石畳の道

きのうも。
あくせく帰宅して
ツールドフランス。
見所は後半の
石畳区間だというので
最初ちらっと見て
仮眠でもしようかと
思っていたらば。
まずはベルギーの田舎の風景に
目を奪われる。
畑にあふれんばかりに実ってる
緑の植物たちをバックに
早くて激しいけれども
でもすーーーーーーっと
通り過ぎてく自転車乗りたちが
美しい。
また空からは
持ち主を失った
つたのからんだお城だとか
ものすごい規模の運河だとか
ご近所では見られない風景。
ついついあきもせず
見続けてしまう。
レースはきのうも
抜け出した人を集団が
追うというスタイル。
実況が言うには
誰もが得意とはせず
ハプニング必至の石畳まで
いい位置をキープして
先頭で突入すべく
計算しているのだと。
ツールでは石畳区間というのは
珍しくて、大物とて
苦手を公言するくらいで
みんなぴりぴりしていて
空気圧だとかタイヤの幅を
そこにあわせて調整したり
はては自転車自体を途中で
乗り換える人なんかも。
そんな石畳のこと
考えすぎたのか
意外なところでまた
落車する人もでて。
わりと狭い道が続いているので
その前後でまた差が出たりもしてる。
そんな状態で迎えた石畳、
おとといから注目しはじめた
サクソバンクが先頭で
石畳に入ってく。
ここで
同じく総合を狙う
ランスやコン太とは
この時点で差をつけねばと
慎重に、でもなるべく速く!
でもあの軽くて細いタイヤの
自転車で石畳というのは
かなりダメージがあるらしい。
映像でも選手たちの体は
ぴょんぴょんはねそうになっていて
ハンドルをとられないよう
腕に体重をかけておさえてる。
しかも観客がすぐそばで騒ぎたて
砂ぼこりで視界ももやって
これで転ばない方が奇跡だろ。
石畳を恐れる意味が
一目見てわかりました。
気をつけて~
と思った矢先
やはり落車がではじめ。
ひとり転ぶとすぐ後ろの人は
よけることもできず
前から自転車ごと
でんぐり返ったり
自転車がふっとんだりと
すごい風景。
さっきまでのさわやかな場面が
一転、地獄絵図。
・・とまではいかないけど。
あら、そこに倒れているのは
・・・シュレックにーちゃん!
しかも起き上がれないでいる。
ちょっと後ろのあんた
踏まないでよ。
というわけで
サクソバンク、フランクくん
ここにてリタイア。
にーちゃんの分もオレ
がんばるよ。
と、言ったか言わずか
わかりませんが
ここをすり抜けた
他のチームメートたちが
さらにスピードを上げる。
どうやら
ランスもコン太も
遅れをとってるチャーンス!
ひっぱるのは
カンチェラーラ!
石畳もなんのその。
やっぱり他の星の人なんだ、
かっこええ。
っつうか笑っちゃう。
ひ弱系なアンディの前に
立ちはだかり
風をよけスピードをキープし
ぐんぐん進む怪物・・・
で、結局
先行して走っていた一人に
見事追いつき
最終スプリント対決した人たちの
うしろからゴールイン。
なにげにマイヨジョーヌを
取り返したカンチ!
めっちゃ気になるわ、
あのおっさん
また最後まで観ちゃったじゃん。
サッカーの話はまた。
もう帰らねば。
今日のステージが始まります!

「石畳の道」への2件のフィードバック

  1. SECRET: 0
    PASS:
    先程はお疲れ様!!(苦笑
    ホントよく観てますは!その通りの展開です。
    そうそう、
    サクソバンクから観たドキュメンタリー映画がありますよ。
    オーバーカミング、ツールドフランスの激闘。
    ごらんになっては??

  2. SECRET: 0
    PASS:
    しばどの。
    またまたそんな誘惑を~。・・観たいです。。。
    きのうはアンディとコン太のCMも見れましたよー。
    あと1試合ですね。がんばりましょう!(なにを?)
    そしてツールへスライド。

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