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動きはじめた師走な日々

金曜は。
19時に表参道
スパイラルホールへ。
地下にあるタイ料理を出す
ライヴハウスで
カセットコンロスのライヴ。
ドラマーふけさん
抜けてから
初のライヴで。
元祖とOちゃんと三人で。
20時スタートだけど
食事できるハコでは
当然がっつりでしょう!の
あたしたち、
入りは一番乗り。
バジル炒め
グリーンカレー
から揚げ
ター菜
木の葉のチップスなど
がつがつと。
ビールはシンハーだったんだけど
なぜかこの日は
黒ラベルをしのぐ
美味しさで!
満腹になり
Oちゃんが元祖のおみやげの
ナボナを持って
一服しに行ったあと
すぐにライヴ開始。
ちなみにこのナボナ、
季節限定とかの
ピーナッツクリーム&
クランベリーというものなのだが
美味しかった!
ナボナを
なめてましたよ、王さん・・・
ライヴは
コンロスのバンド形態に続き
ワダくんのソロギター
辻くんのアフリカンパーカッション
そしてバンドに戻るという構成で
いつもながら
たっぷりで。
いきなり弦が切れたりの
ハプニングもあり
いつもと違う「青山」の雰囲気に
緊張感のあった場を和ます
ワダくんのしゃべり。
いや~ソフトでほんと
ええ人やな。
そして
いつもながら
演奏はばっちり。
大ちゃんの「顔」は
相変わらず笑わしてくれるけど
ベースは
また色気がでてきて
いい音だし
なんといってもこの日は
アンケンくんの
クラリネットの音が
すばらしかった!
包みこんでくれるような音。
まるで彼の人柄をそのまま
表したような、ね。
音を堪能しつつ
バーカウンターへ
ビール買いに行ったり
勝手に過ごせる
この空間は
予想通り楽しく。
最後は
定番の「ア・ハン」を
一緒に踊り。
楽しかった~。
土曜は。
Tomと『アツマル』で
カレーうどん。
そのあとぶらりと
湯島の聖堂へ。
雲行きはあやしいと聞いていたのに
ふいの青空がうれしく
いちょうの黄色が
光っていたな。
それから
より道して
『あい津』に行ったら
すっかり日は落ちて真っ暗で
寒い!
しかも宴会で入れずがくん・・・
時間潰しに入った
ベルギービールの店は
料理が結構いけた。
・じゃがいもといんげんベーコンのバルサミコサラダ
・牡蠣のブルスケッタ
ビールは、日本の味に近いという
ピルスナーを飲んだのでいけたけど
ベルギービールはやっぱり
濃くて甘みがあって
ちょっと苦手かも。
それから
再度『あい津』に
挑戦するも
また違う客でいっぱいで
あきらめて
大丸デパ地下でお買い物。
・なだ万のお弁当
・ボイルドソーセージ
・ブルーチーズ
・バケット
ヴァルモンと。
日曜は。
吉祥寺でNNさんと待ち合わせ
旅の自転車専門店『ベロクラフト』まで
はるばる。
「漠然とランドナーに乗りたいと
思ってるんですが」
と言うと、丸石エンペラーに
またがせてくれたけど
やっぱり身長が足りないみたい。
「ホリゾンタルを捨てるか
オーダーして合うの作るしかないですね」
とのこと。
むむ、やはり難しいのだ。
それから
となりの西荻窪へ移動して
☆の参加しているイベントがらみで
もうおなじみになった
『ピヨトトシャ』へ。
今回のイベントは
いくつかのお店で提携して
それぞれが国をテーマのものを
売ったりディスプレイするのだけど
ピヨトトはポーランドで
☆がその伝統図案を切り絵にして
店主Tバサちゃんが
ポーランド料理を出すという。
切り絵は予想通り
すごかった。
日々同じような仕事量をやっている彼女が
寝る時間を惜しんでやったかと思うと
すごいパワーを感じるし
何より手先の器用さと
集中力。
なかなかあっぱれで。
天使の切り絵1枚をお買い上げ。
さて
お楽しみのポーランド料理といえば。
もうひとりAきらちゃんも加わって。
特別にお願いしておいた
黒ラベルの瓶ビールを呑みながら
・おいものチップス
 (スパイスが美味しい!)
・手作りオイルサーディン
・豆腐の麺
・牡蠣のオイル漬け
続いて
・きゅうりのサワークリームのほか
 ビーツ、にんじんのサラダ
・キノコぎょうざの入った赤カブのスープ
で、メインが。
ロールキャベツと
きのこソースのカツレツと
じゃがいもなんだけど
もう!美味い!美味すぎる!
ビールをワインに替え
美味しく頂きました~。
ほんとTバサちゃんの料理は
おいしすぎます。
また訪れたし~。
今日の戦利品は
『カルーシュ』で
今治タオルと
ノルウェイのリップクリーム。→
レインコート着た女の子の缶に
やられた・・・かわいか!
☆のリクエストもあり
また来週あたりも
誰か連れて行くことになりそう。
カレーパーティや
中高呑みも入るし
なかなか忙しく・・・
ギターも弾かねば!が
目下の課題。
今日は
帰宅20時すぎで
あまりできなかったけど
一応料理。
・小松菜と生揚げの炒めもの
・れんこんの青のり炒め
・なすの照り焼き
・手羽元とゆで卵の酢煮
・大豆の煮物

はー
あとは「報告」だな。
なかなかこいつが難しい。

8でつながる∞

金曜は。
久しぶりの8ottoの
ワンマンライブ。
代官山19時開演というので
☆と18時ちょうどの会社と飛び出る。
ところが
半蔵門線トラブルで
永田町で足止め。
迷った末見附までダッシュ
銀座線で渋谷へ。
途中表参道で向かいのホームの
半蔵門線が動いていて
「急行」と書いてあった。
たぶんあれうちらの1本あとの
電車だな。
くっ!くやしい気持ちを抑え
代官山へ急ぐ。
メジャーデビューしているものの
結構マイナーなバンド
8ottoなんだけど
なぜかまわりでは大流行。
この日も☆のほか
最初に8ottoをすすめてくれた
女MJ、聞かせたら
一発で好きになったという
川崎の雑貨屋arinkoちゃん。
その店で流れているのを聞いて
ハマッてしまったという
この日はじめましての卯ちゃん。
そして先日骨折してしまった
しずの代役には
なんとなーく受け入れてくれそう、
と指名してみたAきらちゃん。
そんな大所帯で乗り込む。
トラブルにはあったけど
なんとか開演には間に合い
ドリンクバーで乾杯する。
ビールの銘柄を聞くと
「うちの生は黒ラベルです」
と、誇らしげに語るバーの兄ちゃん。
おぬし、わかっとるのぉ。
バーの向かいには
黒ラベルの自動販売機も。
うおー!このライブハウス
パラダイスやん!
すでに
そんなネタで
テンションあがったあたし。
1杯めを飲み干したあたりで
ライヴ開始。
思ったより人は多かったけど
やっぱり人は少なめ。
でも聴けば絶対
はまってしまう
いいバンドなのになぁ。
でもMCで本人たちも
「こんなに人が入ってくれて
よかった」
とかいうあたり・・・
その弱気がだめだろ、と
思いつつ、その弱気な感じに
親しみを感じたりもする。
数曲新曲演奏のあと
なじみの曲があり
フロアにおりて
暴れたあと
誰かのカバーとかで
静かな曲調に。
そこで女MJにねだって
缶ビールを買ってもらう。
そいつを片手に
女MJと
適当に後ろの方で
メンバーが太ったとか
いま緊張して歌ってるね、とか
感想を言い合いながら
呑むのが楽しい。
やつはほんとにいい
ライヴのパートナーなのだ。
再び
なじみの曲で
フロアに戻ると
あとは爆走なあたしたち。
飛び跳ねて奇声を発して
息ぎれ、汗だく。。
スポーツだねぇ、ライブって。
気付けば
すぐ前に
代役で来たAきらちゃんもいて
楽しそうに笑ってたかと思えば
どんどん前にあがってく。
すげ、はまったんだな。
ライヴ後集まった
あたしたちの感想は
「やっぱいいバンドだよねー!」
それから
Aきらちゃんの案内で
恵比寿方面まで坂を下り
乾杯。
あの曲が
メンバーのあの顔が、と
まさかの8otto談義。
うちらのまわりで
流行すぎなんですけど~!
そのあとは
いつもの通り
MJ(みうらじゅん)談義へ。
なぜかみなさん、MJが
好きなんだよね。
いもづる式におもしろい子が
つながるのは楽しいけど
結局MJかよ。
なんだよ「日本の宝」って!
あたしはそこには絶対参加しないぜ。
でも
初めて会った組み合わせも
たくさんあったのに
この盛り上がり、
そういう価値観、
ものの見方、目線が
似ているからなんだろうねぇ。
いやはや
人間関係って
おもしろいわ、と
実感した日でした、またもや。

イハをたずねて

で、きのうあたしが
書きたかったのは!
ジェイムスイハのこと。
朝聴いてるJ-Wave、
いろいろしながらなので
話も音楽も断片的にしか
記憶に残らないのだけど
今週は不思議と
動作を止めて聴いてしまったのが
イハの新譜紹介で。
あたしは90年代
音楽氷河期だったので
スマパンも聴いたことないし
イハの存在も知らなかったのだけど
先日ブログ友shindouさんのところで
話題になっていて。
そのジャケット写真を見た時に
「は?K-POP?」と
思ったのがきっかけで
その名前がインプットされてたんだけど
その名前がラジオから流れて
合点だったわけ。
shindouさんが半ばあきれぎみに
「女性に人気ですよね」
「俺には甘すぎ」
というのもわかる。
けど、いいんじゃない?
このスイーツ感。
サッシャもラジオで
「世界を見つめる拡がりの中に
日本のわびさび感を感じちゃいますね」
なんて言ってたけど。
で、金曜の朝
聴いた曲が今思えば
「Till Next Tuesday」という
曲なんだけど
これが朝のラジオから
淡々と流れてくるのが
なんとも心地よかったので
もう買っちゃうもんね~イハー!
な気分になって
shindouさんのところに
書き込みに行った。
で、その時おもしろいことが
あったんだけど
shindouさんは来週の
ポーグスのチケットの
番号がすごい!って
写真を載せていたんだけど
それ観て
「あ、来週か、
チケットあるわけないよな」
と、何気に検索してみると
ぴあに「△(残りわずか)」とある。
ええ??
急いで女MJに
「行く?」なんてメールしつつ
またぴあに戻ってクリックしてみると
ちょうど10時頃というせいもあるのか
「混みあってます」と
接続不可能になり
そのあと数分してつながった時には
ポーグスのチケットは「×印」に。
ああ!
あれはまぼろしだったんだろうか?
それとも一瞬で売れちゃったんだろうか?
だけど
今回チケット売り出し当時には
シェインが来るかわからない、というので
あたしは行かないことに決めていたし
そのあと来る来ないで
物議を醸した時期もあったらしく
結局縁がなかったのかな~と
思うことにした。
それによく考えたら
その日は『アリゴ』で
壮行会だったのでした。
あはは、あたしが行かないわけにはいかない。
でも
ポーグスについては
こないだ観た2006年のあの公演
あたしにはすばらしすぎたから
あれを最初で最後にするのも
いいかもって思う。
で、仕事終わって
イハを求めて
神保町方面へ向かう。
久しぶりに行った中盤屋で
マギーライリー2枚、
ドクターフィールグッドを
見つけて買ってしまう。
ああもう、物減らそうと
思っているのに!
それより
イハの新譜、、と思い
ディスクユニオンへ向かうが
売り場縮小、というか
メインがクラシックになり
ロックは地下へ追いやられてた。
えーそんな時代なん?
当然その狭いスペースには
イハはなく
しょうがない、秋葉のタワーか。
傘さしながらとぼとぼと歩く。
(っていうかこんな時
秋葉に向かう自分ってどうなの?)

やっとゲットした!
と、思ったところへ
件のshindouからメール。
「残業中ですか?」
「いま、イハをたずねて三千里ですよ~」
『BERG』で呑んでたのだそう。
うーむ、惜しい!
もうちょい早かったら
そっちでビールもCDも
頂けたのに!
まあでも
今日はイハを聴いてみたいし
帰りましょう。
と、それから
ヘビロテ中。
不思議とどれもなつかしく
感じる曲。
昔聴いていたネオアコや
サイケの要素があると
あたしは思うのだけど。
きのう寝る前に見たTVのせいで
夢にレゴでできたマツコがでてきて
壮大なストーリーが展開され
寝覚めが悪かった今日だけど
晴れてきたし
これから錦糸町で一蹴りするぜ!
さっき入った呑みの誘いにも
あとで合流したいし。
立ち上がれあたし!

暗がりの中、その店の力を思い知る

きのうは。
21時まで働いたあと
ジャズオリンパス!!』へ。
今週は外食が続くので
どうしようか迷ったけど
家帰ってごはん作るには
ハードに働きすぎたので
軽く夕食、のつもりで。
「ごはんありますか~?」
ジャズ喫茶に入るなり
この一言を吐く
あたしもあたしだけど
「ごはんの前に黒ラベル?」
「ごはんはビールのあとすぐ?」
「カレーは辛めにします?」
と、できた女房のような
質問を浴びせるマスターK松くんと、
”行きは急いで
帰りは泡立たないように”
メニューにない
黒ラベルを買いに走ってくれる
キンちゃんのおかげで
ほーらあっちゅう間に
夕餉の仕度が。
ブラボー!
ランチ限定○食の
人によっては「幻の」
名物カレーを頂く。
ひとしきり汗かいて
ビールを片手に
某大学に寄贈されていた本
「中国美味礼讃」を読んでいると
急にあたしの席のスポット以外の
灯りが消され
暗闇の中、
ご自慢のJBLから流れる音が
「大音量」に変わる。
どうやらカウンターにいらっしゃる
お客様のリクエストらしい。
ジャズではないな?
と、あとで聞くと
「コンテンポラリーってとこでしょうか」
と、マスターK松くん。
およそあたしの聴かない
ジャンルだな。
なんだけど
この状態がかなり心地よくて
帰るきっかけを失った。
ほんとは帰りたいのに、
を主張をする
「きっかけ」ではなく
この状態を置き去りに帰る
「きっかけ」
を。
ここまで大きな音で
灯りも落とした状態は
初めてだったんだけど
そのトリップ感たらなかった。
ヘッドフォンの中にいる?
っちゅうか、
小宇宙っちゅうか
うまく言えないんだけど
自分が音の中に入っちゃうような。
ああ、
K松くんは
こういう空間を作りたかったんだな。
とか生意気なことを思った。
なじみのこの場所が
こんなにいい所だって
気付かされるなんて
まったくもって
「いまさら?」
なんだけどさ。
次回は
シングルモルトでも頼んで
また灯りの消える時間を
密かに待つのだ。

あさかさだよ、ベイベ!

山盛りの仕事も置き去りに
18時に上がって
赤坂へ。
いつもの
ツアーの初日を
横浜でみたのが
9月の初め。
なーんか消化不良だったな
と、思った矢先の追加公演発表に。
先行予約をはずしまくり
一般売り出しも忘れてたあたしに
女MJより「とれた」
との連絡。
聞けば、何度かフリーズした上での
チケットゲットだったらしく。
うおー!ありがとう!
ということで本日参戦。
大手町で黒ラベルを買い
BLITZに着いてみると
女MJもビール仕入れていて。
みんながいそいそと
番号順に会場に入るのを見送りつつ
缶ビールで乾杯。
ついさっきまで仕事していた
あたしの脳みそを一気に溶かす。
アタシハコレカラライヴニユクノダホカニナニモナイ。
そう暗示をかけながら
飲むビールは素晴らしく美味しくて、
今日はリベンジできそうな予感。
むふ。
またいつのように、
ぎりぎり会場入り。
すかすかのグッズ売り場で、
毎回記念に買う300円のタオル。
かろうじてあいてた
ロッカーに荷物を詰め込んで、
首にツアータオル、
手にはドリンクチケットのみ。
トイレから出て、
目の前の扉を入ると、
そこはもうスタンディングエリアのかなり前の方。
ってか狭いね、ココ。
女MJと、
「最初から前に来ちゃったね」
なんて話してると間もなく、
いつものSEが流れ、
人口は一気に前方に移動。
と、うちらとの間に
ビミョーなスポットがあるのを発見。
ああ、そこに柵があるのね。
越えましょう。
つまり
柵を越えた猛獣エリアの
後方にあたる場所だったんだけど
そのエリア正解。
無駄に暴れるわけでもなく、
でもそれなりに熱く盛り上がる
ってところで。
珍しく一曲目から飛び跳ねるあたしたち。
前回アルバムを買ってもなかった
女MJも今日は「予習」してくれたようで。
やはり彼女が一緒に
飛び跳ねてくれることも
あたしの楽しみのようで
相乗効果でテンションもあがる。
新しい曲
古い曲
あそこで聴いた曲
あの時聴いた曲。
チバも近いし
しかも今日のチバはなんか
かっとんでていいぞ。
いつも以上に何言ってんだかわかんない
あの「楽器」のような声がイイ。
胸のここんとこに響く→→↑よ↑。
抑えきれない気持ちで
跳んだり跳ねたり
うでをふりあげたり
首を振ったり腰を振ったり。
もう最初っから汗だく。
でもそれが楽しくってしょうがない。
そして
ギターを降ろして
歌うレッドアイ。
しかも呑んでるし・・・チバさん。
独特のチバダンスと
ハープを握りしめて
さらにせまくなる肩幅が
イイ!!
ついでについてるみたいな
小さいオケツも合格!
バンドやっていて
楽器を持たないでいられない気持ちは
よくわかるんだけど
でもチバはただ歌っている姿も
やっぱりいいんだよな。
たまんなく色気がある。
そんな曲も終わり
静かな曲もあって
あとは一気に最後まで走るぞ!
って時のこと。
チューニングに入るところだったかな。
(追記:セットリストをみたら
どうやら本篇のあとだったみたい。
一度目のアンコールを待つ間
かなりぼーっとしてたんだな。)
チバがピックを投げた。
あたしの前にいた三人が
床にふせる。
え?もしやこっちに?きた?
と、思った瞬間あたしもかがんで
床をまさぐった。
あ、あった。
目に見えた瞬間
人の手と手が争って
そいつがいったりきたりする中
手の中にそいつを感じた。
こ、こっち!
床をすべるように
手を動かして
自分の方にスライドさせた瞬間
き、きた???
長いスカートはいてたのが幸いしたのか
スカートの下にすべりこんでくれたみたい。
チバのピックが!!!
信じられなくて
でも手の中に感じる
ピックの三角形の角の形。
たしかに感じるけど
手が開けない。
報告したいけど
女MJの姿はいつの間にか見えないし
とりあえず落とさないように
まわりの人に横取りされないように
そしらぬ顔で
握りしめる。
もうロッカーに行って
かばんに押し込みたい気分だったのだけど
それから演奏された2曲がもう、
あたしのツボで。
AllightとBaby you canという
チバが発する「発音」の中で
一・二を争う
「オーライ」と「ベイベー」。
なんという二本立て。
笑いながら大粒の涙
流しちゃってました、あたし。
握り締める手の力はゆるめないようにね。
なんだっていうの、今日のライヴは!
この二曲が終わって
女MJに会えることができたのだけど
まわりの目もあり
ピックのことは話せず
アンコールへ突入。
それからがまた
こないだの不完全燃焼を
忘れさせるような曲。
しかもアンコール三回。
もうさすがにないだろう、と
思いつつねばってでてきてくれたのは
ツアーファイナルのあとの
追加公演ならではだね。
もう、お腹いっぱいです!!
終了後そっと手を開くと
そこにはチバのピックと
うっかり洗濯したみたいな
くちゃくちゃになった
ドリンクチケット。
今年やったどんなスポーツより
そうだ、よもぎ蒸しより
ずっとずっと
今日は汗かいた!!
不案内の赤坂で
呼び込みのおにーちゃんに案内され
まんまと黒ラベルにありつき
ラーメンも食べちゃって
若干スキップぎみで帰宅。
明るい灯りのもと
もう一度じっくり見る
チバのピック。
24時をすぎてもかぼちゃには
変わってなかったよ。
三角形の一辺が
削れてるのがたまらん。
今日弾いたあの曲たちが
この削れを作ったんだ。
彼の日常なんてどうでもよくて
ただステージの上にいるチバが
誰よりも大好きで
そう思い続けて
通い続けたライヴで
授かったこのピックは
ほんとにすんげー宝物。
今年はちょっと
自分にしては思い通りに行かないことが多くて
悶々としているところもあったのだけど
すべては一掃された。
この幸運のための
我慢の時期だったのかなって。
神様はまだあたしを
見捨ててはいなかったね。
うれしくってもう、
明日からも
生きてくよ、スキップぎみにね。
追記:ちなみに「あさかさ」は
 チバお得意の「いいまつがい」
追記:家帰って風呂入ったら
 アザだらけでした。これも代償ってことで。
追記:セットリスト
1:6つ数えて火をつけろ2:Buddy3:ホロスコープ4:カレンダーガール
5:シャチ6:2秒7:愛でぬりつぶせ8:SATURDAY NIGHT KILLER KISS
9:LUST -チェリーの入ったりんご酒を見て想うこと-10:爪痕11:SとR12:Red Eye
13:プレスファクトリー14:OWTLAW II15:シルエット16:涙がこぼれそう
17:なぜか今日は18:READY STEADY GO
EN1-1:ALRIGHTEN1-2:BABY YOU CAN
EN2:ローリン
EN3:Nude Rider

朝チバをどうぞ


これが、いーんだわ。
発売に合わせて
メディアに出てるチバは
さんざん噛んだあとの
チューインガムみたいに
まるで覇気が感じられなかったんだけど
アルバムはいい出来なのだよ!
バースディになってから
取り入れられてる
明るい感じに
影の部分がうまくあわさって。
たぶん新しいギターが弾く
「変なコード」がそういう世界を
作ってるんだけど
チバくん、それに負けない
変てこなセリフ吐いちゃってるし!
相変わらず
何言ってるかわからない
そら耳な発音もいい。
それでチバの声が
より「楽器」に近い形で
存在しえているような気がする。
「50までやりたいんだよね」
って、50過ぎてもやってくんないと!
あたしの聴く音楽がなくなってしまう!
聴いてると
心が震える瞬間があって
体の奥の方がじわっと熱くなる、
それがあたしにとってのチバ。
そんな音楽ほかにないんだからさ、
ずっと続けていて。
9/3のライブはどれくらいぶりだろ?
早く会いたい、
ステージの上のチバに!
あのなつかしい感じのする曲も
やってくれるといいなぁ。
Baby you can。
めっちゃ好きだー!
このところ
なぜか5時ごろ目覚めてしまう
ばーちゃんなあたしは
早めに出勤して
デスクで仕事前に聴いてる。
朝チバも、なかなかいいもんよ、
そこのア・ナ・タ!

わが社にもディーバがいたらしい

きのうは。
千駄ヶ谷のホールで
うちのバイトちゃんで
オペラ歌手を目指す○山さんの
某歌劇団の新人公演にお邪魔。
彼女のに出番合わせて
☆と待ち合わせたけど
少し早めに着いてしまい
彼女のほかにも
10人ほど新人の子たちの独唱を
聴くことになったのだけど。
・・これがなかなかおもしろかった。
新人らしい気合とか
オペラの芝居がかった感じなんかが。
すでに個性もあるしね。
そして
トリ前で
○山さん登場。
普段の様子からは
想像も出来ないくらい
堂々とした歌いっぷりに
圧倒されました。
あーんな高い声も出るんね。
かっこいい。
きっと上手だから
この順番なんだね。
すごいや。
終演後
差し入れの塩ケーキを持って行くと
舞台を降りた彼女は
いつもながら気さくな感じで。
きれいな子ではあるのだけど
どちらかというと自然児といった
元気なタイプなので
そのギャップがまた
面白くもあり。
会場で
偶然会った
バイトちゃんも一緒に
新宿『Berg』へ移動。
日曜はわりにすいてるね。
途中から座れて
予定より長居。
帰って料理
面倒だな~と思ったけど
買った食材のことを思い
手をつけ始めると
ま~なんだかんだね~。
ツールドスイスの始まるまで
だいぶ時間あったし!
・手羽先とがんもとしらたきと
 ごぼうとにんじんのがめ煮
・粉ふきいも
・ひたし豆(塩味)
・しめじとえのきのナンプラー和え
・マカロニサラダツナバージョン
・ズッキーニとごぼうとにんじんのピクルス
ズッキーニをピクルスに、は
先週お邪魔した『ピヨトト』さんのまねっこ。
そしてあそこで話題になった
ドライトマトにも挑戦。
とりあえず
今朝オイルに漬けてきたので
出来の方は未知。
でもコストかかりすぎ。
無農薬のトマトしかり
15×2, 40×2の
電子レンジオーブンの電力しかり。
でかいざるでも買って
ベランダに干すのが
いいような気もするけど
最近はよからぬものが
飛んでるもんなぁ。
そんなことしてると
ツールドスイス、最終ステージ。
既に走り終わってる暫定1位の
カンチェラーラの映像が流れる。
なんだ、ナマじゃないのかい。くそ。
それにしても
優勝争いも面白かったな。
ツールまでしばらくレースなしだけど
録画したものを観てしまいそう。
すでにものすごい数のストックが
できてしまって
DVD屋敷になってしまうぞえ。
ところで
遅まきながら
あたしのアイドル見つけた!
ラボバンクのテンダム。
ヒゲで長髪なんてサイコウ!
栗村さんには
「あのせいで何秒か無駄にしてる」
と、笑われてましたが。
いいのいいの、こだわり大事!
ツールでるのかなぁ。
チェけらっちょ♪

春一番に乗って

ビール買って帰らなかったこと
後悔してるとこ。
久しぶりリリースの
バースデーの新曲が
J-Waveで流れるのは
チェックしていたのだけど。
仕事のキリがついたのが
23時40分くらい。
24時、一発めだったら
間に合わないなって
昼に吹いた春一番の
反動みたいに吹き荒れる
ちょっぴり冷たい風の中を
チャリを飛ばして帰る。
手がつめてーよ、くそ。
ラジオつけっぱなしで
あれこれやっていたら
あ!
って。
チバのトーンは
すぐにわかる。
となりの部屋にいても
あたしの耳に届いた。
相変わらず
半分くらいは
何言ってるか
わからないけどね。
でもあたしの心をゆるがす音楽。
前よりポップになっちゃって
気恥ずかしい感じもあるけど
間違いなく
心躍る音楽。
こんな時はビール!
チバにはビール!
そうなんだよ!!
早く生チバを見ながら
ぷはー!って
最高のゲップをはきたい。
最近気持ちが離れていたビールも
明日からは常備するか。
チバとビールと。
あたしの基本、
忘れてた。
いろんなことが
どーでもよくなる!
最高だねっ

リズムでリズム

明日は。
本気の登山なんで
もう寝なきゃなんだけど
横浜まで
カセットコンロス観に行って来ました。
対バンのスティールパンのバンド、
ラスティックパンズは予想以上に
面白くて軽薄で上品で驚いたけど
カセットコンロスはやはり
すばらしかった!
あのしあわせあふれる音楽に
なんだか泣いちゃいそうな
あたしでした。
ThumbsUpというハコもよかったけど。
コンロスいいです。
登山前でビールは二杯で我慢したけど
最後の曲では飛び跳ねて楽しかった!
消耗じゃなくて
すんごいエネルギー蓄えてきたから
明日は大丈夫!

右手の刻印~あたしたちのきのうへ。

いま。
右の手の甲に
黒いはんこのあとがある。
昨日行った
ローリングストーン』という
新宿のロックバーの入口で
押された。
それがあれば
扉の外にあるトイレと
行き来ができるというものだ。
小さいライヴハウスでは
よくあること。
JRAなんかじゃ、
機械を通した時だけ見える
そんな上等なスタンプを
使用している時代なのにね。
きのうは。
久しぶりに大物の洗濯。
天気の悪さが続いていたのもあるけど
大規模修繕が佳境に入ってから
洗濯をする日は限られ
さすがに部屋干しする場所のない
タオルやらシーツやらを
やっと。
さらに久しぶりに
走りにでも行こうかと
思ったのだけど
ふとんでだらだらしていたら
昼をすぎそちらはあきらめ。
でもナノケアを買ってから
ふとんでだらだらすることへの
罪悪感も減ったのがうれしい。
「ながらエステ」
なんてすてきなんでしょう。
ただ
夜飲むことが決まっていたので
とりあえず料理はしよう!と
がんばってみた。
さといもたけのこにんじんの煮物
ぶり大根
うるいの酢みそ和え
大根の皮のきんぴら
やまいもとオクラのおかか和え
できあがったら
ちょうどでかける時間だ。
きのう約束していたのは
大学のバンドサークルの時の同級生。
二人とも子供がいて
すでにおとーさんなんだが
BBが富山から出張で
やってくるのに合わせて
連絡を取り合い
S井と三人で会うのは
去年に続き二回目。
日曜の夜では
知ってる店も限られるので
仕事帰りのS井にあわせ
新宿『BERG』で待ち合わせ。
「日本一美味いでしょ、ここのビール」
といつものように
ウンチクたれるあたし。
「あんたが酒飲めるようになるとはね~」
そんなこと言われつつ。
美味しいパテとパンなんかも
体験させたかったのだけど
S井が三丁目にある
どん底』へ行こうという。
老舗の居酒屋らしいのだけど
神保町のざぼうる、ミロンガ
のような雰囲気の店。
あたしにはビンゴなんだな。
S井は
連れてきておきながら
実は閉所恐怖症で
あまり居心地がいいわけではない、
と言っていたけど
あたしはああいう店むしろ好き。
うす暗くって
天井が低くって
あなぐらっぽいの。
どん底というから
ロシア料理なのかと思いきや
メニューには
「イタリアンレストラン」とある。
しかもメニューの中身はいろいろ。
イタリアンでもない。
ビールがモル○なので
赤ワインをボトルで頼むが
こいつはスペイン産。
まあなんでもあり!ってことで。
ピザ、
ポテトフライ、
きゅうりとオイルサーディン、
ピクルス、
トマトとモッツアレラ。
いつも食べているものよりは
若干ジャンクなメニューだけど
どれも無難でよろしい。
ところでこの二人
前回も感じたのだけど
古い友達なのに
昔話だの人のうわさだのが
あまりないのがいいのだ。
音楽の話が
やっぱり多いかな。
でもバースディについては
S井には
「いいんだけどさ、
こどものおしめを気にしながら
聴く音楽じゃないんだよな」
って。
そう言われても
不思議と腹もたたないし
へだたりを感じるわけでもなく
ただ納得。
それよりなんだか
ああ「言葉」が通じるって
安心した。
わかるかなぁ、
この感じ。
最近ほんと
そういうのが重要だって
思えるようになってきたんだよね。
え?
みんなは知ってた?
気付くの遅いって?
で、前回も話にでた
「ローリングストーン」に
移動することに。
入口で
件のスタンプを押され
店に入ってみると
そこは爆音空間。
単に仕切られている、としか
表現できない「DJブース」で
明らかにしろうとの女の子が
好き勝手に音楽をかけている模様。
こんな空間でどうしろってんだよ!
メジャーな名前から
予想した店とは
かなり違った簡素な雰囲気に
驚いてると
「クラブだよ」と、
爆音の中、S井が耳元で
冗談なのか本気なのか
わからない口調で言う。
そりゃ無理にカテゴライズすれば
そう言えなくもないけど・・・
最初はこんな印象だった。
だけどうす暗い中
カールスバーグを呑みながら
たまに知ってる音楽が聞こえてくるのに
カラダをゆらしてると
なんだかテンションあがってきた!
あれ?
踊ってる?
ってことは?
「クラブ」じゃーん!
なもんでつい、、
店に入った瞬間に
「10時半からまわすんですけど
何かリクエストありませんか?」
なんて
話しかけてきたクラッシュ好きの女の子に
トイレで会ったので
ミッシェルを頼んでみた。
そしたらかけてくれたよ。
初期のそれか!って曲。
でも題名わかんねーんだよ、オレ。
好き勝手にかけてると思ったけど
そうやってリクエストに
答えられるなんて
たいしたもんだし
他の曲たちもそうマニアックにならず
ほどほど皆の知ってる曲をかけるって
DJっていうのも
ワザが必要なんだな~って
感心したよ。
彼女の選曲は結構
よかったと思う。
で、二人はといえば
やっぱり同じように
スイッチが入って
楽しんでるよう。
揃いも揃って
学生の頃のあの騒ぎよろしく
40超えてもさ、
この馬鹿馬鹿しい状況を
クールに見過ごすことができないんだよね。
でも
楽しいことに出会った時
火のつく瞬間が近いと
うれしいよね。
昨日はそんな瞬間を
感じちゃったのだ。
だからたぶん。
やつらも今日は
デスクワークしながら
その右手のまぬけな刻印の名残りを見て
きのうの自分たちを思い出して
苦笑いしてるじゃないかな。
きのうと
もっと前のきのうなんかもね。