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切れたようでいてその実リンク!リンク!

水曜に
カラリングに行った。
会社近くのネ○リヴ。
ここと門仲店を
行ったり来たりして
カットとカットの合間の
緊急白髪染めに利用してるんだけど。
この店、若い子が多いせいか
人の出入りが多い。
まあ美容院ってのは
店から旅立って独立、が
最終目標みたいなところがあるから
しょうがないのかもだけど。
ここんとこ
贔屓にしていた門仲の子が
2年めだからしばらくいるだろう、と
油断していたら
急に辞めたと告げられたのは
3月だったか。
今回また
緊急なタイミングで
どうしようかな~と思って
久しぶりに小川町の方に
行ってみたらば
「○○さ~ん、お久しぶりでーす」って。
ああ、アシスタントだったけど
もうえらくなったのね。
という女の子出てきて。
そしたら
帰りぎわにはもうひとり
他の人の担当をしていた子が
「○○さん来てるの気付いて
いつ話しかけようかと思ってたんです~」
と。
美容院で話をするなんて
面倒だし
もう知ってる子もいないだろうから
「話しかけるな」オーラを出そうか、と
思っていたのに
こう言ってもらえるうれしいもので。
なんとなく思い出話とかしていたんだけど。
そしたらおもしろいもので
その話に出てきた
他の支店の男の子と
三省堂の前でばったり会う。
ほんと久しぶりなんだけど。
そうかと思えば
同じく話題に上った
辞めて独立した男の子で
そちらの店でたまに
カットをお願いしている子から
メールが届く。
久しぶりの「つながった」話。
人間関係って不思議だよねぇ。

つながったからちょっと種あかし

今日は。
健康診断。
午後の部で
朝から腹へり・・と
思いきや
きのうの21時すぎに食べたあと
さしてお腹も減らず
無事終了。
でも
飲み物も我慢していたせいか
どうしてもービール~~!
と、隣席の☆を誘い
『ジャズオリンパス!』へ。
電話をかけると
マスターK松くん
「ビール調達しておきます」
「カレーは仕込んだばかりで
味に深みがないですが
お許しいただけますか」
と、いつものご丁寧な対応。
全然オッケーだよ!
今日もメニューにない黒ラベルを
ありがとうございます!
☆の弟も合流して
またジャズも聞かず。
でもあの居心地の良さって
やっぱり音楽に包まれてるからじゃ
ないだろうか。
一応わかったようなこと
言ってみたりする。
ところで
先日ブログ友のsoukichiさんのところで
びっくりする記事に出会う。
ある詩人のことを書いた本の引用からはじまった
記事だったのだけど
・・「珈琲とエクレアと詩人」?
その本知ってる!
って。
実は先月
日本画を習っていた頃の友人から
グループ展をやるから、と
連絡があったとBっぷから
誘われたので石川町まで
女MJと三人ででかけたのだけど
そこで出会った本なのだ。
あたしたち三人は
とうにその教室はやめていて
今では何がきっかけで出会ったかも
忘れるぐらい
つるんでいる仲間なんだけど
でかけてみると実は
あたしたちがかつて通った教室の
発表会的なグループ展だったのだ。
そして
当時からずっと教えていらっしゃる先生、
MR.ヤマモトその人がちょうど
そこにいたのだ!
日本画といっても
ただのカルチャースクールだったので
本気でやりたい熱血生徒、
あたしたち三人みたいに
ちょっと興味あるから来ちゃいました、
的な生徒と二種類いて
本気の人たちは
それはそれはMR.ヤマモトを崇拝していて
敬っていたのだけど
あたしたちといえば
先生がどんな絵を書くかも
その存在すらも知らず。
最初先生も衝撃を
受けていたけど
先生の方だって
「自由に描け」というばかりで
何も教えちゃくれない。
悟ったあたしたちはもう
勝手に描くことにし
まったく自由な教室と
化してしまったのでした。
でも
「異端児」をきどりつつ
どこでもちやほやされていた先生は
それがおもしろいと思ったのか
結構あたしたち三人をかわいがってくれ
教室そのものより
そのあとに近場でひっかける
アフター呑みで
20代後半のあたしたちに
ピシャっと斬られるのも
楽しいらしかった。
だから
今回も三人の揃った顔をみて
うれしそうにお茶をすすめてくれ
あまりに自分の近況を知らない
あたしたちに
なんとかわからせようと
最近の大きな個展の話とか
芸術家のステータス
不健康自慢をした挙句
「この本のあとがきを書いたんだ」
と、渡してくれたのが
件の本だった。
「北村太郎を知らないのか」
と、日本の詩の世界での
彼の位置づけ
そして
自分の思い出を語ったあと
「1000円ちょっとだ。
買わないか、一冊ぐらい。
俺には印税入らないんだけどね。」
なんて相変わらず
俗っぽいことを言う。
「先生のあとがきに1000円は
払えないよ」と言うと
その思いがけない返しもうれしいのか
「相変わらずだな」
と。
でも相変わらずなのは先生で
話している途中で
ポケットに手をつっこんで
体を螺旋状に回転させながら
立ち上がって
その場を離れる。
15年前と変わらない、
たばこを吸いに立つ時のしぐさ。
2年の間ぐらいだったか、
しかも月に二回ほどしか
会っていなかったのに
克明に覚えているしぐさ。
そういう記憶ってのは
実に不思議で
でも一番その人の
「相変わらず」を喜べる部分だよね。
共有した時間というものが
少しばかり愛おしい。
相変わらず印税の話とか
俗っぽい話をしがちなところは
喜べはしないけどね。
でも正に「相変わらず」なんだよね、
あの大先生は!
それにしても
当時の年を聞くと
先生は46歳だったと。
自分がその時の年齢に
限りなく近づいていることに驚く。
彼は当時すでに
画家として評価はされていたし
今も画家という職業を続けて
美術館がその個展に大金を払ったり
大詩人の本に
寄稿を求められるような人だ。
でも尊敬したり
持ち上げたり
しようとは思えないのは
なぜなんだろう?
そして
先生とあたしたち三人の関係は
きっとこの先も同じなんだと思う。
でも
彼はそのことを無礼だと
叱咤することはないし
むしろおもしろがってる。
ゆがんでいるようだけど
これも一種のバランスなのかね。
でもまあ
ちょっとは敬意を表して、
というよりは
北村太郎および
そいつを思い出させてくれた
soukichiさんへの感謝と
つながった不思議を
かみしめつつ
読んでみるかな。
と、今日でかけた三省堂では
そのありかは確認したけど
近くにあった百年文庫「音」を
買ってしまった。
本といえば
その三省堂の入口の前に出ていた
古本屋で先日見つけた
獅子文六の「南の風」、
面白かったなぁ。
今では絶版の角川文庫。
汚れているとはいえ
200円で買えるとは
さすが神保町?
とまれ
今日はしょうもない種あかし。
ビールもたっぷり飲んだし
寝ましょ寝ましょ。

続けましょう、どんな形でも。

先日、
ブログ友shindouさんつながりの
kaboさんにお願いして
微力ながら支援させていただいた
品物のひとつが
かおる亭」の写真に
載っていました。
大船渡まで行ったんだね、
あたしのストーブ。
お役に立っているといいけど。
(季節はずれだけど)
それにしても
すごい体験をされている方たちの話。
鳥肌が立ちます。
それからおととい
「復興かきオーナー」の証書が
届きました。
いよいよ種牡蠣を買うみたいですヨ。
すごいよなぁ!
[#IMAGE|c0049455_21213126.jpg|201105/25/55/|mid|220|150#]

託します、すごい個人支援

今日は。
きのうサボったので
久しぶりのお仕事。
狙い通り会社はすかすか。
静かで仕事しやすかった。
おまけに社長から
高級もなかのおみやげつき。
(どんな出勤やねん)
お昼は
2日にフラれた
『アツマル』でカレーうどん。
16時半まで働いて
家帰って荷造り。
ブログ友shindouさん
書いていた個人支援の
「かおる亭」さんに
支援物資を託すことに。
「かおる亭」のkaboさんは
仙台の方なんだけど
顔の見える方たちに
仲間と支援活動をされていて。
あたしも赤十字とかに
寄付するものの
ちゃんと使われてるの?
と、悶々としていたもので
この方にお願いすることにした。
直接は存じ上げないけど
shindouさんのとこに
リンクはってあるのは
知っていたので。
長くブログを続けてる人、
ブログ書いてるあたしとしては
これだけで信じられる。
しかもshindouさんつながりなら
なおさら。
そして彼女のページにいってみると
お家の掃除に行ったり
支援物資が届いた方の写真などが
載っている。
こういうリアルな写真、
信じない方がおかしい。
集めていらっしゃるのは
家電製品。
ということで
家をひっくり返してみると
あったのは電気ストーブのみ。
いまさら季節的に?
と、メールしてみると
東北はまだまだ寒いので
送ってください、とのこと。
また生活用品でも
新品のものなら、と
書いてらしたので
いただきもののバスタオル、
フットサル大会でもらった
T-falのフライパン、
履いてないくつ下に
使ってないフットサルボール。
お金も少し。
きっと
どこか必要となる場所へ
届けてくださるでしょう、
と、託しました。
だって
「個人支援はスピードだい」
彼女のこの気持ちに賛同!!
東京で
普通の生活をすべき、
なんて勝手に震災への恐怖を
忘れつつある自分、
何かしたいとかいいながら
しり込みしてる自分、
だけど本気で楽しめない
ちぐはぐな自分には
kaboさんのような人は
ほんとうにありがたい存在。
中途半端で申し訳ないけど
あたしの分もお願いします!
同様に支援したい方がいらしたら
あたしに連絡ください。
または直接こちらのブログまで。
勝手なんだけど
少し気持ちがおさまったあたし。
ちょっと別の厄介ごとを引き受ける気分に。
背負えるかどうかは週明けに。
今日はジャンクフードとビールで
ジロデイタリア待ち!
GWに発症したふきでもの、
長引きそうだなぁ。
でもスポーツ観戦に
健康食材は合わないと思わない?

思い思い出される関係

きのうは。
仕事は17時半であがり
バンドミーティングのため
川崎へ。
の、前に
久しぶりの雑貨屋
『arinko』に顔を出す。
店主はひとまわり以上も下なんだけど
「チバ好き」つながりってことで。
ちょうど前日に
お誕生日メールを頂いたので
「明日行くよ!」
と、予告してしまったため
プレゼントを用意してくださり・・・
[#IMAGE|c0049455_23224589.jpg|201105/03/55/|right|130|210#]催促しちゃったみたいでスイマセン。
「絶対履かない感じですよね」
というピンクの靴下。
かわいい手書きカードもニクい。
ありがとう!
とりあえず家の中から挑戦するわ。
メンバーから連絡が来てしまい
ゆっくりできなかったのだけど
ドクロのオカリナゲット。
近いうちにあの渋い店で呑もう!
と、約束して別れる。
そういえば
帰りがけに彼女の兄上に初対面。
人懐っこそうにこちらを見ている方がいたので
もしや?と思ったら。

この兄ってのが若いのにすごくって
arinkoのとなりの美容室、
それとあと二つだったかな美容室と
さらに飲食店もやっていたりして
とにかく手広い経営者。
彼のブログをたまに読むのだけど
常に新しいことに手を出していて驚く。
スタッフもすごく仲良しみたいで
しょっちゅうイベントなんかもやっているみたいだし。
人に愛される人なんだろうな、
あの人懐っこさを見てわかった。
妹もそうだもんね。
さて
店を出てYトキ、
リーダー、メンバーじゃないけどSっちと合流。
「武」という店に入ってみる。
と、カーブの描かれたソファーに
壁には画面がたくさん。
これってもとキャ○クラって
感じですよねー。
って、なにさ、そのがっかりした目は?
あたしで悪かったなー!
いつもの通り
そんな話で。
がん治療中のリーダーが
ちょっと調子いいから会おうって
即決だったこのミーティングも
相変わらず緊張感なくていいわ。
病気に詳しいことから
最近リーダーと会う時には
つきあってもらってる元祖も来てくれて、
さらにYスにMサキ。
群馬にいるベーシスト以外は
勢ぞろい。
これ以上の治療は
心臓に負担がかかるとかで
もうすぐ打ち切りだというので
よっぽど悪いんじゃないか、と
不安に駆られていたけど
前よりは健康そうで
ちょっとほっとした。
症例が少ないとかで
正直先のことはわからないんだけど
「ライヴやろう」って
前向きな言葉も聞けたし。
心配ばかりしていても
どうなるものでもないし
一緒に楽しめるものがあるんだから
一緒に生きる喜びを感じようよ!
って思う。
病気でなくたって
いつどうなるかわからないんだって
最近は思うようになった。
だからって悲観的になるということでなく
彼と同じく貴重な日々を
あたしも生かされてるってこと。
ところで
今朝のこと。
南アルプスに登る前の
山友Kちゃんからメールが届く。
実は先週白馬岳で雪崩があって
「川崎市の40代男性のナップ見つかる・・
というニュースがあったんだけど」
と、NNちゃんに言われてから
気になってたのだ。
たしかGWにアルプスに行くって言ってた、
まさかまさか?
と、本人にメールを出すも反応なし。
同じくサル仲間のヨン様に
Kちゃんと同行していそうな人たちに
連絡とってもらったりしていたら
こちらの騒ぎが伝わったのか
「ご心配ありがとう」と
本人からメール。
うるさがられたのかもしれないけど
彼かもしれないという
不安がなくなってよかった。
以前はこういうニュースを聞いても
「まさか」って笑いとばしていたけど
最近は「まさか」って心配になる。
3.11以降やっぱり
人の命があっけなくなくなることを
考えざるを得なくなったんだと思う。
昼には宅配便が届く。
両親からの誕生日プレゼント。
自転車乗りが担ぐようなナップ。
新しくなった大阪駅のデパートで
選んでくれたのだと。
自分では買わない感じだけど
かついてみるとなかなか使いやすい。
ありがとさーん、なのでした。
プレゼントを用意してくれる時
その人があたしのことを
考えてくれていた、
そのことがうれしいね。
みなさんありがとう。
誕生日を祝ってもらうなんて
照れくさいと思っていたけど
誕生日って重要な日なんだよね。
生まれたから今あたしはここにいる。
両親にはちょうど
母の日にあわせて
24本の骨の傘を送ったところ。
雨も凶器だからね、最近は。

日々のしあわせが。

会社の近くに
中小企業なんたら会館
というのがあって
毎日ネオ屋台が出ていたり
先日そこで
支援物資の受付をやったり
していたのだけど。
今日は
月一回
地方の生産者が自ら
収穫物や加工物を持ってくるという
市が立つ日。
いわばアンテナショップが
あちらからやってくるのだ。
おらが村の
野菜、果物、お米、
醤油、はちみつ、豆腐、
手作りのクッキーやジャムなど。
手作り感があって
結構そそられる。
お目当ての
野菜はなんてったって新鮮。
朝どりを作った人が売っているのだから
その野菜のおいしいところ
おいしい食べ方なども教えてもらえて
少々高いのも気にならない。
10軒ほどのブースを
試食などさせてもらいながら
枝豆の豆腐とか
しいたけとひじきのふりかけとか
購入しつつ
やはり今回も行き着いた
千葉からいらしてる「あいよ農場」。
通販もしていて
N○Kで取り上げられているのも
観たことがあるのだけど
やはりこういう場所で
顔を見て買えるのって貴重。
話をしてみると
若いメンバーで
とても熱心に作ってらして
熱意が伝わってくる。
大量に作らない代わりに
さまざまな種類を作るそうで
今回も知らない野菜がいっぱい。
ひらたけしめじ、
黒きゃべつ、[#IMAGE|c0049455_0185874.jpg|201104/07/55/|right|220|160#]
菜ばな、
りんごのジャム、
にんにく味噌をゲット。
いつかこの農場に
体験に行きたくて
冷蔵庫に「あいよ」のチラシを
貼っているので
お兄さんの顔は毎日見てる、とか
今日、市が立つというのを知って
「あいよ来てるかな?」
と、話していたんですと伝えると
「うおー!テンションあがります」
と、あたしには大根、
☆にはセロリをくださいました。
いや、こちらこそ
そんなに喜んでいただいた上に
サービスまで。
ちょっとうれしい出来事。
白菜の菜ばなというのが
バツグンに美味いらしいのだけど
タッチの差で売り切れ。
代わりにすすめられて買った
なんとかって聞いたことない菜ばなと
☆からのおすそわけのセロリと
だしいらずというくらい味が濃いという
ひらたけしめじで
今晩はパスタ。
少しの塩とほんのちょっとの
めんつゆとバターで
おいしいのできました!
パスタのおともは
昨日作った
ブロッコリーと豆乳のスープ、
くるみといちじくのカンパーニュ、
そして赤ワイン。
ごはんのあとは
パンを追加して
りんごのジャムで。
このりんごも名前は忘れてしまったけど
酸味のある珍しい品種とかで
「あいよ」の手作り。
ジャムというよりは
煮込んだくたっとしたりんご
という感じだったけど
それがまたあたし好み。
まだまだ忙しくて
しかも来週はでかい納品が二つも。
相変わらず残業三昧なのに
目処が立たないイライラを
かかえていたけど
昼の「あいよ農場」ほか
生産者さんたちとのふれあいとか
おかげ様のおいしいごはんで
すっかりリセット。
特に
りんごのジャムと
赤ワインでほっとするなんて
以前にはない楽しみ。
スイーツの威力というのを
思い知った感じ。
甘いものにほっとする感じ。
あるんだね!
紅茶とかじゃなくて
赤ワインというのが
まだまだな感じですが・・
被災地のことも気になりつつ
誰かが泣いているからといって
あたしも泣いていても
何もならない。
自分の感じた幸せを
お金でもいい
節電でもいい
・・何かまだやりようが
あるかもしれない。
分けてあげられればいいって思う。
自分が幸せじゃなきゃ
人の幸せに手を貸すことも
祈ることさえもできない。
そういいわけしながら
今日も幸せな出来事を思いながら
眠るところ。
おやすみ~!

彼女が遺してくれたものはこれだったのかも。

今日は。
北習志野まで
お通夜にでかけた。
先日急死した同僚の。
実はあたし
喪服は着物しか持っていなくて
しかも自分で着られないから
持っていないも同然で。
とはいえ、何もない時に
喪服を用意するのは
不幸を呼ぶ、という話も
聞いたことがあったので
同僚には失礼かもしれないけど
その時が来たのか、と
思い、ついに買いに行く決心を
したのでした。
ところが。
デパートって今、18時で閉店なのね。
かといってさすがに
安いスーツを売る店で
買う気にはならず
友人TTに電話してみた。
いやあ
持つべきは
近所に住む自分と体型が近くて
快くそんなことにも応じてくれる
気の置けない同級生なのだ。
・・ってまたまたピンポイントすぎ?
基本的に
人に借りを作るのは
すごく嫌いなあたしなんだけど
最近はかなり変わってきてるかも。
彼女やほかにも
特に中高友達なんかには
こういう無茶ぶりも
できるようになった。
たぶん
自分と同じことを
してくれるだろうなぁという
確信を得られているからかもしれない。
「いいよ、いつでも取りに来て」
という彼女のもとへ
美容院でカラリングした
遅い時間に訪れると
マスカットの甘い香りのお茶で
迎えてくれ
「バッグはあるの?
ふくさは?」
と、あれこれありがたいお言葉。
いやいやでなく
ほんとうに親切にしてくれる
この言葉に甘えてしまったよ。
その喪服を着用して
行った斎場で
まずは故人の感じのいい
長男次男の出迎えに
びっくり。
昨日もご遺体の面会に行った
うちの社長の顔を見つけて
すっとんできた。
彼女が彼らにどういう教育をしてきたか
彼女の家がどういう雰囲気なのか
一瞬で納得する瞬間。
こういうのってすごい。
斎場はあまりに
システマティックで
驚くばかりで
感傷にひたるすきも
あたえない感じだったけど
読経と焼香が終わって
やっぱりお顔をみて
ぐっときました。
ああ、こういう風に笑ってたよな。
って。
でも
最期は苦しまず
眠るように逝ったんじゃないかって
そう信じさせてくれる
顔をしていました。
そこで現地で働く
うちのスタッフや
あたしが立ち上げに行っていた頃の
職員の方たちにも
久しぶりに会うことができました。
こんな場面で久しぶりとは
残念よね、とは言いつつ
冠婚葬祭の意味って
こういうところにあるんじゃないかね。
でも
現地の子と話していて
彼女の逝く原因は
「過労」だったのだと悟り
愕然とした。
たまたまなんかじゃない。
もちろん地震が起こったのは
たまたまだけど
その後の現場での過度の働き。
それは普段から余裕がなく
ぎりぎりで働かされている状態で
さらに何かあった時の
会社の対応の悪さなんだとは
容易に想像できる。
「ご苦労だけどがんばって」
という一見心配しているようで
何のケアもしていない
うちの会社の、社長の、
大きな勘違いに基づいていて
そして今もそれに気付いていない
社長をとても危険だと
あたしは思っている。
悪気がないだけ
危険なんだよ。
亡くなった彼女が
現場でリーダーだったこともあり
その後の現場は深刻。
リーダー候補で
でもとてもそれを背負えないだろう
スタッフために
せめて帰りの電車で社長には
早く人材を確保するなり
誰かに仕事が集中しないようにするなり
して欲しい、とあたしから訴えたけど
「わかってるけどそうもいかないのよ」
=つまり「そうはいかないからたぶんそのまま。」
という危険なことしか
言えない人なんだな。
しょうがないので
ものすごく立場的にはおかしいけど
大学の職員(=お客さんにあたるけど)で
お母さん的にスタッフのことも
心配してくださる課長さんに
「個人的に」お願いのメールを出した。
少しでも「危険回避」できれば、と
思うのだ。
この課長さんは
今日も泣きじゃくるうちの
スタッフの子たちを
なぐさめてくれたり
ほんとうに頼りになる方で
垣根を越えてきてくださる
その人間力には敬服なのだ。
「貴女には今度はこんな理由でなく
ゆっくり会いたいですね」
と、あたしにまで
そんなお言葉。
今年はエアコンが効かなくて
その分ビールが美味しいでしょうから
ご一緒しましょう、と約束。
20歳も上のお方だけど
言葉の通じる人は通じる、と
あらためて確認することができたのも
亡くなった彼女が結びつけてくれた
「縁」なのかも。
ありがとう。
縁をひとつなくしても
またひとつ縁が濃くなったりするもの
なんだね。
追記***
もうひとつ失った縁があった。
この1年ちょっとカラリングを
やってくれていた門仲の少年が
3月いっぱいで退職してた。
若い子が多いところで
出入りが多い店なので
予約の電話で突然
「実は・・退職しました」
という場面に何度あったことか。
今回は入ったばかりの子だから
大丈夫かと思ったんだけど
まだはさみを使わせて
もらえない年代だったからきっと
「美容師」をあきらめたんだろうな・・
シャンプーバツグンに巧かったし
ブローもなれたところだったから
すごく残念。
何かを見つけてくれてるといいな。
K山、がんばれよ~!

酒呑みっぽい支援

ガールズS和ちゃんのとこで見て
あたしもなった!
「牡蠣オーナー」
オーナーだよ、オーナー。
なんか大人っぽくね?
履歴書に書けそうじゃね?
でも牡蠣ってとこが
酒呑みっぽいか。
被災した三陸地域の牡蠣養殖の
復興のための募金。
ではなく
復興後の牡蠣を前払いで購入
ということなんです。
牡蠣が見事に育ったら
送っていただけるんですってよ。
なんと、すばらしい。
がんばってほしいね。
「場合によっては、5年以上かかるかも知れません。
通常時の三陸牡蠣養殖の場合でも、
成育に2年~3年かかります。」
なんてありましたが
いくらでも待つから
粘り強くがんばって。
どうです?
そこのア・ナ・タも。

ミネラルウォーター温存しましょ

なんと、とうとう水ーー!
赤ちゃんだけ?
母乳の場合はどうなるのー?
1歳の子は?2歳の子は?
・・・
まずは
今年出産のお祝いをした
三組のお友達のことが
気になります。
相当不安だと思う。
ネットで注文して
送ってあげようかと思ったら
時すでに遅し・・・
売り切れ続出でした。
地震でみなさんお家にペットボトルお水があるよね?
どうか要請があるまで
無駄に使わないで温存しましょう。
事態が悪くなれば
ペットボトルを寄付する時が
来るかもしれないもんね。
あたしは汲んだ水でいいや、と
500を2本しか持っていないけど
これもそんな時まで大事にしています。
ジュンさん、ゆづきちゃん、はなちゃん、
そして対象地域の赤ちゃんと
そのおやごさんたちの
不安が取り除かれるよう
願っています。
そしてまた地震。
そして寒い。
東京でこれだから
被災地は・・・
いろいろ悲しくなっちゃうね。
あたしはこれから
会社の命令で
7時出勤。
停電で滞ってる
データベースが
今日は朝から限定で動くので。
こんくらい大したことないね。
忙しい日になりそうだけど
がんばるよ。

物資集まりすぎ!

会社のすぐ近くの
千代田プラットフォームで
日本ユニバという団体が
支援物資の募集をしていて
会社の子が教えてくれた。
東北の子ということもあるのか
いつもは皆にむかって
発信するような子ではないのに
そうやって行動している姿、
いいよね。
彼女のおかげで
会社のほとんどの人が
寄付をしたよう。
あたしは昼休みに行けなくて
☆とNNちゃんと夕方に
行ってみたんだけど
受付は終わっていた。
もう見ればわかる、
ものすごいダンボールの山が
そこにできていて
大型トラックが何台も来ていた。
自家用車で行こうとする
おにーさんががっかりする
あたしたちを見て
「小さいものなら預かりますよ、
ここ入れちゃいますから」
と言ってくださったので
フェスや登山の時に
用意するんだけど
いつも使いかけが余ってしまう
ケイタイの充電器を。
「ガンバレ」ってシール
貼っておいた。
結局
そこでの受付の再開は
どうなるかわからないみたい。
それほど集まるとは
すごいね。
この話を知った時
ニット帽の件をしきってくれた
S和ちゃんに知らせたところ
ある大企業に勤める友人に
知らせてくれて
その企業でも全社レベルで
協力してくれることになったって。
火事場泥棒とか
暴動、略奪じゃなくて
こういういい話ばかり聞こえてくるのは
うれしい。
集まりすぎた物資、
無駄にならないことを
願います~~~