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2760mの極み~未知との遭遇その2

さてやっと
登山二日目の記録を。
朝6時の食事のあと
ささっと朝風呂、
7時すぎに出発。
Fには悪いが
ちょっとお先に
自分のペースで行ってみたところ
前日よりキツいと
おどかされていたのですが
朝一の
3時半ぐらいの登りは
わりとすいすい。
上に登るにつれ
草の上には白い金平糖が。
正体は「雹」だったらしい。
夜露にぬれた道にも
だんだん光がさしてきて
霜をかぶった木のすきまから
青い青い空が
みえてきて
森の終わりを予感させ。
ついに稜線に出た!
澄み渡る
気持ちいい青空。


これから登る東天狗の頂上が
目の前に
そして遠くには
険しいアルプスの山や
ちょっとキツかろうと
断念した硫黄岳の山肌など。
ぐるり360度見渡せる
山の上。
遠くの足元に雲がみえて
天上人だねって
皆で。
でもとにかく
なにもさえぎるもののなくなった
稜線は風が強くて冷たい。
ニット帽と
ジャケットをはおって
首にはしっかりタオルを。
「ここから俺ら一気に行くから」
と、それぞれが
ラストスパートをかける。
あたしもあたしなりの
ラストスパートで
天狗の岩肌を駆けのぼった。
風が強くて
鼻水がでて
息ができなくなってきたけど
でも早く頂上に行きたい
気持ちがおさえられなくて
無心で手足を
前へ前へ持ってく。
戦わないあたしが
戦ってる。
いつもみたいに力抜いて
かっこつけて
スマートに登ることもできたのに。
とまらなかったー。
これってロックじゃんっ。
無意識のエネルギー。
抑えられない感情。
めちゃくちゃ気持ちよかったぁ。
たどりついた頂上は
せまくて
風が強くて落ち着かない場所だったけど
Fもなんとかたどりついて
皆で最高の景色を眺めて。
八ヶ岳3回目の彼ら曰く
「こんなに天気いいのは初めて」
とのこと。
ふふん、あたいのロック魂のおかげだぜ、
ベイベー。
東天狗を少し下って
西天狗の頂上にも到着。
ここからは下山の一路。
しばらくは岩場を下って行く
ちょっと楽しいコースで。
お転婆の魂百までってか
わりとひょいひょい行けたりして。
しかし下りるのはいいけど
その岩場を登ってくる人もいて
しかも年配の人が多くて
すごいなーって。
山小屋にしても
すれ違う人にしても
全員自分より年上なんじゃないか、と。
つまり長く楽しめるのだな、
この遊びは。
あたしも細々と続けて行こう、
そう思った。
それにしても
2日かけて登った行程を
一気に降りるのだから
思ったより時間がかかる。
岩場の次は
また森に突入なのだけど
そこの石がコケむしていて
すべりやすくて。
下半身に力をこめて
そろそろと下る。
あーもう限界だ~、
と思ったところで
遠くで車の車輪の音。
ほ。
到着か、と
思ったらぬか喜びだったのだけど
あとはアスファルトの道を
30分ほど行けば
風呂と昼食だ!
の言葉にはげまされ
ラストスパート。
起伏の少ない道になった途端
男性陣の歩みが加速。
結構これがキツかった。
でもラスト、と思い
一生懸命ついていって
やっと温泉到着!
と、思ったら
外来入浴は2時まで。
がーん、目前で風呂に入れず。
メシも食えないし
茅野駅へのバスまで1時間もある。
近くに風呂はないかと
尋ねたところ
「2km先」
だと。
2km?
2km?
今?これから?
本気?
しかも登りじゃん・・・
うちらは見捨ててってぇ。
と弱気な女子二人の
尻をたたく山男たち。
もう足がほとんど動いてないFの荷物を
男性陣が持つ、と言うし。
しょうがねぇ、あたいも腹くくって・・
ほんとに最後の力をふりしぼって
アスファルトの道を
登り始めました。
もーヒッチハイクしちゃおうかと
思ったぐらい
だめだめだったのだけど
それが登るうちに
足が勝手に動き出して
体が軽くなって
無心になって
ハイチャイナっ!
極みにブッとんでった
あたし。
これがあたしの
「ミチトノソウグウ」
最早2週間も前の
はじめての出来事でした。
やっと記録~。

酒とサッカーの日々

土日は。
わがサルチームのうち何人かが所属している会社の
サッカー部の「合宿」に呼んでいただいて
女子1名だけど
チームのほかのメンバーたちと
参加してきました。
おかげで
筋肉痛。
ロボット歩きなあたしです。
場所は長坂駅近くの
グリーンヒル八ヶ岳。
もともと新宿の施設で
在勤・在住でないと
利用できなかったらしいのだけど
最近はそういう制限もないとか。
また別の機会に利用するのも
いいかなーという
いい施設でした。
とにかく安くて
綺麗で
景色もよくって
サルもサッカーもできて
最高。
水着持っていったのに
泳ぐヒマなかったのだけは
心残りですが・・・
今回うちらは
コテージ3棟を借りたのだけど
コテージ各棟にも
いろいろ設備がついていて
キッチンもあって
何日も暮らせます、みたいな。
10時新宿発のあずさで
まず1杯。
いやーサル前にはやめようと
思っていたのですが
コーチのお許しがでたので。
やっぱ電車弁当には
つきものですものね。
弁当はちなみにルミネ地下の
自然食の店で。
なかなか美味しかった。
長坂駅に
宿の迎えのバスが来てくれて
いたれりつくせり。
到着後すぐフットサル初め
4時間。
皆疲れたと言っていたけど
あたしはあと2時間やりたーい
って感じでした。
走りが足りなかったのだろうか?
でもなんだかシュートが決まる日でした。
あとは切りかえしフェイントの練習をひたすら。
足の付け根という
普段つかわないところが
筋肉痛になったよ・・
練習後は温泉。
男子たちは込み合っていたらしいけど
あたしは悠々貸切状態。
イエイ。
風呂上りのマッサージチェアも無料。
こういう細かいところにも
感激。
風呂上りは宴会場でお食事。
懐石風のわりといい食事で
ビールはエビスで
満足。
白メシも美味かったしね。
持ち込み禁止ということで
ワインを水筒に入れてきたバカ者も。
ってか、何の合宿かわからなくなってきたのは
このあたりから・・・。
食事後、うちの棟では
プレステ大会がはじまり
飲み部屋から召集がかかるまで
ゲーム三昧。
ウイニングイレブン、初めて観たのだけど
結構おもしろい、観ているだけでも。
リアルにできているし。
飲み部屋から
再々の呼び出しで
飲み会合流。
この時点でまだ21時ぐらいなんスけど~
呼んでくださった会社は
とてもお金持ちで
部費で飲み代を負担してくださったのですが
それをいいことに
すごい酒のオンパレード。
酒担当の飲みすけにーさんが
大のワイン好きで
ウンチクかたむけながら
どんどんあけて行きます。
でもまあ
ウワサに聞いていたよりは
ひどくないかな、
と思っていたのも
最初のうち。
それが延々深夜2時まで
続くのですから
やはり普通ではない。
いっぱいサルやっても
やっぱり飲みのが長いじゃん!
て、結論。
ビールも少しあったのだけど
ベルギーのでかい瓶のとかで
うー普通に日本のビールが
飲みたいです、とか
とても言えない感じ。
しょうがないので
お高いワインをいただいたのですが
いや、これがうまかった。
赤ワインは苦手なのですが
「ナンバー1」と呼ばれていた
その日一番のワインは
さらっと飲めるもので
おいしかったです。
名前チェックしなかったけど。
あと、グラッパを
初めて飲みまして。
黒い木箱に入っていたのだけど
あれ、高そうだな~。
甘い香りで
きゅってきつくって
おいしかった~。
普段はおとなしくまじめで
お酒の弱いすっしーが
「悪女のようなお酒ですね」
と言っていたのが
おかしくて
皆で「悪女の酒」と
呼んでました。
あたしはビールをチェーサーに
結局ずっとグラッパをストレートで
舐めておりました。
あとはシングルモルトが
ずらっとならんでいたけど
あれは何本あけたのだろう・・・
絶対酒の買い方
まちがってるよ、
あの人たち。。
バッジオのDVDを流して
「明日のイメージトレーニングじゃ!」
ということで
次の日の課題は
「キーパーをかわして打つ」
になったのでした。
しかし
サッカーの話とかしたけど
あまり内容も覚えてないのに
なんであんな遅くまで
盛り上がってられたのでしょう、
あたしたち。
そうだ、
1時をまわったぐらいに急に
「姐さんは唯一の女性だから
お仕事が」っていわれて
レンジのカレーだのパスタだの
山のように作らされたのだけど
(これ女性じゃなくても作れるって)
そんな時間に
もりもりノリだけで食べる元気さは
やはりスポーツやってる人間たちの
強みなんでしょうか・・・
すごい世界だ。
って、あたしも例にもれませんが。
なんとか
3時半には寝ることができたのだけど
7時半起床。
でもなんだかすっきりしてたので
ちょいとボール蹴りつつ
散歩に。
同部屋のメンツも全員起きたので
朝食のバイキングへ。
もりもり食べました。
われながら、あっぱれ。
ふたたび
貸切温泉に入り
9時半芝のコートへ。
人数が結局たりず
ハーフコートで6対6。
わがチームは
2-1-2というフォーメーションで。
1のMFのおかげで
できたのだけど。
おろしたてのスパイクで
FWやらせていただきました。
ほとんど経験のない
オフサイドだけは
きちんと守ろうと思って。
体力的な差が
サッカーだともっとでて
サルよりついていけないと
思っていたのだけど
意外と楽しめました。
走れないのは男性陣も同じなのでした。
走れるMFと組んでいたせいもあったのだけど
スペースをみつけて
ラインから飛び出す瞬間が
楽しくて
何度かシュート打つチャンスもありました。
でも走りきって
もうボール蹴る力がなくて
あえなくキーパーに
とめられましたが。
キーパーかわして打つなんて
無理!!
でもかなり楽しめた。
コーチ曰く
「姐さんは、やっぱ細かいこと苦手だから
サッカーの方があってるのかもね」
だと。
ふんだ、その通りのような気がするから
走りこんだあと蹴る力が残るくらいの
脚力をつけるよ、
来年までには!
と、課題を残しつつ
お昼まで
八ヶ岳の見えるコートで
走りまわっておりました。
結構日差しが強くて
日焼けしちったよ。
帰りの電車が決まっていたので
急いでシャワー浴びて
急いでビール飲んで(重要)
帰りのあずさでは
駅弁とビールで
めいっぱい楽しみました。
先週の山のあとに
お疲れ休みをとったのだけど
ほんとは今週とるべきだったかも。
サッカー合宿のが
キツかった・・・
筋肉痛もすごいです。
このあと
状況してる母と
近所に住む兄夫婦と待ち合わせて
門仲で飲みました。
さすがに、疲れて
21時解散
22時就寝。
充実のウイークエンドでした。

未知との遭遇~その1

土日で
山に登ってきましてん。
同行した経験者曰く
今までにない
ものすごくいいお天気だったようで。
疲れたけど
めちゃ気持ちよかった!
前日まで
装備購入だの
切符の受け渡しだの
バタバタしていたのだけど
5時半に起きて。
ぱっちり。
8時12分の長野新幹線
中高の友達Fと二人で先発。
37リットルのナップ、
おいおいこんなの担いで
本当に登るの?な二人。
サル仲間の貝ちゃん(from名古屋)、
ヨン様、その会社のT中くん、T升くん(from大阪)は
当日新幹線で東京入りの人もいるので
1本あとの電車で。
9:50佐久平でその男性陣と合流。
普段山が見えないところに
住んでいると、山並みが見えるだけで
何かうれしくなってしまう。
西宮育ちのあたしには
やはり山が見えることは
重要なのか。
10:30発の小海線に乗り換え
11:17小海下車。
駅前でうどんをすする。
11:50のバスに乗るので
急いですする。
T中くんとT升くんが
高度計の高さではりあっていて
なんだかおもしろかった。
うどん屋における二人の高度は190mも
違ったのだけど
あとでそれが
重要なことだとわかったり。
あたしも何か道具が欲しくて
磁石を時計につけていったのだけど
そんなものより必要なのは
高度計。
時間とあわせて
行程を自分でわかるようになると
もっと楽しいかも、
と思った!
歩きながら「今どれくらい?」
と、何度も聞いてしまったもん。
うどんをかきこみ
無事バスに乗り
稲子湯で下車。
貝ちゃんにストックを借り
12:40いよいよ登山開始。
ほんとにほんとにコレ担いだまま?
ということも口に出せず
男性陣を追う。
フェ○ックスの体温調節シャツに
The MusicのぐるぐるツアーT。
あなたがフェ○ックス?
と大笑いしてる、そこのおねーさん。
ハイ、言い返す
言葉もございません。
それにしても
最初の5分でもう
「ダメかも」
と、思った。
とてもこんなもの
何時間も続けられない。
すると貝ちゃんから
「自分のペースで行くのがいいよ。
もし今息が切れてるなら
それは速すぎるってことだよ」
なる。
こいつら相当速いとは
聞いていたけど
やはりとてもついて行けない。
すでに息、切れてますよ~。
安心したFと私は
ペースダウン。
どんどん離れて行く・・・
あ~。。
速い人がペースを抑えても
疲れるというのもあるらしく
彼らは先に行っては
待っていてくれる。
それを何度繰り返したことか。
感動的。
いまも皆の振り向く心配そうな顔が
目に焼きついています。
挙句には
どんどん遅れるうちらに
T中くんとヨン様がつきあってくれて。
多分ペース落として
必要以上に疲れただろうし
イライラすることもあっただろうし
本当はもっと速く行きたいのに、
という気持ちもあったろうに
終始そんな感じで
うちらは見捨てられることなく
彼らに助けられ
のろのろと登って行けたのでした。
普段スポーツをしていないFに比べれば
少しはペースが速いあたしだったけど
Fに合わせてゆっくりいったおかげで
ほどよい疲れで
無理することなく登れた感じ。
たぶんFがいなかったら
意地はって男性陣についてゆこうと
絶対に無理していたに違いないし
もし自分のためだけに
まわりが待っていてくれたりしたら
ものすごいプレッシャーで
楽しむどころではなかったような気が。
Fには悪いけど
少し余裕を持って
まわりの景色も見ながら
登ることができたのさ。
しえしえ。
登って行くうちに
なぜかナップの重さは
気にならなくなり
足も全く痛くない。
これは驚きでした。
いかにいつもは格好だけで
服や靴を選んできたか。
少し反省。
そして魔法の杖。
ストックというのはすごい。
後日あたしは足ではなく
ウデの筋肉痛を感じるのだけど
それぐらい世話んなった。
絶対次回登山の際には
買う。
マスト。
だいたい数年前に屋久島行った時も
終わりの方は手をついて
よつんばいのような格好で
登っていたので
ほしいなあとは思っていたのだけど
こんなに楽なんだ~を
ほんとに実感できた。
しかし屋久島の時
気を遣ったり
弱音をはいたりって点で
一緒に登山できる相手って
そうそういないよな、という
感想をもと夫に対して
持っていたのだけど
そうでもないらしい。
意外にもすんなり
人の世話になったり
できるんだな~自分、とか思ったり。
そんなことも
今更くつがえったりするのです、
あたしの人生は。
ごめんなさい、お義母さん。
(余談)
しかしどうなんだろ?
キツくはあったのだけど
少し経つと
慣れて歩みが自然になって
またそれが疲れてきて
少し休んで。
そんなことを繰り返し
本沢温泉に15:00すぎ無事到着。
やった~。
ここならまた来れそう、って感じかな?
でも彼らに言わせると
「今日は散歩みたいなものだから」
だと。
ひぇ~。
そ、それはないな。
で、
とりあえず風呂!
風呂!
と、名物の露天風呂へ。
混浴だから水着持ってこい、と
言われてたので
とりあえず小屋で来てから
でかける。
行くとガタイのいいお兄さんが
ぎゅうぎゅうに入っていて
その横の脱衣所もないところで
女性が二人、着替え終わった様子。
「どうやって着替えたの?」
と聞いたら
「みんなに後ろに向いてもらって
道の方には並んで壁作ってもらいました~」
なんて調子で。
「みんな知らない人たちだけど
協力してくれますよ~」
という言葉を聞き。
なんか水着なくてもいいかも、
とか思ってしまった。
結局水着は着たまま
うちの男性陣4人に加えて
あとからきたお兄ちゃん2人と一緒に
ぎゅうぎゅうとせまい露天風呂に
入りました。
もうそこらは相当気温がさがっていたので
肩までつかって。
見上げると、硫黄岳の
するどい山肌が。
か、かっこいい・・・。
そんな夕暮れ物語。
いや~登ってきてよかった!
イエイ。

お先にあがって
皆にはうしろ向いてもらって
山の中でナマキガエ
してしまいました。
途中で遠方におっさんの姿が見えたけど
ま、いっか~。みたいな。
その時風呂にうかんだ
うしろ向きの6人の図。
とてもかわいらしいので
写真撮ってしまいました。
うーん、愛を感じる。
ステキ、山男たちよ!
(しかも二人は知らん人なのに!アリガト!)
露天のあとは
内風呂入って
お食事。
やっとその日初のビールを。
このビールも人が背負って
ここまで来たのだな~と
思うとさらに美味く感じたり。
食事はまあまあ。
でも経験者たちに言わせると
「かなりいい」と。
しかも女子は新館の部屋をもらったのだけど
あとで見にきた男性陣に
「これを山小屋だと思うなっ」
と、釘さされ。
はい、あたくしも
普通の山小屋に泊まる自信は
まだありません。
だけど休館の彼らの部屋も
悪くはなかったよ。
新館のが寒いし。
まあ全体的にみて
本沢温泉はいいとこのようだ。
20時消灯のあとは
皆でヘッドランプを首からさげ
頭つきあわせて
飲みなおし。
ちょっと楽しかったな。
くらがりのこそこそ話。
山の上で飲むシングルモルトは最高だよ、
との言葉にのって決心したこの登山、
おまちかねの
ラフロイグ12年をいただき。
うまいうまい~。
ラフロイグ苦手だったのに、不思議。
さらに貝ちゃんがソーセージゆでてくれたりして。
もう、なんて手際がいいんでしょっ、山男。
ふと思いついて
ベランダにでると
満天とまでは行かないけど
お星様きらきら!
ねまきでは寒かったけど
皆ですげーきれーって
しばし見上げ。
なんだか寒い~って肩寄せ合って
妙な連帯感が出た感じがして
うれしかった瞬間でもあり。
でも21時にはもうみな
うつらうつら。
なので解散。
夜中何度かまわりの音で
起こされたけど
快眠。
朝6時の食事にむけ
5時20分起床。
食事。
朝風呂。
つづきはまた。

隅田川からエチオピアまで。

月曜の朝に。
まだ酒が残ってるってのは
どうかと思うのだけど。
また帰れなかった
先に。
この狂った飲み方は
土曜の昼から
続いているのだけど。
とりあえず
カレー。
とりあえず
向かいカレー。
明日で北海道に帰ってしまう
地元呑み仲間のおじ様O田さんと
地元の食通(=だてに太ってないぜ)Tシくんと
「エチオピア」へ。
O田さんは10倍、
しかも大盛りだったけど
汗を大量にながしつつ
完食。
3人とも
今朝3時まで
隅田川で呑んだくれてたけど
揃いも揃って
スパイス効果で
しゃきんっと。
意外にアルコール対策に
いいかもしれん、
東京のエチオピア。
あたしは普通にってことで
3倍を食べたけど
一口もらった10倍は
単に辛さが10倍というだけでないようで
深みがあって美味しかった。
10倍を一皿食べ続けられるかは
わからないけど
もうちょっと辛いの
挑戦してみよってかな。
にしても
昼のエチオピアは
混んでおる。
会社との往復を
なるべく短縮しようと
わざわざチャリ通。
おかげ様で時間内に
会社に戻れたけど
昼は難しいなあ。
夜はどうなんだろ?
カレー好きの同僚連れて
また行かんと思ったり。
しかし
フットワーク軽い二人。
こういうの、楽しいなー。
O田さんとはもっと遊べばよかったな、と
今更ながら。
日本一、スヌーピーのネクタイが
似合うかも。
ふふ。

バモス、トーキョー!

いえね、
チバくんが
(なんで、急に「くん」なわけ?
と、一部から突っ込みアリ)
シークレットで演ってる
ミッドウエスト・バイキングs
というバンドのCDが
昨日発売になりまして
行ってきました、
飛田給まで。
飛田給っていえば
そう、
味スタしかない町ですね。
・・・失敬。
つまり。
「FCトーキョー」の応援歌だったのだ!
まじですよ、まじ。
しかも「ジェニー」に
似てます、な曲です。
ミッシェルの頃の
おたけびな感じが
たまんないっス。
だから、
チバ「くん」って
感じなのよ。
でも、シークレットとかいって
外ハネでばればれですよ、
チバくん。→
サッカー好きだけど
Jリーグ興味ねぇ。
な、あたくしですが
FCトーキョーのグッズは
ガイコツ満載で
結構かわいいです。
今回、チームと
このバンドの
コラボTシャツつきのCDを
購入しましたが
もしや
これがあたしの
Jリーグ元年になるかも?
そのショップでは
シークレットギグのビデオ
流してました。
店の人ったら
「顔見えなきゃいいかなと思って」
と、画面の中央に
小さめに映るように加工して
ビデオ流してました。
いかにもチバめあてで
やってきたあたしにも
親切にいろいろヒミツ情報を
流してくれました。
ありがと、
ショップのおにーちゃん。
こういう追いかけ方は
やめようと思っていたのだけど
あんまりのどが渇いたからさ、
チバくん。
さて、ひとりで
飛田給まで来て
タッチして帰る、のは
さびしいと思ったので
2つ先の駅に住む
ひめと呑む。
主婦なのに来てくれました。
謝謝。
元祖もともに
職場で一緒だったのは
10年以上も前のこと。
あの頃は今以上に
呑んでたな。
しかも日本酒を。
しかもたっぷり。
そんで吐いたりも。
その頃から
一貫して
「男はカラダだよ」
と、言い続けて
ガタイのいい男と幸せに暮らしている彼女。
すごいです。
今はあまり呑まないみたいだけど。
おとといの話もできたし
勝手にすっきりして
がらがら電車で帰宅。
キゲン直ったのは
(早っ!?)
そのせいだけでも
ないんだけど。
20歳以上も年下の子に
諭される自分も
悪くないなーと
思って。
この話は、また折に触れ。
今日のあたしは
きのうより
おとといより
進化してるハズ。
今日は、サル関係のおっちゃんたちと
門仲飲み会。
ビールを出さないといううわさの
『浅七』。
ほんとかなぁ?
明日はサル、
あさってはまたおやじタチと昼から呑んで
夜はシークレットギグ
月曜は小学校の体育館サル。
18日は満月見れるかな?

あんたの奴隷のままでいい

きのう。
奴隷に会った。
偶然。
ええ、
最近月がきれいだと
遠吠えたくなったりしてまして
そういう気持ちが
呼び寄せてしまったのか。
もう
思い出すこともなかったのに。
いや、ここなら
会うかもしれない、と
ふと思い出していた
地下鉄の出口で。
ほんとに会った。
立ち止まったけど
何もいわなかったあんた、
何を思ってた?
久しぶりに会った
あんたの心を
あたしはゆさぶることができたのか?
たぶん、
だめだ
今のあたし。
それが悔しい。
「あんたの奴隷のままでいい」
もう
そんな風に言わせることができない
今のあたし。
そんなこと
ひきずってしまったよ、
夏は逝っちゃったのにさ。
映画がつまらなかったのは
そんな前菜のせいでは
ないとはいいきれないけど
でも、
あたしは夢の国や
チョコレートのお城に
こどもの気持ちになって
わくわくしたりできるような人ではなくて
そんな映画の感想を
楽しそうにしゃべりあう友たちに
交じり合うことができない。
それでも
きっとあの映画を好きな人は
いるのだろうな、と
思うけど。
あたしも、工場行けるまでの
場面は好き。
貧乏な子どもがね、
やっとゴールデンチケットを
手に入れた時は
すでに3回泣いてた。
あはは、だって
チョコレート3回もあけるんだもの。
あたしだって
ドキドキすることはあるよ。
そんで工場の入口で
チャーリーとご対面。
その辺までかな、
楽しかったのは。
あとは
まったくいやなストーリーだよ。
たぶん、あたしは一番に
大嫌いなチョコの川に
流されてしまうような子どもだったろな。
でも、あんな素敵なテーマソングなら
つくってほしいよ、
あたしの歌も!
ジミヘンみたいで
クイーンみたいで
なつかしちっくな曲で
葬ってくれ。
これから
飛田給行って
出直してきます。

京都でお正月。らしい。イエイ。

早くも。
2006年の予定が入ってしまった。
母から久しぶりの電話。
「大晦日あけときなさい」
大晦日?
このくそ暑いのに
想像もつかんよ。
あ!またジャニーズカウントダウン
行けないじゃんっ。
とかいって
でもどってから
正月は親に旅行に連れていってもらっている。
ほんとは連れて行かなきゃいけないトシなんだけど
まーつきあうだけでも親孝行よ、と
勝手な理屈で
言われるがままの参戦。
今年は鳴門
去年は有馬温泉だった。
来年は。
京都の亀岡に宿をとってくれたらしい。
あの歴史マニアたち
今度は何が目的なのだろう・・
旅行に行く時はしおりを書く、
というように
あたしは旅行はしきる方なんだけど
両親と一緒の時は結構いいなり。
ま、一応下調べ入れるけどね。
・・・と考えてみると
家族全員、しきりや。かも。
あ、弟以外。
最近友人に「家族旅行に行ったけど
誰もしきる人がいなくて
うだうだしてるうちに終わった」
なんて話を聞いたのだけど
そういえば我が家はありえない。
たぶん弟以外全員が下調べをしてきて
さりげなく主張しあう、って感じ。
でもあくまでも
その時のしきりやをたてる、という
他人行儀な家族です。
あはは。
きのうは。
恒例の月曜日サッカー教室。
きのうは千歳船橋の
桜丘小学校・・・
だと思っていたら
桜丘中学校で
雨の中
桜丘界隈をぐるぐる歩きまわって
ジーンズのすその色が
だんだん濃くなって行き
サッカーやる前にすでに汗だく。
桜丘というだけあって
りっぱな桜がたくさんあって
桜の季節まで
こうやって練習を続けていたら
きっと素敵な風景を
おがめることでしょう。
かなり楽しみだ。
そんなことを思ったのは
実は今思い出しただけで
その時はもう湿気でかなりイライラして
小学校についたものの
体育館が見えない。
門に近づくと
あっちにまわれとか
関係者以外立ち入り禁止とか
書いてあって
たどりつけやしない・・・
コーチHキに電話して
「小学校に着いたけど
入口がわかんないよ」
と、助けを求めると
「小学校?
姐さん、中学校だよ!」
ってなことで。
いやはや。
すぐとなりだから
良かったけど。
スナッちと3人で
オフェンス2、デフェンス1の練習を
延々と。
速いふたりについてくのが
精一杯だったけど
かなりおもしろかった~い。
実戦でも使えると
いいにゃあ。
練習のあとは
恒例の飲み。
どうしていつも終電になってしまふのじゃろ。
しかも和民なのに。
そしてやっぱり
午前様。

連休なんて、ららーらーらららーらーらー。

2日連続でドタキャンされると
さすがに
へこみますね。
そしてへこんでいる自分が
ものすごーくいやになって
珍しく落ちてしまいそうだったのだけど。
ひとり遊び
いくらでもあって
久しぶりに走りにいったりとか
図書館パトロール(勝手に使用)とか
ギターの練習とか
バーゲンいったりとか
HMV行ったりとか
やりたいこと
やらなくてはいけないこと
休みの日にしかできないことは
いっぱいあるのに
ビール飲むこと以外には
やる気がでなくて。
かろうじて、届いた野菜たちを
だめにしちゃいかんと
カレーつくったり
肉みそつくったりとかは
したのだけど。
料理しても
食べる気しないしー。
助けて!と
松涛に住む中高の友人Yに
電話してみた。
したら「いやー競艇でも行こうかと」
だって。
おいおい!
それはやめよう、もっと自己嫌悪に
陥りそうだ。
「じゃ、川だな、
あさぎりってので行けそうだよ」
と、新宿集合したものの
昼近くには
電車も減っており
あさぎりは1時間半ぐらいまたないと
次がない。
「じゃ、今すぐ遠くへ行くには?」
とロマンスカーに乗って
箱根に行くことに決定!
ふたりでビール買い込んで
でがけにゆでた枝豆をつまみつつ
無計画な旅。
いつもはしおり書くくらいの
下調べ好きなあたしの
はじめて!くらいな突撃旅行でした。
でもとにかくビールを飲み続けても
不自然でない状況をつくりたかったのと
できるだけ遠くへ行って
現実から逃れたかったのじゃ。
あー弱いな、あたし。
いやでも
去年12月に引っ越してから
今の部屋で初めての夏なのですが
ものすごーく住み心地悪い。
窓が全方向にあって
明るい、と思いきや
夏は太陽があたり放題。
一日中、熱を吸収しつづけ
夜になっても
暑い。
前の部屋は築35年だったのだけど
やっぱり最近の建物とは
建て方が違うのでしょうか。
同じく日当たりはよかったけど
快適でした。
うーん、前の部屋に戻りたい感じ。
そんな思いも
落ちている気分の時には
思いっきりマイナスに働くもので
後悔も反省もしない!とか
豪語してるいつものあたしは
どこへやら・・・
だからそんな時に部屋にいると
最悪な気分になりそうだったので。
逃げ出した!
いざ、箱根へ!
なわけで、
昼間のビール満喫しつつ、箱根湯本到着。
登山電車に乗り換え、強羅まで。
箱根リピーターのくせに
いつも車で来て
山の上ホテルでお食事して帰るので
登山電車乗ったことないっていう
セレブなYにスイッチバックの説明を
誇らしげにしたりして。
でもわかりにくい!
とか突っ込まれたりもして。
くそ。
でも、上にあがるにつれて
涼しくなり、あじさいがまだ
きれいに咲いておりまして
図らずも「あじさい電車」を
味わいまして。へへ、
ちょっと得しました。
ついでに
連休の最終日で、しかも
午後とあって、比較的
すいていたし。
で、とりあえず
最終地点を「ポーラ美術館」に決定。
今年のはじめに
「藤田嗣治展」をやっていて
何度も行こうとして
「遠すぎじゃーっ」と
あきらめたのに
会期終わった今、こんな風に
いとも簡単に来れるなんて
くやしいんだけど!
の思いもこめての訪問。
フクザツ。
強羅駅からバスで13分なのだが
われわれ、そのバスが待てず。
ひとりはセレブだしさ。
旅のタブー、タクシーに乗車。
こもれび坂という素敵な名前の
こもれびの中を走って
気持ちはよかったのですが
運転手さんたら
まわりの景色や、
花の説明をさんざんしてくれたあと
「でもあまり興味ないでしょ」
との突っ込み。
いやー、それ否定できないっス。
説明された花がどれかも
わからなかったんだもの。
恥。
「ポーラ美術館」では
まずお食事。
っていうか、アルコール補給。
カマンベールの串揚げと
地鶏のコンフィイを肴に
エビスの生×2、サッポロの小瓶を。
「外はむし暑いですよ」と
口をそろえて勧めない店員たちを無視して
テラスに陣取り。
山からの風が吹き抜けて
太陽の光をパラソルがさえぎってくれて
鳥の声がして
せみの声がして・・・
「???」
あのーうぐいすって7月中旬にも鳴くものですか?
いくら山の上が涼しいったって。
そして同時に
「カナカナカナ・・」
ってせみが鳴くんですけど
これってやっぱり演出なのでしょうか?
でもやけにバリエーションが多くて
とてもニセモノには思えなかったので
信じることにして。
そんなことやら
あんなことやらを
話しているうちに
陽がかげってきて
あっという間に霧雨が。
でも霧雨、なんだか気持ちよくって
パラソルにも守られ
むしろそんなお天気の変化に酔いつつ
ビールを飲みつづけ。
よかった。
いい休日になったと
思いました。
捨てる神あれば
拾う神あるのダ!ほんとうに。
帰りはちょうど来たバスに乗って
強羅駅、箱根湯本へ。
温泉行こうか、という話にもなったのだけど
もう18時。
新宿帰って『BERG』で一杯やろう!
ってことになり。
その道中も、やっぱりビール。
ロマンスカーはですね、バーカウンターに
買いにゆけば、ちゃんと生ビールが飲めます。
しかもサッポロ!
でもとなりの集団は売り子のおねーちゃんに
持ってこさせてた。
あれってアリなのかな?
今度使ってみよう。
新宿東口改札をでて
Yに教えてもらって、かなり気に入ってしまった
『BERG』へ。
日曜というのに結構混んでいて。
エーデルピルスの生にはじまり
間にサッポロの生をまじえつつ
ビールのくりかえしに
チーズ、
ソーセージ、
ハム、
パテ、
スモークタンなど
どれもおいしかったー。
ほんとにいい店だ!
あ、時間がなくなってきたので
この辺で。
DVDは3本見ましたが
よかったのは『エイプリルの七面鳥』だけでした。

ごきげんな船乗り。

つづき。
『船の科学館』ワンダフル。
建物は、ご存知の通り
船の形をしていて
赤い煙突の部分は、
展望室になっていて。
残念ながら、霞んでいたので
あまり眺望はよくなかったですが。
それにしても
こちらは『未来科学館』より
さらにさらに閑散としてます。
建物のつくりも、中にいると
イマイチわからないので
展示物を偶然みつける、という
感じなのですが
偶然たどりついた部屋が
船室の再現で、
操縦シミュレーションの
画面があったりして。
でもなぜかそこだけは
人が並んでいて(当然か)
残念ながら体験はできず。
でも、操縦席にすわってみたり
舵を握ってみたり。
うろうろして見つけたのが
Q&Aコーナー
大画面を向いて
テレビ番組のクイズみたいに
席が並んでいて
手元には
3択の解答ボタンが。
正解すると、大画面横にある
自分の席の番号が点灯しちゃったりして。
30席もあるのに
クイズマスターに挑んでいるのは
二人、みたいな閑散ぶり。
続いて
ラジコン操縦コーナー発見!
100円で船を操縦できるのです。
小さなプールに浮かんでる船を
ぐるっと一周させて
ゴールの旗をくぐる
という単純なものでしたが
ラジコン自体始めてで
思ったより、方向転換がゆるやかなんだー
へー、なんて感心しつつ
旗をくぐるのには
テクがいるらしく
その手前で女MJと争っている間に
タイムアウト。
うー。
でも楽しかった。
で、スーベニアを求めて
「マリンショップ」へ。
壁には柳原良平先生の絵が描いてあり
まさか柳原グッズが?
・・という期待もむなしく
皆無でした。
日曜は。
新木場で19時よりフットサル。
人数がぎりぎりだったので
2チームしかできず
結構キツかった。
今回も女ひとりだし。
もち、最年長ざます。
その時点で、エラすぎ、オレ。
しかも「今日はくさびになってましたよ」
と、ホメられ
それなりに満足。
いや、かなり満足。
しかし21時終了で
飲まずに帰ると思いきや
10人で新木場で唯一飲めるラーメン屋に
駆け込み。
ラストオーダー一発といわれ
瓶ビール10本
プラス、ギネス4杯
スミノフ2本などなど・・。
類友です、ったく。
でもそこの店、
一見しけた、おやじ好みの
ラーメン屋なのですが
ビールはサッポロにギネスという
イカしたラインナップ。
いつも飲んでばかりなので
つまみの味はよーわからんですが
まあまあだと。
しかも瓶ビール10本たのんでも
小出しにしてくれます。
基本ですよね。
早い時間だと、
門仲にでることもあるけど
ここで飲むのも
結構好きだったりするあたしでした。
まったく満足な
日曜の夜でした。
ビバビバ。