なじみたい店~稲荷町にまでも!

最近☆と飲む時には
大抵一緒にいる
呑み友おやじM田さん。
なーんていっても
たぶん年のわりには
若いし
本人もそんな風には
思ってないようだが
まあ分類としては
「おやじ」と言うしかない。
この方の
紹介してくださる店が
ほんとハズレなしなんで
☆とあたしは
ほとんどことわったことは
ない。
もちろん
こちらからお声を
おかけすることもあり
昨日はまさに
そんな日だったのだけど。
やっぱり
話したいことが
仕事のことだったりすると
同僚☆では
ただのグチになってしまう。
その点
感情のまま話すのではなく
言いたいことを
整理しながら
口にして行けるのと
まあそれでも
いつも顔合わせてるわけだから
説明のいらない部分も多く
その辺の塩梅が
いいのかもしれん。
といっても
そう構えて話してるわけでも
真剣な話ばかりを
しているわけでも
ないのだけど。
きのうはでも
そんなわけで
自分が話したかったので
M田さんが最近仕事をしている町
稲荷町に押しかける形になった。
こんな町でも
案外いい店あるぜ、
とのたまっていたのが
気になっていたのも
当然あるのだけど。
1軒めに訪れたのが
『つちや』。
ご夫婦でやられている
カウンターだけのお店。
おばちゃんおじちゃんとの
距離感が
なんともいえなく
いい!
直角の2面のカウンターの中に
ひとつさがった台所は
まるみえ!
下茹でした食材だの
冷蔵庫の中身だの。
その角に陣取ったあたしの前には
おでんの四角い鍋があって。
これまたまる見え。

大根
こんぶ
さつまあげ
卵のあじのしみ具合ったら
言うことないすね。
それから
まだできてないかもよ、
と言われつつ
待ちきれなくて
出してもらった
じゃがいも。
おでんの味は
しみてないんだけど
じゃがいもらしい味が
かえって美味しかった。
遅れて来た☆を
待ってたのんだ
もつの串たちの
美味かったこと。
1本70円??
駄菓子屋かよっ。
レバーがとくに
いいね、と意見一致。
ぶっといもずくに
紫の菊の酢和え。
どれもいい感じで。
でもね。
なんだかたぶん
違和感を感じられていたようで。
若い子も二人ほどいたけど
ほぼ常連のおじさんたちの
パラダイス。
M田さん一人なら
そりゃ居心地もよかろうが
M田さんとうちら二人という
組み合わせって
ほかとからみにくいって
思わせてるんじゃないかなって。
まだ☆と二人で
乗り込んでみたら
案外なじむかもしれないけど
なんとなく
私たちの存在が
いつもの店と違う雰囲気に
してしまっているような
罪悪感を
感じてしまったのだ、
少し。
まあでも
また近いうちに乗り込んで
覚えてもらうしかないかね。
だって美味しいんだもの、
また来たいよ。
さんざん食べたわりに
安かったのと
まだ22時になったばかりだったので
稲荷町名物店を
もう1軒
ご紹介いただくことに。
浅草通りの反対側
『瓢箪』
こちらは少しこぎれいで
座敷とカウンターだし
店のおばちゃんも
うちらのような女子や
新参者にもひるむこともなく。
残念ながら
サワーと銀杏ぐらいしか
口にできなかったけど
こちらのメニューも
安いし、魅力的。
なんとなく
こっちのが居心地よかったのは
くやしいのだけど
まあそれは
まだ「おばちゃん」に見えないってことで。
帰りは
新御徒町まで歩いて
大江戸線に。
ああ、この辺か、と
実はよく遊びに来る地帯に
いきなり到達してびっくり。
稲荷町、
実は神田から7分だし
帰りも楽だし
また訪れたい町。
それにしても
M田さんの嗅覚は
ほんとにすごい。
あらためて
脱帽・・・
まったくいい呑み友なんである。

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