語られたこと、語られなかったこと

ここんとこ
職場では窓をあけていて
たまにブラインドを揺らす風が
気持ちいい。
下を通る
自転車の車輪の音が聞こえると
さらにテンションあがっちゃうのよね。
いい季節だわ。
ところで
きのうは。
会社から帰ったら
プルトップも引かずに
あいよで仕入れた
大根とかぶの葉をさっとゆでて冷凍。
にんじんの葉は
冷蔵庫にあったセロリと一緒に煮込んで
スープストック。
とりあえずここまで。
あとは
ミニ白菜とひらたけとにんじんと
それと今週のしじみ汁の身をほじり
豆乳ちょっぴり入れたパスタで
晩ごはん。
ささっと風呂に入り
プジョーにまたがり
いざ、川向こうの宴会へ。
いつもの
フットサルあとのおやじ呑みに
自転車レースのDVDなど持って。
なーんてのはいいわけで
風呂上がりの一杯ね。
もちろん一杯じゃ終わらないのは
百も承知。
あらあなたも?
きのうはなんだか
サッカーの話に
ここそこで熱が入っており。
彼らのフルサッカーを
見たことはないのだけど
それぞれが情熱と誇りを持って
やってるのが
熱い語りから伝わってきて。
呑み会だけじゃなく
フットサルからいらっしゃいと
声をかけていただくけど
やっぱりここではできないなぁと思う。
単純に下手だから、
というだけでなく
伸びようという思いが
あたしにはないから。
ことサッカーに関しては。
だいたいについて
そういうところが自分の
悪いところで
浅く広く
何もモノにしていない
という結論を生んでいるのだけど
そうしかできないんだからしょうがない。
たまにがんばることもあるけどね。
ほんのちょっとだけどね。
ま、それはいいとして。
そうやって熱く語る人たちの話が
非常におもしろくて
とくにきのうはあまり話したことのなかった
O原さんの語り口の柔らかいこと、
実は「まわりが見えている」と
普段からは想像もつかない
K太郎へのおやじたちの賛辞など、
人はほんとうにいろんな面があるのだと
そんなことにふれて
楽しい呑みとなり。
そのあとは
最近M田さんが見つけたという
新しい二次会用の店に
せがんで連れて行ってもらう。
帰ろうとするT腹、Kじを誘い。
人形町の路地をぬけ
突如現れた明るいお店。
その店構え、
集う常連さんたちの
若々しい雰囲気に
M田さんぽくない店だな?
と。
だけど
壁に貼られている
カラフルでポップなメニューを
よくよく見ると
なんだか渋いラインナップで。
わきに座っていた
常連さんが
「今日は湯葉と豆腐がいいですよ、
水曜は入荷する日だから」
なんてワケ知りで教えてくださるのにのっかる。
それに日本酒なみなみと
ついでいただき
あーでもないこーでもないと
酔っ払いらしく演説ぶちあっていたところ
手のすいた店のおやじが話しかけてきた。
強面なんだけど
いい感じでね、とはM田さんから
聞いてはいたのだけど
話し始めてすぐに合点承知の助。
なんだろう、この人。
なんともいい感じなんだよ、たしかに。
おしゃべりというわけでもないのに
話の入り方がうまいというか
一方的でもないし
かといってちゃっかり店の自慢も
しているんだけど
心地いい感じをあたえる人っていうか。
オントシ62歳ということだったけど
ハリがあるっていうか
色気とまではいわないけど
どこか魅力があって
笑った時のしわもいい年輪を
におわせる。
そういえば天井に貼ってあるのは
風船爆弾の紙だって言ってたな。
店のトイレの片隅には
なぜかマーシャルの小さいアンプが
置かれていたし
いろいろ引き出しがありそうだ、
このおやじ。
また来たい店
増えちゃったなぁ。
で、ギャレスマローンの
放映開始には間に合わなかったのだけど
なんとか放送中に帰り
ビシビシとそして心をこめて
素人をしごくギャレスの
音楽という形の愛情表現に
なんとなくにんまりしながら
眠りついたのでした。
朝起きたら日本酒くさくって
ちょびっと後悔はしたけど
長い夜はなかなか
おもしろいことの連続だったので
ナイスオール!

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