誕生日ウイーウケンド~グロいほう

それは
先月の
S和ちゃんの誕生日に始まった。
あたしんち史上(ってまだ歴史浅いけど)
最高の訪問客10人を記録した日、
その日はS和ちゃんを驚かせるため
こっそり弟くんから誕生日を聞きだして
ちょっとした
(じゃないか、女MJ本領発揮してたな)
飾り付けなんかして
お迎えしたところ、
サプライズにあった彼女
ひどく驚き、喜び、そして
悔しかったらしく・・
今月誕生日の
我らがガールズのキャプテン
Kごんの誕生日は
何か企もう!って。
早速メールが飛び交い
挙句田端まで繰り出し
『タバーン』で
企画会議。
酒飲みながら
S和ちゃんがフローチャートを
書く・・さすが元○フト○ンク!
できあがったストーリーというのは。
ヨガをやってる最中に
ばたばたと皆が倒れる。

あわてているKごんに手紙が渡される
「倒れた皆を助けたければ
解毒剤の入った宝箱をあける鍵をさがせ」と。

部屋をさがしまわる。
案内人として☆だけが倒れず
一緒にさがす

館内のほかの階にもヒントが

近所のずしんち
あたしんち
Kごんちをまわる

Kごんちであらかじめ
ダンナさんに仕込んでもらった鍵をゲット

帰ってくると
倒れた皆はゾンビ化

宝箱をあけて解毒剤を配る
一緒に誕生日プレゼントが!

ケーキと花を持った王子が登場!!

っていっても
ゾンビってどんなん?
と不安を抱えていると
「ゾンビメイク練習しました」
と、本番3日前にメールが。
あまりのいいできに
ここにお載せできないのが
残念ですが。
「ダンナさんにも明日鍵を渡します」
さらに
「こないだのフローチャートまとめました」
と、役割分担表送られてくる。
す、すげえ
主犯S和!!
そこまでの心意気を見せ付けられ
ガールズ全体、士気があがる。
あたしは早速
土曜日に白いドーランと
顔にかけるペンを購入。
王子様のかぶる
月桂樹の冠も。
そして
徹夜明けの当日
睡眠を十分とり
ヒントの手紙つくりにかかる。
あたしんちに来た時に
ドアに貼ってあるやつ。
雑誌を切り刻んで怪文風にして
宅配の不在票を
封筒がわりにしたりして。
準備万端。
すでに2時間も前に
企みに入ってる☆とS和ちゃんのいる
森下文化センターの4F和室まで。
途中で横浜からわざわざ参加してくれる
びっぷをひろい、合流。
ずしとフリマ友Aゆちゃん、
黒一点のOちゃんも集合。
文化センターの各階、
和室にもヒントを仕込む。
幸いKごんからは
「ちょっと遅れる~」のメール。
プロジェクターをセンティングし
何くわぬ顔でヨガをはじめて
待つ。
そこへKごん登場。
「遅い遅~い」
(・・予定が変わるじゃね~か!)
「お香持ってきたよ~ん」
とお香をたき
ヨガ開始。
はじめて15分くらい経った頃
申しあわせていた
「三角のポーズ、2回め」が来る。
(早く早く、しずちゃん倒れるとこじゃん)
「うっ」
しずが倒れ
Kごんと☆以外の
みんなもバタバタと倒れる。
Kごんびっくり。
あとで聞いたらお香にみな
やられたのか?とまじめに思ったらしい。
でもよかったよ、ナースだけに
適切な処置とかされなくて。
「うう」「うう」
みなで畳の上でもがき苦しんでいると
Oちゃんが苦しみながら
Kごんに例の手紙を渡す。
「ええ?
どこ?どこさがせばいいの?」
「Kごん、あっちの部屋とか行ってみようよ」
うそつき案内人☆、ハイレベルな演技!
二人でバタバタ部屋中をさがし
鍵のかかった宝箱(S和ちゃん手作り!
お見せできないのが残念)と
6つのヒントと
おたすけダイヤルもゲット。
それにしても
「よっちゃんみやちゃんといえば?」
でピンクの電話に誘導しようとする
S和ちゃんのヒントもどうかと思ったけど
さすがKごん即答でした!
そんな指示に従って
ほかの階へ。
ところが19時をすぎた文化センターは
利用者があまりおらず
完全に目をつけられているらしいうちら。
警備員が不審な目で。
もうこのころにはゲームに気付いたKごんも
任務遂行せねば!と
警備員の目を盗んだり。
やっと1階のヒントを見つけると
「しずちゃんちへ」
ヨガのために着替えていたのに
和室に戻り外に行ける服に着替える二人。
そしてその二人が出て行ったのを確認すると
近くに待機してくれてる王子様含む
Tシくん軍団5人に電話。
たおれてた人たちは
ゾンビメイクに。
もうこうなったら
躊躇してる場合ではないのです。
さっさとドーランを塗り
それぞれ青や赤のアイシャドーで
顔をつくって行く。
自分を含めみんなも積極的に
顔をつくり出すのがおかしくもあり
S和ちゃん曰くうれしくもあり。
メイクがすむと
部屋を飾りつけ。
ハッピーバースデーの横断幕など。
そこへ花をもった王子その1、A-リーが登場。
みんなのゾンビメイクに大笑いしていたけど
「オレもやろうかな・・」と。
まさか!
いかにもやりそうになかった人なので
ちょっとびっくり。
とそこへ合流した
Tシくん、Cホちゃん、Tかちゃん、Nスくん、Tケシくんも
最初はあきれていたけど
いつの間にかメイクしはじめて。
ゾンビは13人に!
それと持ってきてくれたハロウィンの飾りを
飾りつけてくれて。
そんな間にもKごんより
おたすけダイヤルのあたしのところに
「新大橋に来たんだけど」
なんて電話があって
「では次はあたしの家の宅配便を受け取ってきて」
と指令を出しつつ
残り時間と居場所を確認したりして。
最終地点のKごん宅では
口を割ろうとしない
ダンナさんにKごんが
ケリを入れたりというハプニングもあり
☆から「どうしよう?」
というおたすけダイヤルも。
(でもこれはこっそりね)
時間が限界にせまっていたので
ものすごくわかりやすいヒントを出し
無事オジーのばかだも~んのCDの中から鍵を。
Kごん宅を出たという連絡の
ワン切り電話が入ったあと
予行演習も終えた
ゾンビたちは
声をひそめて待つ。
畳に大の大人が13人も転がって
「しーっ」なんてやってる図は
ほんとに滑稽。
なんだかメイクもなじんできちゃうし。
いや見慣れたのか。
そこへ
Kごんと☆帰還。
所要時間およそ2時間。
和室につくなり
「あれ~靴が増えてる~」
とKごん。
(しまった!勘がいいからなぁ。
でもまさかゾンビになっているとは
思うまい)
「なんか静かだし~
ただいま~鍵を見つけてきたわよ!」
と元気よく戸をあけたKごんにむかい
ゾンビスイッチオン!
「うわえ~」「うお~」「た~す~け~て~」
と畳の上をうごめいて
Kごんにまとわりつく13ゾンビ!
「ちょっと!
ほんとに怖い!!」
ゾンビの川を渡り
宝箱にたどりつくKごん。
中からでてきたジューシーを
皆に投げつける。
「ほら!解毒剤よ!!」
(え~もっとやさしくみんなに
配ってもらうっていう設定だったのに・・
でもマジ恐かったんだろうな)
与えられてにっこりする
演技も皆でしつつ。
(こまけーよ!)
「Kごんありがとう!
ゾンビの感謝の気持ちです」
と、花束王子(でも顔はゾンビ)が
バラを一輪。
続いて
月桂樹をかぶった
ケーキ王子(でも顔はゾンビ)が
イナムラショーゾー」のケーキを。
ろうそくに火をともして
「じゃゾンビバージョンで」
と、低い声でハッピーバースデーを
歌い、拍手~。
ケーキはグルメのTシくんに
あらかじめ頼んでおいたのだけど
根津だかにある有名店なの?
もちあたしは知らんけど
Kごん大喜び。
予約をする時に電話をもらったのだけど
「ケーキ○千円ぐらい?1万円ぐらい?」
・・・
って、1万円のケーキなんて
見たことないっス。
「あ、○千円でよろしく」と
腰のひけてた自分。
でもこの○千円が
ベリーや栗がたくさん載った
カラフルなケーキで
ばりうま!!
クリームがもたれない感じだよね
と、誰かが言っていたけど
まさにそんな感じ!
また食べたいなぁ。
(ってS和ちゃんは今日行くとか
言ってたな・・わかるわかる!)
それから
皆からのプレゼントをあけてく
Kごん。
あたしからのプレはビ○ーバンド。
(ばったもん)
あたしも使ってみたかったし。
と、しずがビリーのDVDを流してくれて
それをみながら
ビリーをやりだすゾンビたち。
(あれ?Kごんにやらすつもりだったのに)
和室で
おおぜいのゾンビが
汗だくでビリーをやる図は
想定外だったけど
かなりおもしろかった。
そのあと
部屋を片付けて
森下駅近くの
丸鶏』の店へ。
14人でメインルームを占領。
Kごんの苦労話など聞きつつ
おいしいお酒を飲みました。
でもものすごい達成感で
ちょっと放心に近かったな。
「楽しかったけど
もうこういうのはナシね」
まあKごんじゃないと
こんなに人も集まらないし
あの役もできなかったと思うし。
何はともあれ
おめっとさんでした!
後日談:
「ガールズの株あがる!!」
ダンナさんにケリを入れてまで
口を割らせようとしたKごん。
ふたりの夫婦仲を
少々心配していたら
今回のこのさわぎの
手の混みように
感心していたのだとか。
いつもガールズガールズ言って
いそいそとでかけて行く
Kごんの気持ちがわかったのだと。

「誕生日ウイーウケンド~グロいほう」への4件のフィードバック

  1. SECRET: 0
    PASS:
    すがゆきほになっても検索かましてくる妖しい輩がいたら、ほんとすみません・・わたしからおわびします。
    うーん・・ほんと、すてきなお誕生日すぎて、その場に自分がいなかったことが悔しくて仕方ないですっ。
    日記にも書いたのですが、だいすき(だった)な人から、ひとのきもちなんかどうなるかわからないって言われました。とても悲しかった。だってそれやったら、明日の約束もでけへんってことやん。ひとのきもちなんてどうなるかわからないから明日の約束なんか信じないでおこうっていう人のために、わたしができることって何かあるかな? とりあえず「わたしだってあなたのこともう1ミクロンも好きでいる保障はできないさ」と猛ったことを口走って自滅してしまいました。助けてガールズ!

  2. SECRET: 0
    PASS:
    言われたシチュエーションはわからんけど、それもいい方にとったら?
    変わらないものなってあたしもないと思うし。それは人の気持ちに限らずね。でも変わるからおもしろいんじゃんっ。人も人生も!

  3. SECRET: 0
    PASS:
    ふんぎゃぁ。
    とりあえず思ったのは、いつでも涙うるうるなメルヘンなわたしに対して、そんな言葉を吐くやろうなんかとってもつまらないかもねzzzzzz?です。
    良いアドバイスありがとうございます

  4. SECRET: 0
    PASS:
    ゆきほどの。吐かれてもそいつに対してもメルヘンでいつづけてください。ぜひ!

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