雪だって聞いたから。
レンタル屋行って
借りといてよかった。
またお家でまったり。
まずは
『パピヨン』。
偶然、手にとったんだけど
すんげー大作でびっくりした。
仏領ギアナにとばされた
囚人二人の脱獄劇で。
ダスティンホフマン、
結構好きなんだけど
S・マックイーンがすごかった。
独房で肉体弱ってゆく中で
気持ちを保とうとする強い姿とか
自由になりたいって欲望で
行動する感じが上手くって。
映像もすごかったしね。
たぶん南米のどこかで
ロケしてるんだろうけど
カメラどっから構えてんだよ、
みたいな風景がいっぱいあったし
見ごたえありました。
もう1本は
『ノッキンオンヘブンズドア』。
先日観た『Revolution6』の
ティルシュバイガーが
出ているというので。
こちらも男二人の病院からの
脱出劇だったんだけど
上の大作とはテイスト違うけど
こちらもよかった。
死ぬ前に海がみたい！
なんて安直なんだけど
そこへいたるまでの
軽い感じが可笑しくて切なくて
いいのです。
ティルさんって人は
やっぱりいかついのに
心やさしくて弱っちいし。
気が弱い相棒と
だんだん立場が逆転してくる、
みたいな関係性もいいし
男二人の気持ちがぐぐーっと近づいてく
そんな展開がすごくいい。
調理場に塩とレモンをさがしに忍び込み
こっそりテキーラを飲み
禁止されてるたばこを吸いながらする
詩のようにすらすらとでる
天国での会話と海の話、
ドイツ語のささやきってのも悪くないね。
それと
とうもろこし畑を
車で縦横無尽に逃げるシーンは名シーン。
ラストも好き。
もちろんあの曲に載せてね。
誰がやってもいいですね、
ノ、ノ、ノキノン♪は。
『ペルセポリス』観に
行こうかとも思ってたのに
雪のせいでひきこもったけど
映画の選択は正解。
また明日から忙しい日々だけど
バッチリ現実逃避
できたよ。
ついでに早めに寝る！