶏肉の豆乳パスタつくりつつ
小松菜と生揚げの煮物、
オクラとしめじのしょうが漬け
を作る。
白ワイン片手にね。
台所と行ったり来たりが終わって
テレビの前に座ると
静かにレースは進行中・・
と思った矢先!
サムエルサンチェスが
横転して立ち上がれないでいる。
これも序盤の話なので
結局集団に追いつくことが
できていたけど
彼のような成績の人にも
不幸が訪れるんだな。
そんな心配をしつつ
遠く離れた先行集団とは
関係なくコン太との
駆け引きが行われるのか。
と、集団にいる
アンディをさがすと
チームメイトがまた
集団をひっぱろうとしてるとこ。
またアンディひとり旅に
なっちゃうんじゃ?と
心配してみていたら
むしろライバルコン太を
ひとりにする作戦だったのだとか。
なるほど、いつもしぶとくて
コン太なみに憎たらしい
ビノクロフがちぎれてく。。
さすがに今日の山岳は
きついってわけか。
そんな舞台が整ったところで
ウワサ通りアンディが
仕掛けたのが残り10km。
トゥールマレーはすでに始まってる
急勾配の山道。
今日こそコン太との
8秒差をつめなければ、と
漕いで漕いで漕いで
見る見る集団を突き放すアンディ。
おいおい傾斜9%って
よくわかんねーけど
すごいんじゃね?
と、アンディに
ぴったりとくっついてくる
コン太。
んもー!憎たらしいっ。
でも今日はコン太が
ついてくるからといって
攻めることはやめないアンディくん。
さらに漕ぐ漕ぐ漕ぐ。
行け~!!
ロープも何もなく
お客さんがさわれるくらいの距離で
両側からせまってくる
狭い道を登るプレッシャーにたえる
アンディのものすごい形相。
頼むから邪魔しないで!
と祈る思いで観る。
でも全速力で横を走る観客を
置き去りにするって・・
「時速25kmぐらい出てるんじゃないですか」
との解説。
ま、まじかよ。
いつの間にか
10分近くも離れていた
先行集団も追い抜かしてるし。
だけど
そんなアンディにぴったりマークの
コン太、あんたもすごいわ。
追い抜かれるやつらとは
違うよね・・・。
でも一緒に走るなら
人にばっか引かせないで
少しは前に立ったら?
・・なんてことを
言ったか言わないかわからないけど
走りながらアンディが
何かコン太に話しかけたり
視線を送ったりしてる。
でもなんというか
その表情が自信に満ち溢れている、
というか、
ますますツール序盤にあたしが
持ったアンディの印象とは
明らかに違う顔つき。
10kmが5kmになり
5kmが・・と距離が減ってきても
二人の関係は変わらず
残り3km付近だったかな、
とうとうコン太がスパート
かけやがった。
許さじ!!
テレビに向かって
あたしが叫んだ瞬間
アンディもものすごいスピードで
コン太を抜き返した。
「今日は一瞬たりとも
前は走らせないよ」
みたいな。
もう先を引く苦労とか
ハンデとか関係なく
とにかく先に行こうって
アンディの気合が感じられ
ますます急になる勾配を
ひたすら漕ぎあがっていったのでした。
夜中の1時近くだってのに
あたしはテレビの前で
「がんばれアンディ」と
叫び続け祈り続け
勝負の行方を興奮しながら
見守りました。
結局ぴったりつかれたまま
ゴール間際。
スプリント勝負かけたら
コン太が勝てそうな雰囲気も
あったのだけど
「アンディに敬意を払った」
という胡散臭い理由で
勝負にでなかったコン太より
一瞬前にゴールしたアンディ。
めっちゃかっこよかったよ。
結局タイム差は変わらなかったけど
この日のアンディがどんなに
すごかったかは、見ていた人には
わかるはず。
解説の人も「歴史に残る名勝負かも」
とおっしゃってました。
ツール元年にしてまた
いいもの見ちゃったな。
あとは運命のTTで
新チャンピオン誕生!を
見たくてうずうず。
きっとあるさ!
そんなことが!!

今晩はあたしもトゥールマレーを登ることにした!

旅行中、
あまり美味しいものに
ありつけなかったせいもあり
休みあけのおとといは早速、
神田のタイ料理『チョークデイ』へ。
予約の電話を入れると
瓶ビール用意しておいてくださり。
いつもありがと、Jちゃん!
☆とNNさんと定番料理を頂く。
バイトーイ
ソムタム
バジル炒め
空芯菜炒め
トムヤムラーメン。
続いてきのうは。
二日連続はどうかと思ったけど
ツールもお休みだし
神楽坂『ゆうゆう』でも
行きたいな~と
M田さんに連絡してみる。
「いまどこですか」
「ゆうゆう」
まじで?ちょっと鳥肌。
「合流してもいいですか」
「いいよ~」
20時まで働き☆を誘い
到着してみると
すでに女子二人と飲んでる。
なんでも前の前の会社の・・
なんて枕がついていたので
ずいぶん長いつきあいらしく。
彼女たちもあたしたちと同じく(?)
M田フリークらしい。
はじめましての女子たちは
偶然にも☆とあたしと
それぞれ同い年で。
紹介もそこそこ、
もう何度も会ってるようかのノリで
会話がはずむ。
話題は恋愛ネタに偏りがちだったのは
ちょっとつらいとこもあったけど
なんでこうなじむの早いかねー。
酒の力に驚かされる、こういう時って。
久しぶりに馬刺しにありつき
しめさば
ほや貝
なんだったかな、焼き魚とか。
さらに移動した
スペインバルでは
そんな高いところから?という
不思議な注ぎ方をする
スパークリングを頂き
いわしのブルスケッタとか
ごはんと豆のサラダとか。
バスクの料理だそうで。
メニューにはバルサの
ソシオのチケットが
はさまっていたり
カウンターの中には
バルサのユニの人がいたけど
聞けば店の人たちは
ソシエダの
ファンなんだとか。
昇格おめでとう。
かくして。
またまたおもしろい
女子たちと知り合いになる。
いろんなとこにおもしろい
女子ってのは転がってるもんだと
つくづく思うよ。
男子にはなかなか出会えないのにね。
どうなっちゃってるのさ、
世の中は。
いやでも
こういう風に楽しい夜をすごしたり
この連休のように好きなこと
やりまくって一緒に楽しんでくれる
友達なんかがいると
このままで何が不足ー?って
自問しちゃいます。
さて
そんな考えても結論の出ないことは
うっちゃって
今日はツールの最も大事な日!
一回目の山岳通過の時刻までには
帰るぞーっ。
なぜかこんな日にカレー
誘われたけどそれもおことわり。
今日だけは誰に誘われても
まっすぐ帰るのだっ。
白ワインでも買ってね。

アンディ怒りの追走~気付かなかったなんて思えないけど

きのうは。
とりあえず帰って
洗濯しながら二日ぶりの
ツールを。
旅先からも気になり
Sくんにメールしたら
詳細にレポートしてくれて
助かったんだけど。
どうやらアンディは
チャンスがあったのに
しかけなかったらしい。
今日はどうなの?
そんな思いで見始めたら。
ちょうどサクソバンクが
集団をひっぱり始めてる
ところだった・・・
だけどちょっと早すぎない?
そうなのです。
結局アシストくんたちは
早々と脱落して行き
残ったセーレンセンも
はててしまい。
今日も孤独なアンディくん。
見たことはないけど
いつもならここで
おにーちゃんがいてくれるのかなぁ?
ちょっとアンディも
仕掛けてみたのだけど
集団が小さくなっただけで
前を走り損みたいな状態になり
もちろんコン太も悠々と
ついてくる。
しかもアスタナは強力アシストが
コン太を守っているし・・・
そんなイライラがつのっていた
山頂近くで。
とうとうアンディがスパート!
やった!
ふりきれ、アンディ!
コン太も少し遅れてるぞ!
と、思った瞬間。
足がくるくる・・・
チェーンがはずれちゃったのだー。
なんてこと!
こんな大事な時に・・・。
自転車をとめ
チェーンを直すアンディ。
横をすりぬける
コン太やアスタナの面々や
サムエルサンチェス。
ちょっと~待って~。
レース後
紳士のスポーツとしては
この日マイヨジョーヌの
黄ジャージを着ていた
アンディをおいてゆくのは
どうなの?という物議を
醸していたようですが
おいてかれたのは事実。
もう自力で追いつくしか
ないのだーアンディ~~。
でもそこからのアンディは
ほんとうにすごかった。
あたしが見始めてからの
華奢で甘えっ子ヅラで
ちょっとがんばりが足りなく
弱気にも見えた彼が
「怒りの追走」!
怒りの対象は
おいていった選手たちなのか
チェーンがはずれたことなのか
彼の運命をつかさどる神なのか
わからないけど
とにかくそこからの
登りのすごさ。
あんな坂でぐんぐん人を
ぬかして登ってく。
あ、これがクライマーの力か。
って。
そして頂上から次は
細い道を下って行く。
登るのが得意な人は
降りるのは不得意、と
聞いていたけど
どこがーーーーーーー?
すげーすれすれの道を
サドルから腰をあげて
ハンドルにのっかる
前のめりの体勢で
フルスピードで下ってく。
ガードレールもない
カーブの道で
落ちないで~~と
祈るばかり・・・
ほんとうにどきどき
しました♪
結局タイム差は縮められず
マイヨジョーヌも奪われてしまったし
あとに残っているタイムトライアルを
苦手としているため
とても不利な状態になったのだけど
あのアンディの走りを見られたのは
よかったかも。
レースごとにいろいろ
劇的な場面って
あるんだろうけど
やっぱりニュースや
ダイジェストでみても
あの時のアンディの必死さは
伝わってこないもんね。
そう思って
きのうのことは
あたしの記憶にとどめておくのだ。
でもまだ
山岳は残っているし
ほかの選手にも不幸は
起こるかもしれない。
不幸が起こって欲しい、と
言うわけにはいかないけど
何があるかわからないのが
自転車レースなんだなー。
ツール元年にして
そんなことを知ってしまった
ベイベーでした。
旅行記はまた週末にでも。
今日はチョークディで
タイ料理だ!
追記:
この日アンディは
「もうコン太なんて友達じゃない!」
と、コメントし
コン太の方が
「アンディとこのままじゃいやだ!」
と、謝罪ビデオを公開したとか。
アンディ、負けたねー。
しかもチェーンがはずれたのは
自分の操作ミスらしい、、、
アンディくん、反省。
というわけで、きのうは二人で話しながら
走ってる図もありました。
仲直り?
なんでしょうかー。
一方、ご老体にもかかわらず
きのうのステージで
アタックをかけたランスとモローの会話。
「クリストフ、オレはもう無理だよ」
「ランス、オレもめいっぱいさ」
と、言い合いながらきつい登りを
乗り越えたとか。
こんなすてきな感じに
いつかなるんでしょうかー。
やっぱりアンディはまだ若い!
優勝するには「うつわ」も
必要な気がするなー。
ま、コン太については
ちょっと疑ってるあたしですが。