北アルプス初体験④

最終日は
朝ごはん8時。
早起きには慣れたけど
か、からだが・・・
いろんなところが悲鳴をあげる。
とりあえず朝風呂ちゃぽん!
おいしい朝ごはんに
山登りじゃないのに
ごはんお代わり!
9時出発に向けて
用意をしていると
レンタサイクルのお兄さんから電話。
何度か電話で話した
感じのいい人。
「あの電動自転車の
バッテリーの様子聞こうと思って」
と、なかなか親切なお方なのだ。
しかも
宿から駅まで
サイクリングしながら帰る
あたしたちの荷物を
ピックアップに来て
駅前の店で預かってくれるという
システムなのだ。
(無料だよ、無料!)
フロントで
おばあちゃんと
名残惜しくおしゃべりをしていると
威勢のいい色黒のお兄ちゃんが
宿に入ってきて
すぐにわかった。
レンタサイクルしなの庵
お兄さんだ。
「わー!やっと会えましたね」
なんてことお互い。
「自転車どこにあります?
実は昨日の夜、バッテリー確認に来たんですけど」
「今日はどこ行く予定?」
「ああおみやげはそこがいいね、
駅前何もないから」
「靴?いいですよ、預かります」
「川沿いの道がいいですよ、地図ありますか?」
と、矢継ぎ早に。
調子のよさが
Kじを思い出すね~なんて
話していたのだけど
こういう雰囲気は
商売としてとっても大事だと思うのだ。
荷物を預け
[#IMAGE|c0049455_2384713.jpg|201207/17/55/|right|224|150#]軽装で自転車に乗り込む。
天気は最高で
360度ザ・安曇野な風景!
まずは前日も寄った
『Vif穂高』という
農産物直売所へ。
おみやげだけでなく
野菜や
焼きたてのパンなんかもあって
地元の人らしき人たちも
買い物に来てる。
あたしも
生そばと
米粉のパン、くるみのパンを購入。
実はこの米粉のパン、
1日たった今日の朝食べたのだけど
まだやわらくて
美味しかった!
買い物のあとは
しなの庵のお兄さんに
教えてもらった
川沿いの道へ。
ここでも
NNさんとあたしが
猛烈に漕ぐので
時間が余るくらいで
B当から不満。
「もっとゆっくり走りましょうよ、
景色を楽しんでくださいよ~」
「見てるって。
風切った方が気持ちいいじゃん」
「ダメです、ちら見禁止です!」
と、譲らないB当に
ペースをゆるめる。
川から
いつしか支流沿いに入ると
気付けばまわりはわさび田。
水は澄んでいて
水草が気持ち良さそうに
水中で揺れてる。
かんかん照りだけど
風もあって
こんな風景に
涼しい気持ち、、、
で、気付かなかったのだけど
この時かなり日焼けを
してしまったようなのだ!
七部袖を着ていた
あたしは手首付近が真っ赤。
今日もまだほてっています。
朝の2時間くらいだからと
顔以外には
日焼け止めを
塗っていなかったのだ。
うーん、シミにならないことを祈る。
速く走りすぎて
いろいろ地域を拡げて
11:20の電車に間に合うように
自転車を返却しに。
さきほどのお兄さんが
あたしたちを見つけてくださって
「ここに置いてください!」と
声はかけてはくれたものの
これから借りようとする人たちが
おおぜいたかっていて
お店の荷物置き場にも
たくさんの荷物が。
電車の時間があるので
無理矢理会計を頼むと
「2000円でいいです」
と、実は時間延長のなのに
一日分の料金で
すましてくださいました。
ありがとう!
そして
冷蔵庫から
ビールを出してくださり
「これももらったものだけどどうぞ」
と、500mlの発泡酒をくださる。
お礼を言って
足早に駅に向かい
ホームでビールをあける。
完璧。
いただいた発泡酒も
一瞬困ったと思ったけど
ノドが乾いていたので
あけてみたら
ひえひえで美味しく。
そこから大糸線に
30分ほど乗り
松本駅まで。
あずさまで2時間あるので
前日のリベンジ、ということで
蕎麦を食すことに。
おととし来た際
一番美味しかったお店を
記憶をたどりつつ訪れると
まさかの「準備中」。
灯りがついていたので
声をかけてみると
臨時休業なのだそう。
んー!残念!
それ以外知らないのだけど
近くで見つけた
『蔵の花』という店にすべり込む。
暑い日なので
毎度毎度一杯目のビールが美味い。
ざるを頼むと
これがまたイマイチというか
蕎麦の香りが足りないのは
時期のせいなのか
もう一声なのだなぁ。
ついでだから
あの店にも、と
前回来た際に
畦地梅太郎のてぬぐいを買った
雑貨と器のお店に
行こうと話していると
連日のうちらのテンポに
辟易しているらしいB当は
「駅に戻っておみやげ買っています」
と、言う。
そんな彼女を置き去りに
でかい荷物を背負いながら
件の店に向かい
ついでだからと
松本城まで行くことに。
だって前回は
お色直しで
シートかぶってたんだもん。
今回は見られました。
こぶりだけど
黒くてかっこいい城だね、
松本城は。
駅に戻ってB当に合流すると
「このビルには黒ラベル
売ってません」と
ナイスな情報をくれるので
広いロータリーを引き返して
ビールを買いに走るあたしも
執念深いよね。
無事
コインロッカーの荷物も回収して
電車の時間にも間に合い
座るなりビールで乾杯。
誕生日だというB当は
自分でケーキを買って
食べていました。
この辺も
ドライなNNさんとあたしに対して
気にせずマイペースなB当。
旅の全風景の象徴のような
出来事でした。
この日帰る時間から
隅田川テラスで外呑みが行われるという
デジャヴのような連絡が
入っていたけど
疲労困ぱい、
洗濯ものも山盛りだったので
まっすぐ帰ることに。
あずさの中では
ご婦人方に囲まれて
いい声で話しをなさる
自転車乗りの牧師さんの話に
耳を傾けていたら
退屈せず。
家に着いたのは
18時ごろだったけど
まだまだ明るく
洗濯機をまわしながら
登山靴をスティックをごしごし洗う。
泥に汚れた
レインスーツも
つけ置き、手洗いしてから
洗濯機にかけたら
きれいになりました。
ふぅ、達成感。
やっと風呂入って
ビール飲みながら
ツールドフランス。
あたしの観ていない間に
ツールでは
信じられないような事件が
起きていたようだけど・・・。
まあ
何はともあれ
自分のおふとんが一番いい!
は、旅の終わりに
いつも思うこと。
「帰るとこあっての旅」だね。
本日はもう
階段下りられないくらいの
筋・肉・痛!!
おわり。

「北アルプス初体験④」への4件のフィードバック

  1. SECRET: 0
    PASS:
    パチパチパチ。
    今回の旅行記も読み応えありました。
    山と自転車を満喫ですな~
    安曇野のポタリングは気持ちいいよね~♪
    長時間乗るときは軽いのでクルクルしないと
    スグ筋肉が音をあげてしまうよね。
    身をもって体験したみたいですが(笑)

  2. SECRET: 0
    PASS:
    未だ虫刺され・筋肉痛にひどく悩まされておりますが、楽しい旅でしたー。
    安曇野の景色は忘れられません。次こそ美味しいおそばに当たりたいです。

  3. SECRET: 0
    PASS:
    きょくどの。
    長らくおつきあいありがとうございました~!
    次は輪行したいですっ。

  4. SECRET: 0
    PASS:
    B当どの。
    お疲れ様でした。
    課題はお蕎麦だね。
    あたしも虫さされが肥大中・・・

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