出る杭だけを打ってくれ

今朝。
電話を取った
同僚の声がみるみる
曇るのがわかった。
電話をしてきたのは
あたしの向かいの席の
バイトちゃん。
週に一度
不規則な休みを取るので
今日は休みなのかな?
くらいに思っていたら。
なんと交通事故にあったと。
彼女の住まいは
茨城なのだけど
駅までは通勤に
車を使っていて。
今朝その駅までの道で
もらい事故にあったと。
横から突っ込まれて
車はかなりひどいことに
なったらしく
車から出られなかったのだそう。
すぐに病院に行って
何針か足の皮膚を
縫ったというのだけど
こちらがいくら
いつも通りのつもりでも
日常というものは
急変することが
あるんだな、って。
しばらくして
メールしてみると
「今、やっと家に帰り
呆然としています」
との返信。
夕方電話をした
同僚によれば
今のところ大した傷はないとか。
でも
事故って気がはってるうちは
気付かなくて
あとから痛みが出てくるとか
あるもんね。
状況を聞くだに
100%もらい事故なんだけど
保険や警察から
あれこれ聞かれたり
いやな思いもするのかも、
と思うと
いつもつつましく
まじめに働く彼女が
気の毒に思える。
悪い方向に
行かなければいいな、
と願っているところ。
永田町では
人の金を賭けて
ひっついたりくっついたり
くだらないことしてやがった日。
まじめに生きてる
彼女のような人に
災難を与えるのは
一体誰だ?
また神様に
けんか売りそうになった日。
むう。

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