あの空の色とチバの声と。

行ってまいりました~
博多まで。
3泊4日も家をあけるのは
久しぶりだったので
洗濯して風呂入って
やっと今、落ち着いた感じ。
3日間のうちの1日めに
バースデーが出る、というので
女MJと
それを目指していったのだけど
なんとなく海でぽか~んと
して過ごすのもいいなぁと
思って行ってみました。
フェスっていうかね
もう、海に行ってきました!
って感じ。
ほんとうにまだまだ手作り感あふれる
地元のみなさんのイベントで。
リピーターも多いというから
出演アーティストに関係なく
博多っ子たちが
集まるイベントなのかしらね。
でもその歴史、16回!
たいしたもんだよね。
でもこちらにいると
HPに情報が少なくって
おたおたしていたら
キャンプサイトや
天神からのバスも予約一杯だし。
ほんとに行けるの?
と不安になりつつ
とりあえず公共のバスとか
電車を調べ上げて
行くことに。
朝7:30の飛行機で
福岡まで。
実は1ヶ月以上前に
予約したら13000円という
激安。
ぎりぎりに決めて
移動手段に苦労したRSRとは
正反対の旅で。
しかも福岡って
空港から街が地下鉄で
10分とかだから
移動も安くてすむし
便利だし
そういう意味では
なんとかなるかな~って
気分だったりして。
わけあって
博多にはちょっと詳しいしね、
あたし。苦笑。
この日は
空港から
まっすぐ
筑前前原駅まで。
地下鉄から乗り入れている
筑肥本線。
唐津に行く電車で。
本数もアクセスもいいので
思ったより
すんなり着いたりして。
予定よりも早く着きそうだったので
会場に入る前に
海辺でビールで1杯、と
駅周辺で
黒ラベルをさがすことに
バスまで時間があったし。
ところが!!
コンビニ2軒、
スーパー2軒、
でかい荷物を持ったまま
さがしまわすことになったのだけど
・・・
ないのです!!
アサ○、キ○ン。
それに発泡酒類。
サッポロがあったとしても
そんなもん。
空港でもたしかに
ないよな、と
思ってたのだけど。
困るぅ!!
まさか
この旅の間、
黒ラベルを一度も飲めないんじゃないか、
そんな不安がよぎる・・・
結構よくある話だからな。
でも
フェスの間
ノンアルコールというのは
絶対にありえんでしょう!!
と、なんだかいきなりの
パニック!!
しょうがないので
とりあえず20分ちょっとバスに乗って
入場前に
その日宿泊予定の海の家
「磯の屋」に
駆け込んでみる。
あ、
ハイネケン
そう、
なぜかこのフェス、
ビールのメインが
ハイネケンで。
よかったぁ。
荷物を預けて
ビーチでとりあえず
プルトップを引く。
不安だっただけに
一層うまかぁ!!
で、
やっと気付いた。
ここの景色、
いいね~。
白い浜と
青い海。
天気もよくって。
ハイネケ~ン♪
これだぁ!!
チバの出番は
18時すぎだし
ここでまったりするか。
芥屋(けや)という
海水浴場なんだけど
金曜のせいか
開場前のせいか
すいているし
もう9月だし
泳ぐ人はいなかった。
糸島という半島の
西につきだしたところで
会場の前は
入り江になっていて
海は静か。
潮風なのに
なぜかあまりぺたぺたしないし
いい風だったな。
しばらくして
入場してみることに。
リストバンドのチケットなので
出入りは自由。
この海の家にも
行ったり着たりできて
便利でした。
なんていっても
狭いし!!
ステージは3つ。
というか、2つと
あとはほんとに小さな
テントのような場所。
ケイタイ登録でもらえる
タワーのタオルやら
エコブースでてぬぐい
もらったり
ろうそくを中に立てるという
紙の袋に字を書いたり
エコバッグに落書きしたり。
ほんとに
時間を忘れてぷらぷらして。
早速ハイネケン追加して。
そして
一番奥にあるメインステージにたどり着いて
ほんとうにびっくりしました。
せまっ!!
こんなとこに(失礼)
バースデー呼んじゃっていいの?
まあ、RSRのボヘミアンと
あまり変わらないけどさ、
でもこれメインでしょ?
メインの後方は
ちょっとした丘になっていたので
そこにシートを敷いて
2バンドほど見てみた。
正直、全然知らないのですよ、
バースデーとブンブン以外。
レゲエとか
ちょっとラップ入った感じの音楽が多くて
女MJの得意分野なんだけど。
でも
好きなバンドがあまりいないフェスというのも
なんだか気楽でよかった。
それ以外の時間は
食べたり飲んだり眠ったりと
ほんとにゆるゆる過ごせて。
食べ物もなかなか
充実していて
この日は
邪悪チキン。。
はし巻き(はしにお好みが巻いてある)
グリーンカレー
餃子
を食べた。
オール500円。
タンブラーを買うと
ビールが100円引になるというので
700円で購入し
もとをとろうとまた
ビール。
タンブラーでビールを飲むのは
初めてだったのだけど
結構美味しいね。
ひえひえのままだし。
そんなごきげんな時間を過ごし
いよいよバースデー。
まだ明るい時間なのに登場。
チバ前7,8列ぐらいにいたのだけど
そんなところでも
すきすき。
明らかにほかのバンドと
違う色だったし
金曜ということもあったのか
会場は一杯とは言えなかったけど
いつものファンとは違って
声援や、平気で話しかける声も多くて
それにのせられたのか
チバもいつになく饒舌。
「チバさーん!しゃべってー」
と、太い男子の声に
「オレ、しゃべりにきたんじゃねぇし」
と返したり。
「しゃべったら、ビールおごってくれる?」
なんて自ら言ったりして。
それぐらい観客とも近くて
たぶんこちらの声も
届いていたんだろうね。
最初のカレンダーガールで
ベーアンの調子が悪くて
曲間に時間があった時も
MC入れたりして
さらに音あわせのためか
オリーブを1コーラスだけ
やってみたり。
でも
外ってやっぱ
気持ちいい!
たぶんチバたちもそれを
楽しんでいるようだった。
だって
オーライで
「青」かった「空」が
シャインで
「うすい夜が傾いて」
ったんだよ。
トーンが落ちた空の色みてあたしは
鳥肌が立った。
こちらに媚びる
メッセージのない
チバの物語が
あたしは好き。
あの声でひとつの楽器のように
ほかの楽器の音と一緒になって
あたしを包んでくれる。
それがもう
うれしくって
楽しくって
とびはねながら
踊ったよ。
チバにも見えていたはず。
もちろんあたしは
たくさんの
カレンダーになりたい女の子のうちの
一人でしかないんだけど。
でもうちらの熱が
そのまま伝わる会場だったから。
それを感じとって欲しいから
返礼としてもね。
すっかり色の落ちた
空の下
ライヴは終了。
決して長い時間ではなかったけど
やっぱり来てよかった。
海からの風が吹く場所での
ライヴはまた
一味違って
よかった!
ほんと。
お疲れビールのあとは
同じ会場ではじまっている
ブンブンを見に突入。
バースデーより入りは
ずいぶんいいようだったので
かなり後方で見ることに。
ブンブンは、
見るの3回めだし
曲も皆無といっていいぐらい
知らないのだけど
はじめてみた時から
なんだかすんなり入って来て。
自分の中には
あまりないと思っていた
ジャンルなんだけど
結構好き。
でもって
ブンブンを聴くと
なぜか
バースデーをさらに超える
激しさで踊ってしまうのは
ブンブンの手口に
まんまとはまったのか。
後方は人も少ないし
足元が砂地だったので
クロックスも脱ぎ捨て
かばんも下におろして
狂ったように踊ってました。
ブンブン、
そういう意味で
すごいとあたしは思ってます。
ブンブンがその日のトリで
終了後会場には
花火があがって
終了。
家路につく人たちを尻目に
海の家へ。
蚊帳のつってあるただの
木枠の下に
宿泊。
これもまた
すごい体験なんだけど。
もしかしたら
寒いかも、と
持っていた寝袋は
必要ないぐらい
いい気候。
波の音を聞きながら
眠りました。
一日め終わり。

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