説明のしようのない関係

今日は。
じゃなくてもう「きのう」だな。
なんとか9時半に
会社に到着したものの
金曜の夜更かしが響いてか
カレーを食べたあとの午後の
1時間ほどが
めちゃ眠く。
休憩時間に10分
机にうっぷして復活。
予定より作業量は減ったけど
なんとか目処はつきそう。
システムの止まる
18時に会社を飛び出して
一旦帰宅。
ビール飲みながら
ちょこちょこっと練習して
川崎へ。
「今日はどっちのスタジオだっけ」
と、メールすると
ライヴハウスだという。
空いてるとスタジオ並みの値段で
練習させてくれるのだ。
うれしくって
ギターが重いけど
みんなの酒も仕入れて行く。
たどり着くと
近所のVoMサキと
群馬からベーシストが来ていて。
急遽入院して来れなかった
リーダーのお見舞いに
行って来たって。
もー誘ってよー。
と、思ったけど
ささっとこういう行動に出られる
彼らをとてもすばらしいって思う。
病人その人、は
「今までで一番最悪」と
表現する日らしかったけど
それでも話しはじめると
だんだん元気になったって。
生気を取り戻したというか。
たぶん
彼の場合
病気そのものだけでなく
まわりに人がいないということが
入院の大きなネックなんだと思う。
近いうちにあたしも行こう、って。
というわけで
久しぶりにギターひとり。
「姐さん大丈夫?」
なーんてプレッシャーかけられたけど
たまには自分の音だけが
聞こえるのもいいのさ。
単純に言えばね。
ひとしきり
おなじみの曲をまわした後
「じゃ休憩しましょうか」
って持ち込んだ酒で
入院した彼の話などしながら
だらだら。
お金払って場所借りてるのに
よくある現象なんだな、
うちのバンドには。
実は
帰りがけに
こういうバンドの体質や
どこまで続くのだろう?
これでいいとみんな思ってるのだろうか?
なんて話をVoYスとしたんだけど
結局これ以外の形が
あたしたちにはなくって。
それぞれ仕事や家庭や
はたまた大病が
忙しいのだけれども
なんとか時間作って集まってる。
それもモーレツにバンドが好き!
っていう情熱があるというわけでもなく
「なぜ」と聞かれると
説明できないような理由で。
だから
たとえば嫁に
「また出かけるの」と
ぶちぶち言われるのに
うまく説明ができないし
かと言って終わる気もしないし
来れば「貴重な時間だ」って思える。
そうなんだよねー。
そのゆるさがロデオのいいところ。
お互いがそれぞれの状況を
気遣いあって
なんとか時間作って集まるくせに
練習はだらだら。
かと言って
ただ集まって飲むというのも違う。
むしろ飲むだけなら
いくらだって飲み友はいるのに。
とにかく特別なつきあいなんだなって
今日もあらためて。
照れずに「大事な人たち」と
言えてしまう
純粋さと熱さとみっともなさと
いろいろ持っている
愛しのバンドメンバーたち。
永く続けられるといいね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です