戦うことのできる人に

恋をしました。
それも高嶺の花に。
どうして恋をするといつも
こんなに苦しい気持ちが
伴うのでしょう。
想っても想っても
手に入らないもの。
それがいつからか
イコールになってる気がする、
あたしの場合。
なーんて書いても
もうひっかからないって??
そう、相手は
高値の花、
牛込のイケてるマンションなのです!
最近
引越しを考えて
いろいろ物件をみているのですが
あんまりピンとこなくて
悶々としており。
妥協点を探さなくては
いけないのかな~と
思い始めていたところ。
絶対にここ!と
考えていた町からは
少し離れていたのだけど
意外に静かなこじんまりとした町を
紹介され
「ここです」と連れてこられた建物。
れんがの外壁に
石畳のエントランス。
玄関を入ると
絵が飾ってあったりなんかして。
とーっても古い物件なのだけど。
案内されて入った部屋は
でっかい窓と窓にはさまれた
アパルトマン風。
かっこいい!
こんなとこに住んだら
生活変わるだろうなぁ。
少しがんばれば
もしかしたら
手に入るかもしれないけれど
問題はそこなのです。
それを手に入れるということに
そんなに重点をおけるかどうか。
あたしには
もっとやるべきことが
もっとやりたいことが
たくさんあって。
手に入れることに
躍起になって
あきらめなくてはならなくなることが
できてしまうのが
怖い。
やっちゃえば
どうにかなるんじゃない?って
声も聞こえてくるけど
そういう意味においての
自分の力のなさは
知ってるつもり。
そしてもっと
力をつけなくてはいけない部分が
あるのだということも。
ぐずぐずしていて
その歩みはあまりにも遅々として
このまま終わってしまうんじゃないかって
不安もあるのだけど。
あーあ
まるで恋だね。
珍しくナーヴァスになって
風にとじこめられた部屋で
ひとり
ただただ酒を飲んでました。
続けている限り
それは負けではない、と
戦っている人のことを
応援するなんて
100年早いですね。
何も生み出さず
ただ酒飲んで
逃げ腰になってる。
恋をした時に
勝負できる自分に
なっていなくてはと
強く思った夜なのでした。
しっかりしろ、あたし。

「戦うことのできる人に」への2件のフィードバック

  1. SECRET: 0
    PASS:
    人間は負けるように造られてはいないらしいッスよ!
    ヘミングウェイ、ウソツカナイ

  2. SECRET: 0
    PASS:
    やすどの。
    うーパパヘミングウェイ・・あたいもがんばります

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