カテゴリー別アーカイブ: 出会う

偶然のような必然のような幕開け

金曜日。
偶然みつけた
いわし料理の
『かぶき本店』が
サッポロビールで
驚いた!
我ながら
鼻がきくなぁ。
さざえもおいしく。
魚が美味しい店みたい。
カウンターごしに
働くこわおもてのおやじの
手元を見ていたら
「お待たせしてすいません」
ってにこやかに言われて
ちょっとビビったけど
ええ店や~ん。
近くには
大好きな
『あい津』もあるけど
入れなかったから
ここもありだな。
そのあとはしごした
イタリアン?
お腹いっぱいで
無理に頼んだ一品の
小さなそら豆だけど
これがまた美味しく。
ワインはちょっと
はずしたけど
リーズナブルで良さそう。
いい店に出会っただけでなく
不思議なことが
たくさん起こった夜。
その話はまた。

できる人っていうのは。

気分がいいのは
心配事がひとつ
取り払われただけではなく。
解決できなくて
投げ出したくなったけど
なんとか探し出した電気屋の
電話にでてくれた彼が
親身になって
話を聞いてくれ
こちらの時間とタイミングが
今だということも理解してくれて
時間をひねり出して
助けてくれた。
もちろん商売ではあるのだろうけど
それ以上の誠意を持っているかどうかは
態度なり仕事ぶりなりでわかる。
「いい仕事」を
目の当たりにした喜びと
放置していたら
落ちたままだった
あたしの日々が
立ち直ったことの
二重の歓びがあって。
山の計画もまとまってきて
その中で
ネットで予約した
レンタサイクル屋に
ちょっとした変更のために電話したら
電話にでた人がめちゃ感じよくて
あたしの名前もインプットしていてくれたり
こちらの計画を説明すると
「ああ、それがいいかもですね」とか
「それなら荷物運びますよ」とか
この人にも
やっつけでない
仕事への客への誠意を感じた。
シャに構えたり
小さいことでクサったりも
しちゃうけど
こういう人たちを見習いたいなぁ、とか
思うあたしなのでした。
フットサルには
時間通りに行けて
小雨の中
ミニコートで
シュート打ちまくれば
またまた決まりまくり。
偶然ばかりでなく
狙ったポスト経由のゴールは
うれしい。
チームメイトとの
目配せでつながるパスとか
あたしレベルなりに
サッカーの醍醐味を味わい。
そして
いつも変わらない話題で
くだらない話をすることにも
最近は疑問を感じていたのだけど
たまにしか会えない
このサル仲間との時間も
素直に楽しむことができた。
やっぱり
自分がどう思うかで
その時間の質というのが
変わるのだと。
今日は
久しぶりのお天気だし
洗濯して
ぼんやり川を眺めながら
こんなこと考えてた。
さて
そろそろ買い物行って
料理して
ツールに備えましょう。
気分をあげてくれた
人々に感謝しつつ。

見かけによらずヨーロピアン

きのうは。
「永遠に残業せねば週間」に
突入、のつもりが
上司が「20時閉店~」と。
月曜から飲んじゃったし
おとなしく帰るか~と
思っていたところへ
M田さんからのお誘い、
グッタイミン。
飯田橋、神田方面は
最近こなしていたので
久しぶりに
神保町で何かないかな~?
そして思い出した『双葉』。
さもない店なんだけど
ビールはサッポロだし
なんとなくしれっと飲むのに
いい店だ。
20時まで働いて☆と向かう。
先に着いて
瓶★を飲んでいると
M田さん到着。
三人呑みは久しぶりだね。
生の桜えびのおろし和え、
いろいろもつの汁という
メニューにあったら
オーダーしたくなるような
2品がお通し。
ん、何かいい予感だ。
珍しく、
(というか我々が過去に行った際には
体験したことがないというだけだけど)
混みあってる店内、
奥の方に掲げられてる
黒板メニューから
・牡蠣醤油
・めぐわいのから揚げ
 (小さいのを「め」ぐわいと言うそう。
 大きいのより遅い時期にでるそう。)
・まぐろのねぎ間→
 (このスタイルも美しいぞ)
・はたはた
・ハムステーキ
(この店の隠れ名作。
 さすが☆!いいところに目をつける)
・空豆焼き
なんだかどれも美味しいゾー!
と、ゴキゲンな三人。
気付けばまわりは
早々と引き上げ始めていて
いつの間にやら
店内はうちらだけ。
そっか、いつも来てたのは
これぐらいのタイミングだったのかも。
そんな中
流れるTVのネタから
「印象派」の話になり
モネの部屋はどこにあるんだっけ?
なんていう話をしていると
店のお母さんすかさず
「それはオランジュリーよー」
と口をはさむ。
ごく普通の
おっちゃんおばちゃん二人のお店かと
思いきや
それがきっかけでこのお二人の
ヨーロッパ旅行の話をうかがうことになり。
銀婚式で行ったのが最初で
そのあと一気にはまって
10年のうちに5回も行かれたのだそう。
しかもフランスはじめ
スペイン、イタリア、ベルギー、
ドイツ、オーストリアまで。
お母さんは美術が相当お好きらしく
フランスでも南仏のセザンヌの家とか
かなり詳細に覚えてらして
「ただ連れて行かれる旅」でない
お二人の楽しみ方がよーく伝わってきて
それはそれは興味深い話でした。
お母さんそういえば
洋服のカラリングビビットじゃん。
お父さんの方も
ダボシャツのようなものを着ていて
いつもはカウンターごしで
強面だったのに
話し始めたら
話は上手だし
ひとり突っ込み&ボケまでやってのける
気のいい下町のおっちゃんだったのだ!
なんとなんと
人は見かけによらないというか
話をしてみる価値があるというか
もう声をたてて笑うくらい
楽しい時間でした。
贔屓にしていた
『菊水』夜の部なき今、
どこ行く?リストの
神保町の代表に躍り出た感のある
『双葉』の登場。
それにしても
あのご夫婦の年にして
あれだけの海外体験。
あたしもまだ行くチャンスありそうだな。
M田さんは
ユーロにあわせて
ポーランドに行く気になっているらしく
それも興味深いけど
あたし的には
スイスでトレッキングかな~。
こないだもBSで偶然
テズカサトミがアルプスの
氷河を旅した昔の番組を放映していて
偶然録画したのだけど
すばらしすぎ!
ちょっと調べ入れねば。

みんな、月食みた!?

ふと見上げた
人気ない土曜日の新日本橋の空に。
なんかうれしくて
ずっと見てた、
首が痛くなるくらいまで
ずっと。
東京は結構、星も見えるしね。
日曜日の料理。
・ぶり大根
・ひじき
・れんこんとにんじんとしいたけの煮物
・白菜とひらたけの塩ごま油
・れんこんの甘酢漬け
・ラタトゥィユ
追記:
土曜は。
サル仲間のUっちーが
仕事でカレー担当になったとかで
美味いカレーを食べ歩きたいという。
いくつかカレー屋を教えたものの
「そこ男一人でいける感じ?」
とのご質問。
そりゃごもっとも。
ということで
ご案内役を買って出る。
東金在住の彼は平日はムリだというので
土曜仕事のあとサル友でもある
NNちゃんも誘い
三人で『Hinata-ya』へ。
Uっちーは
食品関係の会社に
勤めているらしいのだけど
今は菓子パンの中身なんかを
開発しているらしい。
サル後にみんなで
わっと飲む呑み会では
そんな彼の仕事の詳しいことも
聞いたことはなかったし
何より一口ずつ口に含んでは
何やら分析しているような
利き酒師のような
カレーの食べ方に
驚いた。
へぇ、さすがお仕事がら。
とりあえず
『Hinata-ya』は美味しいと
感じてくれたようだけど
だけど
こういうつきぬけたものを
商品化するのはなかなか
難しいのだという。
特にコンビニなんかに
流通させる大手の商品なんかには。
たとえばホールのスパイスなんて
知らない世代には
「クレームの種」に
なってしまうのだそう。
どこかのコンビニで
売り出した「ピザパン」に
香りがよかろうと苦心して
パセリやバジルを
ホールで残したところ
「カビ」だの「枯れ葉」だの
といったクレームが
あったんだと。
うーん、
自分たちの価値観だけでは
メジャー層は動かせないのね。
というか、きっと
共有できない感覚を持つ人たちのが
世の中には多いんだ。
何にせよ
好きを仕事にするのは
難しいよねぇ、を見た。
『Hinata-ya』では
お手製の青いトマトのピクルスを
頂いたりしたのだけど
これが美味かった!
「サクラダジュンコ思い出す~」
と、くだらんことに
反応してくれたお店のお姉さん、
やっぱり同世代だっ。
ふふ。
カレーのあとは
呑み直し、
ということで
そこらの地理を案内しながら
神田は『あい津』へ。
土曜はすいてる、
という目論みははずれたけど
カウンターになんとか
滑り込みセーフ。
だけどマスターI村さん
「あ!サッポロビールあったかな」
ええ?
早速人の店の冷蔵庫を物色するあたし。
「あった、2本あります!
大事に呑みます!」
と、ほかの客にもプレッシャーをかけつつ。
(ビールに関しては
ここまで邪悪になれるあたしだ!)
カレーでお腹いっぱいだったので
軽くつまみ、、、と
ポテサラを頼むも作ってない、と。
なんだ!ここのは日本一って
あたしが認定したのに。
「も~来る時は連絡してくださいよ~」
と、どこかの店でもよく言われる
セリフをはかれる。
す、すいません、
そうですよね。
で、代わりに、
と出されたトマトサラダが美味い!
トマト、甘い。
そしてきん助のにも
似ているたまねぎ味の
ドレッシングも。
ナイスさわやか!
あとは定番の
「じゃこ天ねぎ炒め」
を、頼んだつもりが
ただの「じゃこ天」が
でてきてちょっと失敗
だったけど
すすめられたカキフライが
めっちゃめっちゃっっ
美味かった。
今年食べた中でNO.1かも♪
やっぱりこの店
好きだなぁ。
そんな満足気分で
向かった新日本橋駅の入口で
ふと月の変化に気付いた。
そんでもって
いいトシした大人が三人で
口あけて空を見上げたってわけさ。
朝ラジオでそんな情報を
聴いた覚えはあったけど
本当に見られるとは思わなかったので
なんかテンションあがった!
やっぱりあたしは
太陽より月なんだろうか。

今年の神社ダウンヒル

11月12日に愛媛県西条市の
霊峰石鎚山総本宮 石鎚神社本社で
開催されるそう。
J-sportsの番組のつなぎで
一目見て目を奪われた
去年の京都の石清水八幡宮境内での
MTBダウンヒル。
絶対今年は見に行きたい!
と、思っていたのだけど。
登山の日やんけ。
しかも京都なら
ささっと行けそうだけど
愛媛遠いやん、
こないだ行ったばっかだし・・・
それにしても
階段をもろともしない
MTBライダーたち。
驚きです。
そして
それに場所を提供する「神社」があるというのも
もっと驚きですよね~。
何百年も回を重ねたら
日本の「伝統文化」になるんでしょうか~
でも
心揺さぶられますよ、
見てちょーだいな、この映像
ある意味神々しい

触媒はZn。

きのうは。
同僚☆とNNちゃんと
神田は『三州屋』へ。
先週の魚ブームに続き。
お盆前だから
少しはすいてるかと思ったけど
おっさんがいっぱい。
しかも一体何時から?
と思ったけど
サマータイムでさらに
早くなってるんでしょか。
でも
いつもぶっきらぼーで強引な
店員のおばちゃんの調子が良く
すんなり乾杯。
ささっと注文も聞きに来てくれ。
刺盛り
アスパラのおひたし
ぬた
銀むつあら煮
銀むつ西京焼き
焼きなす
を。
あら煮はおいしかったけど
あたし的にはあとはイマイチで
ひたすらビールを飲んでたけど
生ビールが美味い。
途中であきて瓶ビールに変えたけど
また生ビールに戻るくらい、な。
でもそういえば
ここで前も同じようなことを
やった気がするので
『三州屋』では生ビール!
のメモ。メモ。
忘れないようにしなくちゃ。
ラストの声で
店を出るとまだ22時前。
ちょうどいいや、と
神保町の骨太フレンチ系列の
新店『ザン』を探しに。
こんなこともあろうかと
持ってきた地図を見ると
南口から至近。
まさかこの通り?というところに
看板が置いてあった。
「古民家」という触れ込み
だったけど
ちょっと予想とは?
だけど
開け放った1Fカウンターの奥に
骨太から出張中のシェフK様を発見。
「あーやっと来てくれましたね」
とかなんとか。
もう入れない時間かと思ったら
「大丈夫」と
言っていただいたのだけど
お腹いっぱいなので
飲み物1杯ずついただく。
あたしは赤ワインを。
あっさりしていて
くせもなくて美味しい。
ワイン見つけるの上手な
店舗なんだな~。
グラス片手に
新店のおにーさんたちや
料理人T井さんともおしゃべりして
店内をジロジロ。
店名の『ザン』は
2Fの亜鉛製の椅子から
きているのだとか。
そっかー亜鉛の元素記号って
Znだったねー!
ケラケラ笑いながら
2Fも偵察。
ああ、たしかに
すりガラスに古民家の名残。
骨太に比べて
ずっと小さいけど
天井が高いし
閉塞感はなし。
三人での会話は
おもしろかったのだけど
料理に関して
『三州屋』で感じた
「イマイチ」が
一掃された感じ。
たぶん新しい店と人の
これから始まろうする
エネルギーのようなものが
きっとそこに
あったのでしょう。
やりたいことは
山ほどあるのに
同じことの繰り返しに浸かって
やったような気になってた自分に
スパイスふりかけられた気分。
すすまなくっちゃ。

今日はエビスを飲もうかな?~ロックな神に乾杯ってことで!

新しい本とデータを
大学に納める仕事をしているので
本の乱丁、落丁はご法度で
よく交換に出すことがあります。
たまにみかけるのが
ページの端が折れ曲がったまま
裁断されているもの。
広げると変な形のページに
仕上がっちゃってます。
こっそりカットすることもあるけどね。
でもね。
これって「福紙」っていうのだそうな。
さっき知ったんだけど。
なんでも
出雲に神様が集合して
ほかから神がいなくなる、
ということで10月を「神無月」と
呼ぶけれど
その間出雲に行かなくてもいい
唯一の神が
福の神=恵比寿様なんだって。
恵比寿様って異端児?
なんだかロックだなぁ。
その「立ち残る神」を
「裁ち残る紙」にかけて
「福紙」なんだとか。
そう聞くと
裁断ミスなのに
なんだか「アタリ!」
な感じがしない?
ただ中国書や洋書なんかでは
結構みるけど
日本の本ではほとんど見ない。
なので
もし見つけたら
「交換!」などと
目くじら立てずに
愛蔵しましょ!
見る角度を変えると
なんでも違って見えるもんだ。
な、話。

人生に妥協はいかんを身をもって知った日

ちょいと呑みすぎ明けの土曜は。
やはり出勤。
おでん食べて悠々と
10時半に着いたら
ほぼ全員出勤中。
祝日に出た人も結構いたらしい。
しかも自主的に。
サービスではないけれど
まったく善意に支えられてる会社だぜ。
ランチは2週間ぶりの
『Hinata-ya』でカレー。
ご近所Kごんも合流して
彼女のテンションの高さに
一瞬ひるみつつも
笑いをいただく。
ごちそう様。
お会計しようと
レジに行くと
お店のおねーさんが
「おみやげです」
ってちんすこうを。
ごく普通のちょっとしたもの
ではあるのだけど
こういうの本当にうれしい。
店が休みだったあと
先週は違う店に行ってしまったのに
この日までとっておいてくれたなんて。
あたしたちが彼女のカレーを
本当に愛していて
そのことに対して
彼女も本当に感謝してくれてるって
すごく感じた出来事。
さて
平日オーバーワークなあたしたち
たまには呑みに行きましょう、と
同僚☆とNNちゃんと約束していたので
18時にあがる。
☆はやはりその時間には無理で
NNちゃんと時間潰しに
三越前の「しまね館」へ行く。
限定の生姜砂糖漬けをゲットして
店内をうろうろしていたら
「お待たせしました!」の文字が。
そこにあったのが
赤貝だったのです。
こりゃもう買うしかないでしょ、
このタイミングの良さげな誘い文句。
正解だったけどね!
それから三越でうろうろしていると
☆から連絡。
今日の気分は三人一致で
神田の『三州屋』。
土曜なんかにやってるのか?という
若干の疑いはあったけど
平日はとても行く時間がないので
半ば自分たちを暗示にかけつつ
道を急ぐ。
が。
やはり。
休みだったー!
思い込みで事実が曲がるなんてことは
やはりなかった。
神様のバカ。
しかしあとの祭り。
神田で選択肢がないのは
いつものこと。
そそられる店をもとめて
ぐるぐるなんて体験は
何度もしているけど
なかなかいい店に
出会わないのだよね。
しかも土曜と来た。
心もとない記憶をたぐって
思いついた店を訪ねるが
見つからなかったり
休みだったり。
一軒だけそそられる店があったけど
やさしそうなおばあさんが出てきて
「今日はつまみがないのよ」
って。
ああそうか、祝日で
きのう河岸も休みだったものね。
でもビールは確認。
ビンゴだったんだけどね、
『若竹』。
今度うかがいましょう。
どっかないか
どっかないか
この状態、思い出すなぁ、
この三人で
松本で1時間ぐらい
居酒屋調査をした日のこと。
西口の加賀屋はやっていそうなので
そちらに向かいつつ
「妥協していいのか?」
二人の心の中も見えるよう・・・
と、フラッシュバック!!!!
呑みブログ自由人さんが書いてた
『あい津』のことを
思い出した。
たしか土曜やってるって。
場所は一度下見しているので
即、地蔵通りに向かう。
暖簾ごしに中を覗くと
テーブル席に
サラリーマン風おやじ。
影の見えなかったマスターが
カウンターの中から
ぬうっと。
ビールの冷蔵庫を見ると
黒ラベルの瓶。
壁から釣り下がった
哀愁ただよう
手書きのメニューには
そそられオンパレード。
ああ!我らがオアシスよ!
あきらめなくてよかった!!
この時ほど三人の気持ちが
盛り上がった瞬間が
あっただろうか、
だろうか
うか



・・・!
河岸の影響は
当然あって
生モノはなかったけど
お魚ありますよよーん。
しらすおろし
明太子オムレツ
鳥豆腐(黒こしょうがイイ!)
いかなご焼
じゃがいもベーコン炒め
さわらの西京漬け
とくにいかなごを
くぎ煮以外で食したのは
はじめてだったけど
結構ぷっくりして
大きいのね。
ポン酢が合うし~。
日本酒持ってきて!早く!
どの料理も
派手じゃないんだけど
すみっこまで
行き届いているというか。
今日は適当やったら
焦げちゃって、
みたいなことは
ない人なんじゃ
ないでしょうか、
このお方。
日々の疲れを落とし
神田調査闊歩の疲れも落とし
テンションあがって
酒もすすんで
めちゃいい呑みとなり。
だいぶ落ち着いて
話をしていたところ
「よかったら」
と、ごまこんぶが
差し出される。
☆がいつものセリフ
「ごはんお茶碗一杯ください」
をはく。
こんなセリフを一見にして
はかせてしまったのは
マスターの距離感の
せいなんじゃないかな
と、思った。
そしてなんといっても
しめ鯖寿司!
角切りにされた
一口サイズがまた
ニクイ!
堪能しました~~。
次回は生モノのある時に
来たいものです、
我らがオアシス!!

つれづれなる覚え書

11日は月一回のフットサルで
いつもの土曜なら無理だけど
祝日だから行けるな~と
思っていたら
見事に雪の予報。
2時間前にコートから連絡があって
正式に中止となるのだけど
前日からこりゃないな、と
午前は美容院を予約、
夜のお誘いにも乗ることにして。
先日ご長男お誕生の
1974夫妻が妻退院早々に
遊びに来てもいいよ、と
おっしゃるので。
名乗りをあげた
Mこっちゃん、Sげると
三人で伺うことに。
「じゃあやつらに
カレーでも作ってもらいましょう」
と、1974。
どうやら妻は産後間もないので
家事は禁止だという話。
ならば。
と、前日21時前にはあがって
ことこととおでんを煮る。
おでんっていろいろ入れようとすると
10人前ぐらいできるよね?
5人家族で二人の大食い息子のいる
(もとい、男並みのあたし入れて三人か)
我が家で母の作っていたのを
見てきたせいかもしれないんだけど。
だからこういう絶好の機会には
もう、喜んで!
大根を下茹で
卵も茹で
こんにゃく類をアクぬき
生揚げ、さつま揚げ、いかボール
なんかの脂ヌキ。
じゃがいも、にんじんを切って
結びこんぶ、手羽中と
準備できたものから
どんどんぶっこむ。
あとは油揚げを半分に切って
袋状にして中にゆでたうどん、
豚肉、青い野菜を少々いれて
きんちゃくに。
おもち買い忘れたけど
我が家ではいつも
半分はおもち入りで
取り合いだったな。
だったら全部もちにすりゃいいのに、
って話だけど
たまにハズレるうどん袋も
なきゃないでさみしい。
これを投入、の時点で
もう土鍋はいっぱい。
とりあえず味をつけて煮込んで
鍋をもうひとつ出す。
やっときんちゃくも投入。
どんな量だか
想像できるでしょ?
だいぶその日に煮込んで
次の日は11日雪。
いつもはチャリで行く
美容院に電車で。
さすがにすいてる。
その足で鍋を買い
鍋ごと土産にすることに。
変わった出産祝いだけど
家事できないなら
数日おでんを楽しんで
もらえるといいな、と。
(結局あまり残らなかったケド)
さらに煮込んで
新しい鍋に持って行く分を
分けてから
少し時間があったので
遠まわりして
夫妻リクエストの出産祝い
「昔読んだ絵本」も
買って行くことに。
鍋持って雪の中
歩いて人形町まで。
本屋2軒覗いた1軒にあった、
よかった。
あたしの昔絵本それは
エッツの「もりのなか」。
絵本、と言われると
あまり記憶がなくて
そういう年齢の時には
やたらに絵を描いていたような
気がするんだけど
とりあえず印象深かったこの本を。
というのも、これは
ピアノの先生の家で読んだのだけど
うしろの方のページが破れていて
結末が知りたくてたしか
家にも同じものを買ってもらい。
無事森へ遊びにいった坊やを
パパが迎えに来て
肩車で帰る、という
ラストシーンを知ることとなり。
でも今見ても絵のタッチとか
すばらしい。
なんとなく家に常備していて
子供のいる友人の家に行く時に
何度かてみやげに
持って行った気が。
さて待ち合わせ場所で
男子三人と合流、
スーパーへ向かう。
料理得意な妻を持つ1974、
身重の妻のために
最近料理を始めらしい。
独身二人の方は
Mこっちゃんの方は料理が得意らしく
「俺、サイドメニュー作るから」
と、さっさと材料を揃えてる。
残されたSゲルはといえば
「カレーにはチョコレートと
生クリームが隠し味にいいらしいぜ」と、
わきからのアプローチ。
心配そうに「カレーって
何入れたらいいでしょうねぇ」
と、真剣な1974。
こちらも基本三点はわかっているのに
もう少し工夫がしたいらしい。
「白菜入れたら
とろみがついていいかも。
でも量は教えない」とか
テキトーなアドバイスをしてみる。
と、きまじめに白菜を買い求め
あとは思い出したように
オクラ、ししとう、
蓮根を手に入れた模様。
うーん、たしかに入ってるけど
同じカレーだったのか?
と、若干不安。
さらに帰る途中
インドスパイス屋を偶然見つけたので
強引に入店させる。
そしたら
カレーリーフ、白こしょう、
ジンジャーパウダーなんて
なかなかまともな選択をしていたけど
若干不安は残る。
まあでもこれも一興。
さて予想以上に
買い物に時間をとられ
やっとお宅到着。
手洗いうがいをして
マスクを装着して
ベイビーとご対面。
予定日より早く生まれたとのこと、
たしかに小さいけど
顔もしっかり、髪もしっかり、
手足もしっかり、
人間って不思議よねぇ。
と、見惚れていたら
てきぱきとMこっちゃん
作り始めるは餃子。
しかもとりひき肉にチーズ、
梅入りなんかもあって。
大したもんだ。
その横で
恐る恐るじゃがいもを剥く
初心者の二人。
あーだこーだ知恵をしぼっての
会話がおもしろくて
ビール片手に
カウンターごしに
拝見させてもらい。
妻とこそこそと
「大丈夫かね?」なんて
ささやきあう。
と、カレー待ちの
[#IMAGE|c0049455_131426.jpg|201102/15/55/|right|150|220#]餃子ができあがり
おでんもあっためてもらって
とりあえず食べましょう~。
「もうカレーいんじゃね?」
なんて弱音をはくヤツに
「おでんはこのへんでやめっ!」
と、尻を叩く。
再び台所に戻った男子二人。
なんとか仕上げに入った模様。
「げー!チョコレートの存在感すげえ!」
という聞き捨てならぬセリフも
聞こえてくる・・・
ま、まじかよ、カレー失敗するか?
おでん作ってきてよかったよ・・・
なんて笑いをかみこらえていたところ
「できた!」
って。
ではいただきます。
[#IMAGE|c0049455_0531722.jpg|201102/15/55/|right|150|220#]の、このカレーが美味い。
軌道修正ばっちりだね、ボーイズ!
なかなかやるじゃん。
しかも組み合わせの
あやしかったものたちも
違う歯ごたえとか個性を発揮していて
いい感じっ。
餃子とおでんをしっかり食べたことを
正直後悔・・・
お代わりしたかったよ~。
それにしても
こんないつもと変わらない騒ぎの合間に
甲斐甲斐しく赤子の世話をする
1974はほんとにすごい!
イクメンの鏡と思われます。
生後一週間にしてすでに
おしめ担当、哺乳瓶を殺菌して
ミルクをさまして
ひまがあれば赤子をあやして
と、大活躍。
もともと妻にはやさしい人だったけど
愛するものへの愛情の深さというか
そういうのってすごいなぁと
感心ひたすら。
で、ございました。
またお邪魔せん。
指をぎゅっとつかまえて
ずっと離さなかったベイビー、
姐さんぐっときたぜよ。
それにしても
やっぱあたしは
圧倒的に男の子の方が
好きなんだなー!
いい男に育てよ!

ターコイズの瞬き

きのうは。
久しぶりに
石川町のカリスマんとこへ
髪切りに。
いつもは通らない
元町のメインストリートを
犬連れた金持ち風の人たちを
避けながら歩く。
扉全開でクーラーがんがんかけてる
店からのひんやりした空気を浴びるために。
だけど
代官坂に入った所から
坂を登りつつやはり汗をかく。
「暑い~」
とクーラー下のソファーに
倒れこむあたしに
凍ったジョッキで麦茶。
やるね、カリスマ。
ビールだったら
もっとよかったけど。笑
カラーしてもらって
切りたそうにしてるカリスマに
「おまかせ」。
二度も続けて
他の人に切ってもらった頭には
やはり違和感があるらしく
「ここ、相当重そう」と
ちゃきちゃきとはさみを入れまくる。
うわ、今日はまた一段と短くされそうな予感。
さて
前にも書いたけど
ここでは『ナショナルジオグラフィック』
を読むのも楽しみのひとつなんだけど、
ちょっとした発見があってびっくり。
記事は
エルトゥールル号120年の記憶」というもの。
120年前に日本で遭難したトルコの軍艦を
地元の人が総出で救助して
トルコと日本の友好の礎を作った、という話。
あ、この話
M田さんがブログに書いてた話だ。
と、ピンときたあたしは
興味を持って読み進む、、、
場所は和歌山の串本にある大島、
大島、、トルコ・・・
「!」
あたしの頭の中に
ターコイズブルーのタイルの壁が
フラッシュバック。
そこ、行ったことある!
10年ほど前
高野山で宿坊に泊まり
紀伊半島を電車で移動。
田辺で海がめの産卵を見て
串本を経由して
那智の船でしか行けない宿に泊まり
勝浦からフェリーで帰ってきたんだっけ。
その時
串本で自転車を借りて
大島を横断したんだった。
とにかく端っこに行きたくて
時間も考えずひたすら端っこまで。
そこにあったのが
「トルコ記念館」だったんだと思う。
もう日暮れ間近で閉館していて
何の施設だかわからずに
でも
「こんなとこにイスラムみたいな模様」
って写真を撮ったのを思い出した。
ちなみにこの島横断は
無謀だったようで
帰り道は結構つらかったんだけどね。
そして
トルコの人たちは
この120年前の出来事を
ちゃんと後世に伝えていて
今も日本に友好的なんだって。
そうなんだ。
そういうのって大事。
外交って、
えらい人同士が握手することなんかじゃ
決してないよね。
事件は現場で!
ってヤツ。
そのつながりを知ったのがうれしくて
早速M田さんに報告すると
そのトルコ人を送り届けるのに使った船に
「坂の上の雲」の秋山真之が乗ってたらしいぞ、
との新情報。
なんと~。
なんだか歴史ロマンに自分たちも
わずかながらかんだ気がして
ちょっとうれしいのだ。
それにしても
自分で言うのもなんだけど
あたしの旅行はなかなかイカすよなぁ。
しかも自転車!
今ロードレースにはまってるのも
ある意味必然か。
ブエルタの方は
やはり山岳が面白い。
もう決まりか、と思ったところで
失速したり
その隙を突いて
モーレツに追い上げる人がいたり。
でも
マイヨロホのアントンが
落車してリタイアを強いられた図は
つらかった・・・
放送してる人たちも
現地にいる観客も
明らかにがっかり。
そして一緒に走っていた誰もが。
きっとアントンがいなくなって
暫定1位になったニーバリ含め
アントンを追っていた選手のみんなが。
落車した時の痛み、
そして何よりレースを
続けることができなくなってしまう痛みを
誰もが知ってるんだと思う。
ちょうど先週のゴルフで
遼くんが相手のミスで優勝を
手にした瞬間の苦悩の表情が
ほめたたえられていたけど
スポーツをやる人のそういう
自然な思いやりの心に
動かされる。
あたしは遠くから
ただ見ているだけの
ただの人だけど
せっかく自転車レースに
出会ったんだから
そういうレーサーたちの気持ちを
ほんのちょっとだけでも
理解できればって思う。
ほかのスポーツも見て来たし
自分も少しはかじってきたけど
自転車レースってほんとに
そういう思いやりのシーンを
見かけるんだもん。
その世界では
当たり前のことなんだろうけど
風よけのために入れ替わって走る姿、
ジャージにいくつもボトルをつめて
仲間に配ってまわる姿。
こんな姿を見るだけでいちいち
満たされるあたしです。
知り合いの自転車乗りの子のブログでは
「自転車乗りはすべての自転車乗りを
リスペクトしている」って書いてた。
なんと~
ええ話や~~~
すばらしきロードレースなり~♪
なんて話は
トルコを越え、スペインにまで
飛んでしまったけど
案の定あたしの髪はまた短く
えりあしまでじょりっと。
まあいいや
今週末は山登って髪なんて
構ってるヒマはないし
カリスマは信用してるし。
そんなきのうの戦利品は
アシスタントのAすかちゃんが
最近雑貨屋さんに置いてもらっていた
という自作のハガキ。
ビミョウな色使いが
気に入ったのでお買い上げ。
あと最近
ここに来たあと寄ることにしてる
「H&H」という雑貨屋さんで
かっこいいつめ切り。
気に入ったものに会えた日
っちゅうーのはうれしいね。
さて
レースの方だけど。
とうとうフランクが飛び出した。
前に追いつくかなぁ。
リーダーを離せるかなぁ。
がんばれにーちゃん!