月山・蔵王山歩きの旅~①

土曜は。
6時半に起きて
7時チェックアウト。
7時20分発の高速バスのでる
バスターミナルはすぐ近く。
月山は山形と鶴岡の間にあり
アクセスが不便なので
さぞバスは混むであろう、、と
心配したものの
行列だったのは仙台行のバス。
乗るつもりのバス停には
10人前後がぱらぱらと。
その中でもザックを担いでいるのは
約3名。
そっか月山マイナーなのかぁ。
あっという間に町からは抜け出し
刈られる前の稲の黄金色の美しい地域や
高速道路とはいえ
左右ほとんど囲いのない地域といった
のどかな風景の中を行く。
次第にまわりの山はだんだん高くなり
1時間20分で「湯殿山口」に着く。
いろんな方向から
アプローチできる月山。
ここが適度にハードそう、というので
選んだコースなのだけど
とにかくバスの本数が少なく
まずは最初のポイントまで
バスなら5分という距離を
50分かけて歩く予定だったのだが。
歩き始めたあたしたちに
駐車小屋のおじさんが。
「今バス来るから乗っていきな~」
どうやら同じ高速バスを降りた
登山装備のおじいさんたちが
チャーターのような形で
上にある湯殿山神社の「参拝バス」というのを
呼んでいたらしいのだ。
バス停に戻ると
「こんにちは~」と
山の定番の挨拶をかけてくださるおじいさんたちに
「お邪魔させていただきまーす」と言い
ラッキーにも便乗させてもらうことに。
でもまあ500円取られたから
たぶん呼べば来てくれるシステムなのかもしれん。
5分よりはちょい長く乗ったバスからは
青い空と夏っぽい緑の輝きが
目に飛び込んで来る。
ああ、山に来たんだーって。
その先で
さらにバスに乗り換えるのだけど
運転手さんは
「すぐ出るから急いで。
トイレはこの先にあるよ。
今日はどこまで?」
なんて矢継ぎ早に。
あとで思えば
入山届けを出すポイントがなかったから
こういう会話が
まさかの時の
重要記録になったりするのかも。
バスを降りたところで
トイレを借り
いよいよ登山開始。
1050m地点より。
出羽三山を巡る
湯殿山神社が目的の
白装束の人が
何人かいたけど
山に登ろうとするのは
おじいちゃんたちとあたしたちだけ。
なんか本当にマイナーすぎるルート
選んじゃったかな~?
はだしになり
お参りする白装束の人ともわかれ
歩き始めた登山道は
月山というあまりにも有名な名前からは
想像もできない小さな山道。
しかも裏山にちょっと登る、くらいの
軽い傾斜に始まり
「水月光」といって
ちょっとキツイ登り、とされている
苔むした石段も
大したことはない。
ただ照りつける太陽が
暑くて暑くて
次第に汗が玉になって流れ出す。
振り返ると高度は上がっていたようだけど。
ふうふう言いつつも
それほどではないなと
ハイペースで登っていると
次の難関「金月光」と呼ばれる
はしご段の前にたどり着く。
ちょうど逆ルートで
降りてくるおじさん3人組が
ひゃーひゃー言いながら
下り終わるのを待ち
サルのように
さっさか登ってくあたしたち。
このはしご、気が抜けないとか
ガイドブックに書いてあったけど
ちょうどいい前傾姿勢で
石段登るよりずっとずっと楽。
それから少し登ると
「装束場」に到着。
1時間のところ45分で到達。
と、振り返ると
ハイスピードのはずのあたしたちの後ろから
汗だくて走ってくるおじさん一人。
「すいません!ここ頂上ですか!」
聞けば初登山とか言って
軽装で地図も持たず
ハイスピードで変な人。
「頂上まだですけど
この先1時間ゆるやかで
ここに着きますよ」
と、地図を見せてあげる。
そこは湯殿山と
別れる場所で
次の登りまで
しばらくゆるやかな高原のような道が続く。
季節は遅かったけど
花がところどころに残っていて
それまで風が揺らす
葉っぱの音だけだったところに
鳥の声も少し。
ちいさなせせらぎも横切って
少しすると姥ヶ岳を回り込むように
登りが始まる。
と、目の前は開けて
対面に尾根が見え
自分たちの歩く先がそこに
続いているのが遠く見える。
と、そこを歩く人の姿が
はっきりと見えはじめ
あっという間に
次のポイント「金姥」へ到着。
リフトで上がっている道との
合流でもあるため
子供連れの姿なんかも見える。
ちょうど休憩している
人たちがいて
さっきまでほぼ誰にも会わずに登ってきた静けさとは
まったく違う世界に引き戻される。
結構年配な人たちの
団体らしいのだけど
こないだはどこの登っただの
あそこはキツイだのといった
話で盛り上がって
元気一杯だ。
まだまだ勝てない感じだわ・・・
「1班は姥ヶ岳往復してきまーす」
う、姥が姥ヶ岳・・・
恐ろしや恐ろしや。
軽く休憩して
目の前から
絵に描いたような
尾根のまん中に敷かれた石段の道を
登って行く。
見たよりは急ではなかったけど
いよいよ登山らしくなってきたな、という
そんなところか。
それでも尾根なので
左右はひらけ
とにかく景色がすばらしい。
風もあまり強くはなく
どちらかと言えば
逃げ場なく浴びる太陽が熱い。
参拝の山だからから
とにかく道は整備されていて
敷かれた石は見事に平らで
すごく歩きやすい。
この石畳の道がなんだか
日本ぽくなく
まるでスイス?といった
雰囲気を醸していて
気分はヨーロレイヒ~なのだよ。
そんな道を30分ほど行くと
1729mの牛首通過。
ここから1980mの頂上まで
鍛冶月光という最後の登りを
一気にこなすことに。
さすがにこの道はつらく
歩いては休み歩いては休み。
それまで月山なんて
選択はゆるすぎたか?なんて
余裕があったのに
これじゃああの山にもあの山にも
登れないかも・・なんて
不安が一気に襲ってくる。
とはいえ
1時間も登れば
頂上小屋でビール。
という距離だったので
足元の岩ひとつひとつを
全力で踏みしめ
こつこつと登って行く。
この一歩一歩の間に感じる
心模様が登山の醍醐味よなぁと
あたしは思っている。
もちろん登頂した時の達成感もあるけど
こういう一歩ごとの葛藤や闘い、
自分への問いかけ、
そして無になる瞬間。
普段なれない境地に至ることができるのだ。
そんなこと考えるうちに
やった!
登りが終わり
頂上にある月山神社が見える。
宿泊する予定の緑の屋根の小屋を通りすぎ
神社に行くと
お祓いしないと頂上へは行けないというので
500円払って頭を垂れる。
500円かよ!と思ったけど
山の保存や水の確保に、と
言われるとね。
そりゃそーだ。
バイトくん?という雰囲気の
ガタイのいい若いお兄さんが
笑いを交えながらお祓いをしてくださり
神社の中へ。
祭られているのは黄泉の国を司る
月読命(つきよみのみこと)とか。
コージーのこともお願いしといた。
さーてさて。
では小屋へ参りましょう。
数人が食事をされている食堂に入り
カウンターで呼びかけると
あたしの名前を聞き
「ああ」とうなづくおかみ。
早速部屋へ案内してくださるのだが・・・
13時で到着早いとは思ったけど
一番乗り?
荷物を置いて
ビールときのこそばを頂く。
山菜は小屋の主人が取りに行く、とかいう話が
HPに載っていたけど
まさかこのきのこ!!
だってでかいもの。
そしてビールは予想通りアサ○だったけど
登山のあとの頂上ビールは
なんでも美味い!!
満腹になったら
眠くなり部屋へ。
うとうとしていると
まわりにも人が通される様子だけど
なんだか閑散としてる。
で、結局部屋は貸切。
その日泊まったのは
総勢12人だったのでした。
どうやら月山は日帰り登山の山のよう。
たしかに十分往復できるけどね。
だから午後は夕食まで
かなり退屈だったけど
山小屋に泊まって正解でした。
ななんと14時半ごろだったか
突然の雨。
しかもどんどん強くなり
屋根にあたる雨の音がものすごい。
さらに遠くでは雷も鳴っていて
となりの部屋からは
「最後に濡れたよ~」なんて
声も聞こえる。
窓から外を見ると
雨にぬれながら
小屋に走り込んでくる人もいるし
さっき下山した人たちも
どこかでやられてるだろうなぁ。
しかもそのせいか
気温が下がり
汗かいて濡れた服が
冷んやりしてきて
部屋の中にいながらも寒い。
ふとんは寝るまで貸してくれないようだし
お風呂も17時とのこと。
油断してレインスーツの上しか
上着のないあたしは
タオルをかけて縮こまる。
明日足元悪かったらどうしよ。
ってか雨だったらやだな。
と、テンションも下がって
風呂の時間を待って
フロント付近をうろうろしていると
小屋のご主人が
「あ、お風呂入れますよ、
今伝えに行くところでした」と。
実は
食事の時刻も教えてくれないし
風呂も17時ぐらいと
曖昧なことしか教えてくれなくて
もしや不親切な宿?と
疑っているところだったので
そんなわけないか~と
思い直し、安堵。
それにしても
山小屋でお風呂があるっていうのも
すごい話で
なんとこちらはトイレも水洗。
「音姫」まで付いてるし・・・。
あとで雑誌を読んで知ったのだけど
「日本一の山小屋」の自負とのこと。
たしかに。
風呂入って
あったまって
さっぱりした頃
雨もあがり
あれ?外が真っ赤じゃない?
あわててでて行くと
なんと夕日が沈むところで!!
写真を撮る常連らしき人が
「今日はいいよ~
星も見えるね」
と、そこへ小屋のおかみも来て
「あそこの線が日本海なのよ~」って。
実は日本海が見えるのも稀らしく
次の日下山時に会った人と
話をしていたら
「日本海が見えましたか!」と
食いつかれ。
沈んでく夕日と
反射してオレンジに輝く
もくもくした夏の名残みたいな雲は
それはそれは美しく。
「ごはんできてますよ」
と、そのタイミングでの
おかみの言葉もうれしく
食堂にも一番乗り!
と、着席して待っていると
遅れて席に着いた
となりのおじいちゃんが
「お邪魔します」というので
思い出したけど
今朝バスをチャーターした
おじいちゃんたちだったのでした。
あららご無事で。
そして
わかりました、
ここが日本一の山小屋だと言う事を!!
ごはんがすばらしく美味しかったのです
なめこのしょうゆ和え
ふきのとうの白ごま和え
そばの実
ゆば巻き
ふきの煮物
ひらたけの和え物
(これがバツグンに美味かった。
肉か?と思うほどの肉厚、ジューシーさ)
ほうれん草の白和え
月山たけ、かぼちゃ、えび、
なす、ピーマンの天ぷら。
そして天ぷら用の塩がまた美味い。
ビールは我慢して食事に集中して正解だった。
山小屋は言うまでもなく
もしかしたら今まで泊まった
どの旅館よりも美味しかったかも、
ここの食事。
「月山は登らずじまい」なんて言っていた
母をあとで誘ったら
「いくつだと思ってんの、山は無理!」と
ことわられてしまったよ。
こんなご褒美もあるのになぁ。
満腹で部屋に戻ると
娘さんがふとんを運んでくださる。
ここは旅館ですか!
しかもりっぱな毛布には
「高級羊毛毛布」とかいう
仰々しいタグが。
ふとんにくるまりつつ
だらっとして
お腹が落ち着いたころ
暗くなってきたので
ちょっと厚着して外へ。
さすが山の夜は真っ暗
ヘッドランプで足元を照らしながら
小屋から少し離れて空を見上げると
星が!!!
霧がたまに邪魔するけど
隙間から見える空には
きらきら星。
星屑も見えました。
ただコンタクトをあまり強くしていないので
たぶん実際よりは見えていないのは
若干くやしいけど。
でもあとでとなりのおじいちゃんに聞いたところでは
山の夜は霧がでたりして
星が見えることはあまりないのだって。
いやはや
夕日に続き星まで!
まったくミラクルなんだわ、
山の旅。
なんて言いつつ
寝る前にビール1杯で
コテン。
昼寝をしたにも関わらず
21時の消灯前には眠りに落ち
重いふとんが心地よく
気付けば5時半。
ぐっすりの夜なのでした。
明日もいいことありそう・・・
っていうか
あったのだ!
最大のミラクルが!

月山・蔵王山歩きの旅~プロローグ

金曜は。
1Fのロッカーに隠しておいた
28㍑のザックを担ぎ
18時半に会社近くの某所に
NNさんと集合。
靴を履き替え
ワンビースに登山靴なんて
アンバランスな格好で
コンビニに黒ラベルと氷を買いに走り
クーラーバックにセット。
これ、先日国立でT腹さんに学んだ
「なるべく長くビールを冷やす方法」。
だって東京駅には
冷えた黒ラベルが売ってないんだもの。
そいつを大事に抱えつつ
神田駅に走る。
途中居酒屋『あい津』に
「いってきまーす」なんて
声かけたりして。
金曜日の東京駅は
結構な混み具合。
それほど大きな荷物ではないので
里帰りなのかな?
お弁当やおみやげを
買い求める人々で
いろいろな店に「最後尾」なんて
プラカードが出てる。
知らなんだ。
それよりは
ほんの少し早く
18時代に「まい泉」で
すんなりお弁当購入。
19:48発には余裕で
準備万端のあたしたち。
時間が余ったので
黒ラベル事情@東京駅を
確認したけど
やはりあのぬるい酒屋にしか
見当たらない・・・なんてこと!

座るなり
ビールで乾杯。
ええ、思惑通り冷え冷えですわ。
弁当がっつり食べて
2本めもね、冷え冷えですわ
ドヤっ!
そんなところに
自転車師匠から
白いミキストランドナーを
オークションで落とせなかったの知らせ。
早めにあたしの提示額を入れてみたら
あっさり負けたので
独断で500円入れたら
また負けた・・との報告。
理性失くしちゃいかんて、
一番の教えじゃなかったんですか、師匠・・・笑
なーんて遊んでおるあたしのために
呑み会切り上げて入札してくださった
師匠に感謝!
またがんばりましょうっ。(誰がや)
山形駅に到着したのが
22:32。
徒歩10分のホテルキャッスルまで
歩く道すがら
次の朝に乗るバスターミナルの
乗り場を確認したり
寝る前のビールを購入したり
いやあ用意周到なのよね、
哀しいかな、あたしたち。
ところで
このホテルキャッスルがまず
旅のミラクルだったんだけど
禁煙ルームを頼んだはずが
喫煙になっていたんだけど
この部屋がなぜか
どでかいツインルームで。
往復の新幹線に
ホテル1泊ついて2万弱、
ホテルはほぼタダみたいなものなので
さして調べもせず
たしかリニューアルしたてとわかり
ここにしたんだけど
なかなかの宿。
古いホテルという雰囲気がありながら
部屋はきれい
お風呂なんてガラス貼り。
アメニティも山盛りで
最近山小屋やビジネスホテルしか
泊まっていなかったあたしには
新鮮・・・
ちなみにタバコくささはゼロだし。
そして
風呂あがりのビールを呑みながら
TVをがちゃがちゃやっていたところ
番組表に「ミッシェル・・」の文字。
な、なんとアンコールで
ミッシャルのトップランナーが放映とある。
え?知らん。山形だけ?
と、あわてて
ミッシェル仲間に一斉メールしたところ
1974から「録画予定ですよ」とのお言葉。
いや~遅い時間にも関わらず
即レスうれしく!
今度「お邪魔して」見せてもらおう。
(とか言ってまた人んち行って
たんまりビール呑もうとしているあたし。)
そんなわけで
気持ちのいい部屋で
次の日の登山に備えて
ミッシェルも見ずに安心して眠れるという状況。
あ~すばらしき旅の予感!

あてがはずれたドクターフィッシュグッド

きのうは。
ドクターフィッシュに
角質取られたいって
びっぷが言うので
女MJと三人で
大江戸温泉へ。
調べてみたら
なんと地元から
シャトルバスで行ける。
HPにあった場所に行くと
バス停も目印もなく
電話して聞いちゃったけど
「そのへん」にいると
来ました、思ったより
ちゃんとしたバス。
いくつかバス停で
人は拾ったものの
がらがらのまま
バスは行く。
錦糸町、門仲を
大まわりして
豊洲から埋立地へ。
有明、船の科学館
あたりも通り
お台場のさらに奥地へ
1時間もかけて。
空が真っ青で
ほんとに天気がよくって。
バスってなんか
好きなんだよね。
そういえば都バスに
意味なく長距離乗るのが
好きだった頃も
あったわ。
品川から
シャトルバスに乗った
神奈川組二人からは
「二階だてだよ、イエーイ」
なんてハイテンションのメールも。
ちょうど同じくらいの時刻に着き
無事合流して入館。
ゆかたを選んで
着ぐるみ、
じゃねぇや
身包みはがされ状態で
遊び場へ。
「とりあえずビール」と
騒ぐやつがいるので
まずは飲み場を覗く。
残念ながらほぼ
モル○だったけど
ハイネケン見っけ。
ちゃっかりおつまみ持ってきてる
びっぷのじゃがりこと
しじみを食べながら
乾杯。
風呂入る前なのにね。
それから
足湯へ。
足裏にあたる石が
痛くって
とても歩けないっ。
さっさと走り抜け
メインイベントの
ドクターフィッシュへ。
中に入ってびっくり。
魚、でかっ!!
めだかぐらいかと
勝手に思っていたけど
結構でかい。
足を入れると
わーーって寄ってきよる。
こそばいのは
一番ダメかと思ったあたしより
女MJが横で悶絶しており
三人で大はしゃぎ。
だんだん慣れては来たけど
なぜか二人に比べて
圧倒的に魚がたかってきたのは
あたし。
足が汚れているんでしょうか。
そういやとなりの子供たちには
あまり寄ってなかったな。
15分が長く感じるほど
くすぐったい感じだったけど
一番とれて欲しい
かかとの角質はそれほど
変化はなく残念。
延長しろってか?
魚たちも商売上手やな。
それより表側や甲に
やたらいるなと思ったら
そちらはすべすべしてた。
それから
またビール飲む話になったけど
これでは風呂入らずに帰りそうだ、と
大浴場へ。
思ったよりはすいていて
露天、五右衛門、
ジャグジーに蒸し風呂。
いろいろでした。
でも三人とも
そんなに長風呂ではないので
あっさり終了。
「早く呑も呑も」と
身支度。
中で呑むと高いので
どこかに出ることに。
東京駅あたりに出るつもりが
バスがいいのがなく
出たのが大井町。
駅近にはあまりサッポロがないのを
知っていたので
京急の二人にあわせ
青物横丁に出ることに。
意外とあるんじゃね?と
期待したけれど
そうでもなく。
店はそこそこ開いていたけど
サッポロが皆無で。
二人もあたしのため
サッポロを見つけないと
気がすまないとさがしてくれるのは
いつものことなんだが
さすがにもう決めますか・・・と
見つけたのがYoro系で
樽に「生ビール」という
キャップがあるのを確認したけど
明らかに味が違う!
薄い!!
ちょびっとテンション落ちたけど
安いつまみをもりもり食べ。
ほんとにもりもり食べ。
いや~この二人の食べっぷりは
やっぱりいいわ。
魚医の成果は
あまりなかったけど
またこんなバカ企画して
遊びましょう~。
さてさて
週末からは山。
全然準備できなかった土日は
まあ楽しかったから
いいのだー!

W杯だったんですね!


きのうは。
朝からT腹さんより
「15時からM田さんと
居酒屋メインスタンドで
飲むけど?」
の、お誘い。
ははーん、
最近やたら見ている
ヤングなでしこの試合だな。
興味ないが、
スポーツ観戦しながら
酒飲めるなら、と
「ビール持ち込めますか」
と尋ねる。
「缶はすべて入口で
カップに開けさせられるけど、
持ち込めるよ。
水筒にいれて行くというてもあるが。
紙パック、ペットボトルは大丈夫。
ペットボトルは、ラベルはがして、
キャップ取らされますが。
キャップは予備を持っていけば大丈夫。」
なんと完璧なアドバイス!
少しして
バケットとワインを持って来る
との連絡があったので
クリームチーズを作って行こうかと
考えていたら、
チーズと、さらに
ワカモーレを作るという
ハゲオヤジ。
ほんと酒を楽しむための努力を惜しまない人だ!
チーズはやめ、
ナンコツを塩胡椒、山椒で炒め、
カシューナッツと枝豆を
バター醤油で炒めたのを
ラップで巾着に小分けしてみた。
こういう細かいものを
タッパーでまわすと
面倒だからね。
我ながらナイスアイデア。
ってあたしも
T腹さんと同じく
こういうことには
手が抜けないタチだよなあ。
両親から届いた下関のかまぼこも
ちゃんと切れ目入れてね。
両国から
黄色い電車で20分乗れば
千駄ヶ谷。
駅で氷と
500mlのビール6本買い
国立競技場で
おやじ二人と合流。
3本はコップに移し
3本はM田さんが
どこかに収納。
T腹さんは赤と白の
ペットボトルの蓋をとり
問題なくゲート突破。
協会から
頂いたという
座席の場所は
ほんとにいい場所で
ビッチもベンチも
すぐそこ。
試合中は選手たちの声も
聞こえるような場所。
思ったより
ヤングなでしことか
見に来る人いるんだ?
と、感心していたら
なんとW杯だったのね。。しかも3位決定戦と
続いて決勝。
知らなんだ。。
何はともあれ
ビールで乾杯して
居酒屋メインスタンド 開店。
調子よく
飲み食いしていたけど
「酒持つかなあ」の
不安。
ってか飲み続けて
自分たちが持つかねぇ?
なんてこと。
でもよく晴れた空の下の
昼ビールは最高。
しかもメインスタンドは
運よく日のあたらない向きで
暮れてくるにつれて
涼しい風も吹き抜けたりして。
クーラーバックに移された
氷に沈んだビールは
いつまでも冷たく
フランスパンもワカモーレも
赤ワインも白ワインも
しゅうまいも美味しい!
ん~居酒屋メインスタンド最高。
試合も面白く。
思ったよりスピード感あるし
バテずに走り続ける
U20の選手たち。
さすがに気合いも
入っちゃうのかね、
W杯は。
ミドルシュートと
いいアシストで決まった
2つのシュートで見事勝利。
日本の試合終わって
人が結構帰ってしまう中
次の決勝まで
時間あるなぁ、
決勝どうする?
なんて残り少ない酒とにらめっこしつつ
これから来るというMス田さんに
酒を頼む頼まないと
ぶつぶつ言っていたら
決勝前のセレモニーが始まり
花火もあがっちゃって
なかなか楽しめた。
決勝は
思ったほどドイツが
良くなく
アメリカのがんばりも
面白かったけど
次の店がちょうど
あいてるのをいいことに
ハーフタイムに撤収。
そういや、ちょうど
なでしこと監督も出てきてたな。
移動した先は
最近試合のあとに
立て続けに来て
すっかりなじみになったという
そば居酒屋。
ずっと食べ続けていたのと
ここでもそこそこ飲み食いしたので
残念ながらそばまでは
行けなかったけど
あれこれいいながら
呑むのは楽しかった。
なんてったって
黄金トリオMMTが
久しぶりに揃っちゃったもんね。
なーんてかつては
またこいつらかよ、という
メンツだったのだけど
最近はそれぞれお忙しい
みたいだったからね。
なぜか貴重な組み合わせに
なっちゃっただけなんだけど。
サッカー観戦という
イベントはあったものの
こうやって昼から
このおやじたちと
だらだら呑むのも久しぶり。
ロクデナシ感たっぷりで
おもしろかったぁ。

乗れない自転車と夜のサンドイッチ

自転車レース観戦に
はまって以来
自分の乗る自転車も
どうにかしたいと
あれこれ妄想する中
通勤用に10万以下のロードを
買っちまえ!と
具体的な車種を選びはじめた
この2週間ほど。
ついに現物見にショップに
行ってみました。
ところが!!
根本的にダメでした。
「これまたがってみて」
と、用意された
カラミータデュエの46、
股との隙間なし!
「3cmぐらいは余裕欲しいんですよね」
と、店員さん。
何人かの人から
大きめだけは絶対に買っちゃだめ。
と、釘をさされていたので
この瞬間に
気持ちはしゅるるん・・・
「ホイールの大きさが決まってますからね
これ以上下げられないんですよ。
クロモリじゃなきゃ、可能ですけど。
あとは少し下がった形とか。
ジャイアン○ならあったかな、
あとルイガノとか」
うーん、なぜか
ジャイアン○は好きじゃないし
ルイガノまでおしゃれでなくてもいい。
それより
自分なりに譲れない条件というか
あこがれの3条件が
クロモリ
ホリゾンタル
ドロップハンドル。
どれか捨てなきゃなのか~?
もしくは牛乳飲んで成長する~?
だめだ。
考え直さねば。
と、師匠Kクさんに
泣きのメールを入れると
「ミキストのランドナーとかあるよ、
渋い渋い」と
いろいろリンクしてくださる。
ミキストか~
たしかにホリゾンタルは
スカートはけないし
最近みたフランスのビンテージの
ミキストはいい感じだったんだよな。
それに「渋い」という言葉に
滅法弱いあたし。
「ロードよりランドナー似合う気するし」
と、師匠の何気ない言葉に
そうか!!思い出した!!
あたしの欲しいのは
旅する自転車だった。
と、初心に帰る。
そして
「とりあえず通勤」の自転車に
10万近くもだして
駅に置いてる場合ではなかった!
まじめに考えましょ、
現実的に・・・
2台保有もあり。
いやプジョーもあわせて3台??
は~
それにしても
自転車選ぶので
こんな時間かかって
いつ旅に出られるのやら。
ベイベー、いまだ旅に出られず。
(自転車ではね!)
追記:
そんなショックをかかえ
同行してくれたNNさんと
またもや居酒屋難民に。
というよりサッポロ難民か。
御徒町から上野、末広町経由
秋葉原まで
ビール勢力図を確認しつつ
サッポロ皆無に
ショックは深まる・・・
で、やっと見つけた
秋葉原の東地帯の路地裏の
『房丸』。
見るからに常連さんが集う
ご夫婦二人でやられているお店で
赤星。
黒ラベルじゃないのか~と思ったけど
よく冷えていて美味しかった。
・ポテサラ
・ハムカツ
・やきとり
・ねぎ卵焼き
ポテサラはちょっと
業務用?な感じだったのだけど
ハムカツの揚げ方最高にさくさく。
やきとりもでっかいしジューシー。
ねぎ卵焼きはかなりいける!!
そしてどれもすごい盛り。
で、何より気になるのは
「ハムサンド」
二人であれこれ想像していると
お母さんが冷蔵庫から
食パンを出しかと思うと
となりの席の4人が
ほおばってました。
夜のサンドイッチ。
ハムサンドというより
はみでるほどのトマトやきゅうりが
目について
すごーくおいしそうだった。
料理に値段は書いてなかったけど
ビール530円を2本呑んで
3700円。
盛りがすごくてチャレンジできなかったけど
次は食べたい
夜のサンドイッチ。

9月の風が吹く朝に想う、夜はやはり呑む。

いつの間にやら
寝苦しい夜もなくなり
朝玄関を出ると
10階の廊下は結構涼しい風が
駆け抜ける。
あれほどわずらわしかった季節との別れが
なんとなくさみしく感じる。
9月はそんな月だね。

金曜のあい津でさんま刺し。
「66会」の忘年会の誘いなんてあったけど
そんな時期もあっという間に
やってくるのかもね。
月曜のきん助でもさんま刺し。
ここではしんこ、いわし、さんまの
ひかり三兄弟。
最初に来たしんこを
美味い美味いと食べていたのに
いわしを口にした途端
しんこは一気に存在感を失い
「あっさりしすぎて酢烏賊みたいだね」との
☆の意見にM田、NNともにうなづく。
さらにさんまは脂がのりすぎて
「今日はいわしじゃない?」に
またまた一同うなづく。
たしか食欲がないとか
乗り気でなかった☆が
勢いづいて
次はフライ三兄弟。
まつたけ、烏賊、あじのフライ。
まつたけは話のタネとして
みんなが力説するほど
烏賊のフライは好きではない。
そしていつも感動するあじフライ、
最初に食べればよかった!
の、後悔。
しょぼん。
でも
この日はじめて食べた
麻婆豆腐が本場さながらの
山椒ぴりりで
めっちゃ美味かった!
ついごはんにかけて食べて
ぴたりと止まった食い気だけど
さらにおにぎり食ってた☆は・・・。
まあ夏バテ解消してよかったね、
ってことで。
土日は
夏の疲れがぬけず
ふいに降る雨に
行動をはばまれ
やる気あまり出ず
ぼんやり過ごした。
誘われていた
門仲『帆風』でのお好み焼も
あまり気乗りがせず
ついつい遅れてしまったけど
いざみんなに会って
大笑いしてたくさん食べて呑んで
一気に楽しい気分に。
ガールズの力は相変わらずすごい。
感謝。
今週のお料理。
・えびとブロッコリー炒め
・ししとうかつを炒め
・あさりとしめじの煮物
・ゴーヤのおひたし
・水菜と鮭の和え物
図書館で借りた
(たしか3度目)
「和えるってたのしい」という
レシピ本を参考に
水菜と鮭の和え物作ったんだけど
これがナイス。
レシピはほうれん草だったんだけど
アレンジ。
ポイントはさっとゆでた水菜を
きちんとキッチンペーパーで
水切りすることかな。
・酢 小さじ1
・ごま油 小さじ1
・ラー油 小さじ1
・しょうゆ 大さじ1
3連休の山は
月山に決めた。
電話をかけた際に聞いた
山小屋や宿の方、
カヌーの方、
バスの時刻を尋ねた役場の方、
みなさんのゆっくりな話し方と
「なまり」のやわらかさが心地いい。
現地でもそういう場面に合うのだろうな。
楽しみ。
カヌーは
残念ながら
雨待ちらしく
湖は涸れているそうな。
代わりに山寺に行こうかと。
今日は
土日で下関に行っていた
両親にねだった
かまぼこと彦島味噌が届く。
彦島味噌は麦みそで
甘くまったりしているんだけど
辛い味噌を混ぜると美味しい。
そろそろなくなったので
リクエスト。
かまぼこは早速いただく。
ブエルタはまたまたすごい!
っていうか24%の登りって
ものすごい。
そこで勝負する
コンタとホアキンとバルベルデ、、
つかず離れずで何度も「決まったか?」
と、思わされる展開。
おもしろすぎる~。
今日は休息日なので
見逃した部分を再再生。
板わさつつきながらね!