水ナスのかどに頭をぶつける

きのうは。
同僚☆とTさんと3人で
「祭りが終わった~!」
のご褒美ディナー。
そんな時は
Solana』でしょ。
「今日はお酒より食べ物」
と決めていたので
最初からワインに行くと
店主Fから
「ビールだと思ってグラス用意していたのに」
って、たしかに
ビアグラスがセッティングされていて。
ごめんよ。
でもワインの合間に
やっぱり中休みで
ビールを飲んでしまったあたし。
ビールはあたしにとって
ほんとうに「水」なのです。
しかし
きのう選んでもらった白ワイン、
めちゃうまかった。
ボトル1本のほか
グラスでもおかわりしちゃったよ。
食べ物はといえば。
二人がメニューをじっくり読んで
とりあえず
①泉州の水ナス、静岡のフルーツトマト、日向夏の一皿
②和牛A5アボカドのタルタル、ガーリックトースト添え
③ホワイトアスパラ、ズッキーニ、空豆、新じゃがのクワトロフトマージュ
これらをオーダーすると
食べさせたいメニューがあると
Fから提案され
それも頼むことに。
それがこちら→
④10種のいろいろな野菜のエチュベ
写真上手くなくて残念なんだけど
ガラスの器に小さく盛られた野菜たちが
なんともかわいい。
写真手前左から
 ごぼう→アスパラ→ブロッコリー
 パプリカ→中央がたまねぎと
 空豆とぜんまい→京にんじんとれんこん
 たけのこ→さつまいも→ホワイトアスパラ
といったラインナップ。
どれを10と数えるのかわからんけど。
エチュベって蒸し料理のことらしく
蒸しただけと思われるものもあったし
バルサミコ?
が、加わったのもあったような気がするし
クミンシードも見かけたけど
よくわからない。
ほんとに薄い味なので
素材を味わうというか
ほんのちょっとの味付けで
おいしさを引き出すのが
Iシェフのマジック。
ニクい。
見た目も楽しいので
ずいぶん長い時間
楽しめました。
全部食べたわけではないのだけど
京にんじんが美味かった。
二人はさつまいもを絶賛。
同じ頃、届いたのが
①なんだけど
実はきのうのナンバーワンはこれ。
水ナスがね、フルーツみたいなん。
フルーツトマトや甘夏に
負けてないよ、あのフルーツ感。
歯ごたえといい
甘さ?といい
カンドー!
こちらも味付けは
ほとんどなく。
ガツンとやられた。
②は毎回の定番。
その前の時は
それほど感動がなかったので
慣れてしまったのかと思ったけど
きのうはまた美味かった。
すごい料理です。
そして添えてあるチコリまで
さくさくで美味かった。
手抜きなし!
③は一見グラタンのようなもの。
こういうあつあつ料理は
珍しいのだけど。
春の野菜たちが
絶妙な歯ごたえを残し
チーズの風呂につかってる。
うめぇ。
ここで追加で
⑤仔羊と空豆、たらの芽のクロケット
⑥ホタルイカと春野菜のトマトクリームソーススパゲティ
⑤はさいきんおなじみ。
あたしはクロケット本体より
付属の「クアトロチーズソース」が
大好きなんだけど。
こいつをね、パンにつけて。
あ、もちろんパンはきのうも
おかわり。
⑥これも美味かったなぁ。
トマトの酸味をおさえ
クリームのこってりをおさえた
バランスのよさ!
ホタルイカもいい出汁が
でるんだねぇ。
ほかでは食べたことない味。
フルーティな白ワインにも
ぴったんこ。
最後は
⑦ほろ苦キャラメルアイス。
ここでこれとエスプレッソなしに
終わることはありません。
いつもより
早めの来店だったし
Tさんが遠方だし
お酒もあまり飲まないので
早めに解散かと思いきや
23時半すぎ。
ゆっくり料理を味わい
話にも花が咲き
祭りのあとの疲労を
やさしい脱力へと
導いてもらったような。
ごちそう様でした!

想いがすぎて、失った恋みたいな

きのうは。
以前江戸川橋地蔵通りで
偶然入ったおそばの
生粉打ち亭」。
二度目に訪ねたら
なくなっていたので
さがしてみたら
牛込に移ってることが判明!
行きたい行きたいと
思い続けていたのだけど
なんてったって
仕事終わりがいつも20時。
20:30ラストのこちらに
行くことは叶わず・・。
先週ぐらいから
早帰りできるようになったので
M田さんを誘い
やっと訪問するはこびに。
その前に
神楽坂をぶらぶらしましょう、と
☆と3人で。
ちょうど
日曜日に結婚パーティに
およばれしている
友人のために
和食器でも、と
考えていたので
ここらには詳しい
M田さんにナビゲイトして頂き。
あたしも
調べておいた1軒めの食器屋は
ギャラリーさながらの値段で
手がでず、
もう1軒に案内してもらおうと
向かう途中、
チーズ屋にも寄る。
☆、ガラスケースに
へばりつくように吟味して
コンテ、というハード系の
チーズとお店おすすめのチーズ
2種を。
そこから近かった
食器屋さんは
やはりギャラリーのような
店構えなんだけど
手が出そうなものもあって。
以前から
気になっていた
うすはりのグラスがあったし
木の箱もなかなかだったので
ペアワイングラスを。
そこでも☆、
飾り棚にへばりつき
コップをあれこれ
ならべて吟味。
なんつーか
こだわる人って
ものすごいのね。
あたしはああいう根気がない。
まあ自分を弁護するなら
瞬間のインスピレーショに
頼ってる、、ということで。
お次は
ドイツパンの店で
また☆の足がとまる。
パンを選ぶのに
店内をぐるぐる。
あっという間に
荷物の増えた☆、
今度は向かいの
Honey」という文字の店にも釘づけ。
残念ながら閉店していたのだけど。
どうやら
はちみつのお店で
はちみつ以外にも
「ろうそく」や「みつろうシート」が。
☆はろうそくにもこだわっていて
家では「みつろう」を
使用しているのだとか。
みつろうキャンドルは、
マイナスイオンを発生し、
空気を浄化するんだとか。
へぇ。
ちょっと気になるなぁ。
そんなわけで
おそば屋までの道すがら
ぷらぷらしましょう、と
提案したのはあたしだけど
☆がいなければ
こうは行かなかったというぐらいの
発見コースとなり。
貧乏性のあたしは
結局最終地点のおそば屋に
急ぐという目的に
遊びを加えることが
できないんだよな。
さて
そんな思わぬ寄り道で
19時半ごろ
たどり着いた
『生粉打ち亭(きこうちてい)』
予想に反して
がらがら。
ネットで調べると
評判も上々なので
入れなかったりするのかと
思いきや。
早速
日本酒をたのむM田さんに
きのうは便乗。
「くどき上手」と「開運」が
1合ずつ片口ででてくる。
さてつまみですが。
お通しに・そば豆腐。
・わさび菜のおひたし
・鴨焼きは、ねぎとわさびと海苔つき
・そば味噌焼きは白味噌でちょい甘め
・自家製さつま揚げはふわふわ食感
・ふぐの卵巣の粕漬→噛み切れなくて一口で
 食べてしまったけど、コレ美味かった。
 さすが魚卵好きのM田さんセレクト。
これらを
日本酒をやりながらちびちびと。
とくに「くどき上手」がきのうは
抜群に美味かった。
そば料理に合うのでしょか。
ほどよい甘さ。
日本酒は辛いのがいい、
と思い込んでいたけど
いろいろなんだね。
で、
〆はそばでしょ、と思ったら
そばがきをたのむM田さん。
そういえばここ、
そばがきが美味しかった記憶が。
でもやっぱそば食べねば、と
3種盛りを行く。
江戸・田舎・津軽の3種類。
江戸は白いの
田舎は黒いの
で、津軽ってなんだっけ?
と、お店の方に聞いてみたところ
どうしてもなめらかさのでない
十割を食べやすくするために
豆乳を混ぜるのだそうで。
津軽の製法なのだけど
手間がかかるので
東京でやってるの店は
とても少ないのだとか。
そうやって
食べてみると
たしかに津軽がのどごしがよく
一番美味しかった。
でも以前の店では
もうちょっと細いおそばだったような
気がするけど・・・
聞いてみれば
以前の店とは
店主が変わったとのこと。
でも
以前のお店が気に入って
ここまで追って来たのだというと
いたく感動してくださり
最後にデザートの
サービスをしてくださり。
そばがきに
くろみつときなこを混ぜたもの。
これまじうま!
お店の人には
聞かせられないですが
これが一番美味かった。
実は
期待しすぎたためか
あまり心に響かなかったのです。
思ったよりこぎれいな店だったし。
こぎれいなそば屋って
もしかしたら苦手かも。
もちろん清潔な店は好きですけど。
難しいよなぁ。
まあ
こんなえらそうなことは
音たてて
そばすすれるようになってからにしろって?
はい、
それがほんとは一番の課題。
まだまだ課題の多いあたしでした。
牛込から
ぷらぷらと飯田橋まで歩き
久しぶりに『き○助』に。
いやな予感は的中、
ママがでてきて
ばってんの合図。
あー、また入れなかった。
それでも21時台に
帰るはずもなく
お腹いっぱいにもかかわらず
もう1軒行ってしまった。
サッポ○の店を
選ばせてもらったのですが
箸はすすまず。
いかんね、こういう惰性の飲みは、と
またも課題の増えた
昨晩でした。
これからフレンチ!