つれづれなる覚え書

11日は月一回のフットサルで
いつもの土曜なら無理だけど
祝日だから行けるな~と
思っていたら
見事に雪の予報。
2時間前にコートから連絡があって
正式に中止となるのだけど
前日からこりゃないな、と
午前は美容院を予約、
夜のお誘いにも乗ることにして。
先日ご長男お誕生の
1974夫妻が妻退院早々に
遊びに来てもいいよ、と
おっしゃるので。
名乗りをあげた
Mこっちゃん、Sげると
三人で伺うことに。
「じゃあやつらに
カレーでも作ってもらいましょう」
と、1974。
どうやら妻は産後間もないので
家事は禁止だという話。
ならば。
と、前日21時前にはあがって
ことこととおでんを煮る。
おでんっていろいろ入れようとすると
10人前ぐらいできるよね?
5人家族で二人の大食い息子のいる
(もとい、男並みのあたし入れて三人か)
我が家で母の作っていたのを
見てきたせいかもしれないんだけど。
だからこういう絶好の機会には
もう、喜んで!
大根を下茹で
卵も茹で
こんにゃく類をアクぬき
生揚げ、さつま揚げ、いかボール
なんかの脂ヌキ。
じゃがいも、にんじんを切って
結びこんぶ、手羽中と
準備できたものから
どんどんぶっこむ。
あとは油揚げを半分に切って
袋状にして中にゆでたうどん、
豚肉、青い野菜を少々いれて
きんちゃくに。
おもち買い忘れたけど
我が家ではいつも
半分はおもち入りで
取り合いだったな。
だったら全部もちにすりゃいいのに、
って話だけど
たまにハズレるうどん袋も
なきゃないでさみしい。
これを投入、の時点で
もう土鍋はいっぱい。
とりあえず味をつけて煮込んで
鍋をもうひとつ出す。
やっときんちゃくも投入。
どんな量だか
想像できるでしょ?
だいぶその日に煮込んで
次の日は11日雪。
いつもはチャリで行く
美容院に電車で。
さすがにすいてる。
その足で鍋を買い
鍋ごと土産にすることに。
変わった出産祝いだけど
家事できないなら
数日おでんを楽しんで
もらえるといいな、と。
(結局あまり残らなかったケド)
さらに煮込んで
新しい鍋に持って行く分を
分けてから
少し時間があったので
遠まわりして
夫妻リクエストの出産祝い
「昔読んだ絵本」も
買って行くことに。
鍋持って雪の中
歩いて人形町まで。
本屋2軒覗いた1軒にあった、
よかった。
あたしの昔絵本それは
エッツの「もりのなか」。
絵本、と言われると
あまり記憶がなくて
そういう年齢の時には
やたらに絵を描いていたような
気がするんだけど
とりあえず印象深かったこの本を。
というのも、これは
ピアノの先生の家で読んだのだけど
うしろの方のページが破れていて
結末が知りたくてたしか
家にも同じものを買ってもらい。
無事森へ遊びにいった坊やを
パパが迎えに来て
肩車で帰る、という
ラストシーンを知ることとなり。
でも今見ても絵のタッチとか
すばらしい。
なんとなく家に常備していて
子供のいる友人の家に行く時に
何度かてみやげに
持って行った気が。
さて待ち合わせ場所で
男子三人と合流、
スーパーへ向かう。
料理得意な妻を持つ1974、
身重の妻のために
最近料理を始めらしい。
独身二人の方は
Mこっちゃんの方は料理が得意らしく
「俺、サイドメニュー作るから」
と、さっさと材料を揃えてる。
残されたSゲルはといえば
「カレーにはチョコレートと
生クリームが隠し味にいいらしいぜ」と、
わきからのアプローチ。
心配そうに「カレーって
何入れたらいいでしょうねぇ」
と、真剣な1974。
こちらも基本三点はわかっているのに
もう少し工夫がしたいらしい。
「白菜入れたら
とろみがついていいかも。
でも量は教えない」とか
テキトーなアドバイスをしてみる。
と、きまじめに白菜を買い求め
あとは思い出したように
オクラ、ししとう、
蓮根を手に入れた模様。
うーん、たしかに入ってるけど
同じカレーだったのか?
と、若干不安。
さらに帰る途中
インドスパイス屋を偶然見つけたので
強引に入店させる。
そしたら
カレーリーフ、白こしょう、
ジンジャーパウダーなんて
なかなかまともな選択をしていたけど
若干不安は残る。
まあでもこれも一興。
さて予想以上に
買い物に時間をとられ
やっとお宅到着。
手洗いうがいをして
マスクを装着して
ベイビーとご対面。
予定日より早く生まれたとのこと、
たしかに小さいけど
顔もしっかり、髪もしっかり、
手足もしっかり、
人間って不思議よねぇ。
と、見惚れていたら
てきぱきとMこっちゃん
作り始めるは餃子。
しかもとりひき肉にチーズ、
梅入りなんかもあって。
大したもんだ。
その横で
恐る恐るじゃがいもを剥く
初心者の二人。
あーだこーだ知恵をしぼっての
会話がおもしろくて
ビール片手に
カウンターごしに
拝見させてもらい。
妻とこそこそと
「大丈夫かね?」なんて
ささやきあう。
と、カレー待ちの
[#IMAGE|c0049455_131426.jpg|201102/15/55/|right|150|220#]餃子ができあがり
おでんもあっためてもらって
とりあえず食べましょう~。
「もうカレーいんじゃね?」
なんて弱音をはくヤツに
「おでんはこのへんでやめっ!」
と、尻を叩く。
再び台所に戻った男子二人。
なんとか仕上げに入った模様。
「げー!チョコレートの存在感すげえ!」
という聞き捨てならぬセリフも
聞こえてくる・・・
ま、まじかよ、カレー失敗するか?
おでん作ってきてよかったよ・・・
なんて笑いをかみこらえていたところ
「できた!」
って。
ではいただきます。
[#IMAGE|c0049455_0531722.jpg|201102/15/55/|right|150|220#]の、このカレーが美味い。
軌道修正ばっちりだね、ボーイズ!
なかなかやるじゃん。
しかも組み合わせの
あやしかったものたちも
違う歯ごたえとか個性を発揮していて
いい感じっ。
餃子とおでんをしっかり食べたことを
正直後悔・・・
お代わりしたかったよ~。
それにしても
こんないつもと変わらない騒ぎの合間に
甲斐甲斐しく赤子の世話をする
1974はほんとにすごい!
イクメンの鏡と思われます。
生後一週間にしてすでに
おしめ担当、哺乳瓶を殺菌して
ミルクをさまして
ひまがあれば赤子をあやして
と、大活躍。
もともと妻にはやさしい人だったけど
愛するものへの愛情の深さというか
そういうのってすごいなぁと
感心ひたすら。
で、ございました。
またお邪魔せん。
指をぎゅっとつかまえて
ずっと離さなかったベイビー、
姐さんぐっときたぜよ。
それにしても
やっぱあたしは
圧倒的に男の子の方が
好きなんだなー!
いい男に育てよ!

「つれづれなる覚え書」への6件のフィードバック

  1. SECRET: 0
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    おでんはやっぱり大量生産したくなりますよね(^O^)私もいつも大量生産しちゃいます(*^_^*)姐さんの作るおでんはだしとかもしっかりしてそうなので、すごく美味しいんだろうな♪

  2. SECRET: 0
    PASS:
    ウチにもあるぞ、「もりのなか」。いい本でした。
    ところでこの前高円寺駅にいなかったかい? 似た人を見かけたもので。

  3. SECRET: 0
    PASS:
    あら散人、初書き込みどうも。
    続編の「またもりへ」っていうのもあるんだよね。
    読んだことはないが・・・
    ところで
    残念ながら新宿より西側にはめったに行きません。笑
    インフル大変みたいね。お大事に!

  4. SECRET: 0
    PASS:
    失敗しないのがカレーの強みw おでん等等ありがとうございました! 鍋、そこに少し焦げあとが残ってしまったのですが、よかったらお返ししますね。「少女ファイト」もそのうちにぜひ。

  5. SECRET: 0
    PASS:
    1974どの。カレーおいしかったよ。
    少女ファイトもおもしろかったよ。
    おにーちゃんが好きだと思ってたけど
    いまや弟カップルいい感じです。
    また料理できる姐さんたち連れて
    遊びに行くねー!

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