月曜日のチクり

きのう。
ドーフィネの中継までに
帰ろうと自転車ちょい
スピードあげて走っていたら
家の前あたりで
見覚えのある後姿。
まさかな。
と、思って
通り過ぎて自転車を停めて
自転車置場から出てくると
ヤツが立ってた。
郵便物を届けに
来てくれたらしいのだけど
あちらも会うとは予想して
いなかったらしく
苦笑い。
正面から顔を見て話すのは
10年ぶりくらい?
見た感じも
発する言葉も
ブランクを感じさせない。
あの頃と全く変わらない感じ。
でも
あたしはといえば
まるで知らない人へと同じように
わざわざ届けてくれたことへの
感謝の気持ちがわいただけ。
それだけ。
ただこの人を
傷つけ、恥をかかせてきたのだという
負い目だけを思い出す。
こんなあたしは
幸せになってはいけないのだと。
だけど
むしろひきつった笑顔なのは
ヤツの方で
それがいっそう胸をチクりとやる。
渡された郵便物は
国境なき医師団からの
いかにもDMっぽい印刷の封書。
こんなの捨てるか
送り付けれくれればいいのに。
どこまでいい人なんだろ。
さて
こんな邪悪なあたしがきのう見た
ツールドスイスは
またまた面白くて!
放送が始まった瞬間に
逃げていた3人と
プロトンとの差は
8分ほど。
これは逃げ切りか?
まさかね~。
なんて解説を聞いていたところ
なんとプロトンが踏み切りで分断。
クリリンの解説によると
こういった場合は
先頭で逃げていた人が
踏み切りで遅れた場合
時間の調整が行われるけど
追っている集団は
無視されるのだと。
だけど
きのうは追っている集団が
二つに分かれてしまい
そちらの二つの差をどうするかで
ヒトモメ。
結局
集団は切れた半分を待ち
再びひとつになり
その間に逃げの3人は
ひたすら逃げたのだけど。
まだ勝利をあげたことのない
若者3人だっただけに
なんとか逃げ切ってくれ~と
思ってずっと観ていたのだけど
結局ラスト1km切ったところで
集団に吸収された・・・
「まるでシナリオが用意されていたような
レースですね」
ほんと残念!
もうちょっとだったのに。
そして最後はまた
サガンが猛烈スプリント。
なんと足から一旦
ペダルがはずれたのに
戻した!
やっぱ化け物じゃ~。
そんなわけで
自転車レースで
気持ち入りすぎて
ユーロはお休み。
フランスもイングランドも
イマイチつまらないしなぁ。
ローランブランの顔は
拝んだけど。
いい感じのインテリおやじになったね!

「月曜日のチクり」への2件のフィードバック

  1. SECRET: 0
    PASS:
    春の陣、一気読みしました。
    自転車の話題が多かったですけど、ポツリポツリと重い話題が散りばめられていて、思わず何度か上下にスクロールしました。
    さて、何処にコメントしようか散々迷ったあげく、ここにしました(苦笑)。
    人を待たせる人と、人に待たされる人に大別された後、人を待てる人と、人を待てない人に分別されるんだと思うのだが・・・・。
    やっぱり”邪悪”だったんですね !!(笑)
    コレが言いたかったのだ~。
    消化不良なし!!エヘヘヘヘ。

  2. SECRET: 0
    PASS:
    南球先生、ずいぶん人が悪いですねぇ。
    まあいいんです、もう消化しちゃったから。
    さすが、邪悪でしょ?ふふん。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です