どうして
ライブハウスには
ビールの売り子がいないのでしょう。
背中にビールタンク背負った
おねいちゃん。
会場内は無理にしてもさ
そこらをふらついててくれればさ。
よお、横浜BLITZよ。
きのうのはひどかった。
30分ぐらい並んだのかしら、
たった一杯の酒を買うのに。
しかも100歩譲って
アサヒビールと知っていながら。
並んでいる人々から
「全然進んでなくねぇ？」とか
「オレ、久しぶりにキレそう」とか
そんな声が聞えていたぜ。
もちろんあたしの心の中も
マジギレカウントダウンしてました。
でもいざ自分の番になってみるとさ、
売り子さん自体、そんなに
手際は悪くなかったのよ。
つまりはシステム。
客の数に対して
売り子、ビールサーバー、
そのほかもろもろが
たりない！
たしかにいつもいつも
こんなライヴばかりじゃなくて
始まるまで少しでも前に行きたくて
早くからファンがはりついてる日とか
酒なんか飲まない若いファンばかりの日も
あろうよ。
でもきのうの客とかはさぁ。
半分飲みに来てるわけじゃん。
贅沢な生のBGMで
酒を飲み、
いい気分で踊る
みたいな。
そんぐらい調査しろよ。
ステージ始まってるのに
酒を用意しきれなくて
長蛇の列作らせてるのとか
どうよ？
って思う。
あきらめきれなくて長蛇の列
つくってる自分たちもどうよ？
か。笑。
つまりはそういう客なんだからさ。
マーケティング。
金落としてくよ、酒のみたちは。
にしてもさ
G・ラブってゲストじゃなかった？
19時にはじまり
たっぷり1時間。
おかげで酒のおかわりできたけどさ。
ちなみにおかわりの時も
かなりならんだケド。
そしてきのうのアサヒビールは最高に
まずかったので
普段は飲まないバーボンソーダを。
そこまでして酒飲むなって？
でもダイブするようなライヴじゃなかったら
酒片手に聴きたい。
それ結構、マジョリティーちゃう？
G・ラブ結構いいじゃん。
と思ったのも最初のうち
ビールのまずさも手伝って
だんだん
「まだやるのー？」
みたいな気分に。
でもひっぱってひっぱって
やっと出てきた
ジャック・ジョンソンは
格別。
演出だったり？
いや否定できないかも。
あの「ほっとするかんじ」は
長い長い渇きも手伝ってるかも。
いやー、前置き長く
ぐだぐだ書いてますが
要するに素敵な夜だったわけです。
ジャックの声。
あの声。
やられますよ、ほんとに。
G・ラブがいくら技術をもってしても
エンタを知っていたとしても
ジャックにはかないません。
あのいるだけで
神々しいかんじのする
でも普通のシャイなおにいちゃん。
変な日本語連発して
ちっちゃい笑いをとったりもするんだけど
歌いだしたら
空気変えちゃう。
少なくともあたしは
どっか別の場所へ行けた。
あたしと
人と人のあたまのあいだにちっちゃく見える
ジャックだけがいる世界へ。
行ってきたよ。
これホント。
こういうものたちに
あたしは生かされているのだなぁと
最近実感できることが多くて
しあわせです。
まだまだそういう時間が待ってると思うと
楽しみでしょうがないよ、
これからの時間たち。
そして今宵も。