そこは、ベネズエラのとなり

時は遡って
土曜は。
仕事帰りに昼からそば屋で一杯、
と、神保町は『松翁』を
訪ねるも、満席。
急遽変更して
いつも行く『出雲そば』へ。
その道中
偶然古着屋を発見。
ブラッセルズの通りの奥なんだけど。
メロンシャーベット色の
Levi’sのロゴTシャツゲット。
赤タグちゃんとついてるし、
イエーイ。
さて
なぜか土曜はいつもすいている
出雲そば』では
そばみそ
ざる豆腐
鴨塩焼き
玉子焼きで
エビスの瓶を。
しめは3段割り子そばで。
うーん、マーベラス!
昼からビール
しかもそば屋のつまみで
ちびちびって
すごい贅沢な感じで
あたしは好きだな~。
日差しの強い時間を
まったりとやり過ごしたあと
古本屋を巡り
帰宅。
戦利品はないが。
夜は。
お待ちかねの
吾妻さんの、
というかカセットコンロスというバンドが
企画しているオールのイベントで
吾妻さんの講釈が聞けるというので
元祖の妹ずしとでかけたのですが。
ずしと20時に待ち合わせて
渋谷HMVをパトロール。
久しぶりに視聴コーナーで
がっちりしたヘッドフォンで
何枚か聴いたけど
かなり新鮮だったな、
そういう聴き方自体が。
目には渋谷の喧騒が映っているのに
音楽に包まれて
切り離された自分を実感。
たまにはああやって音楽聴くのも
いいよなーと思った。
つい、「ながら」してしまうあたしは
特に。
そのあと『JYU』で
枝豆
はまぐり+さざえ+ほたて盛り
蟹とアボガドのトルティーヤ
あなご
冷やし茄子
などを。
キリンラガーの瓶とともに。
そして
吾妻さんの出演時間間際に
gabowlにたどりつくと
前のバンドを普通に
吾妻さんも観ていて。
紺系の落ち着いたアロハが
ちょっと素敵でしたん。
(でもあの”ツラ”ですけど!)
ドリンクもらうのにそばを通って
黙っていられなくなり
握手を求めると
「いやー準備不足でね」
と、ひたすら
謝られてしまい
「あのー吾妻さん見に来たので
期待してます」と言うと
「いやいや、ほんとに申し訳ない」
みたいな。
しかもライヴ中だったので
わざわざ耳に口を寄せて
お話くださり・・
きゃー。夏の夜、背筋が~・・・
じゃなくて。
こう、なんか一段おりてきて
話してくれるみたいな感じがして
うれしかったです。
あたしは、たとえ好きな人でも
(というか好きだったらむしろ)
有名人に会いたいとか
全然思わないし
握手なんてしても
意味ないと思っていたけど
吾妻さんのあのぶ厚い
日本一のギターを弾く手の感触は
忘れられないです。
で、肝心のカリプソ講義なのですが。
最高でした!
横に広めのライブハウスなのですが
客は皆、床に座りまして。
(うちらはラッキーにもソファーにすわれた)
吾妻さんは高いスツールに座り
背後にスクリーンかけて
自作のパソコン画面を流しつつ
カリプソの歴史
(=トリニダード・トバゴの社会背景)
カリプソの聞きどころ
(=トリニダード・トバゴの人たちの生活)
カリプソのおもしろさ
(=トリニダード・トバゴ人のバカバ○しさ)
などを
ウーロンハイとギターを
交互に持ちながら説明してくださりまして。
吾妻さんは、JAZZやブルーズをはじめ
マンボ、そしてカリプソまで
わりと古くてそのジャンルの典型的な曲を
演奏はかなりのクオリティで
歌詞の方は日本語に訳しつつ
ちょっと色をそえて演る人なのですが
いつもライブは爆笑の連続です。
たぶんもとネタも
外国の曲、とくに古い曲とかって
結構「何もいってない(笑)」歌詞が多いのだろうけど
それをおもしろおかしく訳して
さらに、拡大解釈しちゃって
別のものを生み出しちゃうっていう。
あたしの説明では
言葉たらずだけど
まーそんなことが面白い天才さまなのです!
で、カリプソの歌詞がまた
くだらなくて。
吾妻さん曰く、カリプソが生まれたころの
ほかの音楽というのは
常に恋愛がネタなのだけど
カリプソはそれがないのが
面白いのだと。
で、
実際に音楽をかけながら
その歌詞を吾妻さん手書きで付した
ええ加減なスライドショー
をみせてくれるのだが
まったく爆笑でした!
それから最後には
企画したカセットコンロスと一緒に
2曲ほど演奏してくれたのですが
まったく贅沢でした。
カセットコンロスは
ギター、ベース、ドラムに
サックスが二人というバンドなのですが
彼らもかなりうまい!
日本の音楽シーンでどういう位置づけの人たちが
知らないのだけど
とにかく気持ちイイ音楽でした!
それと
これは音楽とは関係ないのだけど
この日のチケットをメールで予約したら
なんとワダくんというメンバーから
直接返事が来て
びっくり!
実際当日見た感じもとても感じのイイ人で
音楽ほんとーに楽しんでやってるってのが
伝わってくる人で。
吾妻さんの企画たててくれたことのお礼と
ワダくんという人に感動したという
長いメールを
週明けに送ったのですが
なんと今朝、負けないくらい長いメールが来ていて。
もーなんか!
ありがとう!
なのです!!
あの楽しそうな演奏を観たら
また行きたくなってしまう。
そんなバンド、
そしてワダマコト氏でした♪
ということで
次はカセットコンロスを聴いてみようかと。
あ、もちカリプソも。
夏にはユルユルって
感じだと思う・・

花は散って、北欧へ

何も起こらないサッカーの試合を観るのは
実に実につらい仕事じゃ。
たとえ前から10列目で
すぐそこでヨル様が
長時間アップしていたとしても。
大枚はたいて
定時より前にあがって
飛田Qくんだりまで
来たのに!
しかも生ビール売ってる売店は
長蛇の列だし!!
不完全燃焼な
昨晩でした。
まあ、帰りには
神保町はミロンガで
マイサッカーコーチHと
世界のビール飲みながら
サッカー談義で
吐き出しはしたけどね、
不満をいろいろ。
ヨルゲンセンに
ドリブルさせない監督なんて!
ヨルゲンセンとヒデを
同時に使わない監督なんて!
クライフを呼べ!!
というのが大筋。
フィオレンティーナは今年もダメでしょう。