死とか詩とかについて

きのうは。
サルチームの忘年会。
神楽坂は『ゆうゆう』で。
最近サルの
出席率が下がっているので
宴会ぐらいは平日にやってみるかと
企画してみたのだけど
ふたを開けてみれば
なんだか同じメンツ、
しかも7人って・・・
ずいぶん寂しいじゃないの!
幹事なので
15分前に着くも
誰も来やしない。
飲み放題なので
ひとりで始めるのも悪いし。
結局20分遅れぐらいで
4人になったので開始。
でっかいさばの焼き物も
運ばれてくる。
このお店がおもしろいのが
普通の家をはなれにしているので
皿もグラスも勝手に
食器棚から取り出し
サーバーでビールをついだり
冷蔵庫から氷を出したり。
お店の方は料理を運んでくるだけ。
こういうの結構お互いに
いいような気がする。
・馬刺し(たてがみもあった♪)
・グリーンサラダ
・厚揚げの煮物
・ポテトチーズ焼き
・えいひれの揚げもの
・魚介のお鍋
U田のおみや
崎陽軒のしゅうまいもチンして
中国のキツイお酒を
みんなで一気。
50度という話で
みんなはいやなにおい~とか
のどが痛い~とか
言っていたけど
あたしは至って普通に一気。
酒に対する神経、
壊れ気味かしら・・・
T坂くん中心に
いつもながらの
男女の感覚の違い話、
恋愛話、
ほんと好きだねぇと
半ばあきれていたんだけど
こういう話にも
免疫ついてきちゃったな。
畳の部屋で
鍋を囲んで話し込んでる7人は
ちょっとした親戚のような
近さで
なんだかおもしろいなーって。
結局
飲み放題の時刻も過ぎたのに
延長料金もなく
だらだらといさせてもらって
もう一人来るという
K平くんをひろって
『きん助』へ。
マスターが待ってました!
とばかりに
あたしをいじりにかかったけど
そんなプレイにも
負けんわい。
それにしても
疲れたがたまっていた上に
酔っ払ってしまい
大江戸線乗り越し。涙。
反省・・・
さて
そんな宴会のあった
神楽坂は
会社からも近いし
19時に出れば十分
間に合ったんだけど
その前に思い立って
18時にあがって
表参道経由で行くことにした。
ブログ友soukichiさんのところで読んだ
詩の本の挿絵の展覧会を観に。
今週は予定がつまっていたし
本だけ手に入れようかと思っていたら
soukichiさんが「観て欲しかった」と
残念そうにコメントくださったので
1時間あれば行けるな、と
寄ることに。
時間ってのは
作ろうと思えば
作れるものなんだよね~。
そして
無理して行ったその展覧会がもう
実にすばらしく
本を買うだけではきっと
感じることのできなかった
作り手たちの想いを
肌で感じることができた。
大切な人を亡くして
呆然としていた時に
出会った詩を
どうしても世に出したくて
出版社を作ることからはじめ
こだわった本を作るために
挿絵家の方に
何百枚も絵を描いてもらい
悩みながら選んで
やっとできあがったという
一冊の本。
その重要な経過を知ることのできる
本に載せられなかった絵というのが
壁に展示してあり
そのほかにもごっそり
クリップにはさまれて
ギャラリーの机の上に
無造作に(いや無造作なように)
置かれていたんだけど。
人の死というものを
すごく身近に感じた年だったので
ものすごく響いたというのもあるのだけど
同時に失うことの恐さを
やわらげてくれる本だということも
想像する柔らかさを持ち得たのは
最近の心模様のせいなのでしょうか。
ギャラリーもすてきでした。
表参道交差点横の小さな本屋さん。
その中にらせん階段があって
上に上にのぼって行く感じ。
閉塞感を感じないのは
木のにおいか
大きな窓の明るさか
空間の使い方か。
何しろ居心地が良いところ。
センスだよなぁ。
そして
soukichiさんって人のアンテナは
すごい。
お世話になってます。
自分の持っていないもの
持ってる人とつながるのは
楽しい。
驚き、喜び、感謝する日々。

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