落語聞きにいったはずが落伍者になる

土曜のこと。
朝7:30に築地市場
待ち合わせ。
M田さんと
急遽仙台に帰った☆に代わって
しずと。
しずちゃん、この日は
リゾートワンピみたいのに
はだしにサンダルで
かわいかったな。
そういえば蓮の花植えたって
いいなぁ、
花開く音とか
聞けちゃうのかなぁ。
早速
寿司店を求めて
場外からぷらぷらしながら
場内方面へ。
有名店なのか
明らかに混み具合が違う。
並んでるとこは
20名にも及ぶ長蛇の列。
うへぇ。
食べ物に「並ぶ」人の気が知れん。
それにここにある店で
ネタが違うってことないだろ。
どこでもいーじゃん。
と、すいてる店をさがす。
ふと思い出して
以前友人に連れて行ってもらったけど
前日呑みすぎて
一口も食べられなかったという
想い出の店に行ってみるが
ここも4,5人だが
人があふれてる。
と、となりをみると
半分ぐらいしかうまってない店、
サッポロの看板が
立てかけてある。
「ココにしましょう」
なんの根拠もなく
(いや、サッポロ出してる店は
間違いない!の根拠のない自信
をもって)
がらっと戸をひく。
するってぇと
カウンターの向こうに
板前さん2人がひかえて
にこにこしてる。
カウンターにあるガラスケースには
色とりどりのネタたち。
ん?
なんかいいぞ。
M田さんがすかさず
「とりあえずつまみで
行きたいんだけど」
おお!このセリフが
なんか大人だ。
安心する。
どうしても
寿司屋には
なめられてる感があって
なんとなく居心地悪いもんね。
だけど
この店はそんな心配は
いらなかったかも。
うちらの前に立つ板前さんは
愛想がよすぎるわけでも
ぶっきらぼうでもなく
いい塩梅で
感じのいい人。
ビール出てくるのに
時間がかかったけど
あとで厠をお借りして
どうやら上の階の店から
持ってきてらしく。
待っている間に
人が入れ代り
次の客が9名の親子連れ。
端へうちらが移動して
席はちょうど満席状態に。
それを見て
有名店と思ったのか
いつの間にか
外には
「待ち客」の列が。
ふふ、ちょっと得意な
われら。
ってか福の神?
まぐろ
しろみ
貝類をバランスよく
盛り合わせてもらい
ビール片手に
つまむ午前8時。
おとなの遊びだーーーーーーーーーっつ。
いつの間にやら
普段飲みのような
リラックス。
築地いいですね、
寿司屋の堅苦しさを
感じなくてすむ。
朝ってのもあるし
自分らも含めて
明らかにしろうと。
子連れでも店側も
驚かないし
値段も飛びぬけて
高いところもないだろうし。
なんていいつつ
朝っぱらから
ひとり5000円ぐらい
いってましたが。
でもどれも
美味しかった~
とくにいかを
バーナーであぶって
塩を塗ったのが
一番美味かった。
また行きたいなぁ。
大満足で
その店をあとに。
またぷらぷらと
物色しながら。
午後から新木場で
バーベキューするという
しずはそらまめを
1000円で箱買い。
あわせて姫たけなんかも
M田さんに買ってもらって
ました。
大量に買うなら
築地はいいよな、と
思う。
あたしは実山椒を1袋。
でも場外ですら
明らかに
スーパーでみる
野菜なんかより
きれいだし
土曜の朝の買出し
ふらっと来たいな、また。
なんてったって
電車で7分だからね。
検索して
笑ったよ・・・
さて
ドトールで休憩後
浅草へ向かう。
地下鉄の中で
M田さんが、お知り合いと
偶然遭遇。
なんと金曜の
おやじ系の店の
候補にもあがっていた
四谷三丁目は『あおちゃん』の
ママらしく。
だいたい店以外で
会うのも珍しいだろうし
時間も早いし
なんていっても
行こうとうわさしていたところなので
たくさんのオドロキが!
これはもう行かねば。
近いうちに連れてって
もらお。
バーベキューに行く
しずと別れ
第二のイベント浅草の寄席へ。
雷門でMス田さんと合流。
「朝の7時から飲んでるなんて
落伍者だ!」と
ののしられましたが
茅ヶ崎から来てるあんたも
相当だよ、Mス田さん・・
お目当ての
演芸場は11:45がスタート。
「ふたりのテンションに
追いつけないからさ~
オレにも飲ませてよ」
・・だから
あなたも十分落伍者ですって!
合羽橋あたりまでも
ふらふら歩き回ったけど
結局浅草の演芸場近くの
飲み屋街に。
ここらの店はどこも
扉をあけっぱなし
席がほとんど道にせり出していて
ひさしが広がるようになってるような
作り。
ちょっと静かな路地に入ったところに
サッポロ、キリン、アサヒが
並んでるのを見つけ
、、ってかそこ見てたのは
あたしだけで、たぶん彼らは
ママの顔かむねの大きさでも
比較してたんでしょが
見たところかわりばえしなさそうな店の前で
「サッポロの店にしましょうよ」
と、50男たち相手に主張。
勝ち。
ちょうど化粧をしていたママが
半分面倒くさそうに出てくる。
「今日は左官屋さんが休みだからさ~
自分で塗らなきゃなのよ!」
爆笑!
しかも「しゃかんやさん」
って発音も!!
「まだ何もできてない風だな」と
M田さん、Mス田さんとも
不安そうにしていたけど
まあそう急ぐ旅でもなし
ということで
まだ午前中の太陽の下で
二度目の乾杯。
美味いね~
外のビールはうまいよ~
そしたらうっかり
根が生えてしまって。
煮込みと枝豆だけで
くだらない話をしながら
ビールを。
自分でついだりもして。
落語見るぞ!と
呼び出された40男S田さんが
来たあたりでは完全に
演芸場に行くとこは
あきらめてました。
だって
こんないい天気の日に
室内にこもることなんて
ないはず。
ああ、ほんとうに
落伍者になってしまった瞬間。
そうなるともう
「しずちゃんの
バーベキューに乱入するっての
どうだ?」
なんて無茶な話も出たりして
完全に酔っ払い状態の
おかしなテンション。
となりの店に出入りしている
女の子に話しかけたり。
でもすごいと思ったのは
となりの店に
犬を連れた若い女の子がひとりで来て
ひと休みって感じで
ビール飲んでたりする。
すかさずMス田さんが話しかけると
どうやら向島あたりから
散歩に来て
ビール飲んで引き返すところとか。
すげ!なんか男前。
でも全然普通にかわいい女の子なのに
不思議です。
しかもいつの間にか
彼女の席に子連れのママと
そのお母さんという感じの人が合流して
乾杯してるので
「待ち合わせだったの?」と聞くと
「今はじめて会った」
だって。
なんだ浅草!
かなりびっくりです。
でもうらやましい。
で、結局そこで
11:30から16:30の5時間を
過ごしてしまったらしく
(おかしい・・絶対におかしい)
移動するか~って。
こんな時間じゃ
バーベキューも終わってるよ。
ということで
歩いて彼らの行き着け
谷中の『蟻や』に向かうことに。
浅草を出て
山手線を越えて
谷中霊園を通り
18:00ごろたどり着く。
何が楽しいって
具体的に言えないんだけど
おやじたちと歩いてるだけで
なんか時間を忘れてしまって。
『蟻や』も
ビールはサッポロ。
図らずも、いや
十分図った結果、サッポロ三昧。
ここは和風の居酒屋なのだけど
なぜかかつサンドが美味い。
この日も食べたけど
やはり美味い。
そこへはるばる多摩センターから
Y野さん到着。
なんかみんなおかしいですから!
で、結局22:00近く。
バイトサボった『き○助』に
顔出そうとしたら
「今日はもう閉店」。
ん~なんか中途半端。
で、そんな気分の
M田さんとY野さんと
最後のもう1軒。
ものすごいサワーの種類のある店。
っていっても、サワーの入ったグラスと
瓶や缶入りの飲み物が渡されるという
かなりええ加減な店なのだけど。
ま、落伍者の一日の終わりには
相応しいってか。
そんな
めちゃおかしくって
ばかばかしい一日。
おあとがよろしいようで。

「落語聞きにいったはずが落伍者になる」への2件のフィードバック

  1. SECRET: 0
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    凄い体力だね 面白そうだね 楽しそうだね 
    でも 身体も大事にね

  2. SECRET: 0
    PASS:
    うっちゃんさん、ありがとうございます。
    でもコレ読み通したうっちゃんさんもすごい忍耐力。笑。

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