ラーヴアーンドピース!~広島エピローグ

最終日。
駅に荷物を預け
駅前福屋で「水木しげるロード展」を。
境港にある鬼太郎関連の
妖怪の石像を持ってくるって
企画らしく。
県立美術館で招待券を偶然手に入れたので
寄ることに。
像はどうもレプリカらしく
テキトーなものもあったけど
一緒に展示してあった
木版画「妖怪道五十三次」は見ごたえアリ。
もとネタも一緒に展示してあったので
かなり笑えました。
ショップでは境港のおみやげがあり
なぜか買いまくる女MJ。
だから~ここは広島だってば!!
デパ地下で
しゅうまいがうまそうだったので
思わず仕入れ
市電に乗って
原爆ドームへ。
近くでビールを調達し
とりあえずしゅうまいを食べる。
原爆ドームの前の木陰で。
暑い。
広島は暑いよ。
こんな中、原爆落とされたんだから
さぞ暑かったろうと思うよ。
この時期ということもあって
かなり混んでいたけど
平和記念公園、資料館を巡り。
たまたま企画展でやっていた
被爆者の方が最近になって描いた絵たちは特に
ショッキングで。
広島リピーターだけど
資料館に入ったのは
はじめてだったので
えらそうなこといえないけど
でも。
やっぱ見た方がいいと思う。
世界中の戦争好きの人たち。
そうでない人も。
あれ見たら
引き金はひけないはず。
これからあたしは
いろいろな場面でこのことを
思い出そうって。
ラヴアンドピース~って
なんか軽く聞えてしまうけどね。
それぞれの想いで
無言になってしまったあたしたちを襲ったのは
残り少ない時間!
この期に及んでまだ
カープグッズが買いたいという
びっぷの希望で
そごうまでダッシュ
汗だくで、スライリーユニなどゲット。
びっぷのにんまりを見ていたら
ちょっとテンション戻りまして。
軽いな~、あたしら!
リムジンにはぎりぎりの時間に
タクシーで駅に乗りつけ
荷物受け取り組
弁当調達組にわかれ
どうやらライヴ中にきゅーちゃんが言ってた
「広島といえば・・」に登場したと思われる
「むさし」のおむすびをゲット。
帰りの飛行機では
羽田の混み具合からは想像もつかないぐらい
すきすきだった
広島発東京行の後方席で
がつがつとおむすびを食べ
最後のビールを飲みほし
ちょっとスッチーに笑われた感じしたけど
気にせず!
旅はジ・エンド。
お疲れ様。
広島、また行こう。
こいつらとも旅行、また行こう。
ラーブアーンドピース!!

同じ鉄板で焼いたもんを食ったってことで~広島珍道中③

きのう、広島より帰京。
ゆるやかで長い旅
おもしろかったよ。
広島はなんてったって
せまいから、移動に時間かからないし
市電もバスもばんばん走ってるしね。
レンタサイクルの数が少ないわけが
わかりました。
でも唯一不便なのは
広島駅の横断。
空港からのバスも新幹線も
繁華街とは反対側につくのだけど
それを超えるのに
地下道しかなくて。
しかもクーラーも
動く歩道もない
昔っからの地下道で。
あれだけ、よろしく!
Hiroshima!!
土曜ライヴで興奮のあとから。
女MJがチケット売るので知り合った
広島人と立ち話していたら
ライヴ見ず
一人で市民球場に行っていた
びっぷが合流。
2連勝でゴキゲンで。
チバ観に広島来たってだけで
びっくりされていたのに
カープ観に来たって聞いて
広島人、ビビってました。
でもこの人がいい人で。
おかげ様で夢のようなことが
起こってしまったのだけど
そんな情報も惜しみなく教えてくれて。
彼に言わせると、
うちらのように熱い人たちに
会えるのはうれしいし
そういう人とは、想いを共有したい
みたいなことを言っていて。
女MJのために、自分のビデオコレクションから
ROMを焼いてくれて持ってきてくれたり
コーヒーもごちそうになってしまって。
なんというか、ミッシェルだからっていうの
越えて、かなりいい人。
方言もいいね。
彼だけでなく、
彼が連れてきた友ダチにしても
ライヴ中まわりから聞えてくる声にしても。
うちの親が山口だから
聞きなれてる感じもあるのかもしれないけど
やわらかい。
全然汚くなんかなくて。
やわらかい言葉って
場もやわらげるなぁって。
きっと人を疑ったり
はすに構えたり
そんなことも減って
プラスにプラスに生きて行けるんじゃないかなって。
少しうらやましかった。
彼らと別れて
3人でお好み村へ。
めあての店はいっぱいだったり
閉店していたので
なんとか3人すわれる『山ちゃん』へ。
こわそうなおばちゃん二人が
やってる店だと思ったら
このおばちゃんたちが
気さくで。
鉄板を囲んでも
ああいう店では店員さん
ぶすっとしてたり
食べたら出て行けみたいな雰囲気
あるとこもあるけど
ここはほかのお客さんに
常連さんがいたせいもあって
客同士からんだりして
なかなかの居心地で。
お好みはやはり見事な
薄いクレープにはさまれた
キャベツこんもりで。
それとぐつぐつ炊かれているおでんが気になり
一緒に。
ビールはモルツだけど
おいしくいただきました。
鉄板の前では何ビールでも行けるかも。
それにしてもこの店での
女MJのビール飲む速さは
すごかった。
最前列で戦っていた人は違うわ・・。
おなかいっぱいで
ふらふらと帰宅。
こんなどまん中からでも
徒歩でホテルに帰れるのが
うれしい。
広島すばらしい!
ちょっと飲み足りないあたしは
となりのコンビニで
ビールを買い足し
びっぷと部屋で乾杯。
女MJはあまりの疲労に
風呂で眠ってしまったらしい・・・
さて
あけた日曜は。
広島城へ。
広島に城があるなんて
今回初めて知りました。
しかも城址でなく
ちゃんと城に登ってきました。
この日もすごくすごく暑かったけど
城内はひんやり。
日本の建物って不思議。
風通しのよさもあるけど。
そのあとは
田臥好きの女MJが
世界バスケで使用する
アリーナを見たいというので
アリーナ詣で。
小学生の大会やってたので
少し覗いてみたら
結構おもしろかった。
なつかしいなぁ、あたしも
昔はちょっと得意だったのになぁ。
・・ファウルが。(今と同じじゃん!)
そこで
グッズなど売っていたのだけど
世界バスケのキャラがかわいくなくて
女MJ、ぶーぶー言ってたのだけど
端の方でMBAのグッズも売っていて
セルティックス発見。
ジュニアサイズだけど入りそうなものが
あったので買ってみたら
なんと半額で。
いいぞ!広島!
そのあとは
電車に乗って
宮島へ。
日曜なのにすいていた・・
やはり広島に来たら
厳島神社、見ないわけには行かんでしょ。
あの不思議な空間が
あたしは好き。
次の日が花火大会と
日程決めてから知り
ちょっと残念だったけど。
でも混んでいる観光地というのは
最悪だからね。
それもよしとする!
船で渡るってのも
いいよね。
瀬戸内海はどこいっても
簡単に船に乗れるので
用もないのに通勤船に乗ったり
よくしてしまうのだけど
波はゆるやかだし
いいよね~。
船に乗る前に、さきイカを配られ
「何これ?しかのえさ?」と
思ったら、どうも
機械でイカをさいた試食品らしく
振り返ると露店で
「さきたて」とか書いてあって。
ぷ。
宮島は
やはりしか天国。
バンビはかわいいんだけどさ~
角があるやつはこわいし
ふんをおしりからとばしてる図は
かわいくないぞ、しか坊!
お参りの前に
とりあえず腹へりのうちらは
あなごめしを求め。
おもてでカキを焼いている店に入り
あなご丼と焼カキとビールを。
あなごは、うなぎと違って
濃い味のたれとかではなかったけど
あなご自体がふわふわしていて
おいしかった~。
カキもでかかったし!
ビールはアサヒでしたが。
口なおしに
みかんソフトを食べ
なめなめ神社へ。
とにかく暑いのなんのって
ソフトクリーム、食べるそばから
輪郭がなくなって行く感じ。
とける速さとの競争で
味、覚えてないぞ。
厳島神社付近は
潮が満ちてきている時間らしく
鳥居は遠くに見えました。
やはり不思議な図だ。
干あがってるときも
ちょっとシュールでいいけど。
汗だく
神社周辺や
五重の塔を巡り
あとはおみやげやを物色。
3人でお揃いのしかのキーホルダーなんて
買っちゃって、ちょっとオトメ。
ぷ。
あとは鹿皮のがまぐちが
かわいくて母にも買っちゃいました~。
売ってるおばちゃんに
大学生?って言ってもらったからじゃないよ!
決して。
有名なお醤油屋さんで
つけもの買ったり
その店先で焼いていた
さつまあげみたいなもの買ってみたり。
そしてここで一番のおみやげ
缶ホルダーを発見。
冷キープ機能がついているらしく
歩きビールするうちらに最適。
黒地に「宮島」とか書いてあって
ダサ?と思ってやめようとしたのだけど
そこに「ピースマーク」があって
買うことに決め。
ラブアンドピ~ス!
さすが広島!!
再び船に乗り
帰ろうとしたところ
往復で買った復路のきっぷを
女MJがなくし、大捜索大会!
なくしたというか、しまった場所が
わからなくなり
皆で彼女の持ち物をひっくり返したのだけど。
いつものことなんで
すでにあきれるを超え
またやらかしてる!と
笑ってしまうのですが。
今回もきっぷきりのおっちゃんに
「見つかった?」と
笑われてしまいました。
ったくもー。
愛すべきネタ満載な人です。
市内にもどり
少し早いけど
お好み焼きの『八昌』へ。
おいしいと評判で
来てみたかったのだけど
それだけでなく、件の広島人に
ここはミッシェルも来たことあるよ!って
話も仕入れたので、ぜひと。
お好み焼き屋のかたまった中心地からは
すこしはなれた
いかがわしい街の中にあるので
早い時間でよかったね、なんて
行ってみたら
すでに行列。
でもどうしても!って
珍しく並んで入りました。
途中雨も降ってきたけど。
で、ビップルームと聞いていた
たたみの部屋に通され
ラッキーと早速サインさがし。
壁をなめるようにチェック。
ところが
全然みつからず・・・。
ゆったりと
とん平
ねぎ焼き
肉玉焼きと
すじ煮込み
ビールと
食べ続けていたのだけど
見つからないので
とうとう女MJが電話して聞いてくれて。
その人がまたよく覚えてる人で。
「奥の壁の?」
「右の?」
「あ、のむらさちよの?上?」
「あった!あった」
なんて
立ち上がってさわいていたら
「お客様~
召し上がってるお客様もおられますから~」
と、しかられ。
あーなさけなや、いいトシして。
でもその一角の客が席をたった瞬間
ミッシェルのサインを
カメラにおさめました。
あーあ、ミーハーな行動は
つつしもうと思っていたのに
すごく嬉しい。
ので公開→。
いいぞ!広島!!

さんきゅーベイベー。

そんでね、
きのうの日記から続けて書いてるわけだけど
土曜のことを。
10時ホテル発で
また暑さしのぎのために
美術館に行こうという話しになったのですが
広島県立美術館ではなんと
「藤田嗣治展」がやってまして。
あーもうなんか
もう一回観なさいって?神様。
しかも
あたしが提案したわけじゃないのに
二人が見たがってくれて
行きました。
講演会も行ったし
2度も観に行ったし
音声ガイドなんかも体験済みなもんで
二人に解説して歩きました。
しかも
地方の美術館って
すいててサイコー。
どの絵もひとりじめできるし。
東京では見れなかった作品もあったり。
そして東京では
「保護のため」と
やたら照明を暗くしてあったのに
こっちは明るい光のもとで
観ることができて
全然違う印象の絵も多くて。
ちょっと得した気分。
そして好きな絵も少し変わってしまったかも。
とくに戦争画。
あれは全然印象違って
結構好きになってしまったかも。
で、
思い出したけど
ふたりとは日本画教室で会ったのが最初で
その後はただの遊び仲間になっていて
いまやだれも絵なんて描いてないのだけど
ふたりともやたら厳しくて
「下手だ」とか
「猫しか本気でかいてない」とか
「やっとうまくなってきた」とか
言いたい放題。
でも楽しかったと言ってもらえたので
フジタサイド(おまえ、誰だよ>自分)の
あたしとしても一安心。
でかけ間際に
ネットで調べておいた
カレー屋「カレーブティックガリバー」に行き
昼食、アンドハイネケン。
3倍のポルトガルソーセージ(って何?)+キノコを食べたけど
甘みがあるので
もうちょっと辛いのでもいけたかも!
でもここ、うまいよ。
お好み焼きの優劣はよくわからんけど
ここのカレーはうまい!と
声を大にして言うぞ。
それから
女MJがオークションでチケット売った広島人に会い
一生忘れられない事件があり
うはうはでライヴ開始。
女MJは整理番号30番代で
その広島人と一緒に
早めに入ってしまい
一番前で観たらしいのだけど
あたしは700番という大違いだったので
今日はうしろで、と
あきらめていて。
ところが
広島クワトロは
渋谷とは大違いで
きれいな四角型だったので
これが功を奏したというか。
ものすごい眺めよくって
要はステージと同じ目線というようなところで
観ることができ。
しかもそんなに広くないから
結構近い感じで。
ステージの全部が観えるし
すごくよかったです。
前で観るのもいいけど
きょうのはほんとよかった。
ちゃんと音も聞けたし。
音もすごくいいぞ、
広島クワトロ。
気に入った。
もちろん演奏がよかったからなんだけど。
バースデー、
勢いあって好き。
これがチバのこれから長くやれるバンドになれば
いいな、と思う。
なんてったって
わかりやすいし。
アルバム、楽しみだな。
それと
チバもすごくご機嫌で
MCたくさんあって。
「クワトロじゃけん」とか
「今日はベンジーバンドとふたつ見れて
よかったね」
とか
支離滅裂な感じなんだけど
やっぱチバが笑ってるとうれしい。
「ベンジーとは東京と・・・
えっと・・めんたい!」
あのそれ博多のことですよね、チバさん。
「それと広島とやったけど
またやりたいね!」って
たった
それだけの言葉が
すごくうれしくて
どうしても書きたくて
今書いてる。
もう寝ようっと。
あ、「ベイベー」って
久しぶりに言ってたよ。
まったくいい夜だよ。
さんきゅー

わかっとろうの?~広島旅行記①

8/11金曜
朝4時半起きで、羽田へ。
大昔に三島に行く電車に
女MJともども乗り遅れ、
それ依頼びっぷとお呼びしているYと、
女MJという三人旅の始まり。
広島クワトロの
バースデーのチケットがとれたと
女MJに言われ、
遠征即決したあたし以上に
誘ってみたら二つ返事で参加を決めた
熱狂的広島ファンのびっぷには
ほんとにびっくりさせられます。
彼女は市民球場に入れるなら、と
女MJにつきあって民生のライヴ見に
広島に行ったという前科もあり。
そんな突撃旅行で、
しかも仕事ちょい忙しくて、
いつもなら、手書きのしおりを作成して
同行者に配布する程
下調べするのだけど、
今回はガイドブックも前日手に入れるという始末。
なんとなく不安な船出で。
しかし事件は繰り返されることなく、
とりあえず羽田には全員時間通りに無事集合。
さっさと搭乗口に、と思ったら!
毎回検査でひっかかるテロリスト女MJが、
またもや靴までぬがされてる
その前をびっぷがうっかり
携帯ポッケに入れたまま、
咎められることもなく悠々と通過しているのに!
朝から笑わしてくれます、二人とも。
まい泉のかつサンド食べて、搭乗。
飛行機、リムジン乗り継いで、
降り立った広島の夏は・・
ハンパねぇ!
まだ午前というのに、
蒸し暑くて暑くて!
風もないし、駅から5分の
ホテルにたどりつくまでに、汗だく。
荷物を預け、ここで女MJから、
駄菓子セット配布。
いつもながらのうれしいプレゼントで。
ホテルから、駅にレンタサイクルがあると聞き、
再び駅へ。
iで聞いてみると
「たぶんないです、市内に数台しかないから
って。どーなってんの?広島。
仕方ないのでバス乗って現代美術館へ。
比治山スカイウォークというエスカレータで、
ちょい高度アップ。
木に囲まれて少しは涼しいかと思ったけど、
この道のりがまたむし暑くて。
すでにぐったり。
広島は市内なのに木が多いのに
そのせいでせみがどこいっても
しゅんしゅん鳴いていて
かえって暑さを感じさせるような
そんな街で。
その暑さを逃れる意味もあって
ちょい気になっていた
山村浩二展へ。
頭山という落語をモチーフにした
アニメで数々の賞をとった人なのだけど
これが思いのほか面白くて!
チェコアニメ好きのあたしとしては
むむ、日本にもこんな人が!みたいな。
でもあまりの暑さに同行者たちがやられていたので
上映していたフィルムたちを
鑑賞しきれなかったので
とりあえずDVD購入。
ってDVD壊れてるんだけど、相変わらず。
まあいいか。
そのまま美術館のカフェになだれこみ
ハイネケンを補給。
やっとよみがえる、とは
いつもながらの類友です。
言うまでもなく?
やっと生き返ったところで
(またかよ)
ライヴ、野球、と
もうひとつの目的
「食らう」をはたすため
お好み焼き「みっちゃん」へ。
広島らしくそば入りをいただき。
おいしいかったよ。
というか、おいしくないお好み焼きってあるんか?
となりにある広島のショップにも寄り
何も買わないことをびっぷにちくちく言われ
さらに上の階にあるミュージアムを見るよう
強要され、広島カープの歴史などを
お勉強。
でもそこ、古い写真が壁にぺたぺた貼ってあるのだけど
それがなかなかいい感じで
おもしろいミュージアムでした。
それから奥田珈琲店という
みっちゃんのむかいのコーヒー屋に
入ったのは、やはり民生を想像させるから
というのは否めません。
あ、ちなみにあたしは
民生はまったく興味なし。
どうしても拓郎にしか聞こえない。
実はその時間帯
たぶん台風の影響なんだけど
にわか雨がざんざん降って
もしや野球中止?
なんて本気で思ってたのだけど
そうは問屋がおろさないわけで。
無事にただの通り雨に終わり
元気よく市民球場へ。
球場で例のごとくビールチェックをしたところ
やたらサントリーの樽ばかり目につくので
酒仕入れに行こうという話しになり
近くの地下街に行ってみると
「球場から一番近い店でビールを仕入れとき」
みたいなことが書いてあったので
はは~ん?
ビール持込OKなんか、と
ちゃっかりビールと氷を仕入れたのでした。
これ、野球観戦の重要事項だもんね。
席は外野自由。
まだ雨の影響で少しは涼しくなったけど
それでもまだムシムシ。
すわってるだけなのに
じっとりする感じ。
そんな横では市民球場の
1塁側外野席に大興奮のびっぷ。
民生は観たくせに野球見るのは
初めてとか。
しかも長い間の夢だったとか。
珍しい人です。
巨人戦だったのだけど
どっちの選手もわからないあたし。
びっぷも女MJも野球詳しいので
話題についてけん。
女MJなんてグローブ持参だし。
すごすぎます。
でもそれでもあのグランドの近さは
楽しめます。
フェンスも低いし
野次が飛ぶというのも納得。
だって、絶対聞こえる。
となりの席のおやじなんか
ずっと巨人のライト矢野に
「矢野、わかっとろうの?」
と、叫び続けてたよ。
そのやさしい感じが余計恐いよ、おやじ。
応援もおもしろかったけどね。
広島ファンたら
スクワットですよ、ずっと。
あたしも覚えて途中からは
一緒に歌ったけどさあ、
ずっと立ったりすわったりの
やつらはすごい!
しかもひとりおきに
互い違いに
立ったりすわったりするので
友人同士、恋人同士も
行動がばらばらなわけですよ、ある意味。
それでも応援しつづける広島ファン。
ちょっとおもしろかったよ。
試合の方は
広島リードしてたものの
僅差を守りつづけるという
あやうい試合。
ずっといらいらし通しの試合で。
7回の風船は
赤と白がメインでかわいかったけど
そのあと、長かったなぁ。
女MJは早起きがたたって
こっくりこっくりしはじめるし
もう限界!ってとこで無事終了。
ホテル近く「ゆうゆう」まで戻り
この日二度目のお好み焼きを食らう。
カキバター焼きなるものもいただきました。
ホテルはシングル3つで
あたしはひとりで部屋でもビールを。
6階なんだけど
川の前で
月がちょうど十六夜ぐらいで
いい感じ。
朝は山も見えるし。
やはり山の線が見えるというところは
好きだなぁ。
そしてこんなブログ書き込みも
無料でできちゃうホテルフレックス
広島旅行の方に
おすすめです。

お近づきナイト

きのうは。
今週二度目のチバナイト。
ひとりで新大久保へ。
初めてだったので
ちょっとビビりました、あの異国情緒。
そして久しぶりでビビりました、
小さいライヴハウス。
とりあえずバーカウンターと思い
酒を求めて人ごみかきわけて奥へ行くと
バールームがあり。
そこは紫の煙もくもく
壁には原爆のしくみ及び歴史の
展示物。
前のスクリーンでは肉切って
血がほとばしる瞬間の映像。
そしてビールはモルツ。
ガタイのいいパンク兄ちゃんとか
大人社会ではあまり見かけない人たちに
久しぶりに遭遇しちゃったし。
まーそんな雰囲気のハコで。
どういういきさつでこのラインナップが決まったのか
知らないけど、どう見ても
バースデイ目当てとそれ以外の客、
一目瞭然。
そしていかにもチバ待ちな小柄な女子たちが
ステージ前にはりついて・・
そりゃほかのバンドの皆さんはやりにくいわな。
でもさあ。
入口であと3バンドと聞き出し、
2バンド流し出て、じりじりと前方に入りこんだら、
まだ1バンドあって
あたしもそんな一人になってしまったのだけど
そのバンドが、とにかくバースデー気に入らないみたいで、
ツラカッた。
バースデー待ちの奴ら、消耗さしたるって。
キング○トゥーってバンドで、
ずっしりしていて、速くて、
客も暴れる系っていうかなり雰囲気違ってたけど、
でも曲もいいし、演奏もうまかったし
かなり印象に残るいいバンドだった。
でもさあ。
わざとマイクハウらせたり、
ボーカル自らダイブしてきたり、疲れたよ、ほんと。
でもこっちも意地になって。
いや気持ちはわかるけど、
わざわざケンカ売るみたいなのって、
逆にかっこわるいよ。
もっと余裕持ってやりゃいいのに。
まあでも見る気もないのに
前にはりついてるのは失礼だとは思うし
気持ちはわかる。
同じ出演者なのにってのは。
だからゆずるとして。
ハコの態度にはあきれた。
バースデーのセッティングの時に
放送が入って、
レコード会社がバースデーに贈った
花に対してバッシング。
たぶんハコの大きさにそぐわないもの送るだけ送って、
ライヴ見に来もしないことに対して
怒ってらしたようなんだけど、
そこまでしてバースデーをこきおろしたいのかよ。
じゃあ、出演ことわりゃいいじゃん。
って感じ。
こういう客がおおぜい来ることは
わかってるだろうし。
ハコが出演者に優劣つけたら
終わりでしょ。
セッティングすんでんのに
SE流し続けやがって
あれーどーなの?
そんなことも忘れてしまいましたがね。
また汗だくですよ。
きのうはチバ前1m。
血管まで見えたよ。
白くてきれいな顔が
だんだんほてってきて
リアルチバでした。
最初に見た時は大阪城ホールで
豆つぶのようだったのに。
大出世です、あたし。
これだけ見てると
さすがに曲も覚えてきました。
去年のRossoやバンクローバーで
大人な感じでついてけないと
思ってしまったけど
バースデーはちょっと勢いあって
うれしい。
ちょっとミシェルに近いかも。
~だから!まるであれカルチャーのリフだっての!
まただまされた!ブルドッグ!
いまのところあたしは
最後にダイヴが起こる
「あの曲」が好きです。
さすがにきのうはダイヴはなかったけど。
あー明日から広島だってのに
珍しく何も調べてない。
ホテルとクワトロの位置ぐらいは
確認せねば。
では夏休みって来ます。
うお~。

週3日チバに会えるしあわせ。

やはり外出先では
ブログ更新ならず。
メモのみ。
金曜、ビアホールの日
竹橋ライオン潜入成功。
ビアホールの生はやはりうまいを確認。
☆とOちゃんとともに。
門仲へ移動、
しずと合流
山憲へ。
帰りに橋の上で
線香花火をやる。
夏のにおい。
土曜はバイト
マスター元気なし。
日曜は朝ヨガ
夕方からZeppTokyo。
月曜、ランチに
五元豚の夏とんかつ定食を。
しそとみょうがたっぷりのったとんかつを
ポン酢で食べるというもの。
でもその日出ていた黒カレーも
かなりうまそうだった。
次回、ぜひ。
夜は魚○の店長の誕生日で
久しぶりに来店。
ガキくんにも久しぶりのご対面。
サッポロ会で知り合ったMさ子さんと
交流を深める。
店長へのバカプレゼントはその場であけてもらえず
やや不満。
火曜はき○助へ。
お知らせ:き○助ブログはじまる。
うざくが最高においしかった。
にっきの香りの韓国焼酎、
香りがなくなってたので
おきっぱなしだったのだけど
氷を浮かべて飲んでみたら
香りも回復して
おいしかった。
ちびちび大事に飲もう。
マスター、捨てないでね。
忘れていたけど
今日もバースデイのライヴ。
女MJが抽選であててくれいたのだ。
でも遠いから彼女はあきらめるというのだけど
あたしは行ってくるさ。
新大久保の新しいハコ、Earthdom。
ビールがうまいらしい。
とか言ってる場合じゃなくて
さっさと仕事終わらせて
遅刻しないようにしなくては。
でも出番は最後と確認ズミ。
ひとりで新大久保へ乗り込むゾ!
なわけで、またまた休肝ならず。
料理もしてねぇ。

広島リハーサル

おととい観た
チバについて
書こうと思うのだけど。
うまく書けない。
何がどうよかったのか。
そもそもよかったかどうか
本当に好きなのかどうかさえ
わからない位
冷静さを失うわけですよ、
チバというだけで。
しずとバスで待ち合わせしたのだけど
なんと終バス16:30で
早めにお台場入り。
二人でヴィーナスフォートの
マングローブ』で
タイ料理を。
しずはオリジナルビール、
あたしはバーバーバーを。
ソフトシェルとアボガドのサラダ
鶏ひき肉のバジル炒め
パッタイ(やきそば)をつまみつつ。
どれも「食べたかった味」という意味で
合格点。
特にソフトシェルは久しぶりだったけど
なかなかいけたよ。
でもグラスがあくと
「おかわりいかがですか?」
って何度も聞かれ
「あ、じゃあ同じの」
とつい答えてしまううちらには
こういう「店員がよく教育された」店というのは
危険だ。
ライヴ前の夕方だってのに
また飲みすぎちゃったよ。
となりの同じライヴの客が先に立つのを横目に
平気で飲み続けていたところに
1974から連絡。
「あ、じゃあZeppの前で」
「もう入ります?」
って。
入る前のアルコール注入する気マンマン。
世間の皆様はもう
入場始めてますよ~。
って。
で、合流して
コンビニで缶ビール買ってもらい(ごっち)
乾杯。
そこまですな!って?
ぎりぎりの時間に入場し
さらにまっすぐにドリンクコインにぎりしめて
バーカウンターへ。
すでにおなかいっぱいだったけど
一番強そうなウォッカソーダ選んで。
ビール、アサヒだしね。
ってそこまですな!って?
酒を片手に、ステージに一番近いドアから
フロアへ潜入。
ってかこの地域で
酒を手にしている人は
ほかには皆無。
皆、前へ突っ込もうとぎらぎらしています。
3バンドのジョイントだったのだけど
出演順の予想をしてみたり。
余裕こいてる我ら。
賭けよう!なんていって
皆意見一致で
しかもあたりだったんで
何の賭けにもならなかったのだけど。
そんな状態で
開演を待つ。
ってかBirthdayが一番に違いないって
思ってるくせに
そういえば酒飲んでる場合じゃない!
って急に気付いたあたしは
開演間際だけれども
万全の体勢にしたくて
酒の入ったコップを捨てに
そしてアルコールを放出しに
トイレへ。
戻ってくると1974が
「ベンジーのセッティングっぽいですよ」
と。
予想ハズレたかな、と思った矢先
黒いグレッチが目に入り
あれ?ベンジーのも黒だっけ?
と、ぼんやり考えてるところで
暗転。
バースディのテーマが流れ。
やべ!
スイッチオン!
自分でも不思議なぐらいの
たぶん皆さんの想像を超えたスピードで
人と人の波の隙間をぬって
数秒でステージまん中付近まで潜入できんのよ、
この瞬間のあたしときたら、まったく!
チバが爆音ならした瞬間に
微調整して
ちょうどまん前に。
チバ前4列確保!
まわりはでかい男で
たまんない体臭のうずで
窒息するぐらいのもみくちゃなんだけど
人の体重がのしかかるのを
よけつつ
自分の汗だか
人の汗だかわからんものを
浴びながら
ただもうチバだけを見つめて。
とにかくチバの姿以外はすべて
黒い黒子にしか見えないような感じ。
前にどうしても越えられない
敵が4人ほどいるのだけど
眼中にねぇ。
もうそこにはチバとあたししかいない、
そんな気分になれる。
ばかだね。
こんなの音楽聴きにきたのと違うって
わかってるんだけど
でも
でも
これがライヴなんだよね。
そこにいる!
同じ時間を生きてる!
たぶんそれだけを感じに
あたしはあそこまで
行くんだ、きっと。
そんな稚拙な表現でしか
説明できないよ、
この気持ちは。
ライヴ終わった時には
かぶっていた骸骨の手ぬぐいも
失くしてしまい
(shidouさんに頂いたものです、
すいません!)
体は痛いし
アザだらけ。
ぬるぬるした汗を
タオルでぬぐい
バーカウンターへ。
一丁あがり。
酒仕入れようと並んでいたら
遅れてきた女MJと対面。
前回ライヴに間に合わなかった彼女に
「今日は観れたの?」と
聞いてみると
「進歩したよ、サンキューって聞えた」
・・・ってアナタまた
見逃したのね。
あきれた人だ!
この人のが確実にチバ好きのはずなのに。
二人で遅れた乾杯をし
次のオオエシンヤを流し
ベンジーを待つ。
テルイさんとやるなんて
ブランキーじゃん?
と期待していたら
ガセ、というか
単なる勘違い。
テルさんはレコーディング参加のみだったらしく
立っていたのは白くてきれいな女の子。
でもこの女ベースが
かっこよかった!
テルさんの代わりっていう重荷を背負いつつ
あのパフォーマンス。
また観たい感じです。
しかしチバでおなかいっぱいのあたしでも
男子ファンを無視して
会場に向かって「Tokyo angels♪」と呼びかけてしまう
ベンジーの根っからの
チャラ男ぶりには
やられてました。
うーん、さすが。
そしてたぶん往年のファンを唸らせた
ブランキーの曲の演奏。
史上最も近い距離でベンジーを観た!と
珍しく興奮していた1974妻と
酸欠で倒れそうになって
酒も飲まずに帰宅したしずを見れば
このライヴの盛り上がりも伝わるというもの。
よかったね、ブランキーファンたちよ。
帰りは門仲に流れ飲む予定が
そんなわけで
1974夫妻とあたしの3人に。
日曜の23時すぎは
かなりさみしい門仲界隈だったのですが
うわさに聞いていた沖縄料理
『ちゅらさん家』へ。
ばかにしていたのだけど
ここの泡盛の数、ハンパなくて
沖縄リピーターの1974夫妻も
ちょっと驚いていて。
「貴重なんですよ」と
つい数時間前におみやげにいただいた
「泡波」という波照間の泡盛さえ
ラインナップ。
ものすごい値段になってましたが。
オリオンの生という
これまた東京では貴重な酒で乾杯しつつ
日曜の夜はふけていったのでした。

調布の鈴木さんですよ。あれれ?

きのうは。
同僚☆がかつて
足繁く通ったという調布の
うなぎ専門店『鈴木』へ。
調布?
遠くね?
とかいいつつ、飛田給まで
ヨルゲンセン観にいったり
千歳烏山までサルしに行ったりしてるし
夏だし☆誕生日だし
行ってみますか、と。
彼女も引っ越して
2年ぶりの来店なのだけど
うなぎ職人(っていうのか?)
その名も鈴木さんは覚えていた様子。
りっぱな巨大1枚板のカウンターの角、
焼き網の前の特等席に陣取って
鈴木劇場のはじまりはじまり~。
ちなみにうなぎ職人というわりに
彼はかなり濃いめの東南アジア系の顔で
その純和風の店において
ものすごい個性発揮してるんで
笑ってしまいます。
おっと、失礼。
そして
なぜかさりげなくおいてあるのは
ブルーススプリングスティーンの写真。
☆の話ではかかっているのは
常にブルースだというのだけど
ちょっとイメージと違ってびっくり。
結構いいじゃん。
Born in the USAしか知らんし。
そういえば高校の時
同級生M香に連れられて
代々木体育館の裏口で「デマチ」
した覚えあるな・・
さて
まずはビールで乾杯のあと
お通しのまぐろをいただき
うなぎの串から。
きもだけなくて残念だったのだけど
「それ以外全部!」って。
カブト
くしまき(腹)
くりから(背)
白ばら(ささみ)
ひれ(背びれ)
ばら(あばら)
☆は白ばらという皮を剥いだ
ふっくらした肉の部分が好きらしいけど
あたしはくりからとひれといった
背の部分が気に入った!
皮がぱりってしていて
苦味があっておいしい。
ばらというのは一番くせがあったので
リピートしてくと
こういうところに行き着くのでは?
とか思ったり。
その間に大根おろしにちょっと酢を加えた
箸休めが出たのだけど
これがまたおいしく。
それからうまきをはさんで
クライマックスへ。
重をひとつずつ食べる!
なんて意気込んでいたのだけど
それぞれ時間かけて
ゆっくり出してくれるので
おなかがいい具合にふくれ。
お重ひとつで仕上げをすることに。
たれと白焼きと
迷ったあげく「白焼き重」に決め。
焼く前に
かなり時間をかけて
蒸してくれて
仕上げの焼きを目の前で見せられ
魅せられて!
きざみのりと
関西の青ねぎらしきものを
大量にかけて
さっぱりしたたれをかけてくれて。
美味い!!
串もうまかったけど
やっぱお重ですな。
ああ、思い出すだけでもよだれが・・・。
白焼き重、大正解!
ビール2杯と
うなぎでおなかいっぱいで
5000円ずつでした。
いいねぇ。
うなぎって
あまり興味なかったのだけど
博多の「よしづかうなぎ」で
ぱりぱりした蒲焼を食べて以来
うまいうなぎを選んで食べればいいんだよな~
と思っていたけど
ここのも合格。
大満足。
水曜に1974から教わった店
にも行かねばならないし
やっぱり宴会地獄は続くみたい。
そして今日は「ビアホールの日」で
ライオンでビール半額らしいので
ちょっと行ってみますわ。
樽カラかもしれないけどね。

オレ流シロップの舐め方~しずちゃん伝説の幕開け

きのうは。
渋谷AXでシロップを。
16gほど。
18時ぴったりに会社を飛び出し
大手町までノンストップダッシュ。
二日連続何してるんでしょ~ね~。
シロップは
1974に選曲してもらった青いPodで
ある日突然がつんとやられたバンド。
君に存在価値はあるか
そしてその根拠とは何だ
涙流してりゃ 悲しいんか
心なんて一生 不安さ
イガラシタカシ、
まったくいけすかねぇ野郎だ。
でももっともっと
こいつの言葉が聴きたくて
深みにはまる。
ライヴ、ずっとやってなくて
契約もはっきりしない状態だったのに
8月にやるって言う。
なんかまた呼ばれたか?
なんだけど
同じく1974宅でちょこっと聴いて
堕ちてしまったしずとともに
チケットゲットして
行くことにしていたのだけど
当のシロップ撒き散らした1974が
チケット手に入らず
当日まで奔走。
ずいぶん前から
オークション検索入れたり
きのうは渋谷、新宿のチケット屋を
巡っていたらしいのだけど
「ダフィチェック」たのまれて
少し早めに会場に着いた
しずから
「ダフィはいないけど」
「チケット余ってるって紙持ってる
ふつーの人いるよ」
「しかも定価」
との連絡があったらしく。
1974からは
「僕の中でしずさん、伝説です!」との
感激メール。
いやー、そんなに大変とはね、シロップ。
ってか、ダフィだったら
8000円から1万払ってもいいと言っていた1974。
それは大人がすぎないですか??
ま、そんなわけで
無事会場前のバーで
ビール浴びてるとの報告。
あたしも早く合流すべく
明治神宮前からこの日二度目のダッシュ。
14人抜き。
ビールへの愛の力はすごい。
アールコール注入して
落ち着いたところで
(って昨日も書いた気がする)
会場内へ。
しずは「遅刻→死」という缶バッチを
2600円で大人買い。
CDつき。
(ほんとはCDのおまけがバッチ。当然。)
いやあ、この言葉まるで
シロップの象徴って感じだけど、
これでTシャツあったら
買っちゃうのになぁ。
ここで1974と別れ。
ライヴ後合流の約束をして。
しずとあたしはなぜか
2F指定なんだよ~。
ってか、AXに2Fあるなんて
知らなかったよ!
そう、うちらもたかをくくっていたら
1F立ち見がとれず
びっくりしたのだけど
いやーなんつーか
たぶん「濃いファン」が多いのですよ。
普段は日のあたらないところにいる奴らってか。
あ、いいすぎか。
しかも自分ら、何?
なもんで、
とりあえず2Fにあがってみたのだけど
ライヴ感味わえなさそうなんで
1Fフロアに降りてみた。
したらちょうど1974がいて
また合流。
さて始まったシロップライヴ。
わかってはいたのだけど
別に体を動かして聴く種類の音楽と違うんで
おかしな雰囲気。
しかも間の悪いMCに
間の悪い客からの声援。
そして数曲ごとに
実に神経質にくりかえされる
チューニング。
その静寂の気まずいこと。
ライヴ前に告げられる
「ケイタイの電源は切ってください」のお達し、
ライヴじゃあまり関係ないんじゃ?って
思っていたけど、シロップはいけない。
たぶんバイブでも
まわりに聞える。
にしても
棒立ちの客。
勝手に演奏続けるメンバー。
どうなるの?
と思っていたら
少しずつMCも増え始め
テンポによっては
手を振り上げて踊ったり
体をゆする子たちも出てきて
だんだんライヴらしくなって
ステージと客との距離も
近づいてきて。
そしてアンコール。
そんなに激しい曲でもないのだけど
人が押し寄せて
盛り上がって。
うちらは1974の買って来てくれた
ビール片手に傍観。
終了。
ところが。
ほぼ誰も動かない。
帰らない。
拍手とイガラシと叫ぶ声。(by1974)
追い出しの音楽がかかり
出て行った人数人。
それ以外は拍手拍手。
「まさかね」って
うちらも拍手。
音楽の音量があがり
拍手の音も大きくなり
もうお互い意地みたいになって。
そしたら間の悪い警備員が
メガホンで
「本日の・・」なんて言い出して。
いや、今頃言われても
引っ込みつかないし、こっちも。
さらに拍手。
もうだめか?
「イガラシー!バカーっつ!!」
1974が叫んだその瞬間。
ステージに戻ってきたイガラシ。
照れくさそうに手をあわせて
なんどもおじぎ。
「やれ~やれ~!!」
皆の叫びにあわせて
あたしも叫ぶ。
そしたらななんと、
程なくアコギが運ばれてきて
1曲演ってくれたのだー。
いや、すごいよ、この客たちは。
どんくらいシロップ好きなんでしょう?
2Fを見上げても
ほぼ帰った人はいない様子。
こんなのは始めて。
すごいぜ、シロップファン。
でもあたしは思った。
そんなみんなはすごいと思うけど
あたしはシロップは
人とは共有できない、と。
あたしはひとりで
ヘッドフォンで聴きたいんだ。
独り占めしたいんだよね。
そんな結論を胸に
会場をあとに。
さてどこで飲むべ?と
1974妻に連絡をとったところ
ご帰宅とのこと。
ならば1974宅近くで、ということになり
お二人行き着けの
鶏専門の韓国料理屋へ。
「御徒町の裏に、
韓国人街があるんですよ」
ええ?
聞いたことねぇ。
と、山手線半周乗って
御徒町下車で
浅草方面に歩いて行くと。
ありました!
まさしく韓国。
屋根の低い店の前で
肉焼いていて
道路にせり出したテーブルで
おっさんが飲んでて
クーラーもないあけっぱなしの部屋に
いいにおいが充満。
そうそう、韓国で行ったお店
こんな感じだったよ。
キムチでビール飲んでいると
山のように鶏料理を載せた皿が
運ばれてきて。
スペアリブに
チリ味の唐揚に
塩で食べる唐揚に
サムゲタン。
どれもたぶん1羽分の部位が。
つまりひとり分のノルマは1羽??
ほかのメニューがあるかわからんのだけど
腹減りのうちらは
ひたすらこの鶏肉たちと
ビールと、
サムゲタンにはごはんまで
足しちゃって
食う食う。
どう考えても異常な量なのに
あまり違和感なく
がつがつ食い続け。
あきることもなく。
この鶏を食らいながら
しずと1974妻がジャンプトーク。
このジャンプバカどもが!!
そんな会話も手伝ってか
微妙にテンションというか
パワーアップしちゃって。
まったく気持ちいいよ。
自分の胃袋に感動しつつ
今朝も持ち帰った残りの鶏をかじって出社。
まったくあきれたベイベーだぜ、
あたしったらね。

やさしい気持ち

週末メモ、
解決する前に
きのうのことから。
きのうは。
定時に飛び出して
赤い靴
神田駅までノンストップダッシュして
みなとみらいの花火大会へ。
はっちゃきどのの沖縄民謡ライヴと
セットで観られるというのと
見物スポットを
確保してもらえるらしいというので
帰宅ラッシュ&花火ラッシュの
不快速列車に耐え
4年ぶりぐらいに会う
大学時代のバンドサークル友のYエちゃんと
サッカーコーチHキとともに
東京駅で待ち合わせ。
Yエちゃんは、かつて
数々の国内マニアック旅を共にしていた相棒。
島攻め、半島攻めなど
先端が好きで。
一日何便かしかない船やバスを駆使して
あぶなっかしい旅をしたなぁ。
しみじみ・・。
今は一児の母なのだけど
この歳で背が伸びているらしい。
おかしいよ。
メイン会場のみなとみらい駅で降りる
人々を見送り二つ先の
日本大通り駅で元祖と合流、
いざ波止場会館へ。
波止場会館というなぞのスポットにある
なぞのお店『シーサイドラウンジ・サラ』を覗くと
ちょうどはっちゃきどののステージ
第一部が終わる時間で。
もう花火が始まるってのに
会場行く前に
とりあえずビール!って
禁断症状のあたしら(Yエちゃん以外)は
乾杯。
何しにきてんだよ、との
はっちゃきどのの突っ込みもアリ。
いや、いつものことですって。
アルコール注入で落ち着いたところで
エレベーターにのり5階ホールへ。
ライオンズクラブの方たちが
会合してるってスペースへ混ぜてもらい。
なぜかフラの格好してる
おじさんおばさんたちがいたりして。
(余興だったらしい。ぷ。)
勝手に屋上だと誤解していたのだけど
大きな窓のあるそのホールで灯を落として
皆で見物ということらしい。
窓枠で高い花火や大きい花火が切れてしまうのと
外の風を感じることができないのが
残念なので
非常階段に出てみたりしたけど
結局トイレの心配もなく
ゆったりすわってビール飲みながら
高見の見物、という
環境に甘んじていたら
「もっといい部屋あるらしい」
と、はっちゃきどのが。
いつもの元祖の威力で
もう少しでライオンスクラブの方たちの
お寿司をいただけるかもって
雰囲気もあったのだけど
はしたないマネはやめることにして
はっちゃきどのの三線の生徒さんが
こっそり確保してくださった
もう一つ下の階の部屋へ。
急遽あけてもらったということで
中には数人しかいなくて
窓の前に椅子を寄せて
へばりついて見ることができ。
ラッキーラッキー。
窓枠に邪魔されることもなく
クライマックスの連発を
たっぷり鑑賞させていただきまして。
遠くまで来た甲斐アリ。
花火のあとは
『サラ』に戻り、はっちゃきライブ第二部。
先日Shyさんのライヴでお会いした
はっちゃきどのの生徒さん、
まんごーちゃんと、さざなみさんが
ゆかたでいて。
いいなぁ、ゆかた。
やっぱかわいい。
なんていいつつ
気持ちのよさそうなソファー席があったので
そこでビールだのつまみだのたのんで
まったりしていたら
ライヴ中はっちゃきどのから鋭い視線が。
そのうちMCでも「そこ!ちゃんと聴いてんの?」
みたいな。
いや~いいじゃないですか。
酒飲んでるとこにいい声や
いい音楽が届くって至福ですよ。
あたしらそれを味わってますから。
・・とは聴いてる方の勝手な言い分。
演ってる方はむなしいだろうな。
しゃべりがバツグンに面白いので
正面席で観たいところでも
あるのだけど。
でもね。
どうやら酒の神様があたしを酔わせて・・。
なんちゃって。
ライヴ終わりごろになって
サル仲間のU田くんも合流して
そのあとはただの飲み会。
メニューにないごはんを頼んで
ハンバーグを丼状態にして
食べたり。
帰宅1時っていうすごい時間まで。
でもそんないろんなことがあった
きのうの一日で
最も印象に残ったのは
はっちゃきどのお母さん
でした。
かれこれ15年ほど前に
はっちゃきどののご実家の庭で
かたまり肉焼いてもらったり
そのあとは
結婚式でお会いしたりとか
数回お会いしただけなんだけど
すごく懐かしがってくれて
何度も何度も
「お会いできてよかったわ」って
あたしの手をとって
小さな顔いっぱいに笑顔浮かべて。
うれしかったな。
なんだかあたしまで
同じ顔で笑いたくなるような
やさしい気持ちにならされて。
15年前とは明らかに違う
しわくちゃの顔には
人生の山を越えたあとの
平穏と余裕と
息子たちを送り出したあとの
さみしさがちょっぴりあって
でも少女のようにも見えて。
あたしが言うのも生意気だけど
いい年のとり方って
こういうんじゃないかなって。
きのうもう一つ印象的だった
Yエちゃんが健康診断で
「子宮ガンのうたがい」って
診断されて、
再検査に行く前の夜に
いろいろ考えたって話もそうなんだけど
(もちろん、誤診で
彼女は元気でよかったんだけど)
年をとったり
そんな状況におかれた時
やっぱり後悔することが
ないということは
ないのだろうから
そんなことが
少しでも少なくなるよう
毎日積み重ねて行こうって。
そして
昨日自然とあふれでてきた
やさしい気持ちを
忘れないでいたいな、と。
アルコールで縮んだ脳みそ使って
考えましたとさ。
たぶんこんな夜が
あたしをちょっとだけ前進させてくれるのだね。
おとといよりも
その前よりも。
来年はお母さんたちのお家で
桜を見せてもらいたいな、ほんとうに。