ワンコインの笑い~ひとり125円

金曜は。
会社の忘年会。
数ヶ月も前から
「あなたが一番忙しいから」
と、予定を聞かれ日程が決まり
あとの人は聞かれもしないのに
全員出席に「○」と印刷された
回覧がまわる、という
逃げようもない会。
さらにおしつけがましく
黒ラベルを注文してくれ
まわったメニューには
マーカーでハイライト。
同じく黒ラベル、と言っても
他の人のはからいと
何かが違う。
でもとりあえず
社長の言う時間に
さっさと集まって
好きにスピーチさせて
すすめられるがまま
飲んでいれば
21時には解放される。
呑み放題の最後に
紹興酒を頼み
口をあけないまま
お持ち帰りなんて
おみやげも。
そしてそのあとは
専務からおこづかいを頂き
次へ移動、が
最近の定番。
結局女子6人になったので
安全そうな大箱を目指したところ
貸切っぽい。
ダメもとで
『骨太フレンチ』の引き戸を引く。
厨房の中の人があたしに
気付いてくれたので
「6人、、無理ですよね」
と、言うと「上、上」
と二階を指差す。
横から店長も出てきて
「こっちまわってくださーい」って。
ちょうど入れ替わりの客があって
円卓の個室に入れました。
ラッキー。
酒呑みなおしたい系と
甘いもの系と
両方いたので
ちょうどいいお店。
お通しのフランスパンがでて
赤ワイン頼んだところで
甘いもの組も
まだいける、とのこと。
中華たんまりいったんだけどね~。
定番のパテを少しずつわけると
はじめての二人は
うまーい!っておおはしゃぎ。
さらに出てきた甘いものには
「人生で三度目です、
食べ物で泣いたの」
と、感激やのM山さんが
まじ泣きしとる。
ああ、そりゃよかった。
バイトちゃんたち三人は
月曜日も来る!なんて
はりきってたけど。
結局
赤ワイン2本もあけちゃって
気付けば23時すぎ。
職場呑みでも意外と
盛り上がるのは
共通の敵がいるせいだけでも
ないのかな、と
思ったりもする。
まあとにかく
彼女たちにも気に入ってもらえて
よかったわ、骨太。
あけて土曜は。
女MJが泊まりに来るので
一応掃除・・と思ったら
結構時間かかり。
まあ、残業と呑みの日々だと
なんとなく部屋は荒れるものだわ。
昼近くなってしまったので
午前から働く☆と待ち合わせて
『Hinata-ya』でランチ。
はーなんだか一週間早いな。
19時まで働いて
いざ新宿へ。
女MJと
久しぶりの『BERG』で
レバペーとビール一杯。
この日東京に来るという
shindouさんを探してみたけど
バッティングはしなかったね。笑
珍しく控えめに一杯で
新宿三丁目方面へ。
女MJの希望で
「深夜落語」のために
末広亭前に並ぶ。
深夜といっても
21:30に始まり
終電には乗れる、という
時間帯なんだけど。
普段は21時に終わる
この寄席のいわば空き時間を使って
二つ目の人たちが
500円という格安で
修行をかねて芸をお披露目する、
そういう催しなのだ。
相当な行列になると聞いていたので
一時間前に行ってみたら
誰もいず。
ぷらぷらして戻ってくると
看板も出て男子が二人
並んでいたので後ろにつく。
20時40分くらいだったかな。
あっという間に後ろに人の行列。
通り過ぎる人が
「すげ!」「これ何並んでんの?」
と、口々に。
あたしもたしか
通りかかったことがあって
「すげ!」って言った覚えがあるけど
自分が「すげー」人になるとは。
21時までの回が終わると
すぐに入れてもらえたので
あまり並んだ感もなく。
一番前は近すぎて疲れる、と
調査済みだったので
4列目あたりに座る。
椅子はすわり心地よく
カップホルダーや
傘立てもついていて
映画館みたいだね。
脇には畳の席もあって
風情はあるけど
長くなるとやっぱり
椅子のが楽みたい。
4人の演者が出てきたのだけど
個性的でみなさん面白かった。
一番目の三笑亭朝夢さんは
一番ということもあって
客もあったまってないという感じで
苦戦していたようだし
枕の話題もイマイチだったけど
落語の部分は巧かったと思うな。
以前聞いた二つ目の方は
もっとたどたどしかった気がする。
二人目に出てきた
春風亭柳太さんは
がたいがよくて目の焦点が
あっていない感じで
すわるのに着物のすそも直さないし
ぼそぼそ何言ってるのか
わからない、と思ったら
いきなり大きな声で
「あぶない人」と化して
えー!こんなのも聞かなきゃいけないのか!
さっきの人結構巧かったから
安心したのに、、と
思っていたら、それも芸の一つで
実は結構おもしろかった。
本題の方もかなり聞きにくいしゃべりで
落語のワザ的にはどうかと思うのだけど
キョーレツでくせになるタイプ。
一人はこういう人いてもいいかも。
三人目は
柳亭小痴楽さん。
痴楽さんの息子だとかで
「若ダンナ」ネタをやっていたけど
人の使い分けが巧くて
その入り込み方がまた激しくて
面白い。
帰りがけに入口で見送られてたけど
かなり小さい人でそれにも驚いた!
最後は爆笑の太田似の
春雨や雷太さん。
最後に出てきたので期待したのだけど
枕がまずとぎれとぎれで
こちらが不安になっちゃう感じで。
本題もなんとなくあやうい感じ。
だけどまんじゅう食べるしぐさが
めちゃ巧かった!
つば飲んじゃったもん。
ということで
深夜落語、なかなかよかった。
聞いてみたいとは思いつつ
しょっちゅう行くには
ちょっと高いし、落語。
二つ目の方々でも
十分笑えるし
こちらも想像力を働かせて
集中する楽しさも味わえるし。
ワンコイン落語、
また行かん。
電車は余裕。
23時終了ぐらいで。
宿泊代のつもりか
女MJから
8ヶ月遅れの誕生日プレを頂く。
「これ春にあげても使えないから」
と、いうのが
ファーと皮のバックで。
めちゃかわいい!
それとブランケットみたいなスカート。
めちゃ好み~。
それを手作りしてくれたリネンの袋に入れて。
ありがとー!
彼女にはいろいろものをもらいっぱなしで
申し訳ない・・・
あ。でもそのほかに。
先日遊びに来た時
パンチしたら立ち上がるビニール製のサンタを
持ってきやがった。
ご丁寧に空気入れまで持ってきて
しゅぽしゅぽやっとりました。
どちらかというとそのテのプレゼントが
多いんだけどね、この女は!苦笑
「アベフトシ」が
発売になったせいもあり
この日はミッシェルのDVDを流しながら眠る。
(ってこの人泊まる時はいつもそうか・・)
ちなみにチバのインタビュー部分しか
まだ読んでいないけど
なんだか友人の昔話でも聞いているような
裏切られない内容のいいインタビューだと思った。
アベッキーの力かな。
日曜は。
父からのお歳暮(笑)の
宅配便のピンポンで目覚める。
今年は鎌倉ハム。
父、グッジョブ!
約束があるという女MJと一緒に
あたしも蒲田へでかけ
帰りがけに近所のギャラリーでやっている
うちのバイトちゃんのグループ展を
見に行く。
仕事のあとにこれ描いてるんだもんね。
芸術家は大変だ。
細かいことはわからないけど
あたしは前回より今回の作品たちのが好きだな。
モノトーンで表現される表情に
目を奪われた。
それから図書館行ったり
野菜買いに行ったり
大和いもたっぷりの
カキ入りお好み焼き焼いたり
カン様観たり
料理したりしてもうこんな時間。
今週は休みも入るし
おかず作りすぎないように、
と思ったのに5品。
・マカロニサラダ
・しょうがときくらげのきんぴら
・よく焼しめじと小松菜炒め
・生揚げ、長ねぎ、高菜、菊いも、豚肉の炒めもの
・ごぼう、にんじん、こんにゃくの煮物
あ、急に眠くなってきた。
もう寝よっ。

「ワンコインの笑い~ひとり125円」への2件のフィードバック

  1. SECRET: 0
    PASS:
    おおっ、ニアミス! オレは3時半くらいに行ったで(笑)
    来年は、姐さんのなわばりを荒らしに行くぜ、わはは!

  2. SECRET: 0
    PASS:
    shindouさん!やはりニアミスでしたか。
    表参道のような奇跡は起こらなかったか・・・
    春からまたいろんな店、ご紹介しますよー!

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