カンドーの手仕事

これが
40女のガラスの靴。
緑のがあたしのだー。

土曜は。
納期をずらしてもらったものの
12時スタートのサルには
とても参加できないので
久しぶりに来るS美や
はじめて参加のSゲルのことが
心配だったけど
いろんな人に託して
飲みから参加することに。
14時まで働いて
近くで手相を見てもらっていた
NNちゃんと合流、
できあがったオーダーの靴を
受け取ってから呑みへ行くことに。
昼休みも惜しいので
パンかじりながらやっていたら
いつもの土曜出勤のように
食後のコーヒーを
専務が買ってくれようとするので
おことわりしたのに
あたしにもひとつ。
困ったなぁ、、と
手をつけずに置いていたら
名案が浮かぶ。
靴のお店へ行く途中にある
『あい津』のマスターが
きっと仕込みをしているから
飲んでもらっちゃおー!
という魂胆。
NNと合流してお店の前へ行き
そろそろ、、と開店前の引き戸を引くと
いらっしゃいましたIムラさん。
事情を話しコーヒーを渡すと
「ありゃありがとうございます、
コレよかったらどうぞ」
って、くださったのが
一休堂の京七味。
おいおい、とんだわらしべだよ。
恐縮です!
それから
靴をオーダーした
『ヒナタノオト』さんへ。
残念ながら作家のテツさんは
お店にいらっしゃらない日だったのだけど
そのできばえににんまり。
いまいち想像できずに頼んでしまった
色の組み合わせは二人共OK。
さらに履き心地は・・
軽い!!
そして甲高のあたしに合うよう
調節してくださったその靴は
ほんとにシンデレラのガラスの靴、
というくらいフィットしていて。
お店の方も「ここのこれくらいの
あき具合がいいわね~」とか
「すてきな色あいね~」とか
言ってくださって
大はしゃぎ。
これから長く履けば履くほど
その価値は上がって行くのだと思うのだけど
すでにもういい買い物した!
という印象。
きれいに揃った縫い目も
うっとりしちゃうできばえなのだ。
そいつを抱えて
錦糸町の呑み会に合流。
心配していた二人も
なじんでいたし
ひと安心。
例のごとく
だらだらと飲み続けていたら
誰からともなく
飯田橋の『きん助』に
行きたいという話がでたので
「行っちゃう?」というと
みんなノリノリ。
あとでマスターには
「大勢連れてきてくれてありがと」
と、メールをもらったけど
一度行ったら忘れられない、
『きん助』はそれくらいの店なんだな。
マスターあなたの実力ですよ。
マスターに電話すると
開店前だけど来てもいい、という話なので
約3時間飲んだみなさまをお連れして
電車に乗ってわざわざ移動でーす。
みんなアホやね。
錦糸町の店では
ほとんど飲み食いする気にならなかったので
『きん助』では密かにがっつりいただいたあたし。
その分日曜にも酒が残って
ちょっぴり反省だったけど。
2時間のサルに
相変わらずの6時間飲み。
もう、愛すべきヒトたちなんだわ。
ところでその中で
最近よく顔出してくれる
T坂くんが先日電車の線路に落ちたって話。
衝撃でした・・・
ほんと生きててよかったねって。
「火事場のバカ力で気付いたら
ホームにあがってた」なんて
言ってたけど
そんな形で死ぬなよ~
泣くに泣けないじゃんか!
まったくどきどきさせてくれます。
そんな
予想外に飲んじゃったあとの
日曜日は。
まずは懸案だった
木材購入。
洗濯機の上に棚をつけよう、と
採寸してあったので。
そいつをかごにおっ立てて
チャリで走る自分は
なかなか勇ましく
もの哀しい感じだったけど
がんばって帰宅。
それから
日本橋方面へお買い物。
買いたかった手袋には出会えず
またプレゼント交換のプレゼントも
決まらず、、、
暗くなったので帰途に。
と、そういえば
『ヒナタノオト』さんに
今日は靴のテツさんが来てるはず。
NNちゃんには悪いけど
お先にお礼言っておくか。
と、店を訪れると
スタイリッシュで
ちょいとかわいらしい雑貨屋の端で
ぽつんとたたずんでいらっしゃいました
テツさん。
あたしだとわかると
「ありがとうございました」
って。
ええ、こちらがお礼いいに来たのに。
「すてきな靴ありがとうございます」
「いえいえ気に入っていただいてありがとうございます」
と、ほんとにいい方で
この方の人柄もあの靴に表れているような
気がするんだよな。
彼にとっては
作ったことのない色の組み合わせだったらしく
それについても楽しかった、と。
またできあがりも想像より
ずっとしっくりしていたとか。
うん、あたしもそう思います。
ですぎず
控えめすぎず
自分の領域はしっかり伝えてくださる、
いい職人さんに会えました。
なんとなくうれしい気分で
家路へ。
このあと
ある店では
正反対の気持ちを味わったことは
胸にしまっておきたいけど
なぜあの店の人とはなじめないのか
わからない。
ほかの店の人への態度と
あたしの態度が変わらないのだから
その人にとって
あたしはなじめない存在なんだな。
すごく残念。
あまりそういう思いをしたことがないので
結構戸惑っているんだけど
なんでなのかなー?
ちょっともやもやな
週明けには
新しい靴で挽回!
何週間もかけて
あたしの足に合うように
あーでもないこーでもない、と
してくださったと思うとね。
カンドーテキ。

「カンドーの手仕事」への2件のフィードバック

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    いや、素敵!(^-^)
    私ならウールリネンのワンピースにタイツ o r ツイードのパンツをロールアップして履きたいな♪

  2. SECRET: 0
    PASS:
    soukichiさん。
    あー、そういう感じわかりますか!
    意外とジーンズじゃないんですよ。
    髪も変わったし。
    勝手に冬のこびとカテゴリーと思ってます、
    soukichiさんほどスマートじゃないので
    もっと元気な感じかもですがー。苦笑

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