マイバースデーは


新潟でバースデーをみました。
朝の新幹線での黒ラベルにはじまり、ただいましめの黒ラベル。
新潟は美味しいものと黒ラベルにあふれてる!
楽しい道中♪
追記;
たまに
人があきれるようなことをしたくなる。
そんなクセがあたしにはあるらしく。
今回も思いついちゃった、
新潟までチバを見に行っちゃうもんね!
バカみたいなんだけど
実行してる自分が
バカバカしくって愛しい。
春のクワトロ4箇所でのバースデーのツアーは
チケットが買えなかった。
なんだ、44歳になるあたしには
「クワトロ×クワトロツアー」だなんて
おあつらえ向きなのになぁ!
って、がっかりしていたら。
4/30にバースデーのライヴがあるって!
新潟かぁ。でもチケット簡単にとれそう・・・
行っちゃおうかなぁ~?
そんなこと考えてるところへ
女MJからメール。
「お誕生日、高尾山でも行きませんか?」
バースデー同志でもある彼女に
「新潟にチバ見に行こうかなって
思ったりしてたんだけど・・・」
と、控えめにふってみると
「ぬけがけですか!」
と。
最近チバへの執着を
あまり見せない彼女の意外な返答に
「じゃ、ちょっと調べるんで」
と、お得意の検索ちゃんで
安いツアーを発見。
バースデー同志ではないけど
なぜか弾丸ツアーには
いつも同行させられる
ビップも誘って
3人での一泊新潟行き決定。
あれこれ調べてみたけど
結局まとめないと整理ができないあたくし、
前日は一日かけて
「しおり」作成。
地図を把握、タイムスケジュールを決定。
当日の朝
横浜横須賀から来る二人のことも考え
遅めの9:12東京発。
早めに東京駅に着いたけど
やはり黒ラベルは
どこの売店にもなく。
グランスタの酒屋に行くけど
ここのビール冷えてないんだよね~。
おしゃれだけど
あのディスプレイじゃねぇ。
お店に物申して(教育だよ!)
保冷剤を入れてきた
クールバッグに3本のビールを入れる。
ホームで会った二人
「ビール買おうと思うんだけど
サッポロがないよー」って。
そうでしょ?
買っておきましたよー!
マックスの2階席に乗って
すぐに朝ビールで乾杯。
お誕生日プレゼント、と
写真のまめてぬぐいとか
チョッパーの靴下とか
女MJの母上のたけのこおにぎりとか
ライブのチケットとか
もらっちゃいました♪
このバカツアーに
つきあってくれるだけで
十分なのに、ありがとう。
途中、水上あたりか、
雪をかぶった山の姿をみたりとか
そんなことしてる間に
もう新潟!
1時間半、あっという間だよね。
天気はすばらしく。
暑いぐらい・・・
早速ライヴイベントのための
リストバンドをもらいに行く。
駅から10分ほどの国道沿いには
チューリップが咲いていた。
その横をぷらぷら。
せっかちなあたしに対して
この二人はとことんのんびりで
そのテンポを尊重しつつ
あたしもそのテンポを見習いたく
のんびりすることにする。
途中のお店の軒先には
干した魚。
海辺の町に来ましたかねぇ。
交換所の万代バスセンターでは
同じイベントのバンドの
ライブがもう始まってた。
自分の年齢の半分以下の子たちが
遠慮がちにこぶしを振り上げてる。
それを見下ろすレインボータワー
という七色のタワーは
耐震基準からはずれてしまって
今はもう登れないのだって。
残念ね。
でも新潟っ子たちのシンボルなのかな、
イベントの名前は
「レインボーマーケット」なのでした。
バスセンターで
次に行く場所のバス停をさがしている時
二人が見つけた立ち食いの食堂に
早速サッポロ発見。
しかもちょっぴりジャンクなメニューに
二人は興味津々。
「ちょっと気になるねぇ」
「ダメです!これから鮨です!」
ツアコンベイベーは
心を鬼にしその言葉を制して
次の場所へ。
予定していたバスが
一日に3本という爆笑な事件も経て
地図を頭に入れていたために
近くまでのアプローチに成功。
ぷらぷらと鮨やへ向かう。
それにしても
新潟は人も車も少ないね~
なんて言っていると
先方に人の行列・・・
まさか?
そのまさかが
あたしたちの目指す
「美たか鮨」でした。
ランチできて
この日営業していて
あまり遠くなくて・・・
いろいろ条件を満たしていて
しかもおいしいお店をさがすのには
ちょっと苦労。
GWで営業日も変わりそうなので
電話して聞いてみたり。
でも
ここはあたりでした!
一泊旅行でおいしい魚を食べるチャンスは
このタイミングだな、と思っていたので。
行列といっても
すぐに回転して
案内してくださるお店の方も愛想がよく
中の板さんもいやな顔ひとつせず
「ありがとうございま~す」と
元気に声だしつつ
包丁さばきに没頭してる。
握りか迷ったのだけど
とにかくもりだくさんだという
評判のちらしにした。
まぐろ、〆さば、ぶり、はまち、
すじこ、ほたて、とびっこ、甘えび、
いか、卵焼き、うずらの玉子。
どれも美味しい!
とくにほたてが甘かったなぁ。
ごはんに山菜がちらっと混ざってるのも
美味しかった♪
ビールはアとモ。
サッポロのグラスが置いてあったので
ためしに聞いてみたけど
残念ながら・・。
でもビール飲んだら
これだけ食べられない!ぐらいな
量でした。
でもこれで1300円だからね。
満足なのだ。
それから
ぷらぷら歩いてホテルへ。
13:30で早めだけど
チェックインさせてもらう。
ホテルイタリア軒は
老舗らしく古めかしい感じで
まわりも歓楽街だったけど
居心地はそう悪くはなく。
どこからも徒歩圏だったので
便利だった~。
お腹いっぱいで
うっかり昼寝しそうになった
あたしたちだけど
1時間ほどして
のろのろと行動開始。
ライヴまでの時間
古町を歩いてみることに。
だけど
GWのせいか
店はしまってるところが多く
人もまばら・・・
「いや~新潟は静かだね」を
連発するあたしたち。
じっとり汗をかくくらいの
温度だったので
「そろそろ行きますか」
と、コンビニでビール買って
歩きビール。
それにしても
新潟はゴミひとつ落ちていないし
食べながら歩いてる人もいない。
ましてやビールなんて
飲んでる人はいない。
それでも欲望には勝てないあたしたち
プシュっ!て
いっちゃいました。
すいません、新潟のみなさま。
古町は
思ったより新しくて
おしゃれな店が多く
西荻みたいな感じだった。
建物は古いんだけど
それを改造したりしてね。
今回のライヴの
オフィシャルタオルのデザインをした
「ヒッコリー03トラベラーズ」さんが
どうやらこの古町の「上古町」を
「カミフル」と呼んで
町おこしをしているらしく
その効果があちこちに見られました。

でもなんか古くさーい店のが
なじむあたしたちが
気に入ったのは
シャモニー」という
バルコニーのある2階の喫茶店。
でもただ
古いだけでなく
ちゃんとおいしいコーヒーを出してくださり
さきほど手に入れた
丸美屋さんの「越の淡雪」を
ひとつ口に入れる。
うーんコーヒーに合う。
ここでほっとしてから
いよいよ戦闘開始!
ビップをおいて
女MJと二人、ライヴ会場へ
タクシーで向かう。
このタクシー、初乗り300円でした。
なんとなんと。
しかも名刺をくださったので
次の日もコールさせていただきましたが
迎車料金ゼロ。
日の出タクシーですよー。
着いたのは1時間前。
何しろ小さい会場なので
入場制限もあるかも、というので
びくびくしていたのだけど
閑散・・・
外では数人がたむろしてるけど。
やっぱりバースデーが
来るなんてウソなのかな?
他の出演者と比べて
格が違いすぎる彼らの
出演をあたしは疑っていたのだけど。
しかもほかのバンドも観られて
いつもよりチケット代安い
3500円だし・・・
ビールでも飲むか、と
中に入ってみると
一応バースデーのグッズを売ってた。
ああよかった、来るのは本当だな。
で、ドリンクバーに行ってみると
並んでいるのは・・・
ペットボトル??
コーラ、オレンジ、ウーロン茶。
は??????
そりゃちょっと
文化祭っぽい企画だとは
思ったけどさぁ。
あわてて近隣の調査開始。
ビールを求めて・・・。
あっちこっち歩いて見えたのは
24時間営業のスーパーらしき店。
おお!!ここここ!!
いやった~~~!
カミサマは見捨ててなかった。
プシュってして
ご機嫌な二人。
会場に戻ると
少し人は増えていたけど
なんだかのんびりしていて
ビールを呑んでる人もいるけど
会場整備の人は
何も言わない。
あたしたちも堂々と
缶ビールを片手に
会場入口付近の地べたにすわる。
そろそろ30分前だし
音だしも聞こえてきたし
入りますか~と
中に入るとまだまだ人は
半分より少ない。
それにしても小さい会場だな。
300人ぐらいかなぁ。
床にすわって待っていると
徐々に人も増えてきたので
最後のトイレをすまして
前方にじりじりと近づく。
と、後ろから
「もっと前につめてくださ~い」
へ?
普通はあぶないから
さがってください、だろ。
なんだ、この会場は!
新潟すごいぞ。
ちょっとしたカルチャーショックなのでした。
さて
音だしでトラブルがあって
少し遅れた開演だけど
出てきました、
ザ・バースディ!
よかったよかった、
誕生日に会えたよ、チバ。
しかも近い。
ここ狭い!!
最近定番の幕開けは
Baddy!
この曲好きだー!!
一曲めからテンションあがって
予想通り短いライヴだったけど
汗かいた~!
まわりもやたら暴れる若い子たちで。
でもなんだかみんな楽しそうで
いい空間だったな。
ビール片手に出てきたアンコールは
ライヴでははじめて聴くな、と思ったら
案の定チバは歌詞を忘れ
苦笑い、開き直って
「ララララ~」なんて
歌っちゃって。
去り際に
「この借りは返しにくるから!」
ってさ。
ったく~あたしの誕生日~~!!
と思ったけど、
チバらしい思い出。
酔っ払いめっ。
ライヴのあとは
タクシーで来た道を
小躍りしながら帰る。
途中信濃川を渡る
八千代橋で
歩道が途中からなくなったので
車が来てないのをいいことに
バイクレーンみたいなところを
二人で走ってみた。
43歳と44歳全速力@ライヴ後。
月がついて来る~!って
ご機嫌なあたしたち。
こういう瞬間が
ほんとに楽しい。
バカだね~。
20分ほど歩いて
ホテルに待つビップと合流して
晩ごはんにでかけましょうか~。
調べておいたのは
吉田類が酒場放浪記でも
行ったという
おやじの巣窟っぽい
喜ぐち。
GWで静かと思われる
歓楽街を抜けて
ちょっと町はずれっぽい
小さな商店街に。
だけど
残念ながらお休みでした。
たしかに人っ子一人いないしね。
しょうがなく
きびすを返して
次なる店「五郎」へ。
地図を見て
「ああこの先」と
すぐわかるビップも
心強い旅仲間なのだ。
思ったより
奥まったところに
入口があるので
調べていてよかった~。
のれんがかかっていなかったら
扉を押すのも躊躇するぐらい
外からは店の様子が
わからない・・・
だけど入ってみると
カウンターもテーブル3つも
いっぱい。
人数を告げると
カウンターをつめて
場所を作ってくださいました。
あーよかった♪
たしかサッポロがあったと思って
頼んでみると
「あーサッポロだけ切れちゃってて」
に、が~~ん。
新潟初の他社ビール?と
あきらめていたら
「一本だけありました!」
とのうれしい声。
いやあこの一本はうれしかった!
二人も盛り上がってくれて
「さすが誕生日、乾杯!」って。
時間が遅いので
刺身系はなくなっていたけど
美味しかった。
お通しはぜんまいのおひたし
あじの南蛮漬け
しめさば。
・生ハムとたまねぎのサラダ
・佐渡産 天然岩モズク 
・せせり焼
・とりからカレー味
・焼そら豆
ビールは一杯で終えて
あとは「五郎酒」という
オリジナルのお酒を。
カウンターの中から
お兄さんが
ちょいちょい話しかけてくれ
あたしたちの風貌から
ライブ帰りとわかったのか
そんな話題もふってくださる。
と、ふと気付くと
壁にでかい文字のサインというか
落書き・・・
「酒は愛。吉田類」と。
なんだ、ここも吉田類来てんじゃん。
チェーンで数店あるし
一見こじゃれた系の店かと
メニューなんかも見て
思うけど
どれも丁寧に作られていて
美味しいお店でした。
今度は早い時間から
お刺身などいただきたいのだ。
そこから
徒歩数分でホテルに帰り
順番に風呂に入り
やっぱり寝際のビール。
一日ずっと
黒ラベルとともに。
チバの音楽と
大事な友達と
いい誕生日でした。
続きはまた。

「マイバースデーは」への2件のフィードバック

  1. SECRET: 0
    PASS:
    おめでとうございます。
    私と誕生日が近いのね(勝手に親近感

    ひとつ前の日記
    恋をしてるとね、目がきらきらするらしいよ
    そして痩せるらしい
    きれいになったのは、きっといい恋をしてるんですね!

  2. SECRET: 0
    PASS:
    yosshinaさん。
    おめでとうございました~
    ほんと近いですね!
    たまにはあたし自身の恋の話でも書きたいところですが~
    やっぱりラヴ・ビアー!どまりです。とほほ。

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