たのむよ、神様

神様は時に
なんていじわるなことを
するんだろ。
病気や
身内の死に
突然あわされた友たち。
自分だったらと思うと
とてもこわくて。
体の中に
灰色の雲がはいりこんだみたいに
もやもやと
心をくもらせちゃって。
そのことについて
あまり考えたくなくて
朝から忙しくしてた
きのうの日曜日。
あけた窓からの風が
ようやく冷たくなってきた時間に
鎮守の森のむこうから
風とともに聞えてくる
・・・
ガムランの音?
思わず家を飛び出して
八幡様へ行ってみると
ライトアップされた
境内の灯がこぼれる
じゃりの上にすわって
円になって
演奏している人たち。
何かの練習なのかな。
静かで
さわやかで
でも重たい気分に
やさしかった
ガムラン。
空には偶然
飛行船も見えて。
なんだか心の雲も
晴れた感じ。
あたしって
ほんとについてるんだな。
あたしを救ってくれるものたちが
まわりにあふれかえってるよなって。
そんなこと思った。
そして守られてるということも。
アリガト。
そっちの神様には
お礼を言いたい。
だけどもっと
みんなにも
しあわせを。
って、たのみたいんだけど
そこの神様たち!!

「たのむよ、神様」への4件のフィードバック

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    全然構わないですよ。
    どんどん書き込んじゃってください。

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