5回を超えればもうりっぱな常連だね

遅ればせながら土曜は。
毎年恒例
横浜ドラゴンボートレース参戦。
誰が専門家ってわけでもないけど
この遊びの楽しさに
反応する人たちを集めていたら
もう参加5回めとなってしまった。
でも
出たいという気持ちと
予定のやりくりが難しいのが
大人というもの。
それは
わかっているのだけど
「出たいんだけど、ごめんなさい」
というメールの返信には
いちいち凹むあたし。
それでも
最早精神的支柱になってる
Mス田とT腹の2トップおやじたちに
応援を強要して
なんとか自分のモチベーションを
保たせて
20人をやっと集める。
当日も
遅刻する人
楽しんでるかどうかわからない人
知り合いのいない人
いろいろ気になって
胃が痛くなっちゃう感じなんだけど
早めに集合するよう
声をかけておいたら
1時間以上も早く
「陣地確保。
ビール飲み始める」
なんていうT腹さんのメールに
涙が出そうなくらい
感動する。
もしかしたら
はりきってるのは
あたしだけなんじゃないかしら
とか、
たかが遊びにいろいろ
口うるさく思われてるんじゃないかしらとか
心配していたことを
一気に吹き飛ばしてくれる。
まあ実際は
そんな人がいるわけじゃ
ないのだけど
これはもう
あたしのダメな性格なわけで。
一番乗りのT腹さんに合流
朝の10時半から
芝生にブルーシート敷いて
ビールにフランスパンで
朝ごはんしていると
今年のチームカラー紫の服の面々が
続々と集まってくる。
ボートでしか会わない
1年ぶりの人、
興味持って駆けつけれくれた人、
わけわからず連れて来られた
はじめましての人、
まあいろいろいるけれども
一人現れるごとに
あたしの気持ちも
和らいでくる。
とはいえ、
お互い知らない人が多い今年は
ビールを呑んで談笑してるグループが
あるかと思えば
おとなしく端っこにすわってる人もいて
気になって声をかけたり
無理矢理紹介したりして
リンクづけを試みたりもする。
そんなところに
「今起きました~」とか
「まだ○○駅です」とか
不安な連絡も多々あって
またきりきりしたりもしたけど
大勢しきってる限り
こういうのはなくならないんだよねぇ。
なんとか18人揃ったところで
自己紹介して
背の順に並んで
陸の上で漕ぐ練習。
Kじがつばを飛ばしながら
始めて参加のAIちゃんに
手取り足取り教えてるのが
楽しい。
リピーターたちが
以前の年のことを思い出して
コツを伝達したり
そんなところから
なんとなくみんながまとまってくるのが
わかる。
そして
いよいよ集合場所へ。
同じ色のシャツを着て
敵の2チームと並んで
説明を聞いていると
さらにまとまった気持ちに
なってくるのがわかる。
そこへ
間一髪で二度寝して遅刻の
K太郎到着。
走りながら
いいわけを言いながら
紫のシャツに着替えて
こちらに向かってくるのを見て
もう怒る気にもならない。
はだしになり
船に乗り込んで
ゆっくりすべり出す。
水の上は
やっぱり気持ちいい。
こんな汚い海でも
やっぱり水をすべる感覚は
格別なんだよな~。
初心者多数にも関わらず
スタート地点まで
問題なく到着して
スタートを待っている時
なんと岸辺には
最後の一人Oちゃんがいるのが見える。
のん気に手を振ってるのをみて
もう!!
という気持ちだけど
しょうがないのだ、まったく。
とにかく19人でがんばりましょう。
よーい!
船前方には
太鼓でリズムをとる
Aきらちゃん。
それに合わせて
とにかく漕ぐ漕ぐ
17人の漕ぎ手に
それをコントロールする
1年に1度輝く男と言われる
Y野くんも今年は妻帯者だ、
おめでとう。
彼の舵取りに
コース取りはまかせ
とにかく漕ぐのだ。
なんか調子いいぞー。
右側を漕ぐあたしの右半身は
完全に濡れまくってるけど
太鼓に合わせて
ひたすらひたすら。
260m、今年も長い。
そしてちょっぴり先を行く
となりのコースが目に入り
悔しい・・・
もうかけ声も出なくなった頃
氷川丸の前のゴールに到着。
それぞれが
「疲れた~」だの
「今漕ぐのやめたら転覆だぞ!」とか
「悔しい」だの口々にしゃべって
すべての人が
興奮状態なのがわかる。
帰りぐらい勝ちましょう、と
力を抜いてる
敵2艘を置き去りに
元気に岸に戻りつつ
「もうちょっと前傾で
漕ぐのがいいんじゃないか」とか
「太鼓のテンポは?」とか
いろいろ言い合うのも
面白い。
陸に着いてみると
タイムは1分40秒代。
目標の30秒にはほど遠く
しかもとなりのチームに負けたので
みんなの悔しがり方も
尋常じゃなく。
2本目を待つ間
あれこれ作戦を述べ合い
タイム更新を誓い合う。
ああ
さっきまで
誰かがおとなしいとか
楽しんでるかどうかわからない
なんて心配していたのが
うそのようで
みんな真剣!なモードなのだ。
そして
はりきっての2本め。
「前の人のおしりのにおい嗅ぐくらいに」
前傾になった方がいい、という
Aきらちゃんの提案に
次の日も初筋肉痛になるくらい
前傾でがんばったのだけど
(そういえばNNさん、
腰痛で月曜遅刻してたな)
タイムは1本目より落ち
3組の中でもビリっけつ。
まっすぐ進んだのにね、
なかなか難しい壁の前に
来ているようなのだ。
悔しい悔しいと言いつつ
「しょうがない飲むか~」
と、T腹さんの
スーツケース一杯に買ってきた
ビールや氷、焼酎をついで
宴会モード突入。
さっき話していなかった同志も
すっかり打ち解けて
あちこちで楽しそうな会話や笑いが
あふれていて
んー!コレが最高なのだ。
天気もよくって
日焼けしちゃったけど
この雑多な人の交わりが
たまんないのだよねぇ。
そのあと
恒例の中華屋に流れると
打ち上げにだけきた
Rナちゃんが増えたりもして
さらに飲み
さらにしゃべり
さらに騒いで
また知り合いが増えて
喜ばしいこと。
みんな口々に
「来年はがんばりましょう」って
気合たっぷりで
ああ、やっぱり
来年も続けなくては~と
来年同じようにまた
弱気モードになっていそうな
自分に心の中で呼びかけておく。
中華屋のあとは
人数は減ったけど
伊勢佐木町のスペインバルへ。
酔っ払ったあたしは
両手に花ならぬ
両手に男子を引き連れて
いい思いさせていただき。
そして
このスペインバルがまた
美味しかったのだ。
また行きたいけどもう
場所がわかりましぇ~ん。
気付けば終電。
毎度毎度ですがね。
帰ってみると
とっても楽しみにしていた
ジロの録画が
HD容量オーバーで
失敗していて
かなり落ち込んだけど
そんなことも
日曜日に生のレースみたら
吹き飛びました。
DVD焼いてくれるという
B当にも感謝。
すごく練習したりとか
努力する場面のない
ただの遊びかもしれないけど
毎年ここで見る
みなさんの楽しそうな顔
「ありがとう」という感想
それは無駄なんかじゃないと
思うのだ。
今年もやって
よかったな♪
※写真は今年2回目参加の写真家H氏の作。
そんなすてきな職業の人とも
お友達になれちゃうのだ~!
ついでに
日曜の料理。
・小松菜と高野豆腐の煮物
・糸こんとがんもの含め煮
・ラタトゥイユ
・みょうがの甘酢漬け
・かぶの葉のごはんのおとも
・そら豆入りポテトサラダ
それと鶏ハム。
晩ごはんの親子丼は
めっちゃ美味かった。
お肉はやっぱモモだね。
それとネギの青いとこもたくさん。
しめじと三つ葉も入れてみた。
つゆだくでねぇ。

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