密かなる贅沢

あけて日曜は。
自転車で墨田区役所へ。
先週婚姻届を出しに行った際には
徒歩で行ったのだけど
この日は自転車。
自転車といえば
チェーンはずれまくりの
あたしのプジョーちゃん、
Tomがかなり手を入れてくれ
フレーム以外はほとんど別ものになり
走りは快調。
あの重たさは何だったの、、くらいで
うっかり旅にも出られそうな。
おかげで
ランドナー調査が
滞ってるケド。
用事が済んだあとは
浅草を走る人力車を追い抜かしつつ
猛スピードでかっぱ橋まで。
日曜だけど
思ったより店は開いてたのだ。
最近毎朝Tomが淹れてくれる
コーヒーのための透明のポットとか
お祝いにリクエストしようとしてる
中華鍋とか
最近気になる常滑焼の急須とか見て。
夫婦茶碗とお湯のみを買う。
したら次の日、
あい津のマスターから
いただいてしまった、夫婦茶碗。
一日待てば・・・?
いや、欲しいものを
察してくださったということで、
スバラシイ♪
全然タイプが違うから
使いわけましょ。
ぜいたくぜいたく。

消費よりまた蓄積、いろいろ。

土曜は。
恒例の冬そば食べに
高尾山へ。
震災と仕事の関係で
2年もあいてしまったのだけど。
今年はニューフェースで
NNさんも参加。
そのおかげで
ここのところ
しおり作成に追われ・・・
というかもう5回めともなると
さすがにネタぎれで
前日まで悩んでいたのだけど
なんとか作成。
「持ち物の書いたしおりを
当日渡されても困る」との
苦情にも堪え。
横浜横須賀の
女MJ+びっぷ組と
明大前で合流、
現地でNNさんとも合流して
まずはそば1杯。
キャンペーン参加の19店のうち
すでに残りは7軒だったので
そのうちの1軒「飯島屋」へ。
寒かったので
あったかいとろろを。
そばはあまりしまった感じではないけど
ほわほわの山いもと
なんとなくなじむのがいい。
マイ箸を出して
スタンプをふたつもらい
「あったまった」
「お腹いっぱい」
という状態でいざ。
今回は
ケーブル、リフトは使わず
1号路を歩いて登る。
リフトを使うことが多く
一度だけ登ったことのある道だったのだけど
こんなに大変だったっけ?という印象。
いきなりの急坂のこう配が
ハンパない・・・
冬だっていうのに汗だくになり
着こんでいた防寒具を
ひとつひとつはずして登る。
本気登山組の
NNさんとあたしも
だめだめで
「こんなことじゃ塔ノ岳
まだまだ無理だね」なんてこと。
それでも
距離がないので
ちょうどいい疲労具合で
無事ケーブル山上駅へ。
そこで恒例の「天狗焼」にありつく。
天狗焼は
天狗の顔のたい焼きというか
大判焼きというか
そのたぐいのもので
パリっとした皮で
黒豆のあんを包んだもの。
生地の中身がもちもちしていて
美味い。
いつからあるのかはわからないけど
ここ数年高尾山ブームとともに
火がついたのか
最初はたしか1枚の鉄板で
焼いていただけだと思うのに
今年は焼き場所がガラスばりに変わって
鉄板も4,5枚に増えていて
ビックリ。
「予約もできます」とか
「おみやげ用の袋もあります」とか
明らかに儲かってますね。
こんな看板までお目見え。→
甘いもの摂取したら
もうひとがんばり、と
歩き出したところ
大きな霜柱に遭遇。
へぇ、こんなの見たことない。
高いところにあったので
手に取ってみたけど
ざくざくと踏んでみたい感じだね。
さらに歩くと
まだ雪が残っているところも。
これって成人式の日の雪だよね・・・
ビックリなのだ。
それから男坂、女坂のうち
今年は女坂を通り
薬王院へ突入。
この薬王院というのが
我々の最大の楽しみと
言ってもいい
商魂たくましき売店のある寺で。
毎年のように
おいしいおみやげが増えているのだけど
中でも「天狗丸」というきなこをまぶした豆が
かなり美味しくて
今年も不参加の☆より
「10個買って来て」というリクエストが出るほど。
1袋100円という手軽さもあるので
おみやげにもいいし
何といっても美味しいので
あたし自身も10個単位で購入。
ほかのメンツもなんやかんやで
合計したら40個超えた数を
購入していたあたしたちなのでした、
お恥ずかしい・・・
でも
こちらは天狗焼ほど
メジャーにはなっていないらしく
お咎めはないので
一部の密かなるブームといった
ところでしょうか。
一度、下山が遅くなった年に
閉店していて悔しい思いをしてからは
登りに買う、というのも
あたしたちの中のルール。
そこまでしても買いたい逸品で。
まあ豆は20袋かついでも軽いしね。
薬王院から先は
頂上まで距離はあまりないのだけど
それまでコンクリートだった
足元が急に悪くなる。
今年は特に先週一度降った雨のせいか
泥でぐずぐず。
やっぱりちゃんと登山靴はいてきて
よかった~のココロ。
夏の高尾山ブームで
きれいになったという2階だての
トイレも体験したら
すぐに頂上。
見晴らしのいいところまで
出てみたけど
やはり富士山は見えず。
わりに天気はよかったんだけどねぇ。
誰からともなく
「ビールビール」の声で
いつもの『曙亭』でサッポロの生。
テラス席に陣取り
女MJご用意のお菓子セットが配布され
ビールのお供に。
ほんとは持ち込みはNGなんだけどネ。
それから下山開始して
薬王院を過ぎた『もみじや』で
2杯めのおそば。
ここは以前
カレー南蛮を食べて
「とろろ以外もあるんだ!」と
目からうろこだったお店。
今回もあの味を再び、と
「とろろがおすすめです」という
おばちゃんを無視して
自信たっぷりに
「カレーそば4つ!」と
オーダーしてみたのだけど。
・・・
何かが変わっていた。
だいたい「カレー南蛮」と記憶していたのに
メニューには「カレーそば」しかなく。
「もっと黒っぽくて汁気がなくて
どろどろしてたよね?」と
体験済の3人でぶつぶつ。
今回のはそばにカレーライスのカレーが
ただかけてあるみたいで。
まあだけどここのそばは
平打ちで太くてちょっと面白い食感
なので、それは楽しめたけどね。
ということで
ちょっぴり不満残りつつ
この先西荻移動して
アフター呑みは無理かもね~、と
腹ごなしに下山も歩くことに。
ひざに負担がかかるかも、と
後向きに歩いたり
エグザイル風に(?)
ななめにスライドしながら
無事下山。
ふもとでおみやげなど買って
西荻へ移動。
眠いし疲れもでて
とてもこのあとおいしい料理を
楽しむ気分ではなかったのだけど
とりあえず。
と、その道中
数十分ほど眠ったら
しゃきーーーん!とな。
すっかりよみがえったあたしたちは
西荻下車後目的地とは
反対にある『もぐもぐ』で
ソーセージ、チーズなど。
切り売りのハムも美味そうだった!
それから
☆が足繁く通う店
『ピヨトト』で開催されている
「Yどんの和菓子カフェ」へ。
あらかじめ用意してもらっていた
2階席で一番乗りのY子と店主Tサちゃんが
話しているところに合流の高尾山組。
そのあと☆とAら、主役のYどんも来て
8人でのアフターパーティのはじまりはじまり~。
ビールはもちろんサッポロで。
冷蔵庫から自由に出して
勝手に栓をぬいていただきます。
温野菜を蒸したものに
肉味噌と
スパイス(うちらの中ではふぁ~ら~♪と呼ぶ)。
パンもでて。
大根の薄切り
手羽素のスパイス煮
メインは骨つき肉にクスクスを添えて。
またもや
はじめましても何組かいたようだけど
食卓を囲めば
笑いはひとつ。
あたしのホットな話題への
突っ込みもあったけど
それがただの引き金と化すのも
おもしろかったな~。
さて
ここへ来たメインイベントの
Yどんのお菓子ですが
あたしは「桃山」のきんかん丸ごと入り、
りんごとシナモン味、
そばぼうろを。
和菓子は手がかかるし
賞味期限も短いんだよね。
大変な作業だけど
うれしそうなYどんが
印象的でした。
みんな来てくれてよかったね。
そして
いつもながら
『ピヨトト』のお料理はおいしく
2周年でもあったので
NNさんとふたりで高尾山のおそばを
贈りました。
お家でも食べたけど
美味しかったぞ『高橋家』。
ふてくされて仕事してたTomに
両国でつかまり帰宅。

箱根駅伝メモ

・食前酒 モモ酒
・先附 いくらなまこおろし、小口長芋、きゅうり
・前皿 寄せ肉 棒かに サーモン サラダ仕立て レモン 香油
・造り 鮪 烏賊 赤海老 目物一式 山葵
・焼物変り さざえ磯煮 椎茸 絹さや
・鍋 鯛ちり 白菜 えの木 椎茸 葉葱 豆腐 胡麻だれ ポンズ正油
・止肴 たらば蟹 すだち かに酢
・食事 友汁雑炊 うどん 薬味一式 玉子 香の物 四種盛り
・水菓子 パパイヤ レモン
平成二十五年一月二日 箱根K原ホテル
     捨てられないメモ「睦月の創作料理」より