ジャッジ、命がけ

きのうは。
タイムトライアルだったし
ドーフィネはパスして
ずっと観たかった映画
『レフェリー』を。
いやぁ
かなりおもしろかった。
Euro2008当時に
レフェリー自身、その家族、
そして観客を同時に撮影して作った
ドキュメンタリーなんだけど
いわば一発勝負の状態で
あれを作れるなんて
すごいね。
まずそれに驚き。
それにしても
レフェリーって
ほんとにほんとに大変な仕事なんだね。
絶対にミスは許されず
ミスした時の波紋の大きさときたら、
国際問題にも及ぶ。
殺人の予告がされたり
警備がつくほど狙われたり。
たしかに
試合を観ていて
ミスジャッジに
腹を立てたり野次を飛ばした経験も
あるけれども
彼らの立場からしたら
たまんないよね。
試合が終わった時の
彼らの感想は
「今日も無事に終われた」
だもんね。
選手よりよっぽどプレッシャーあるし
体力も集中力も
一瞬たりとも切ることはできない。
3人対22人、単純に数だけでも
合わない。
その上、ベンチの声
スタンドの野次、が時に敵と化し、
はてはFIFAからの厳しい「ジャッジ」まで。
実際の試合中の
彼らの声を聞きながら観るサッカーは
また全然違う感じ。
そして家族たちの
試合でなく
レフェリーのジャッジを心配しながらの観戦も。
そして
日程がすすむうちに
レフェリーも減って行くのだけど
彼らのその舞台での出来、
まわりからの評価で
次のレフェリーができるかが決まる。
しかも
自国が残れば
自分は大舞台の笛は吹くことができないという不条理。
愛国心と自分の仕事への誇りの間で
苦悩する彼らは
ほんとうに大変なんだね~。
いやはや
これから試合の見方も変わりそうだよ。
今日からEuroが始まるけど
大会前にこの映画を観られたのは
よかったかも。
野次飛ばしがちなみなさんもぜひ、
ご覧あれ。
なんならDVD貸しますよ。
さて
ヘンタイあたしの今月の
スケジュール。
なるべくナマでみたいもんだ。
備忘番組表、必要なら拡大せよ。

「ジャッジ、命がけ」への2件のフィードバック

  1. SECRET: 0
    PASS:
    shindouさん、ぜひほかの試合も。
    開幕の地味な組み合わせでも楽しかったでしょ?
    やっぱナショナルチーム独特のモチベーションが
    あるみたいですよね~。
    (じゃなくて日本戦見れ!って?)
    そのバー、行きたいけど地元ですよね?笑

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