きのうは。
ネット乗り換えしようとして
やっぱり評判通り
あれこれひどい対応の
J-○ムを無事解約することができ。
やっと気持ちがおさまって
週末の山行きのための
調査を始める。
ヒル対策が
必要とわかって
神保町の
山の店に行くことにする。
日差しがそれほど強くなかったので
自転車にまたがると
風が気持ちよくって
そのまま自転車ででかけることに。
歩くと
ビミョウに離れている
神保町の山の店たちを
自転車で巡る途中
いつも行く某店の前を通ると
定休日のはずなのに
扉が開いていた。
「あれ、姐さん」
と、店長と料理人が
ご出勤中。
「休みなのに大変ね」
と、声をかけると
「何か飲んでいきませんか？」
って。
えーいいよー
でも喜んで！
と、店に入ると
ひんやりして気持ちいい。
白ワインを渡され
「内緒ですよ」って。
へへ。
PCで仕事する店長と
仕込みをする料理人の横で
休憩しつつ
ぽつぽつと話をしていると
「姐さん、お代わりは？」
と、残ったワインを
継ぎ足してくれるので
つい長居。
でも
なんだか都心にいることを
忘れてしまうような
店の雰囲気と
吹きぬける風と
彼らとの関係が
すごく心地よくて
その日やらなくてはならないことを
放棄してもいいような
気になってしまって。
そのうち
店長は仕事の片がついたらしく
近くのカフェに行きましょうよ、って言う。
お店の人とゆっくり話すチャンスもないし
こういう偶然もおもしろいかと
仕込みが終わらない料理人をおいて
お供する。
チェコビールに
お代わりはワイン。
クリームチーズ、
海老のオイル和えを
つつきながら
仕事とか人つきあいの話なんかを
じっくり。
お代わりしまくる店長にひっぱられ
あたしも赤ワインをそこそこ。
やばいなー。
でもまだ明るいし
醒まして帰ればいいさーと
気は大きくなる。
なぜか
そこはごちそうしてもらい
店に戻ると
カウンターには常連のおじ様がひとり。
はじめてお会いする方だったけど
あたしの職業を聞いて
出版のことをいろいろ
質問なさるので
すごくえらそうに
仕事のことを語らせてもらい
「あれあれ？なんだか
アカデミックなバーになってますねぇ」と
店長たちにからかわれたり。
で、結局
料理人も仕事が終わったところで
もんじゃを食べに行くことに。
でも今思えば
その店がどこだったかも
覚えていないし
さらにそこで
ハイボールなんて飲んでしまったあたしは
完全に酔っ払いだったのでした。
思いがけない
人づきあいが
発展して
楽しい酒が呑めて
楽しかったなぁ、と
自転車でのろのろと
帰路に着いたのは
20時すぎだったと思うのだけど。
気がつくと
あたしは悲鳴をあげて
歩道に倒れてた。
後ろから知らない男の
自転車がからまっていて。
「大丈夫？」
という彼の顔は
ケガの心配をするというよりは
ふらふら走っていたあたしに
半ば腹を立てている様子。
「さっきからふらふら走ってたし」
どうやら
のろのろ走るあたしを
追い抜こうとしたところ
あたしが予想外の方向に踏み出したのか
ぶつかってしまったらしいのだ。
だけど
この時点で記憶のないあたしは
完全に負けで
「大丈夫」
「ごめんなさい」と
彼を追い払い
歩いている人にも
見られている気もしたけど
冷静ぶって
はずれたチェーンを直し
その場を立ち去った。
ああ、
いい一日だったのに
なんて結末。
呑んだら乗らないって
誓ったのに、
神様は見てるんだなって。
きっとこれを読んで
ものすごく怒ってる友人の顔とか
思い浮かべながら
自転車を甘くみていた自分のこと
ほんとうに恥ずかしくて
情けなくて
傷の痛みなんて
どうでもよくって。
前回は自分だけの傷ですんだけど
今回は人がからんだ事故。
たぶん傷ついたのは自分の方だから
よかったけれど
相手を傷つけるなんてこと、
絶対にしちゃいけない！って。
すごく恐くなった。
といっても
とりあえず自転車に乗って
帰ってきて
家で冷静になって
思ったことなんだけど。
まったくだめだめだね。
もしあれが
車だったとしたら
うっかり呑むシチュエーションになったら
絶対に置いて帰ってると思う。
だけど自転車ならいいって
やっぱりどこかで思っていて
だからこういうことが
起こってしまったんだろうね。
奇しくも
明日は自転車始めようよ！
と、自転車乗りの友達が
レクチャーしてくれる予定
なんだけど
酒がやめられない限り
あたしにはやっぱり
‘自転車乗り’になる資格は
ないよなぁ。
最高におもしろくて
涙がでるほど感動的な
結末のツールの
シャンゼリゼへのパレード走行の日に
あたしはこんなくだらないことを
やらかしてしまって
なんとも恥ずかしい。
口にするのも
情けなくて
今日は誰にも話せなかったけど
やっぱりここに書いておく。
未来の自分が
忘れないように。
今日のこの情けない気持ちを。
今度こそ
反省猿・・・なのでした。
も・う・し・ま・せ・ん。

きのうは。
川崎の雑貨屋『arinko』の
店主ありんこちゃんを
『アリゴ』に連れて行きたくて
彼女のお休みを利用しての
呑み会。
『arinko』4周年の
お祝いもかねて。
チバ好きのarinkoちゃん
を紹介してくれた
元祖と妹のしずちゃんに声をかけたら
先日会ったばかりの
Yシコに会いたいと元祖。
Yシコは☆に会いたい、
Aきらも連れてくる。
と、人数は膨らみ総勢7名。
それで先週土曜に
人数変更に行ったわけ。
いつもの通り
「おかえりなさーい、姐さん」
と、お店のみなさんに迎えられ
いつもの個室へ直行。
店長Mユーがオーダーとりに来るのを
ちょいといじっての
ザ・スタート。
まずはお祝いに
☆が教えてくれた
『terakado』さんの
ショートブレッドをプレゼント。
なんと☆は自ら
ラッピングまで担当してくれ。
ここんとこ体調悪いのに
まったく感謝なのだ。
・ピクルス
・レバーのひやっこいの
・野菜のオーブン焼き
・パテドカンパーニュ
・カッスーレ
・アリゴ
などなど。
暑かったせいか
水のようにワインをがぶ飲み。
ワインが届くそばから
どんどんカラになってく。
でも呑んでいたのは
7名のうち5名だったんだけどね！
もともとあたしの友達を
適当に引き合わせる、
というのはここ数年の
常套手段なんだけど
この日も主役arinkoちゃんを
知る人は半分。
そしてほかにもはじめましての
元祖とAきらちゃんとか。
でもそんなこと
忘れるぐらいに
あっという間になじんでる。
しかもこの日は年齢差20歳？
というすごい組み合わせだったのだけど。
おいしい話
おもいで話
はずかしい話
いろいろ。
arinkoちゃんも
楽しんでくれてるみたいで
遠いけど来てもらって
ほんとよかった！
本人は気付いていないかもだけど
彼女の人に対して
裏黒い部分のない
ピュアな心持ちは
やっぱり伝わるなぁ。
店やるのにほんとにマッチしていると
あたしは思う。
さて
そんな楽しいひとときも
このあとの事件で
事態は暗転
・・・したのは
あたしだけなんだけど。
駅からいつもの通り
チャリで帰ろうとしたところ
チェーンがはずれた。
最近よくはずれるので
不精して自転車にまたがったまま
チェーンを直そうとしたところ
どうやら自転車とともに
転倒したらしい。
正確には覚えていません。
酔っ払いですから。
でも
その瞬間の気持ちだけは
強烈に覚えてる。
あ、倒れる、と思った瞬間
「あー手つくのめんどくせー、
ま、いっか」
と思ったのを。
そんなわけで
あたしは顔を打ったのです。
顔を！！
右半分を打った（らしく）
右目の上とおでこ、
頬骨が内出血。
鼻の下に大きめのすり傷。
おいおい
いくら自転車にはまってるからって
まずは落車から体験ですかい？
でも医者嫌いだし
なんとかなんだろ、と
普通に出社したところ
時間が経つにつれ
顔はひりひりしてくるし
内出血はひどくなり
殴られたボクサーのような顔。
ケガしちゃったよ～と
友達にメールすると
医者に行け！
この年じゃあとに残るぞ！
外科じゃなくて形成外科がいい！
かたつむりクリームだ！
と、いろいろなアドバイス。
まあ薬のひとつも持ってないし
行ってみるか、と
社長が紹介してくれた
美容系の皮膚科に行ってみる。
若干医者に笑われながら
処方された薬をぬりぬりして
今に至る。
今年も健康診断オールA
だったのに。
なんだかなぁ。
日焼けをさけるとか
薬をまじめに塗っていれば
すり傷はきれいに治るそうだけど
内出血はこれから
色が濃くなって
それから黄色くなって、と
目立つ期間が長いのだそう。
ちぇっ。
これから呑み会の予定も
たくさん控えてるのに。
しかも久しぶりに会う人とか
はじめて会う人とか
そういうのが多いのに。
しまったなぁ。
なんであの時
手をつかなかったかなぁ。
でも
一人で生きていると
いろいろ用心したり
自分でオトシマエつけようと
知らず知らずのうちに
気が張っていて
そういうのをああいう瞬間に
解放したくなったのかな。
って。
それまでの自分や
その瞬間に解放されたことが
よかったのかどうかはわからないけど
そういう自分を知れたことは
よかったんじゃないかと。
この傷を治しながら
少し考えてみようって思う。
しかし
目のあたりは
前髪で隠せるからいいけど
鼻の下はほんと情けないわ～。
母に電話すると
「そんなしょっちゅうチェーンが
はずれるぼろ自転車に乗ってるからよ！
いい自転車買いなさい！」
え？
普通「自転車やめなさい」とか
「酒やめなさい」とか言うよね。
っていうか
言っちゃった？あたしに。
「いい自転車買いなさい」
ちょっぴり反省したけど
やっぱり反省ないかな、あたし。
今日もビール呑んでるし。
まあでも
好きなもんはやめらんないわ。
顔怪我しても。
っていう女はどうなんでしょう～～～～？
ということで
あたしから飲みの誘いがなくても
お見せできない顔を
少しは恥じてのことってことで
ご理解くだされ。
わははー

改造前後。
結構速く走るよ。
ドロ除けをはずしたのにイチ早く気付いたのは
管理人のおじさん。
彼は毎朝あたしのために
自転車を出しやすいところに
移動させておいてくれます。
謝謝。
はい、おやじキラーです。
無駄な男運をこういうところで
使ってると思われる。
ああ、思われる。