きのうは。
ほんと寒かったね。
そんな中
今年も行ってきました、
東京マラソン。
我が家のすぐ
近くを走るということもあり
友人Kみが毎年
（なんで毎年？聞くなよ、そこは）
参加してるいるので
おにぎりを持って
応援するのが
恒例となっているのだけど。
朝起きるともう
レースは始まっていて
招待選手が浅草あたりを。
そっか。早いな。
一旦でかけたら
長い一日になりそうだったので
ひよこ豆でフムス、
さばの味噌煮を作る。
そんなことしてると
四谷あたりでKみと会えた
Kよーちゃんから
「足つってるみたいよ」
なんてメール。
寒そうだもんな、
大丈夫かね。
とりあえずおにぎりおにぎり！
しそをきざんで、梅をたたいて・・
ちょいとあわてる。
今年も前日に
いつもの場所を通過する予想時刻と
当日の服装でポーズしてる写メを
送ってくれたので
その時刻にあわせ
渋谷のY、神楽坂のFと
水天宮前駅で待ち合わせ。
みんなも朝からご苦労サン！
傘さしながら
いつもの場所にスタンバイ。
結構降ってるので
応援の数もいつもより少ない模様。
走ってる人もコスプレが
やや少ない。
雨のせいなのか
もうお祭りとしての盛り上がりも
薄れてしまったのか。
走る人のかっぱの衣擦れの音が
やけに聞こえる。
それだけにいつもより一層
ランナーたちの心意気が
伝わってくる。
なんかみんなす、すごいね。
予想時刻が近づいて
本人からメールが。
「今、日本橋」
たぶん送信だけを押す状態にしてあった
メールと思われる。
あたしはバッグから
おにぎりを取り出し
Fはデジカメを取り出し
Yが走ってくる人々に
目を光らせる。
雨は少し弱まったかな・・
と、遠方に彼女が見える。
足がつっていたというわりに
いつもながらのにこやかな表情。
雨にぬれたのら犬みたいに
寒々しい人もいる中
Kみは晴れやかで溌剌としてる。
ったくすごいね。
そして
彼女のリクエスト通り
一口で食べられる大きさの
おにぎりをふたつ
あたしの手から持ち去る。
だいたい食欲があるってのが
よくわからんよ！
2時間も走っていると
お腹がすくらしいのだよ。
でもがっつり
おにぎり食べてる人なんて
彼女以外に見たことないけどね！
往路を見送ると
道の反対側で浅草からの
復路を見張る。
道を横断することができないので
遠回りして反対側に渡る。
ここでFは帰っていったので
Yと二人でKみを待つ。
だいたい30分ぐらいで
戻ってくるかと思ったら
結構時間がかかり
相当厚着をしていったものの
二人とも寒い寒いと弱音をはく。
風がないだけよかったけど
足先が凍えたね。
30kmあたりということで
走ってる人もますます
表情が険しく
空気まで冷たい感じ。
うう、応援したいところだけど
こちらも我慢大会よ。
もう限界～ってなところで
Kみが帰ってきた。
「がんばって」
「ありがと」
それだけの会話なんだけど
やっぱり見届けたいと思うのだ。
だけどそこであっさりお役御免。
「熱燗熱燗！」
と、人形町の蕎麦屋に飛び込む。
ここに来るのも毎年の楽しみで
あったかいお蕎麦であったまる
家族連れの中で
「つまみのメニューください」
と、わけ知り顔で。
店に入った途端
寒さも忘れて
とりあえずのビールを片手に
つまみを選ぶ。
実は初めてこの店に来た年、
やはりマラソン見物帰りらしき
結構若い男子がひとり
寒そうに店に入ってきたかと思うと
「夜のメニューを」
と頼んでいたのだ！
それを見たあたしたちも
すかさず
「こっちにもそのメニュー！」
てね。
しかもこの店
ちゃんと蕎麦屋らしいメニューを
取り揃えていて
「昼の蕎麦呑み」には
なんとも都合のいい名店なのだ！
・鴨の煮物（たまごとじ）
・梅おくら
・おひたし（ほうれん草しゃきしゃきっす！）
あ、熱燗もね。
外からの風も無関係の
奥の座敷に通されたのは
偶然か、長居の客と知れたのか
わからないけど
そこでどっかり腰をすえ
熱燗、熱燗、熱燗。
・板わさ
・月見とろろ（じねんじょだったのかな、
　ものすごいなめらけで伸びのある感動的なイモでした。）
・ごま和え
熱燗、熱燗、熱燗。
・ざるで〆～。
2時間ぐらいいたんでげしょか。
ゴールしたKみに連絡がつき
完走を祝福。
用事の済んだFから連絡があり
蕎麦屋で飲んでる間に話に出た
アメ横のスパイス屋に行くことになり
再び合流。
三人でアメ横をぶらぶらする。
ロンドンスポーツとか
彼女たちは到底行きそうもない店は
どうかと思ったけど
まあ楽しんでくれた模様。
大晦日のテレビ中継なみの
「おねーさん今日だけ1000円1000円、」
というおやじたちの勧誘にも
満足していたようだし。
しかし
センタービルの地下が
あんなにディープな空間とは
知らなかった。
買い物してる人たちも
日本語ではない言葉を話しているし！
魚はちょっと気味悪かったけど
パクチーはばか安だし
スパイスもたくさんあって
青パパイヤなんかも
普通に手に入りそう。
歩き疲れたし
さらに合流しようとしていたメンツと
連絡がとれないので
高架下のモツの店に
落ち着くことに。
もちビールはサッポ○。
Yはにごり酒をいってる。
一口もらうと
微発砲のにごり、美味しいね。
これどこかで呑んだことあるなぁ。
人形町でさんざ飲んだ
あとにも関わらず
あたしは間断なくビールビール。
Yはにごりをお代わりお代わり。
もともとあまり酒好きではないFを
完全につきあわせてる感じなんだが
こうなるととまらないんだよねぇ。
銀メダルで涙がとまらないほどくやしがったり
雨にぬれながら42.195kmも走ってる人も
いるっていうのに
欲望のままアルコールを浴びるあたし。
どーなの？
最後はとなりにすわった
茨城からきたあんちゃん二人も交えて
飲み続け、結局合流する予定だった人たちにもふられ
ぐでんぐでんのYと電車で爆睡。
おっさんかよ！
一応反省の意味をこめて
帰ってから
・大根レンコンにんじんの炒めなます
・切干大根と梅干としそのサラダ
・切り昆布
作った～。
でも缶ビールあけちゃった。
やっぱダメだね、オレ。
ここんとこカラダが少し軽かったけど
またメタボな感じの週明けのあたしです。