どうしようもないことの行方いろいろ

今朝は。
珍しく9時出勤せず
神田駅寄り道。
実は人気の寝台車
サンライズの予約に。
何か裏の手はないかとか
金積もうか、とか
調べてはみたのだけど
一ヶ月前の10時、という
JRの掟は守られているらしい。
ならばこっちも
真っ向勝負じゃい!
というわけで
15分ほど前から
みどりの窓口前をうろうろ。
客の数などチェック。
10分前に入店し
「一ヵ月後の予約なんですけど」
と、恥をしのんで
カウンターにお願いしてみる。
「あと10分ありますから
お待ちください」
予想通りことわられたけど
見えるところで
ぷらぷらしてた。
もちろんアピールの意味をこめてね!
そしたら
客が偶然にも5分前くらいに
あたしひとりとなり
JRの方が話しかけてくださる。
「さっきの内容見せてください、
そろそろ準備します」
ふふ、来たな!
端末がふたつある窓口
だったのだけど
二人でダブルで頼んでくれようとして
「出雲と瀬戸どっちがいいか」とか
「禁煙か・・」とか
相談してるのが聞こえてくる。
「あの!なんでもいいんです!
喫煙でも!
席種がわかれも出雲と瀬戸に別れても!」
と、言ってみると
「とりあえず4つ確保しましょう」
なんて、彼らもその戦いに
やや目覚めてくれた模様。
「じゃ、俺出雲入れてみますんで
○○さん、瀬戸で。
両方とれちゃったら
取り消せばいいですよ」
と、なんとまあ
親切なこと!
というよりは
鉄っちゃん魂を見た!
と、言うべきか。
ところが。
5分前をすぎたあたりに
客が一気に3人入店。
ひとりは普通の客だったのだけど
他の二人はやはり
一ヶ月後のどこかの指定を
取りたい人らしく
2台態勢だった
あたしのチケットが
1台に。
いやでも信じます。
神田駅のキミ!!
そして運命の!!
「とりあえず4つとれました」
「ありがとうございます!」
それから
席表をいくつも
クリックしまくって
「シングル階上とれました、4つとも。」
「あ、ありがとうございます!」
というわけで
とれちゃったのです。
連休前金曜日の
難関と思われた寝台車が4部屋。
売り出し日に取れなくても
掛け持ちでお願いしてる人が
キャンセルしたり
旅行会社が握っているのを
直前に離したりするから
キャンセル待ちしてれば
とれるんじゃないか。
というのが通説のようですが
そこが決まらないと
ほかの計画も立てにくいし。
もしとれなかったら
旅の価値もかなり下がるわけで。
ここんとこ
旅行といえば
雨に降られたり
自転車落車だのなんだの
不吉な年だったので
どうかとは思ったのだけど
ここにラッキーを残してたんだね!
そう思ってひとりみどりの窓口前で
にんまり。
と、同時に
ほーーーーーーーーって。
安堵の深呼吸。
心配でしょうがないのに
(いやしょうがないから?)
人にはまかせられなくて
自分でやれることは
やらないと気がすまなくて
実はきのうも
みどりの窓口に行って
用紙の書き方を相談するふりして
だめもとで
「明日の予約なんですけど
今日受付とかないですよねぇ?」
とか一応聞いてみたり。
でも
昨日行ったおかげで
帰り道がはっきりとは決まっていないけど
とりあえず往復乗車券を買うのは
お得そうだ、ということがわかったり。
同行する仲間は
プレッシャーかけないようにするためか
「取れなかったら
それはいーんじゃない?」
とも言ってくれたんだけど
最高のプラン、と
一度思ったものを
そうそう変えることもできず。
なので
実はすでに
しまなみでのレンタサイクルが
思った車種と日程で
借りられなかったり
尾道での宿泊が
どこもいっぱいで
くじけそうになったりとか
あったのだけど
ひとつひとつ
なんとかクリアできていて。
シツコクアプローチしていると
ぽこっと「穴」が
見つかったりするのだよ。
旅の計画に関しては
あたしはちょっと
あきらめ悪いかも。
そんなわけで
きのうは神田駅に
NNちゃんと行ってみたのだけど
そのあと周辺で飲もう、と
訪れた『あい津』は
予想通り満席ですごすごと。
マスターがすまなそうに
厨房から出てきてくださったけど
これもあとで
「必然」と考えざるをえないのだけど。
そんなにビール日和って
わけでもなかったのだけど
『じゃー加賀廣だな』
と、NNちゃんと意見一致で
扉を開けてみると
お父さんが待ち構えていて。
たしか前回は満席で
ことわられたので
「また?」と思っていたら
貼紙を指差す。
「九月三十日をもって閉店します」
へ??
お父さんなんで?
「連絡しようにもわからないから
困っちゃってたのよー」
「お父さん具合悪いの?」
「いや、介護でね」
はあ。
そういうことなのかー。
聞けば
自分の親、奥方の親と
あわせて3人の面倒を
もう何年も見続けているのだとか。
「あと6年と思ってたんだけどね」
そうか、それでちょうど。
お父さん自身は元気そうなのに
切ないね・・・
「ここんとこもう睡眠3時間よ」
すごすぎる!
とりあえず
驚いて残業してる☆と
おやじ呑み友M田さんに電話、
同じくMとTにもメールしてみる。
「いきますとも!」
と、興奮して
☆が遅れて登場。
この店の終わりを
ほんとに名残惜しい、という話を。
だって日本一瓶ビールの美味い店が閉店だよ?
あのお父さんの恵比寿顔に
癒されることもないんだよ?
嗚呼。
とりあえず
巨大レバーをはじめ
名物の串もの、
大好きなポテサラと
コールスロー、
それにお父さんおすすめの
真鯛のフライを。
「でも来てもらえてよかったよ、
通じたのかね」
と、いつものサービスの瓶一本を
ぽんと机の上に置いてくださる。
日本一美味い中でも
このビールがほんとに美味いんだよ!!
神保町でとても
居心地よかった
『菊水』も夜の営業は
やめてしまったし
某店は味が落ちてしまったし
某店もオーナーが変わってしまった・・・
あたしの安息地が
急激に減ってる。
もちろん
「居酒屋難民」になる恐怖もそうなのだけど
どの店も店の方がすごく好きだったので
彼らが続けられなくなってしまった
その状況を思うのが
なんだかつらい。
あたしは別の飲み場所を
さがせばいい。
だけど彼らの居場所、
彼らの活躍の場は???
切ないね。
自分ではどうしようもないこと
自分のことだけ考えてもいられないこと
そういう時期は必ず
やってくるんだよね。
とはいえ
自分に関していえば[#IMAGE|c0049455_083655.jpg|201109/08/55/|right|150|220#]
そのことを考えて
何もできなくなってしまうよりは
今じゃないとできないと思われることは
やっておこう!って。
ますます生き急ぐベイベーなのでした。
しまなみ行くぞー!!
備忘:ビールもいいけど
お父さんお手製のコーヒーハイも
忘れずに飲もう!っと!→

「どうしようもないことの行方いろいろ」への6件のフィードバック

  1. SECRET: 0
    PASS:
    高松好きのあつ!
    今回は岡山で降りてしまうのです・・
    それより鶴川の「あとりえ・う」に近いうちに行きたい!

  2. SECRET: 0
    PASS:
    岡山で降りるだと!?
    信じられんっ

    ところで、’あとりえ・う’うちのちょー近所だ!
    でも知らなんだ
    いつでもでも言ってくれ♪

  3. SECRET: 0
    PASS:
    あつ、高松にはまたゆっくり行くわさ。
    「う」も行くわさ。

  4. SECRET: 0
    PASS:
    記事を上から読んでくるので、「おお、ここでチケット確保かぁ」と感心しました(笑)。
    イベントの逐次報告を逆行してくると面白いですねぇ。

  5. SECRET: 0
    PASS:
    南球先生、
    ずいぶん遠くまで来ちゃいましたね~笑
    チケット確保からずっともう旅行モードだったんですよ!

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