人生に妥協はいかんを身をもって知った日

ちょいと呑みすぎ明けの土曜は。
やはり出勤。
おでん食べて悠々と
10時半に着いたら
ほぼ全員出勤中。
祝日に出た人も結構いたらしい。
しかも自主的に。
サービスではないけれど
まったく善意に支えられてる会社だぜ。
ランチは2週間ぶりの
『Hinata-ya』でカレー。
ご近所Kごんも合流して
彼女のテンションの高さに
一瞬ひるみつつも
笑いをいただく。
ごちそう様。
お会計しようと
レジに行くと
お店のおねーさんが
「おみやげです」
ってちんすこうを。
ごく普通のちょっとしたもの
ではあるのだけど
こういうの本当にうれしい。
店が休みだったあと
先週は違う店に行ってしまったのに
この日までとっておいてくれたなんて。
あたしたちが彼女のカレーを
本当に愛していて
そのことに対して
彼女も本当に感謝してくれてるって
すごく感じた出来事。
さて
平日オーバーワークなあたしたち
たまには呑みに行きましょう、と
同僚☆とNNちゃんと約束していたので
18時にあがる。
☆はやはりその時間には無理で
NNちゃんと時間潰しに
三越前の「しまね館」へ行く。
限定の生姜砂糖漬けをゲットして
店内をうろうろしていたら
「お待たせしました!」の文字が。
そこにあったのが
赤貝だったのです。
こりゃもう買うしかないでしょ、
このタイミングの良さげな誘い文句。
正解だったけどね!
それから三越でうろうろしていると
☆から連絡。
今日の気分は三人一致で
神田の『三州屋』。
土曜なんかにやってるのか?という
若干の疑いはあったけど
平日はとても行く時間がないので
半ば自分たちを暗示にかけつつ
道を急ぐ。
が。
やはり。
休みだったー!
思い込みで事実が曲がるなんてことは
やはりなかった。
神様のバカ。
しかしあとの祭り。
神田で選択肢がないのは
いつものこと。
そそられる店をもとめて
ぐるぐるなんて体験は
何度もしているけど
なかなかいい店に
出会わないのだよね。
しかも土曜と来た。
心もとない記憶をたぐって
思いついた店を訪ねるが
見つからなかったり
休みだったり。
一軒だけそそられる店があったけど
やさしそうなおばあさんが出てきて
「今日はつまみがないのよ」
って。
ああそうか、祝日で
きのう河岸も休みだったものね。
でもビールは確認。
ビンゴだったんだけどね、
『若竹』。
今度うかがいましょう。
どっかないか
どっかないか
この状態、思い出すなぁ、
この三人で
松本で1時間ぐらい
居酒屋調査をした日のこと。
西口の加賀屋はやっていそうなので
そちらに向かいつつ
「妥協していいのか?」
二人の心の中も見えるよう・・・
と、フラッシュバック!!!!
呑みブログ自由人さんが書いてた
『あい津』のことを
思い出した。
たしか土曜やってるって。
場所は一度下見しているので
即、地蔵通りに向かう。
暖簾ごしに中を覗くと
テーブル席に
サラリーマン風おやじ。
影の見えなかったマスターが
カウンターの中から
ぬうっと。
ビールの冷蔵庫を見ると
黒ラベルの瓶。
壁から釣り下がった
哀愁ただよう
手書きのメニューには
そそられオンパレード。
ああ!我らがオアシスよ!
あきらめなくてよかった!!
この時ほど三人の気持ちが
盛り上がった瞬間が
あっただろうか、
だろうか
うか



・・・!
河岸の影響は
当然あって
生モノはなかったけど
お魚ありますよよーん。
しらすおろし
明太子オムレツ
鳥豆腐(黒こしょうがイイ!)
いかなご焼
じゃがいもベーコン炒め
さわらの西京漬け
とくにいかなごを
くぎ煮以外で食したのは
はじめてだったけど
結構ぷっくりして
大きいのね。
ポン酢が合うし~。
日本酒持ってきて!早く!
どの料理も
派手じゃないんだけど
すみっこまで
行き届いているというか。
今日は適当やったら
焦げちゃって、
みたいなことは
ない人なんじゃ
ないでしょうか、
このお方。
日々の疲れを落とし
神田調査闊歩の疲れも落とし
テンションあがって
酒もすすんで
めちゃいい呑みとなり。
だいぶ落ち着いて
話をしていたところ
「よかったら」
と、ごまこんぶが
差し出される。
☆がいつものセリフ
「ごはんお茶碗一杯ください」
をはく。
こんなセリフを一見にして
はかせてしまったのは
マスターの距離感の
せいなんじゃないかな
と、思った。
そしてなんといっても
しめ鯖寿司!
角切りにされた
一口サイズがまた
ニクイ!
堪能しました~~。
次回は生モノのある時に
来たいものです、
我らがオアシス!!

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