暗がりの中、その店の力を思い知る

きのうは。
21時まで働いたあと
ジャズオリンパス!!』へ。
今週は外食が続くので
どうしようか迷ったけど
家帰ってごはん作るには
ハードに働きすぎたので
軽く夕食、のつもりで。
「ごはんありますか~?」
ジャズ喫茶に入るなり
この一言を吐く
あたしもあたしだけど
「ごはんの前に黒ラベル?」
「ごはんはビールのあとすぐ?」
「カレーは辛めにします?」
と、できた女房のような
質問を浴びせるマスターK松くんと、
”行きは急いで
帰りは泡立たないように”
メニューにない
黒ラベルを買いに走ってくれる
キンちゃんのおかげで
ほーらあっちゅう間に
夕餉の仕度が。
ブラボー!
ランチ限定○食の
人によっては「幻の」
名物カレーを頂く。
ひとしきり汗かいて
ビールを片手に
某大学に寄贈されていた本
「中国美味礼讃」を読んでいると
急にあたしの席のスポット以外の
灯りが消され
暗闇の中、
ご自慢のJBLから流れる音が
「大音量」に変わる。
どうやらカウンターにいらっしゃる
お客様のリクエストらしい。
ジャズではないな?
と、あとで聞くと
「コンテンポラリーってとこでしょうか」
と、マスターK松くん。
およそあたしの聴かない
ジャンルだな。
なんだけど
この状態がかなり心地よくて
帰るきっかけを失った。
ほんとは帰りたいのに、
を主張をする
「きっかけ」ではなく
この状態を置き去りに帰る
「きっかけ」
を。
ここまで大きな音で
灯りも落とした状態は
初めてだったんだけど
そのトリップ感たらなかった。
ヘッドフォンの中にいる?
っちゅうか、
小宇宙っちゅうか
うまく言えないんだけど
自分が音の中に入っちゃうような。
ああ、
K松くんは
こういう空間を作りたかったんだな。
とか生意気なことを思った。
なじみのこの場所が
こんなにいい所だって
気付かされるなんて
まったくもって
「いまさら?」
なんだけどさ。
次回は
シングルモルトでも頼んで
また灯りの消える時間を
密かに待つのだ。

あたしリニューアル~やたらときゃっほ~~なわけ

髪を切った。
いつもより、
たぶんたくさん。
カリスマTのところに
行きだしてから
どんどん短くなっていて
長さに関しては
慣れっこだったのだけど
「形」を変えたのは久しぶり。
ボブの変形だったので
どちらかといえば
頂点が上の三角だったのが
真逆の、
あごが頂点の下向きの三角形、
てっぺんをふんわりで
あとは首に沿って
すとんと。
前回行った時に
白髪をみえにくくするには、
という相談をしたことから
カリスマがイメージしてくれたのだけど
こういう形は
やったことがないから
想像もつかないまま
訪れたカリスマ美容室
そんなつもりはなかったのだけど
不安顔で鏡の前に
座っていたらしいあたしに
「髪型変えるのって
何かためらいありますか。
いつも通りにしてて
大丈夫ですから。」
この人、
こういうところが
こわいんだな。
自分も気付いてない深層心理を
よく言いあてられる。
そうだった、
あたしはこの人に一生髪は任せようって
思ったんだった、
腹を決めよう。
・・・
できあがりを見て
「なんか、若いね!」
口を揃えてしまったのだけど
「童顔だから、こういう危険があるんだよな~」
と、半分テレ隠しで言うと
「いや、いい意味で若くなりましたよ、
ほんとにいい意味で。」
と、言っていただき
自分でもよくわからない気持ちを
またもおさめてもらい。
そんなわけで
今朝いろんな人のリアクションが
本音なのかどうなのか
疑うなんて面倒はよして
「いいの、気に入ってるから」
と、自信を持って思えたのは
カリスマのおかげ。
なかなか人をほめたりしない代わりに
うそはつかない人だから。
そんなわけで
ベイベ~リニューアルを果たす!
しかもなんだか妙に
「はしゃぎたくなる」髪型なんだな。
次回会った時
テンション高かったら
そんなわけです、
みなさん受け入れてね。
きゃっほー!
石川町から戻ると
こちらは真っ暗。
でも自転車方々に飛ばして買い物して
恒例のお料理。
スティックセニョールと
アスパラ菜は土曜のサルのあと
錦糸町のマルシェで買ったもの。
・じゃがいも手羽元ごぼうにんじんのお酢煮
・パクチーともやしとえびのサラダ
・れんこんの青海苔きんぴら
・スティックセニョール(ちょっとはずれ)
・アスパラ菜(珍しい!と思ったけど
 結局葉と茎を時間差で調理せねばならず
 アスパラと菜の花を別に買った方がいいか も。
 ビタミンC含有はすごいらしいが。
・青大豆
・セロリの葉の佃煮
・ごぼうとひじきのきんぴら
遠出したのに元気なのは
やっぱりリニューアルのおかげかね。
年の瀬突入だけど
スピードあげましょか!
みなさんご一緒に、
きゃっほ~!!

パン食うつもりがクマに襲われる

何がきっかけだったかは
忘れてしまったけど
スティールパンのワークショップが
前を通りがかったことのある
岩本町のcafeであることを知り
月島のTTを誘って
申し込んでみた。
その日ライヴをやられる
アオキケンゾーさんが
ライヴ前に教えてくださる、
というもの。
いきなり教室に行く。
とかよりは気軽な感じがしたので
行ってみることに。
一番乗りだったのか
閑散とした店内。
はじめて入った店内は
DJブースありーの、
壁にはプロジェクターで
何やら流れてるし
ちょっとあたしたちには
若めなおしゃれ空間。
「ソファーバーって
くつろげないよね」
なんておばちゃん意見炸裂しつつ
すでに並んでいた
スティールパンを眺めつつ
腹ごしらえ。
そんな横で
アオキパン先生が
軽く叩いてまわる
その音がやはり心地良い。
時間通りに始まった
ワークショップは
ちょいマイナーな場所にあるし
ライヴ前の1時間だし
楽器をそろえるのも大変だし
どんな雰囲気なのか
想像もつかなかったけど
体験者は12人もいて。
そして
ちゃんと生徒さん用に楽器を
4つも用意してくださって
それぞれ3人マックスという状態で
変わりばんこに叩かせてもらえた。
近づいてみると
スティールの表面には
マジックで
「ド」「レ」「ミ」と
片カナで書いてある。
なるほど。
ここを叩くとこの音なわけね。
そんな知識も持たないあたしたち、
とりあえずスティックを手に
震えながらおそるおそる
その表面を叩いてみる。
ああ、でるでる。
質はどうあれ
場所を間違えなければ
ちゃんと音は鳴るのだ。
「ドレミファソラシドを
叩いてみましょう。」
に、始まり
叩きだすと、音の並びの
規則性に気付く。
「かえるのうたを
やってみましょう」
難しくない。
はず。
なのに気を抜くと
意外とわからなくなってしまう。
苦笑をまじえつつ
とにかく間違えないよう
マジックの字を追う。
「次はきらきらぼしやってみましょう」
これも難しくない。
はず。
なのに気を抜くと・・・
だけどそれも
何度も繰り返して
テンポもあがってくると
リズムをとりながら
また叩く角度や場所で
「いい音を出す」なんてことに
興味は変わってくる。
ある瞬間に
「きゅん!」
ってするような音をだして
どこか遠くの世界に連れてってくれるような
不思議な音域を持っている
スティールパン。
失敗しても「どこの世界?」
に行ってしまう危険もあるのだけど
そういう楽しみをはらんでる楽器だと思う。
その世界にどうにか近づくためには
ただ「叩く」という単純なこと、
というのも打楽器のいいところ。
そんなところを楽しめた。
何度か交代しながら
同じ曲を繰り返し練習するうちに
「じゃあこちらのグループは
伴奏しましょう」
と、パート分けをする。
するとまた
違う感じになるのだ。
同じ打楽器同士なのに
メロディとリズムに分かれるだけで
ハーモニーが生まれ
音楽として熟す。
さらにテンポアップしてみると
ちょっとしたグルーブも生まれる。
まだまだがちがちで
マジックの文字を追いがちな
ところはあったけど
それでもちょっと「できた感」も
味わえて
はじめて体験としては
満足の行くものでした。
先生も気長につきあってくださったし。
そのあと
パン先生と
サポートのガットギターでの
ライヴだったのだけど・・・
このギタリストゴンちゃんがすごかった!!
さっき体験して
そこそこしか叩けなかった
スティールパンを
パン先生がすばらしく美しく
叩く姿に感動したのも束の間
あっという間にそこまでの時間を
ゴンちゃんがひっくり返しちゃいました。
風貌は正に
「ゴンちゃん」という感じの
ずんぐりむっくりのクマちゃんタイプ
なんだけど(失礼!)
その繊細でテクニカルなプレイ。
だけど太い指で音に幅もでちゃう、
みたいな。
メロディをスティールパンで叩き
ギターはバック、、なはずなのに
完全に逆転してました。
(すいません、パン先生)
もちろんパン先生の音は
違う世界へ連れてってくれる音が
各所に散りばめられていて
自分たちが出せなかった音を
次々と出してくれる魅力はある。
だけど
ゴンちゃんのギターと来たら!
ギターという楽器の
無限の可能性のようなものを見た。
あたしもパンに浮気してる
場合じゃなくて
やるべきなのは
ギターなんじゃないかって。
久しぶりに
目をそらせない人に
会った感じ。
ところで
ライヴを聞きながら
いただいたこのカフェの料理も
なかなか美味しかった。
お店の人も
妙に物腰やわらかい
イケメンたちだったのだけど
それだけになんだか
もぞもぞしちゃうっていうか
おしゃれすぎて落ち着かないていうか。
結局
自意識過剰なのかね、
場違いな気分で
居心地悪いっていうのは。
誰もあたしのことなんて
気にしてないのにね。
そんな屈折した
気持ちの吐露とかもできて
結局はいい夜だったね~
なんだけどね。
そうそう、帰りがけに
店の前でうろうろしていた
ゴンちゃんに声かけてみたところ
「伝わりましたか!」
とのこと。
なんかその言葉もよかったわ。
またどこかで襲われたいな、ゴンちゃんのプ・レ・イに!

愛しちゃって悩ましい~自転車の旅@トーキョー

きのうは。
谷中にある
Tokyo-bike』でレンタサイクル。
自転車を探し始めて
手軽でおしゃれ、という点で
候補にあがっていたのだけど
レンタルがあるのを知り
まずは乗ってみたいなと思い、
機会を狙っていたのだけど。
前日に電話したら
あきがあったので
NNちゃんと行くことに。
登山もしたい気持ちだったのだけど
夕方から雨かもしれないというので
予定変更して。
11時半にでかけると
黄緑と紺色の2台が用意されていた。
クロスバイクなので
普段乗っているのと変わらないけど
タイヤが細めなのと
とにかく軽い。
行くあてもなかったので
谷根千をぐるりとしようかと
思っていたのだけど
お店のおねーさんに聞いてみると
みんなスカイツリーあたりまで
行くらしいとのこと。
お天気いいし
そっち方面に行ってみるか、と
地図を開いて
だいたいの道を確認して
出発!
とりあえず肩慣らし(?)
に、上野公園に突入すると、
そこは人、人、人でビックリ。
動物園には入場する人が
わんさかいました。
むしろ走りにくい!
ということで
公園は早々に抜け出し
上野駅の北側でJRを横断し
浅草を目指す。
浅草では『安坊』で
てぬぐいを見たけど
やはりすごい人出に
逃げるように川を渡る。
渡った先の観光案内所で
墨田区の地図をもらい
目的地を「小紋博物館」に決める。
同じ墨田区なのに
行ったことない地域。
とりあえず
東へ走っていると
どんどんスカイツリーは大きくなり
でもなぜかどんどん現実味がなくなり
あまりのでかさとその唐突さに
「CG」に見える。
横にちょこっとゴジラを置いて
みたくなる感じ?
ここらもまた
人が多い。
そしてすでにおみやげショップが
あちこちに。
なんだか大騒ぎね。
でも一応真下まで来たし
撮りますか、写真。がコレ→
押上駅を過ぎて
さらに東に走ると
明治通りにぶつかる。
ここでやっと地図を出してみるけど
「あれ?住所亀戸だよ、ここら」
と、押上でルートを間違えたことに気付く。
目的地はもっと北なので
明治通りに沿って
ひたすら北上。
ここまではわりに
スムースに来たのだけど
この北上距離が長かった。
だいぶ離れちゃったみたい。
小村井とかいう
聞いたこともない駅を通過し
八広という聞いたこともない
住宅街に潜入。
自転車なのをいいことに
2丁目を闇雲に走っていると
かの博物館発見。
が。
お休みでした。
がくーん。
気を取り直して。
別ルートで帰ろうと
NNちゃんと地図見て検討。
浅草の北、桜橋を通って
隅田川を越えることに。
西に向かって走り続け
向島に突入したところで
車道にビミョウな幅で白線が
引かれているのに気付く。
もしや?と思ったところ
「自転車道モデル地区」
なんて書いてあって
図らずもこんな道が
東京にもあることを発見!
そうは言っても
かなり短い期間でその地区は
終わってしまい、やっぱり
東京に自転車道は難しい、を実感。
自転車天国はほど遠いのね、、、
うーむ。
そうこうするうち、
あっという間に川に到着。
なんだけど・・・
あれ?青看板にバッテン印だよ。
ここ、越えられるのかな?
と、ワケ知りで追い越してく
ミニベロのカップルが。
着いてってみるか。
急な角度で折り返す
歩道を昇って行くと
出ました、桜橋。
河原の木々が
紅葉しているのもあったけど
やっぱ水のある風景は
いいね!
相棒たちを河原に置いてパチリ。
それから
適当に西へ向かって走ると
今度は鶯谷駅にぶつかる。
ん?ここはJRどうやって越えるんだ?
と、きょろきょろしていると
立体交差をママチャリのおばちゃんが
下って来るのが見えた。
え?これ自動車専用じゃないの?
と、立体交差を覗き込むと
はしっこに緑色のレーンがあり
「自転車」と白ヌキの字で書かれている。
行ってみますか!
ふいのことで変速を忘れて
突入したので
「き、きつい!
本日最高じゃない?」
「しまなみ並みじゃん!」と
叫びながら走る二人。
でも実は
意外なところでのハードな壁に
むしろにんまりだったんだけど。
渡ったところで
あれ?これってもう
『Tokyo-bike』の近く?
帰りはどうやら
かなりショートカット
できちゃったみたい。
ならば、と
無理矢理お店の手前で
霊園方面にまがり
谷根千をぐるっとすることに。
小道なんだけど
いやはやここもまた
人が多い・・・
車も結構ね。
まだ返すには早いし
ちょっと買い食いでもしますか。
と、お肉やさんで買った
メンチカツが美味い。
そして続けて買った
鶏からも美味い。
あとはビール!
なんだけど、
「飲んだら乗るな」は
破れないあたし、我慢の子。
もうちょいがんばって
根津神社にでも、と
大通りを渡ってみる。
でっかいいちょうが
見事にまっ黄色できれい。
意外と敷居が低い感じだったので
本殿の手前まで自転車で進入し
停めてお参りする。
なんだかやたら
「重要文化財」の
看板の多いところではあるんだけど。
それにしても冷えてきた急に。
もう17時か。
あと1時間どうするか、
というところで
このあとの展開を考える。
「蟻やがやってるか
見に行こうか」
と、わざわざ日暮里のだんだんまで
行き着けのとんかつ屋がやっているか
確認しに行ってみた。
予想通り店は休み。
でも歩いてだとちと遠いので
よかった。
そこらの商店街もやたらと
人がいたので
そろそろ帰ることにして
またまた闇雲に南下してみる。
行き止まりとかがあって
方向がわからなくなっちゃったけど
途中「くらかけ豆」と「とら豆」を
買ったりして
野生の勘でたどり着きました
『Tokyo-bike』。
返却の18時よりは早く着いたけど
もう真っ暗。
ほんとに日が落ちるのが
早くなったよねぇ。
一日一緒だった相棒とバイバイ。
最初は縁石を登ろうとして
ハンドルとられそうに
なったりもしたけど
やっぱりママチャリとは違う
軽快な走りに感動でした。
軽いから小回りもきくし
普段乗ってる自転車より
一体感あるっていうか
かわいがるの、わかるよなぁ♪
だけど
やっぱりあれだけタイヤが細いと
パンクが心配だ。
東京の道はやはりひどかった。
でも
1000円で一日乗れるっていいね。
今度はちゃんとルート調べて
もうちょっと遠くまで行っちゃうのも
アリかも。
この遊び、いいかも。
じゃービール行きましょうか!
・・ここまではよかったのだけど。
目を光らせながら
根津駅まで歩く。
・・・ない。
路地を入る。
看板はサッポロ。
でも定食か。
となりは?カウンターのみか。
なんかいやな予感・・・
このあと根津駅を中心に四方に歩き回り
一軒も入りたい店はなく
しょうがなく千駄木方面に歩き出す。
やっているのは
カフェか
居酒屋でも妙にこじゃれているか
変に家庭的なのを売りにしていて
期待できない。
途中、テレビ中継の車が
たくさん集まっているところがあって
近所のおばちゃんの会話が聞こえて
かの落語家のマンションだった、
なんて場面もあったのだけど。
で、結局
「さかな」を前面に出している
チェーンの居酒屋に入る。
サッポロではなかったけど
「一番絞り」と書いてあったので
さすがに発泡酒ではないだろうと。
だけどでてきた生ビールは疑問符。
瓶ビールに変えたけど
こちらもあまり美味しくはない。
結局黒ラベル以外では
満足できない体になっちゃったみたいね、
あたしたち・・・苦笑。
楽しかった一日が台無しにならないよう
軽く、ほんとに軽く、で
帰ることに。
家帰って
呑み直しちゃったけどね~当然。
まあこんな日もあるさ。
でも
あたしも愛車がますます
欲しくなってしまった。
あ、赤のプジョーちゃんも愛してるけどね。
そこがまた悩ましい今日このごろ。

上昇気流に乗っていこう、いつかアルプスまでも!

きのうは。
家帰って
23日の遊び場のこと
調べようとしたら
やっぱりネットが動かない。
あきらめて観始めた
「X-Alps」という番組に
しびれた~~~~。
パラグライダーと
トレッキングだけで
2週間ほどかけて
ザルツブルグから
アルプスを越えて
モナコへゴールする、という競技。
30人ほどしかいない
参加選手のうち2人も日本人が!
ものすごい体力と
パラグライダー技術が必要だというのに
すごいことだ!
空を飛びたい、という欲望は
あまりなかったのだけど
あの景色を見ると・・・
また「自分もやりたい」気持ちが
むくむくと。
パラグライダーっちゅうのは
どういう仕組みなのかと思ったら
上昇気流を掴んで
正に風に乗るらしいのだよ。
なんだかすごいね。
まあパラグライダーを操るようには
なれないだろうけど
それでもあんなところを
トレッキングできたらなぁ。
って。
あたしの中で
「ハワイでサーフィン」の前に
もうひとつかかげられた命題だな、
「アルプスでトレッキング」。
そんなわけで
23日祝日はぜひとも
登山したかったのだけど
また天候はイマイチらしい。
なんだか今年はほんとうに
神様があたしに
「山に行くな」と言っているようなので
街を自転車で走ることにする。
っていうか
いつからあたしはこんなスポーツ野郎に?
ところでその前に、
書いてなかった
靴オーダー以外の
週末のこと。
金曜は仕事がさっぱりする予定
だったので
ずいぶん前から呑みたいと
思っていたのだけど
サル仲間のAっき~が
ちょうど合コンに誘ってきたので
「合コンやめて森下で生ニク食べない?」
と、話を潰して、誘う。
☆とNNちゃんと4人で森下へ乗り込む。
と、そこへ
ガールズ黒一点Oちゃんから
呑みたい様子のメールが届くので
「森下でこれから飲むよ、
来れば?」と声かけ。
三度めましての『三徳』に着くと
座敷の奥からこちらを見る男二人。
「あれ~?ここにしたの?」
実は大学のゼミ友のT中くんから
大阪に行ってるF村くんが
出張で来てるので
門仲あたりで飲みたいから
店を教えてくれというので
いろいろ教えておいたのだけど
「ちなみにあたしはその日は
三徳で呑んでる」と知らせたところ
どうせなら、と
来てくれたみたい。
そこへOちゃんも合流して
いつの間にか
二つの呑み会が入り組んで
なんや忙しい。
それにしても
『三徳』は美味い。
生ニクもだけじゃなく
昼は定食屋だけあって
味の濃いメニューで
ごはんがすすむ。
(特に☆とOちゃん)
中でも
レバカツが美味かった。
そしてそれに載っている
手作りのタルタルが!!
そのあと
アジフライにも
タルタルを載せてくれと
オーダーすると
「時間かかるけど」
と、作ってくださり。
それも美味かった!
でも
人が多いとなんだか
テンションあがってしまうあたしは
うっかりケイタイを忘れる。
それを持って
いつもはカウンターの中にいる
大将が走ってきてくれたのがうれしくて
思わずハグしてしまったよ!
大将が驚いていたけど。
あはは~すいません。
まあこんな状態でも
歩いて10分ほどだし
地元呑みっちゅうのは
なんともありがたいものなのだ。
土曜は
雨模様だけどちょいと仕事。
朝から行くほどでもなかったので
『Hinata-ya』に直行して
カレーを頂いてから行く。
ちょうど雨が強いときで
やんなっちゃったけどね。
18時まで働いて
新宿の紀伊国屋ホールへ。
中高友達の渋谷のYが
宣伝をつとめる
ラッパ屋の芝居を観に。
待ち合わせした神楽坂のFが
遅れる、というので
ひとり『BERG』しようと
ビール買う列に並んでいたら
「着いた」と連絡。
どうやらあたしが
待ち合わせ時間を間違っていて
彼女が遅刻してくれて
ちょうど良い時間だったのだ。
うー。
ビールはあきらめて
駆けつける。
そんなちょっぴり残念なこともあったけど
ラッパ屋は今回もおもしろかった。
毎回書いていてシツコイようだけど
あたしは演劇が嫌いだ。
舞台にいる人たちと何の接点も感じないし
むしろ関わりたくない、と思ってしまうので。
だからめったに観ることはないのだけど
この劇団の芝居はわざとらしくないし
自分の普段の生活と
シンクロする内容が多い。
ということは作ってる人と
感覚が近い、ということなのだろうけど。
だからいつも観ていて共感したり
観たあとに思い出して
芝居の中に出てきたちょっとした事柄について
あらためて考えたりすることが多い。
役者もいい。
何度も観ていると
それなりに役回りが決まっているせいか
なんだか知り合いのような気もしてきて。
今回は一度におおぜいが舞台にいる場面が多いから
わきにならざるを得ない人もいたけど
大抵がそれぞれがストーリーを持っていて
どの人も印象に残る、というのも
この劇団の特徴のような気もする。
そんな感想を偉そうに
仕事あがりのY相手に
『梟門』で。
ビール3杯のあと
赤ワインのボトル2本。
Fはあまり呑まないから
Yとあたし、1本ずつってとこか。
で、気付けばまわりの客は
ほとんどいなくなっていて
残っているのは
あら、さっき舞台に出ていた
キャストとか関係者・・・
タクシー乗るなら
もうちょっと呑もうか。
なんて結局1時すぎ?
神楽坂経由で帰ったけど
意外と安くて4000円。
なんだ新宿近いじゃん。
と、変な学習をしたりして。
そんな呑みすぎあけの日曜に
シンデレラの靴買いに。
やっぱ柄じゃないね。

日曜の続きだけど。
『ヒナタノオト』を出て
東日本橋のアガタビルへ
ぷらぷらと。
よくリサーチしていなかったせいで
開いていたお店は2軒のみ。
おとなりのカフェもお休み。
でも近くにあった食材と
革製品を扱うお店が
手招きされて入ってみると
意外とよかった。
土曜にマルシェがあるみたい。
その店を出たところで
なにやら雲行きはあやしく
ぽつり。と。
うわー傘も持ってないし
濡らしちゃいけないカバンと靴だ!
と、あわてて近くの地下鉄の駅に飛び込む。
どこ行こっかー。
ということでJRに乗り
日曜でも呑めそうな錦糸町へ行く。
こちらはまだ雨は降ってなかったので
黒ラベルの店を探し彷徨う。
なんとなくにおった店で
おねーちゃんを手招きして
ビールの銘柄を聞くと
「サッポロです」
ハイ、握手で入店。
靴オーダーしても
しゃれた雑貨屋巡っても
所詮これだもんなぁ。
でも
八幡平の豚を使った串とか
煮込みとか
手作りのマカロニサラダとか
意外といけました、
発泡酒じゃないみたいだったし。
だらだらとおしゃべりして
あとはいつものアジア雑貨屋にも
寄ってみると
めちゃ好みのスカートに出会う。
赤の色がね、ちょっと大正ロマンな感じで
それに紺と薄い水色とグレーの間の色みたいな
花の散らし。
本の装丁みたいなスカートが好きなんだけど
こいつもそんな感じ。
なんかいい日だ。
呑みすぎちゃって
寝ちゃうかな~と
思ったけど
やはり日曜はお料理。
2時間ほどしゃかしゃかやって寝る。
・さといも
 東日本橋で買った有機野菜。
 ねばりがすごくてほっこり炊けて満足。
・ポテサラ
 先週M田さんと呑んだ際に聞いた
 玉ねぎを酢漬けにして混ぜる、という
 ワザを使う。玉ねぎのしゃきしゃきが残って
 美味い。安い玉ねぎも酢漬けにすると良い。
・ほうれん草のごま和え
・炒り豆腐
・サラダセロリツナ和え
・ひらたけの炒めもの
・はちみつ漬け鶏肉のマスタード焼
・ししとうかつを炒め
こんな週末があって
またお休み。
でもなんだかあー忙し忙し。
ま、やることつきない限り
行きましょう~
上昇気流に乗って!

ガラスの靴を買いに

きのうは。
日本橋は『ヒナタノオト』で
NNちゃんと待ち合わせ。
家から20分かけて歩いて行くと
空色の扉の窓のたくさんある
そのお店の中に
靴職人と話をする
NNちゃんがいた。
イナガキテツさん。
この方が
あたしたちの靴を作ってくださる
職人さん、
ガラスの靴を届けてくださる
王子様なのだ!!
何週間か前に
NNちゃんが
バッグの作家さんお目当てに
こちらのお店へ
訪れた際に教えてくれた
きれいな色の手作りの靴。
教えてもらったHP
あたしも一目ボレ。
聞けば
「20日に職人さんが来て
足型とってもらうこともできるんだって」
とのこと。
「行く行く!」
ということで
やって来ました。
早速話をしてみると
職人さんその方がなんだか
若そうなのに落ち着いた
いい感じの方で。
あたしたちの素朴な質問にも
丁寧に答えてくださり
「お時間あるならゆっくり悩んでください」
と、試し履きをすすめてくださる。
・・のをいいことに!
履き散らかしました。
デザインは大きく分けて4つ。
ブーツの長いの短いの、
ヒールのある紐靴、そしてスリッポン。
うーん、どれも捨てがたい、
それぞれ履いた感触、
見た感じも違うし。
サイズが合わないのも
無理矢理履いたりして。
さらに皮の見本を見せていただき
色で悩みまくる。
赤。青。緑。茶色。
どれもビミョウな色合いで
しかもそれを組み合わせもいいとか
言われると
もーーーー悩みまくり。
一度はこれ!
と、思っても
いや、やっぱりこっちの色のが。
でもこの色ならこのデザイン。
うーん、どうしよ。
と、行ったり来たり。
こんなあたしたちにつきあって
中腰で話につきあってくださり。
見かねた職人の母上でもある
イナガキサナエさんが
お茶を出してくださったりして。
そうやって過ごした時間、
なんと2時間。
買い物にこんなに時間を
かけたことはないし
いやな顔ひとつせずに
選ばせてくださるお店だって
そうそうないと思うし
ほんとに感謝!
おかげで気兼ねすることなく
じっくり考えさせていただき
いよいよオーダー。
スケッチブックの上で
足の型をとっていただき
足のいろんなところの長さを
測っていただき。
ちなみに足の大きさは
右が23cm、左が23.5cmでした。
それくらいは普通だというけれど
だとしたら規制の靴も
バラ売りすればいいのにね!
NNちゃんもあたしも
ショートブーツにして
皮は二色のコンビにした。
その色を伝えると
今度はステッチの色も変えてくださると言う。
今ある靴を持ってきて
この皮だからこの色、
でもこのステッチはこの色のがいいかも、
とかいろいろ指導してくださる。
ああ、なんというしあわせ。
悩んでる時はもう
途中で「また今度にしようかな」
と、思いそうにもなったけど
決めてよかった。
きっといい靴ができるでしょう。
靴を説明する時の
無駄のない
でも何か余裕のある
話し方をする彼は
納得できるまで根気よく
丁寧に作ってくれそう。
今日はなんとなく
仕事の合間に
ぼんやりできあがった靴を
想像したりして。
二色使いにしてしまったから
洋服はシンプルにしなくちゃ、
何を着て、
そうだ、受け取る日には
何を着ていこう、
初めてその靴に足を包まれる日!
なんて
久しぶりにシンデレラ気分。
・・相手は「靴」だけどね。
それにしても。
即決オーライのあたしだけど
たまにはこうやって
じっくり考えるのもいいかも。
いろんな意味で
ちょっとオトナな買い物でした。
できあがりまで3週間。
うっかりできあがった靴に
負けないようにしなきゃ。
ガラスの靴じゃなくて
死ぬまで踊らされる
赤い靴になっちゃあ
しょうがない。

おしなべて。根拠のない自信は勝つのだ!

ほらね、やっぱり。
仕事は終わった。
しかも納品日間違えてて
3日も早くできちゃった。
あははあはは。
納期を間違えるなんて
お恥ずかしい話なんだけど
いい方に転がるのが
あたしらしいな~と思って
昨日はさっさと呑みに
行っちゃった!!
「今日どうです?」
との無茶ぶりに応えてくれる
M田さんはまったく大事な呑み友だわ。
しばらく顔出していない
神楽坂は『ゆうゆう』にて。
刺身が美味しくて
黒ラベルをチェイサーに
M田さんの日本酒を頂いたりしていたら
「今日は酔っ払ってるな!」と
突っ込まれる・・・うーん
たしかに陽気だったような気もするが。
まあいいじゃん、
夢に出てくるほど
追われてた仕事を
追い越すくらいな勢いで
終わらせちゃったんだから。
続いて『き○助』にも顔を出し
4段のおせちを予約。
実は今年のおせちは
「サボリたい」という母の意向で
デパートのものを初めて買ってみたのだけど
これが結構がっかりな感じで。
その話の流れから
『き○助』のおせちは一度食べてみたかったので
そのことを話すと
「じゃ、来年は東京でお正月にしよう」
と、いう話となり。
そんなわけで
おせちはマスターに任せるとして
密かにシーツを買い替えたり
お風呂場や開かずの間、
順々にきれいをキープし始めてるところ。
身内というのは
五月蝿いからね。
でも気付けばもうあと一ヶ月!
ところで。
いまさらゴダール?
って感じだけど
日曜に見た
「女は女である」が
非常に面白かった。
細かいしかけがたくさんある
あんまり歌わないミュージカル。笑
なんていっても
アンナカリーナが!
めっちゃかわいい!!
かわいいけどバカな女!
でもそうバカでもない。
ずるいっ。
ヌーベルバーグは
大学時代にそれなりに観たけど
ほかのものをまた
見直してみたいかな、って思う。
このごろ実感することが多いけど
昔とは違うものが見える。
映画にしても本にしても音楽にしても。
普通は若かった頃のが
吸収力もあって
感覚だけで受け入れるんだろうけど
あたしの場合、確実に反対だと思う。
いや、みんなそうなのかな。
頭でっかちで
知識のよろいのかけらを
かき集めるような受け入れ方
じゃなくって
「ああこれ」って思ったものは
しみこむしみこむ・・・
そんな毎日さ。
明日も何に出会えるか、楽しみ。
恋のお相手だけには
なぜか会えないんだけどね。
まーそれも来る時にゃ来るか!

月曜からライヴに行ったからといって。

ずっとチバに
うつつを抜かしてたわけでは
ありませんよ。
18日納品の仕事が
遅々としてすすまず、
こんな時期に23時残業。
まあ合間に呑みにも行ったけどね。
火曜は20時半にあがり
『ジャスオリンパス!』へひとり。
いつものテーブル付近に
先客がいたので
カウンターへ。
次の日用の浅いカレーをいただきながら
何の流れからか、
マイルスレッスン。
古いの、新しいの聞かされたあとで
あたしが動かされたのは
『Four & More』。
ジャケットもいい。
それにしても
マイルスよりドラムが気になるんですけど~。
と、尋ねると
トニーウィリアムスさん、
若くして亡くなったんですね。
いきなり残念だなぁ。
でもこうやって
少しずつ学んで行きましょうかねぇ、
せっかく行き着けの店が
「ジャズ喫茶」なんだから。おほほ。
順序間違ってる?よね?
マスターK松くんにも
「やっと聴いてくれたね!(ジャズを)」
と、言わせるあたくし・・・。
スイマセン。
水曜木曜は
23時コース。
だいぶ、先が見えてきたけど
一緒に組んでるおねー様は
「間に合わないわ・・」と弱気。
「大丈夫、終わりますよ!」
と、根拠のないハッパをかけるあたし。
でも「ここまで」って線ひかないとね、
学問や研究や遊びじゃなくて
仕事なんだから。
なーんていいつつ
仕事だけでなく
ダメダメな同僚の悪口も言いたくて
金曜昼は☆とNNちゃんと
魚の美味い定食屋へ逃げ出す。
あらまさとひらめとかじきまぐろの三色丼。
やっぱり美味いものは
しばしの逃避を許す。
夜は20時半にあがって
骨太フレンチへ☆と呑みに。
だけど予想通りカウンターもいっぱい。
12月の予約、という用事をすますと
酒係のマッシュちゃんに
「店長とシェフ、今日は水道橋にいるんです」
と、教えられたので
ショップカードをもらい
そちらに顔出してみることに。
かなり駅に近い地域に
ありましたありました。
でもいっぱいじゃん?
あたしたちの顔を見て出てきた店長に
「すいません、立ち呑みになっちゃうんですけど」
と、無理矢理席を作っていただく。
ふーん、誘導されたけど
こっちも混んでるじゃない。
やるねぇ。
で、シェフは?
え?神田の方??
なんだ、残念だな。
しかもこの水道橋の店長になった
骨太のバイトくんは
お子さんが急病とかで不在。
久しぶりに会えると思ったのにな~。
まあいいか骨太店長をいじって呑むか。
まずは店長おすすめのワインを
ボトルでもらう。
ラベルは安っぽいし、実際2500円ぐらいの
ワインだったのだけど
これが美味しい。
骨太で呑んでるのよりは
ちょい軽めだけど
彼のワインのセンスはいいよね、
とは☆と同意見。
料理は
・砂肝とアンチョビ
・ラム
・ポテトとゴルゴンゾーラ
を、キーワードに頼むも
なかなか出ず・・・
お通しのパンをかじりつつ
ワインをがぶ飲みしていると
「アリゴがいつもお世話になってます」
と、こちらのシェフが
トマトのまるごとの酢漬けを
持ってきてくださる。
おお、粋な計らいありがとう。
実はこのあと
だいぶ待たされたあと
立て続けに出てきた料理が
どれも鉄板に載った系で
このトマトが一番美味しかったことは
ここにだけ記しておきましょ。
途中であいたとなりの席から
高椅子をひきづってきたものの
この忙しい一週間のしめくくりに
ほとんど立ち呑みだったし
店長もてんてこ舞いで
なかなかしゃべりに来なかったけど
気を遣ってくれているのはわかったし
なんだかそれだけで
疲れもとれちゃうんだよな、
不思議なことに。
この空間で大事にされてる感、というのが
あるからなのかも。
客にそう思わせることのできる店の人って
すごいよね。
だからこちらもなんだか
間があくと気になって行かなきゃ!って
思ってしまうのだよ。
料理は好みではなかったのだけど
気持ちが回復した。
感謝。
土曜も朝からびっちり20時まで。
ほんとは登山を予定していたんだけど
雨だと週間天気予報で出て
早々とあきらめていたら
いい天気!
でもほんとは
仕事でそれどころではなかったから
早々にやめておいてよかったのだ、と
言い聞かせて
しゃかしゃか働く。
帰り道のこと。
駅まで歩いていたら
何しろ一週間すわりっぱなしだったので
なんだか歩きたくなって
ついでに
今度はシェフがいる神田の店を
覗いて帰ることに。
土曜だというのに
意外と混んでる『ザン』で
店を覗くとシェフの姿なし。
聞けば「あーさっきまでいたんですけど、
アリゴに帰りました!」って。
なるほどあっちも混んでるわけね。
おとなしく帰りましょ・・と
家まで歩いて帰ることに。
途中三越の前あたりで
タクシーに乗ろうとする
門仲友達のTシくん夫妻に
遭遇する、なんて
おもしろいことがあったり
土曜日の企業ビル群の暗い窓に
月が映ったりなんかして
いい風景!ってニンマリ。
こうやって回復してくんだよね。
会社に14時間いたとしても
ほんの一瞬や歩いた小一時間で
もう、忘れる。
巻き込まれてはない。
リズムはくずれてない、って
思うことができる。
家帰って
ビールあけて
食べたかったねぎたっぷりの
パスタ作って。
モードは切り替わる。
今日は
一年に一回の高圧洗浄が入るので
朝から水まわりをお掃除。
たまっていた洗濯も
おおかた片付いて。
珍しくコーヒーを淹れて
川を眺めながら一息。
ベイルートを聴きながら。
まだCD買ってもないけど
1月のライヴ楽しみ♪
さて
今日のお料理は。
・さといもの煮っころがし
・切り昆布、ちくわ入り
・春菊のきんぴら
・しゃけの味噌漬け
・れんこんとにんじんととりの煮物
・炒めなます
・大根の葉とさくら海老(ごはんのおとも)
・坊ちゃんかぼちゃ
あ、常備菜のカキのオイル漬けも。
また何人家族~?なあたしだけど
今週もろくな夕飯食べられそうにないから
お弁当で栄養摂取!の
あたしなのだ。
リズムは自分で作る。

あさかさだよ、ベイベ!

山盛りの仕事も置き去りに
18時に上がって
赤坂へ。
いつもの
ツアーの初日を
横浜でみたのが
9月の初め。
なーんか消化不良だったな
と、思った矢先の追加公演発表に。
先行予約をはずしまくり
一般売り出しも忘れてたあたしに
女MJより「とれた」
との連絡。
聞けば、何度かフリーズした上での
チケットゲットだったらしく。
うおー!ありがとう!
ということで本日参戦。
大手町で黒ラベルを買い
BLITZに着いてみると
女MJもビール仕入れていて。
みんながいそいそと
番号順に会場に入るのを見送りつつ
缶ビールで乾杯。
ついさっきまで仕事していた
あたしの脳みそを一気に溶かす。
アタシハコレカラライヴニユクノダホカニナニモナイ。
そう暗示をかけながら
飲むビールは素晴らしく美味しくて、
今日はリベンジできそうな予感。
むふ。
またいつのように、
ぎりぎり会場入り。
すかすかのグッズ売り場で、
毎回記念に買う300円のタオル。
かろうじてあいてた
ロッカーに荷物を詰め込んで、
首にツアータオル、
手にはドリンクチケットのみ。
トイレから出て、
目の前の扉を入ると、
そこはもうスタンディングエリアのかなり前の方。
ってか狭いね、ココ。
女MJと、
「最初から前に来ちゃったね」
なんて話してると間もなく、
いつものSEが流れ、
人口は一気に前方に移動。
と、うちらとの間に
ビミョーなスポットがあるのを発見。
ああ、そこに柵があるのね。
越えましょう。
つまり
柵を越えた猛獣エリアの
後方にあたる場所だったんだけど
そのエリア正解。
無駄に暴れるわけでもなく、
でもそれなりに熱く盛り上がる
ってところで。
珍しく一曲目から飛び跳ねるあたしたち。
前回アルバムを買ってもなかった
女MJも今日は「予習」してくれたようで。
やはり彼女が一緒に
飛び跳ねてくれることも
あたしの楽しみのようで
相乗効果でテンションもあがる。
新しい曲
古い曲
あそこで聴いた曲
あの時聴いた曲。
チバも近いし
しかも今日のチバはなんか
かっとんでていいぞ。
いつも以上に何言ってんだかわかんない
あの「楽器」のような声がイイ。
胸のここんとこに響く→→↑よ↑。
抑えきれない気持ちで
跳んだり跳ねたり
うでをふりあげたり
首を振ったり腰を振ったり。
もう最初っから汗だく。
でもそれが楽しくってしょうがない。
そして
ギターを降ろして
歌うレッドアイ。
しかも呑んでるし・・・チバさん。
独特のチバダンスと
ハープを握りしめて
さらにせまくなる肩幅が
イイ!!
ついでについてるみたいな
小さいオケツも合格!
バンドやっていて
楽器を持たないでいられない気持ちは
よくわかるんだけど
でもチバはただ歌っている姿も
やっぱりいいんだよな。
たまんなく色気がある。
そんな曲も終わり
静かな曲もあって
あとは一気に最後まで走るぞ!
って時のこと。
チューニングに入るところだったかな。
(追記:セットリストをみたら
どうやら本篇のあとだったみたい。
一度目のアンコールを待つ間
かなりぼーっとしてたんだな。)
チバがピックを投げた。
あたしの前にいた三人が
床にふせる。
え?もしやこっちに?きた?
と、思った瞬間あたしもかがんで
床をまさぐった。
あ、あった。
目に見えた瞬間
人の手と手が争って
そいつがいったりきたりする中
手の中にそいつを感じた。
こ、こっち!
床をすべるように
手を動かして
自分の方にスライドさせた瞬間
き、きた???
長いスカートはいてたのが幸いしたのか
スカートの下にすべりこんでくれたみたい。
チバのピックが!!!
信じられなくて
でも手の中に感じる
ピックの三角形の角の形。
たしかに感じるけど
手が開けない。
報告したいけど
女MJの姿はいつの間にか見えないし
とりあえず落とさないように
まわりの人に横取りされないように
そしらぬ顔で
握りしめる。
もうロッカーに行って
かばんに押し込みたい気分だったのだけど
それから演奏された2曲がもう、
あたしのツボで。
AllightとBaby you canという
チバが発する「発音」の中で
一・二を争う
「オーライ」と「ベイベー」。
なんという二本立て。
笑いながら大粒の涙
流しちゃってました、あたし。
握り締める手の力はゆるめないようにね。
なんだっていうの、今日のライヴは!
この二曲が終わって
女MJに会えることができたのだけど
まわりの目もあり
ピックのことは話せず
アンコールへ突入。
それからがまた
こないだの不完全燃焼を
忘れさせるような曲。
しかもアンコール三回。
もうさすがにないだろう、と
思いつつねばってでてきてくれたのは
ツアーファイナルのあとの
追加公演ならではだね。
もう、お腹いっぱいです!!
終了後そっと手を開くと
そこにはチバのピックと
うっかり洗濯したみたいな
くちゃくちゃになった
ドリンクチケット。
今年やったどんなスポーツより
そうだ、よもぎ蒸しより
ずっとずっと
今日は汗かいた!!
不案内の赤坂で
呼び込みのおにーちゃんに案内され
まんまと黒ラベルにありつき
ラーメンも食べちゃって
若干スキップぎみで帰宅。
明るい灯りのもと
もう一度じっくり見る
チバのピック。
24時をすぎてもかぼちゃには
変わってなかったよ。
三角形の一辺が
削れてるのがたまらん。
今日弾いたあの曲たちが
この削れを作ったんだ。
彼の日常なんてどうでもよくて
ただステージの上にいるチバが
誰よりも大好きで
そう思い続けて
通い続けたライヴで
授かったこのピックは
ほんとにすんげー宝物。
今年はちょっと
自分にしては思い通りに行かないことが多くて
悶々としているところもあったのだけど
すべては一掃された。
この幸運のための
我慢の時期だったのかなって。
神様はまだあたしを
見捨ててはいなかったね。
うれしくってもう、
明日からも
生きてくよ、スキップぎみにね。
追記:ちなみに「あさかさ」は
 チバお得意の「いいまつがい」
追記:家帰って風呂入ったら
 アザだらけでした。これも代償ってことで。
追記:セットリスト
1:6つ数えて火をつけろ2:Buddy3:ホロスコープ4:カレンダーガール
5:シャチ6:2秒7:愛でぬりつぶせ8:SATURDAY NIGHT KILLER KISS
9:LUST -チェリーの入ったりんご酒を見て想うこと-10:爪痕11:SとR12:Red Eye
13:プレスファクトリー14:OWTLAW II15:シルエット16:涙がこぼれそう
17:なぜか今日は18:READY STEADY GO
EN1-1:ALRIGHTEN1-2:BABY YOU CAN
EN2:ローリン
EN3:Nude Rider

追い立てられないようにバランスバランス

遅れそうになる夢、
その後も違うパターンで
見ることがあったのだけど
理由はやはり・・・
仕事の納期なのだ。
去年からやってる
江戸期の古書の整理。
二ヶ月に一度
納期がやってくるのだけど
「一日○件」とは
目算が利かないのを
今年は特に実感していて。
もちろん毎日
びたびたで残業している
わけでもないのだけど
そう長く集中していられる
わけでもなく
他の仕事も舞い込んだりして
限界を感じたところで
さっさと呑みの約束をとりつけ
帰っていたのだけど。
だからここんとこ
土曜も行かないで
(ってかそれ普通でしょ!)
今週もライヴだの落語だの
予定満載なのだけど
何やらヤバイ雰囲気・・・
だからきのうの土曜は
びったり働いたけどさ!
しかも
先週フットサルでやってしまった
足の親指の爪が結構ヤバイ。
今週末登山の予定なので
用心して走るのも泳ぐのも我慢して。
でもただ悶々としているのも
いやなので
代わりに「よもぎ蒸し」に行ったりして。
30分2000円とは
割高な遊びかもしれないけど
汗をだらだら流しながら
ぼんやりする時間や
そのあとの
「憑き物」が落ちたような
爽快さは
「まあ一回呑みに行ったと思えば」。
(ってか呑みで2000円で済むことはないけど。笑)
そんなことで
折り合いつけてね。
呑みの方は
行きたかった『三徳』へふたたび。
もう、「生ニク食べた~い」
っていうイライラだったので
☆とNNちゃんを誘い。
レバ刺も美味しかったけど
あぶりレバというのも美味しいし
なぜか麻婆豆腐とか。
それに白メシもらってね!
がっつり食べて
なんかわかんねーけど
「ザマーミロ!」な気分でした。
そんな一週間の締めくくり
金曜は18時半にあがって
NNちゃんと幕張へ。
「サイクルモードジャパン」
というイベントへ。
女子は無料だっていうので。
たくさん自転車が見られて
試乗もできるよ、
ということだったのだけど
まあ試乗は遠慮して
短い時間でぐるぐる
見てまわりました。
わりとすいてたしね。
でもやっぱり
ぴかぴかのハデハデの
アルミフレームで
スポーツ全開!
っていうのより
くすんだ色の手作りっぽいのに
目がいってしまって。
堺の大友商事さんというブースで
試作品のクラシカルな
クロモリフレームの自転車を
あれこれご説明いただきました。
手持ちのプジョーを
いじって乗りたいと
思ってはいるけど
新車もこれだけ安いなら
遠出用に一台っていうのも
ありなのかな~。
なんてまたまた迷ったりして。
あとは
やっぱり周辺グッズが気になる。
それもカラフルっていうより
クラシカルな方向に行ってる
皮や布のバッグや
ズボンのすそ留めなんか。
中でも
撥水加工や発汗防止した
普通っぽいジャケットやパンツ、
コートなんかを作ってる
『stem』さんのデザインが
すごいかっこよかった。
聞けば我が家の近所
Tokyo Wheels』で扱ってるとか。
まだほとんどメンズだけど
ものによっては女子も行けるそうなんで
今度試着に行ってみっかな。
登山にしても
そうなんだけど
男子の世界に女子が入ると
やたらピンクのグッズを増やしたりして
センス悪いんだよね。
そのままの雰囲気で女性サイズ
作ってくれりゃいーのに!と
思っていたので
『stem』さんはちょっと
期待できそう。
え?
自転車乗りじゃないだろって?
それが、防水、体温調節、
なんていうのは
登山にも共通する問題なわけで
結構共有できるものが
ありそうなのですよ。
ふふふ。
あー考えてたら
楽しくなってきた。
納期のことは忘れて。っと。
それにしても幕張!
千葉工場のお膝元、と
油断していたら
サッポロの店がなかなか見つからず
やっと見つけて入った店のビールは
明らかに発泡酒!!
あーあ、がんばってよ、サッポロさんよぉ。
家帰って缶ビール呑み直したのは
言うまでもなく。
さて本日は。
朝から石川町まで髪切りに。
ここ数回、
恵比寿でも
はさみを入れてもらっていたのだけど
とうとう言われてしまった。
「これ、俺が切ったんじゃないよね」
どうやら
明らかにカリスマTとは
違う切り方をしていて
しかもちょっと気に入らなかったというか
自分とは違いすぎてやりにくかったのか
「十人十色なんだよね、
みんな自分が100のつもりでやるし
俺も100でやってるから」
と。
あちゃ。
一生カリスマにしか
切らせない、と言っていたけど
ついつきあいで
切ってもらっちゃったことに反省。
恵比寿のチャラ男も
彼は彼で上手だし
店で会うのも楽しみなんだけど
やっぱり浮気はいけないのねぇ。
人の仕事へのプライドを
傷つけたことに反省。
自分に置き換えてみれば
わかることだったのにね。
(ちなみにチャラ男のプライドについては
保留ってことで・・・ごめん!)
その帰りには
川崎で下車して
雑貨屋『arinko』へ、
先日のトルコ地震の際
ちょうどトルコ旅行に行っていて
心配しちゃったのだけど
無事帰ってきて。
どうやら地震とは
あまり関係ない場所にいて
帰ってから日本で
みんなが心配していたと知って
メールの数にびっくりした!
なんて言っていて。
でも
「もし旅行にどこか行きたくて
行き先に迷ってる人がいたら
絶対にトルコをおすすめします」
と、豪語していたくらい
とてもよかったみたい。
ヨカッタネ。
しかも最近
仕事に自信が持てるようになったのか
「楽しい」といい顔してたのが
印象的だったな。
ここにも「プライド」あり。
残念ながら
トルコから買い付けてきた雑貨は
ほとんど売れてしまっていたのだけど
おみやげなどいただきました。
感謝。
そうそう、
マンションがKD○Iに
変わってから
どうもPCの動きが鈍い。
それもちょっとストレスなんだけど
こないだJC○Mで懲りたから
KD○Iの人
追っ払っちゃった。
プロバイダ変更した方が
いいのでしょうか。
面倒だなぁ。
誰か教えて!!
その他やらねばならないことは
てんこ盛りだなぁ。
押し迫ってきた感じがするのは
やっぱり年末に向かってるからかな。
とりあえず追われる夢は見ずに
安らかに眠りたいよー今夜も。
そして早起きして早めに仕事して
夜はチバに会いにゆこう!!
イエイ♪