マチとチョウの話。

先日Tomの仕事関係の
うわさの酒呑みと初対面して
肉を重さでオーダーする店で
しもふり800g、赤身200gなんて乱暴な食べ方をし
シャンパン一本と赤ワイン2本で
すっかり酔っぱらった日のこと。
(後日:赤ワインは3本との訂正がTomより入る!)

その酒呑みが言うには
神田〇〇町にはほとんどが「〇〇ちょう」と読むのだが
「小川町」と「司町」だけは
「おがわまち」「つかさまち」と読むのだという。

調べてみたらこいつが本当で
彼曰く、「ちょうのつくところはもとは町民が住んでいて
まちは武家屋敷のあとなのサ」とのこと。
このことはまだ未確認なのだけど
なかなかおもしろい話なのだ。

おまけに神田は町名変更や区画変更を繰り返していて
そのたびに住民がいろいろ譲らずさわぎたてたという
歴史があるらしく
ある町は「一丁目がない」とか
「岩本町」と「神田岩本町」の両方あるとか
複雑なことになっているらしい。

それも江戸っ子のこだわりの性質がうかがえるところ
なのかもね。

肉屋まで移動中のこと
その酒呑みが信号の札をさしていう。
「あれ見て、訂正入ってるでしょう」

見れば、信号の文字、
たしかに上から文字が貼り付けられている。
「Tsukasachoって最初は書いちゃったみたいでね、
住民大怒りよ」
20140517-075006-00-X-E1

なるほど。
江戸っ子もシツこいよなぁ。

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