カテゴリー別アーカイブ: 演る

ミーティングっていうか。

11月23日はバンドのメンバーと
蒲田で餃子。
川崎で練習、ミーティングが
恒例だったのだけど
メンバーで川崎にいるのは
今はひとり。
行き着けの飲み屋も
店をたたんでしまってからは
いつもイマイチな気分で呑んでいたので
あたしから今回は提案。
メンバーの一人が蒲田在住ということもあり。
現地待ち合わせという指令のもと
いまどきはネットもあるし
悠々と構えていたら
指定された店は移転し、
違う店舗にスライドしていただけでなく
はじめて降りた蒲田駅南口は
アウェー感たっぷりで
まったくハナもききやしない。
ギブアップして電話をかけると
ベーシストも迷っていると言う。
「今どこにいるのー」と
話しながら動いていると
道路の反対に
子供椅子を前後につけた
地元ヴォーカル君発見。
まあまあお父ちゃんだよ、ったく。
ぶつぶつ言っていると
遠くにベーシストも発見。
「わかりにきぃ!」とキレぎみ。
三人で来店すると
遅れて少しは蒲田を知るドラマーに続いて
やはり迷子になったもうひとりのヴォーカルより電話。
揃ったところで
「蒲田居心地悪っ」を連発。
っていうのもお決まりのノリなんだけど
乾杯して、餃子店のコースを味わう。
羽根つき餃子にしゅうまい、小籠包、
えびチリ、中華サラダ、チャーハン・・
続々と届くコース料理に
2時間の飲み放題で
呑む呑む。
追い出されたあとは
地元ヴォーカルくんのパパ友のお店へ移動。
こちらはがらりと変わって
刺身、魚料理中心で
日本酒でしょ!
いつも安い店で安い酒しか呑まないメンツだったから
こういう店に一緒にいるのは新鮮だったけど
もういい大人だもんね。
(とはいえみんな10歳くらい下・・・)
で、本題。
「そろそろバンド再開しましょう、
そんでコージさんの3回忌にはライヴ」
「じゃあスタジオは来年の2月ね」
と、相変わらずゆる~いスケジュールが決まったのだけど
Tomに話すと
「亡くなったの去年でしょ、
来年が3回忌じゃない?」とのするどいツッコミ。
メンバーにメールすると
「そういわれても無理っすよね~」
と、予定は変わらない模様。
まあでもいつになろうが
それはやらなきゃいけないんだろうな。
世話になったやつの供養のためには。
そう思いつつも
ギターをにぎらない日々更新中。

パン食うつもりがクマに襲われる

何がきっかけだったかは
忘れてしまったけど
スティールパンのワークショップが
前を通りがかったことのある
岩本町のcafeであることを知り
月島のTTを誘って
申し込んでみた。
その日ライヴをやられる
アオキケンゾーさんが
ライヴ前に教えてくださる、
というもの。
いきなり教室に行く。
とかよりは気軽な感じがしたので
行ってみることに。
一番乗りだったのか
閑散とした店内。
はじめて入った店内は
DJブースありーの、
壁にはプロジェクターで
何やら流れてるし
ちょっとあたしたちには
若めなおしゃれ空間。
「ソファーバーって
くつろげないよね」
なんておばちゃん意見炸裂しつつ
すでに並んでいた
スティールパンを眺めつつ
腹ごしらえ。
そんな横で
アオキパン先生が
軽く叩いてまわる
その音がやはり心地良い。
時間通りに始まった
ワークショップは
ちょいマイナーな場所にあるし
ライヴ前の1時間だし
楽器をそろえるのも大変だし
どんな雰囲気なのか
想像もつかなかったけど
体験者は12人もいて。
そして
ちゃんと生徒さん用に楽器を
4つも用意してくださって
それぞれ3人マックスという状態で
変わりばんこに叩かせてもらえた。
近づいてみると
スティールの表面には
マジックで
「ド」「レ」「ミ」と
片カナで書いてある。
なるほど。
ここを叩くとこの音なわけね。
そんな知識も持たないあたしたち、
とりあえずスティックを手に
震えながらおそるおそる
その表面を叩いてみる。
ああ、でるでる。
質はどうあれ
場所を間違えなければ
ちゃんと音は鳴るのだ。
「ドレミファソラシドを
叩いてみましょう。」
に、始まり
叩きだすと、音の並びの
規則性に気付く。
「かえるのうたを
やってみましょう」
難しくない。
はず。
なのに気を抜くと
意外とわからなくなってしまう。
苦笑をまじえつつ
とにかく間違えないよう
マジックの字を追う。
「次はきらきらぼしやってみましょう」
これも難しくない。
はず。
なのに気を抜くと・・・
だけどそれも
何度も繰り返して
テンポもあがってくると
リズムをとりながら
また叩く角度や場所で
「いい音を出す」なんてことに
興味は変わってくる。
ある瞬間に
「きゅん!」
ってするような音をだして
どこか遠くの世界に連れてってくれるような
不思議な音域を持っている
スティールパン。
失敗しても「どこの世界?」
に行ってしまう危険もあるのだけど
そういう楽しみをはらんでる楽器だと思う。
その世界にどうにか近づくためには
ただ「叩く」という単純なこと、
というのも打楽器のいいところ。
そんなところを楽しめた。
何度か交代しながら
同じ曲を繰り返し練習するうちに
「じゃあこちらのグループは
伴奏しましょう」
と、パート分けをする。
するとまた
違う感じになるのだ。
同じ打楽器同士なのに
メロディとリズムに分かれるだけで
ハーモニーが生まれ
音楽として熟す。
さらにテンポアップしてみると
ちょっとしたグルーブも生まれる。
まだまだがちがちで
マジックの文字を追いがちな
ところはあったけど
それでもちょっと「できた感」も
味わえて
はじめて体験としては
満足の行くものでした。
先生も気長につきあってくださったし。
そのあと
パン先生と
サポートのガットギターでの
ライヴだったのだけど・・・
このギタリストゴンちゃんがすごかった!!
さっき体験して
そこそこしか叩けなかった
スティールパンを
パン先生がすばらしく美しく
叩く姿に感動したのも束の間
あっという間にそこまでの時間を
ゴンちゃんがひっくり返しちゃいました。
風貌は正に
「ゴンちゃん」という感じの
ずんぐりむっくりのクマちゃんタイプ
なんだけど(失礼!)
その繊細でテクニカルなプレイ。
だけど太い指で音に幅もでちゃう、
みたいな。
メロディをスティールパンで叩き
ギターはバック、、なはずなのに
完全に逆転してました。
(すいません、パン先生)
もちろんパン先生の音は
違う世界へ連れてってくれる音が
各所に散りばめられていて
自分たちが出せなかった音を
次々と出してくれる魅力はある。
だけど
ゴンちゃんのギターと来たら!
ギターという楽器の
無限の可能性のようなものを見た。
あたしもパンに浮気してる
場合じゃなくて
やるべきなのは
ギターなんじゃないかって。
久しぶりに
目をそらせない人に
会った感じ。
ところで
ライヴを聞きながら
いただいたこのカフェの料理も
なかなか美味しかった。
お店の人も
妙に物腰やわらかい
イケメンたちだったのだけど
それだけになんだか
もぞもぞしちゃうっていうか
おしゃれすぎて落ち着かないていうか。
結局
自意識過剰なのかね、
場違いな気分で
居心地悪いっていうのは。
誰もあたしのことなんて
気にしてないのにね。
そんな屈折した
気持ちの吐露とかもできて
結局はいい夜だったね~
なんだけどね。
そうそう、帰りがけに
店の前でうろうろしていた
ゴンちゃんに声かけてみたところ
「伝わりましたか!」
とのこと。
なんかその言葉もよかったわ。
またどこかで襲われたいな、ゴンちゃんのプ・レ・イに!

説明のしようのない関係

今日は。
じゃなくてもう「きのう」だな。
なんとか9時半に
会社に到着したものの
金曜の夜更かしが響いてか
カレーを食べたあとの午後の
1時間ほどが
めちゃ眠く。
休憩時間に10分
机にうっぷして復活。
予定より作業量は減ったけど
なんとか目処はつきそう。
システムの止まる
18時に会社を飛び出して
一旦帰宅。
ビール飲みながら
ちょこちょこっと練習して
川崎へ。
「今日はどっちのスタジオだっけ」
と、メールすると
ライヴハウスだという。
空いてるとスタジオ並みの値段で
練習させてくれるのだ。
うれしくって
ギターが重いけど
みんなの酒も仕入れて行く。
たどり着くと
近所のVoMサキと
群馬からベーシストが来ていて。
急遽入院して来れなかった
リーダーのお見舞いに
行って来たって。
もー誘ってよー。
と、思ったけど
ささっとこういう行動に出られる
彼らをとてもすばらしいって思う。
病人その人、は
「今までで一番最悪」と
表現する日らしかったけど
それでも話しはじめると
だんだん元気になったって。
生気を取り戻したというか。
たぶん
彼の場合
病気そのものだけでなく
まわりに人がいないということが
入院の大きなネックなんだと思う。
近いうちにあたしも行こう、って。
というわけで
久しぶりにギターひとり。
「姐さん大丈夫?」
なーんてプレッシャーかけられたけど
たまには自分の音だけが
聞こえるのもいいのさ。
単純に言えばね。
ひとしきり
おなじみの曲をまわした後
「じゃ休憩しましょうか」
って持ち込んだ酒で
入院した彼の話などしながら
だらだら。
お金払って場所借りてるのに
よくある現象なんだな、
うちのバンドには。
実は
帰りがけに
こういうバンドの体質や
どこまで続くのだろう?
これでいいとみんな思ってるのだろうか?
なんて話をVoYスとしたんだけど
結局これ以外の形が
あたしたちにはなくって。
それぞれ仕事や家庭や
はたまた大病が
忙しいのだけれども
なんとか時間作って集まってる。
それもモーレツにバンドが好き!
っていう情熱があるというわけでもなく
「なぜ」と聞かれると
説明できないような理由で。
だから
たとえば嫁に
「また出かけるの」と
ぶちぶち言われるのに
うまく説明ができないし
かと言って終わる気もしないし
来れば「貴重な時間だ」って思える。
そうなんだよねー。
そのゆるさがロデオのいいところ。
お互いがそれぞれの状況を
気遣いあって
なんとか時間作って集まるくせに
練習はだらだら。
かと言って
ただ集まって飲むというのも違う。
むしろ飲むだけなら
いくらだって飲み友はいるのに。
とにかく特別なつきあいなんだなって
今日もあらためて。
照れずに「大事な人たち」と
言えてしまう
純粋さと熱さとみっともなさと
いろいろ持っている
愛しのバンドメンバーたち。
永く続けられるといいね。

人生には適当が最高なこともあるんだぜ

今日は。
なんだか長い一日だった。
夏だっていうのに
仕事は山盛りで
いくらでもやることがあり。
でも幸いあたしのやってるのは
どれも納品日や冊数の調整が
自分でできるので
ガス抜きしながら
やってるつもりだけどね。
だから
土曜出勤も
べったりじゃなく
ほかの予定と調整しながら
うまいこと。
今朝は
梅雨から
「不安定な大気」のせいで
たまに降る雨で
汚れてるガラスと網戸、
ベランダの床を洗った。
ホースでもあれば
いいんだけど
台所の洗い桶と
災害用に水をためてある
タンクから
ひしゃくに水を移して
水をかけつつ・・・
という地味な作業。
朝の2時間ぐらいの労働だけど
豹変する!ってコレだね。
あたしのべランダがまだ
生まれ変わった♪
それから
風呂入って自分もすっきりしてから
ギターの弦替えて
そいつをかついで
会社へ。
いや、この天気で
あの重いギターは
実につらかった。
汗だくだし。
でも
会社は今日も
寒いくらい。
あの温度の感覚、
どうにかならんかなぁ!
カーディガンを羽織る・・・
昼はいつもの
Hinata-yaへ。
先週TVに出たから
心配してたけど
あっさり入店。
やっぱ美味いわー。
あたしも放送を見たけど
あれ見るとますます
食べたくなっちゃって。
でも放映直後から
すごい数の人が来たらしく
カレーが売り切れるほどの勢いで
大変だった、、と店長。
今日もうちらのあとから
何気にお客さんが途切れず来ていたから
もしかしたらまた
売り切れ?
午後は流して
18時にお仕事終了。
ギターかついで川崎へ。
練習前の1時間
どこで飲むかのメールが飛び交う中
「ケイタイの電池がヤバイから
場所決まったら一斉メールからはずして」
と、書くと
「姐さん、ケイタイに電池は
入ってないですよね!
違和感っす!!」
と突っ込み。
えー気付かなかったよー。
「充電ヤバイ」って
言うべきなのね。
学習しました・・・
サッポロのせいか
最近行くことの多い
『はんぶん』で呑む。
前回は
自転車落車で
休んだので
そのことなど突っ込まれ。
時が経つのは早い!
もう傷もないし
そのことすら忘れてたよ!
スタジオは
楽しかった~。
群馬から来たベーシストも
病気でほぼ寝たきりのリーダーも
スタジオをほんとに
楽しみにしてくれてるみたいで。
一ヶ月に一回
スタジオとフットサルに
土曜をとらえるのは
なかなか大変だけど
どちらも集まる人たちの
熱意なしには
継続できないものだと
それぞれの事情が複雑になるにつれ
一層思う。
特にバンドは最近
困難な条件が増えれば増えるほど
みんなのやる気と
ほかのメンバーを思いやる気持ちが
深くなってるのを感じる。
こんな子たちばかりが
集まったのは奇跡なんだけど
みんなやさしくて
適当にバカで
適当に酒呑みで
適当に演奏することが好きなんだな。
これって最高だー。
ロデオ最高だー。

意外にも、奇跡は川崎あたりで。

ボーリングできるぐらいの
ワインの空き瓶に
囲まれてあけた朝には。
少しずつ片付けて
自分の日常に戻すのも
面白い作業。
そして夜のスタジオへ向けて
非日常的な奏でる、という作業が
同時進行であることも。
何ヶ月弾いてないんだー?
と思いつつ
重いギターを背負って
メンバーの顔を思い出しつつ
ちょいと練習。
でも気持ちは
自転車レース。
こんなゆったりな休日には
長時間の自転車レースが
好きなだけ見られる!
ギターの練習もそこそこに
プルトップひいて
テレビの前へ。
ツールドフランドル。
既に書いたけど
愛しのカンチェラーラが
ぶっちぎりで勝ったレースなのだ。
野球中継からは遠ざかり
今やサッカー中継も
おとなしく見ていられないあたしが
5時間も自転車乗りを見つめて
じっとしているんですからね・・
どうかしてる!
そんなことしてるともう、
でかける時間!
泣く泣くテレビを消して
川崎へ向かう。
久しぶりに全員メンバー全員集合。
子持ち、ビョウキ持ち、
群馬の実家へ帰ったなんて
メンバーもいる。
なのに顔合わせて音出すと
こんなにも近くに!
音楽の偉大さを感じる。
難しいことなんて
わからないけど
でも何十年もこのギターを弾いてきたこと、
無駄じゃないって思える
このバンドが好きだ。
たくさん音楽を聴いて
いろいろなことを考えて
そこからさまざまなことを
生み出してるすげー人もたくさんいるだろうけど
こんなあたしでもプレイヤーであることの
幸せを実感できる。
ただ聴く、とは違うこの
面白さ・・・それを
メンバーと一緒にプレイするたびに
感じることができるのって
すごいよね。
あたしにとって
奇跡のバンドなんだ、って
思ってる。
ふふ、
評論家のみなさんには
わからねーだろーけど、
川崎あたりにあるのよ、それは!
ところで
角川から出てる三島の小説は
どれも面白いのだけど
「純白の夜」はまた面白かった。
そのあと青山二郎と並行して読んでる
いしいしんじの「白の鳥と黒の鳥」という
短編集の中の
「オールドブラックフォスター」。
こいつがすごい。
敢えて書いておく。

ロデオはあたしにちょうどいい。

今日は。
モナコの録画を観ながら
晩ごはん。
いろいろ物議をかもしてたけど
素人には事件満載で
楽しめました。
あのコースを走るのはやっぱり
すごい集中力だね。
美しい。
この土日は
はだしででかけたくなる陽気、
と、外に出ると意外と寒くて
何着るか考え直して
玄関を何度も往ったり来たり。
そんな気候で。
土曜は。
ビール持って集合!
なんて昼間っから
渋谷の道端で
NNさんと乾杯して
☆を待って
代々木公園のタイフェスへ突入。
買い物しつつ
人にもみくちゃにされつつ
飲食ブースの裏に落ち着く。
今年はしずちゃん&やまぴが
場所取りしてくれて
いやー助かりました。
つい、すいている
一番近い店とかで買ってしまうのだけど
結局外で飲める時期になった
喜びを味わうって感じなんだな、
このイベントは。
だって美味いタイ料理なら
ちゃんと金払って
椅子にすわって食べた方がいい。
だからといって
一切タイ料理を食べない
となりの集団は
ナゾだったけど。
・・でもどうやら
タイからの留学生らしいと
あとで判明。
そりゃタイ料理には興味ないか。
現地に比べたらすんげー
高いと思うし。
E.YAZAWA、
保冷バッグに黒ラベルがっつりのびっぷ
カバンからいいちこの瓶を取り出すさだまり
赤ワインとコップ持参のかごちゃん。
みなさんツワモノ揃いだね。
毎度のことながら
はじめてさん同士もいたけど
問題ナシ。
食べ続け呑み続け
しゃべり笑い続けました。
だけど
予想通り暗くなると
一気に寒くなったので
19時には解散。
マンゴスチン持って
次なる呑み場へ移動しようと思ったら
寝過ごすし・・・
だけど
野菜たっぷりの料理と
ワインを頂き
もう一ラウンド、
あっさりこなした土曜のこと。
日曜は
沢木を読み終えたので
日本橋図書館へ。
ふいに旅行に誘われたので
青森のガイドブックなど借り。
そのままチャリで
有楽町へ
パスポート受け取りに。
別に海外の予定はないんだけどさ。
去年旅行に行く数日前に
パスポートが切れていて
青ざめるという夢を見たので。
これで安心。
2002年の韓国が最後だけど
あとハワイとモナコには
行かなきゃだしね。
ほとんど待たされることなく
受け取って下の階に降りると
アンテナショップで
採れたて野菜を売っていた。
うるい巨大!
ほうれん草にせりもすごくきれい。
すべて140円でゲット。
うれしいね。
それからむかいの
無印をうろうろして
バジルの苗を購入。
そいつらをかごに載せて
スポーツセンターに寄り
ちょいとランニング。
終わってロッカーをあけたら
ちょっぴりうるいが
しんなりしていたけど・・・。
帰って野菜を下ごしらえして
ちょろっとギターの練習して
川崎へ。
この日のスタジオは
ライヴ会場で。
みんななりきり屋だからね
うちのバンドはこの方がいいのだ。
ビールで乾杯して
練習スタート。
ヴォーカルのYスが
おちびが具合悪いってまた
全員は揃わなくて
しかももう一人のヴォーカル
Mサキも声が出ないとか・・・
ちょうど新曲増やしたとこだったので
楽器隊でしつこくしつこく練習。
モン8の「矛盾」はほんと
弾いてて楽しいんだよね。
聴くより弾いてるのが楽しいよねー、と
みんなで盛り上がって。
珍しく休憩も短めに。
なんとかまとまったところで
他の曲たちのおさらい。
場所が場所だし
スタジオよりつい
音がでかくなって
オーバーアクションになってしまうけど
それが楽しい。
いい音も出せないし
全然うまくも弾けないけど
この楽しさを知ってるのって
ほんとしあわせ。
そんなこと思った日だった。
だけど
それも続けてくのは
大変なんだってまた
課題が。
去年肺を片方とった
リーダーが、再発して
また手術するって。
今度のは悪性でもないらしい、
とか言ってたけど。
そういうこととつきあって
行かなくてはいけない
彼の人生を思うと
ほんとにつらい。
「次は来月の終わりぐらいに
なっちゃうけど、スタジオ」
なんて言ってたけどさぁ。
さらに
ベースのトリが
群馬に帰るって。
「練習には戻ってきますから」
って。
ほんとかよ・・・
大丈夫なの?ロデオ?
そしたら
ドラムのYス時も
「俺も再検査なんすよね」
って。
もーあんたたち!
姐さんに心配かけないでっ。
だけど
続けたいと言ってくれる
やつらがうれしい。
家庭や仕事や病気や
いろいろな事情がみんなに
あるけれど
なんとか続けて行こうって。
プロでもないのに
それほど
力を入れているわけでもないのに
「やめよう」とは誰も言わない。
そう思えるのって
ものすごく
力を注いでいないからなのかも
しれないけど。
全力でやる美しさというのに
あこがれるけど
うちらはそうじゃない方法で何かを
かたちづくって来たのかな。
6人で。
あたしにはちょうどいい。
ふいに出会った奇跡に感謝だね。
しかし
またスタジオで乾杯するのが
こんなに待ち遠しいとは。
帰りの居酒屋では
「最後の」を連発してネタにしていたけど
・・とりあえず
死ぬなよー!!

番長になりたくなった日

今日は。
帰ったら
10階の我が家のベランダにも
足場が組まれてる。
これってちょっと
昇ってみたくなる
衝動にかられる。
なーんて逆にドロボーさんにも
気をつけなきゃ。
金目のものはないけど
あたしのハートが盗まれたら
困っちゃう。
(おいおい、たまには盗まれとけ!)
晩ごはんは
[#IMAGE|c0049455_2393595.jpg|201001/20/55/|right|140|220#]栃尾あげで実験を
してみました。
八丁堀『志み津』の
マネなんだけどね。
B当のポテサラとか
クリームチーズとか
はさんでみた。
合う。
魚焼き器で焼くのがポイント。
ビバ、栃尾あげ!
さてさて
忘れないうちに
日曜のこと少し。
久しぶりに石川町の
カリスマんとこへ
髪を切りに。
さすがに昼間はあったかくて
代官坂を登ると
カラダもぽかぽか。
あ、ギターかついでた
せいもあるけどね。
扉をあけると
鏡にうつったカリスマが
奥の部屋で振り返る。
こんちは~
あ、なんか
静かな空気。
床に響く音楽が
そう感じる。
これが好きなんだよな。
この店、というかお家は。
アシスタントのAすかちゃんに
シャンプーしてもらい
あれ?Cえちゃんは?
「辞めた・・っていうか
落ちたんだね」
と、黙っていたカリスマが
ぽつぽつと彼女が
去っていった話を
してくれたのだけど。
この日は
そんな話からはじまったのですが
いつしか車の話に。
カリスマはワーゲン好きの間では
ちょっとした有名人だというのは
今までも聞いてたのだけど
なんと今回はワーゲンの雑誌の
巻頭特集に!
車高を低くした車を
「スラムド」というらしいのだけど
その雑誌では「スラムド番長」と
呼ばれてた!
次はフランスからも
オファーが来ているらしい。
「世界が俺を待ってる」
ってほんとだったのね。
すごいわ。
それでついでに
YouTubeにアップしてるという
画像も見せてもらった。
車を延々映してるだけなんだけど
よくできてる。
ちゃんとカメラワークも考えて
何時間も撮影して
編集も凝ったらしい。
ひいきめというか
前振りを聞いてるからかもしれないけど
車好きでなくてもちょっと
注目したくなってしまうような。
なんかね、
とにかく力の注ぎ方がすごいんだよ。
美容師としてもすご腕だし
車にしても世界を舞台にしてる。
何かを極めてる人って
ほんとかっこいいなぁ。
あたしも何かの番長になりたーい。
宴会部長どまりだもんな。
カリスマに切ってもらうのは
そういう刺激も欲しいからなんだ。
そしてあの家で過ごす時間。
カラーの待ち時間なんかに
お茶を淹れてもらって
ひとりぼっちにされて
木の床と壁に響く音楽を聴く。
あそこで聴いた音楽って
どれも印象がいいんだよね。
「これ何?」と
紹介してもらうことも多い。
そういうものを補給して
髪もきれいになって
帰りの代官坂は足取りも軽い。
え?下りだからあたり前?
川崎のスタジオまでには
時間があったので
石川町の駅近くの
『はらドーナツ』でドーナツを買い
川崎の雑貨屋さん
『arinko』に差し入れに。
元祖に紹介されて
一度で気に入った店なんだけど
川崎ということもあり
なかなか来れないのだけど
店主arinkoちゃんのことは
なぜか気になるんだよね。
20歳近く下なんだけど。
そういえばここでも
番長的な話。
彼女のお兄さん、
arinkoのオーナーであり
隣接する美容室のオーナーでもある人
なんだけど。
今度横浜にハンバーガーの
お店を出すって。
す、すごいよなぁ。
その行動力。
あたしよりずっと年下なんだけど
次々とやりたいことを
形にしてく人。
あたしも思ったら即
行動にするタイプではあるけど
やってることのデカさが違う。
こういう話ってのは
ほんとガツンとやられるというか
刺激になるよねぇ。
しばし
そんなおしゃべりをして
スタジオへ。
ヴォーカルひとり休みだったけど
メンバー4人とあけましての乾杯。
ビール持込オーケーという
なぞのスタジオで飲みながら。
先月久しぶりに入ってから
二回目なんだけど
なんとなくなじんできた。
何年も同じ曲やってるから
当然なんだけど
彼らと音出すのがほんとうに
気持ちいい。
結婚して子供ができたり
そうかと思えば離婚するやつや
大病したやつもいるけど
こうやってぽつぽつと
バンドを続けていけるのって幸せだ。
練習後はまっすぐ
帰ろうかと思ってたけど
彼らに会うとやっぱりずるずると。
曲決めしよう、なんて
言っておきながら
結局女の子の話ばっかの
やつらなんだけど
常に笑ってられる感じ。
サービス精神旺盛なんだよな。
後ろ髪ひかれながら
2時間でお先に退散。
ま、あたしがいなくなったら
キャバ嬢でも呼び出して
黒い世界に行くんでしょうけど。
しょうがないなぁ、って感じ。
関係ないけど
寒ぶりが非常に美味かった。
2時間のスタジオ
2時間の飲み、
そして帰宅に1時間、と
ハードな遊びではあるのだけど。
やめられな~い。
新曲
練習しなきゃね。

うずまくものに支えられ。

きのうは。
川崎でライヴ。
いつもより
個人的に売ったチケットが
多かったので、
直前まで珍しく
繰り返し練習なんかしていたのに
本番は突っ走って
演奏自体うまくいったんだか
どうなんだか
わからない状態なんだけど
とにかくたくさんの人が来て
盛り上げてくれて
もう最高に楽しかった。
「楽しくてしょうがない」
という機会を
与えられるたびに
自分が恵まれている、ということを
強く感じる。
きのうもそうだった。
きれいだとか
頭がいいとか
手先が器用だとか
センスがいいだとか
そういう人のことを
時々うらやましく思うこともあるけれど
あたしにはこれがあるって。
何ができなくったって
何を持っていなくったって
こんなに豊かで楽しく生きていられること。
セッティングをしてる時から
柵には人がへばりついて
その後ろにも人があふれてる。
声をかけてくれる人もいて
異様な熱気。
イントロ的に演奏した
アナーキーインザUKでもう
メンバー突っ走る!
あたしも体のけぞって
爆音あげる。
ほかのバンドの連れだと思うけど
あたしの前は小さなお客さま。
小学校あがるかあがらないくらいの子たちが
3人、腕をふりあげ
にこにこしながら
まっすぐに見つめてくる。
その子たちにむかって
演奏の合間に
腕をあげるアクションをしてあげると
またうれしそうに返してくれて。
そのうしろ2列め3列めには
知ってる顔がちらちら見えて。
でもみんな顔が笑ってる・・・
それが
めちゃうれしくって。
遠くまで
下手な演奏観に
無理矢理来てもらってる感が
あったのだけど
そうやって一緒に
時間をつくってくれてる
友人たちには
ほんとうに感謝なのです。
アマバンのライヴにありがちな
前方に空間ができて
うしろの方で腕組みしてる人が
数人・・
そういうライヴではなく
お客さんがせまってきて
参加してくれる、
そういう体験って
バンドやっていても
なかなかできないと思うんだよね。
それはもう
自分たちの力なんかじゃなくて
集まってる人すべての
あったかい気持ち、
これにつきるのです。
ああ、なんてラッキーなんだあたし!!
夢中で
突っ走って
あっという間に終了。
気付けば指で弦を弾いていたらしく
右手人差し指から流血・・・
どんだけ我を失ってんねん!
でもそんだけ
楽しくって楽しくって
やっぱりやめられないのです、
ローディングロデオ。
まだまだ続けて行くよ。
ありがと。

本番行くよーっ

きのうは。
仕事のあと
門仲へ。
残念ながら主役たちには会えず
でも北海道からお越しの
Oパピにはお会いすることができ。
いつものOちゃんの家でまったり。
帝○ホテルのシェフづっち~に
Oちゃんちのありもので
パスタとオムレツとピラフを
つくっていただき
ラッキ~。
Hえさん、Kごんと
ちらっとA~り~もいて
久しぶりの門仲ナイトでした。
でもあとでやっぱり主役に会いに
月島まで足を延ばすべきだったか、と
思ったり。
でもあたしはあたしで
いっぱいいっぱいなんだな、
今日のライヴのことで!
興奮してか
いつもの日曜より
早起きしちゃって
洗濯して掃除して
なぜかシチューまでつくって
朝っぱらからビール片手に
最後のギターの練習。
うっかりひとりでチケット15枚も売ってしまって
ちょっとキンチョー。
あがり症を治したくて
はじめたバンド活動だけど
・・ってもう四半世紀前の話だけど、
いまだやっぱプレッシャーに弱い性格は
治ってないような・・・
あとは酒の力でも借りて
楽しくやろ~っと。
でもほんとうは
早くやりたくてしょうがない。
リハは15時だけど
早めにメンバー呼び出して
飲むかな・・・
どっきどきだけど
わっくわく!

どろ縄をケイタイで編むバンド

年があけたばかりだというのに
なんや忙しい。
日曜の鍋にはじまり
すでに飲みだの
ライヴだの。
仕事もとっくに年度末モード。
今日は
朝っぱらから
明日のライヴに備え
川崎で練習。
10時に集合したら
ライブハウスの手違いで
人がいなくてリハは1時間遅れ・・。
ベーシストトリは久しぶりで
ところどころ忘れてるし
妻が身重のVoヤスは
本番まで来れなくて
もうひとりのVo Mサキは心細げ。
大丈夫だろうか・・・
せめて川崎一客が呼べるバンドという
ライヴハウスからの期待にこたえようと
練習後ごはん食べながら
みんなケイタイかけまくり・・・
練習よりそっちかよ!
まあ
うちのバンドは「ノリ」が命ですから。
そんなメンバーを置き去りに
あたしはギター抱えたまま仕事へ。
実はビール飲んじゃったし
14時半なんつーちょー重役出勤だがね。
今日はほんとうは
門仲友Tシくんの結婚パーティなのに
出勤になってしまって。
バイトも含めほとんどの人が
出勤となると、いくらなんでも
行かないわけには。
しかも月曜休みってのは
実は作業日数が減ってイタイのよね。
何がハッピーマンデーだっ!
文字通り山と積み上げられた
中国書を入力して行く・・・
あ~ビールのせいで
眠くなってきたよ、、を
コーヒーでだましだまし
データベースのとまる18時まで
突っ走りました、
ふぅ。
帰って寝たいところだけど
門仲チームに合流することに
なるんだろうなぁ。
遠方からなつかしい人も来てるみたいだし
お祝いだしなぁ
顔出すかぁ。
ということで
とりあえずお仕事は終了~
さ~て明日は川崎でライヴだー!
がんばるろ~~~