駆け足で12月

神楽坂『ゆうゆう』で
M田さんと☆と
今年最後の三人呑みをして
帰りにお決まりの
『きん助』に寄り
ママにビールをご馳走してもらって
帰ってきて
ドアにお飾りを飾る。
もう28日なんだね。
この一年はずいぶん早かった気がするけど
やっぱり走らされるよなぁ、
師走は、格別に。
を、実感。
さて。
22日あたりから
滞ってるな、日記は。
その日は新宿『ゆびそ』で
大学時代のバンド仲間の
男友達二人と呑み。
妻子持ちの二人と
ひょんなことから始まった
この呑みも
定例となりつつある。
店は10月に
これまた大学時代の
ゼミ会が細々と続いているのだが
教授が紹介してくれて
お邪魔したお店なんだけど。
ジャズを聞かせるだけでなく
メシが美味い、というのが
印象的で。
だって「ジャズと家庭料理」
とか自らおっしゃってるしね。
茶碗蒸しや
くたくた煮た白菜が美味い。
前回も食べたもずくをお願いすると
でてきた「鬼もずく」という
佐渡の太いもずくが美味い。
お刺身、あげもの、煮物にしる物、
お寿司だって握っちゃうんだから
ここのマスターは。
なかなかおもしろく
美味しいお店なんだな。
さらに興が乗ってきたのか
おすすめのCDをかけまくる。
お好きなんですねぇ。
そして
忘れたころに出てきた
デザートの洋なし。
「日本酒に合うって発見したんです」
と、有無を言わさず用意された
にいがたのル・レクチエと
東北の日本酒。
(詳しくは忘れちゃったけど)
たしかに合う~!と
一同うならされる。
かつては
金もなく
食なんてまったく
後回しだったあの
大学時代を思い起こすと
こんなイカした店で
口を揃えて
「うめぇ」なんて舌鼓を打つとは
まったく予想しなかったことだけど
そういった変化を感じられて
ほんとに不思議だと思うし
うれしくもある。
大人んなったよねぇ、
いろんな意味で。
あけた23日祝日は
珍しくお誘いをことわって
家のこと、こまごまと。
なんといっても
ベランダの窓と網戸を洗えたのは大きい。
24日は
どこか呑みに行こうかとも
目論んだけどふられ
あきらめて残業して
秋葉で買い物して帰る。
イヴに秋葉の電気やで一人。
ここまで行くともう
用事を済ますことに没頭。
いちゃつくやつらも最早
目に入らず。
キャベツのポタージュを作って食す。
25日も仕事。
Hinata-yaで今年最後のカレーを頂き
夕方からは高校の友人の渋谷のYの
プロデュースする芝居を見に行く。
演劇嫌いのあたしだけど
彼女の関わっているラッパ屋という劇団の芝居だけは
はずれなく面白い。
脚本の力もあるけど
キャスティング、与えられた役を演じる俳優たち、
いろんなものの集結なんだね、芝居ってのは。
そう思わせてくれるもの。
必ず笑えるし、泣けるし、
考えさせられる舞台。
今年もおもしろかった。
芝居のあと、
一緒に行った神楽坂のFと
月島のTTと神保町に移動。
骨太フレンチにお連れする。
Yは残念ながら合流できなかったけど
三人でもりもりと。
定番のパテドカンパーニュ
アリゴ(マッシュポテト)
サーモンのタルタル
ロールキャベツ
塩豚の煮込み。
「もう俺ら終電ですから」と
店長に尻たたかれつつも
煮込みの汁を飲み干したくて
パンを追加して
また最後の客に。
次の日は
神楽坂のFの新居に
TTほか、F子、Kミ、Aつが集合する予定で。
午前中、実家へのおみやげを買いに
門仲のせんべいやに行き
帰りに近くの自転車屋で
油を売っていたら
料理する時間が!!
あわてて
ぶり大根、
煮豚を作る。
肉にたこ糸結んだのは初めて。
紅茶でぶたバラを煮ました。
3,40分でかなりやわらかくなるのね。
朝煮た煮豆もタッパーに入れて
神楽坂へ。
F子と買い物して
F宅へ先発。
お肉やさんで買った
カキフライとビールで乾杯したら
料理開始。
生で食べられるかぶをきざんで。
セロリは持参した梅干とおかかで和えて。
あとはとりももとじゃがいもの煮込み。
F子はじゃがいもとカリフラワーのグラタンに
アボカドのサラダを作ってくれ。
メンツは多少入れ替わりつつも
中高の友達の中から
自然としぼられたこの集まりも
10年近くになるか。
みんな美味しいものよくご存知で
勉強になります。
この日はAつが持ってきた
チコリのジャムがお初!
ブルーとかにおいと塩の強いチーズと
一緒に食べるとめちゃおいしい!
おかげで
ワインを呑みすぎたか
二度もグラスを倒すという
粗相を・・・
しかも新居の床をぬらす。
すまん!
終盤でかぶの葉で
ごはんを炒めたような気もするけど
記憶なし!!
それにしても
Fは生活感がない!というようなネタで
いつも槍玉にあがるのだけど
彼女のスタイリッシュはほんものなんだ、と
今回の引越しで認めざるをえない、
そんなすてきなお家で。
まわりからするとあとまわしにすべき
小さなことに妙にこだわっているようjに
見えていたのだけど
それをあきらめずにつら抜いた結果が
このスタイルを作ったのだーと
納得させられた。
お見事。
あたしのゆるゆるの家とは
全然違うもん。
だけど
集まった誰をみても
それぞれの得意分野や
こだわってる部分で
何かしら突出していて
そんな彼女たちが
あたしには誇らしいし
負けてらんないなーと
励みにもなる。
解放される場でもあり
がつんとされる場でもあり
いい「場」だと思う。
そんなあたしたちの
一日遅れのクリスマスは
Aつが用意してくれた
「パネトーネ」。
本場から取り寄せたという
このパネトーネ。
めっちゃかんきつがきいていて
美味しかった♪
遠い誰かが
帰ると言い出したのを口火に
早めにおいとま・・・
のつもりが寝過ごして
ふたつ先の駅へ。
疲れていたというより
リラックスできたからかな~
なんて思えた
今年最後の「家呑み」でした。
また来年ね。
その前にまた明日は
骨太。
今年最後に
最大の大食いデーになりそう。
白湯ダイエットも
一気に台無しかな。

脱いでみたらば

裸眼になったら
見たくないもの
見なくてすむ
・・・と思っていたら
逆でした。
見えなかったものが見えます。
きのうの帰りがけ
久しぶりに徒歩帰宅したら
街中の光という光が
ぼわわわんって拡大して見えて
ブルーライト~♪と
いしだあゆみがでてきそうな
雰囲気。
じゃ、あまりすてきじゃないか
そうだな~冬の花火か
クリスマスイルミネーションを
独り占め!な感じで。
じゃ、キャラじゃない?
いつもは
どちらの信号を渡るのが早いかとか
前から来るあの人はどちら側に避けるかとか
そんなことこまごまと考えてたんだけど
見るという行為をあきらめると
そんなことはどうでもよくなるものなのね。
おかげで
気ままにぷらぷらと歩くうち
「無」の境地にたどり着けたような。
朝は朝で
水たまりに映った青い空が
ぱって目に入ってきたり
建築法に従ったビルの整然さが目についたり
ふいに飛び出した看板が
後からの光をさえぎってその存在を主張してたりする。
そっか
見ることって光と影を意識することなんだな。
そんなこと実感として持ったりして
これも新しい発見。
ただし
仕事中めがねをかけていると
耳の後ろが痛くなってきて
今日はギブアップして
コンタクト装着。
いろいろ難しいけど
自分が一番気持ちいい状態を
意識して作って行かないと
体にこたえる年齢になったのかなって
そんなこと思う。
誰もやってくれないからね、
自分の面倒は自分で見なくちゃ。
泣いてちゃだめですよ~!
そこのアナタ。

悩ましい月曜、ヌードな火曜日

本日。
裸で出勤中。
って書いても
誰も食いつかないだろうけど
眼でね。
最近
眼精疲労がすごく
会社を出てしばらくは
焦点が合わないような状態。
これ、危険でしょ。
たまには目を休ませようと思い
めがねっ娘。
(え?めがねばばあ?)
仕事中は仕方ないけど
はずせるところでは
めがねをはずして
裸になってみる。
見慣れた通勤中の景色が
輪郭を失いぼんやりして
色の集合体に変身。
街は清潔で
人々はすべて
美男美女に見える。
見なくていいものも
見なくてすむ。
これで少しは
目も喜んでるはず。
さて
きのうのこと。
来年早々のサルのあとの
宴会会場のために
検索かけてたら
錦糸町にサッポロの店発見。
今まで行っていた店は
すぐ入れる、
大勢入れる、
追い出されない、
あたしの名前が通る、
というメリットはあるのだけど
酒もメシもイマイチ。
新規開拓したいと思っていたので
NNちゃんに声かけ
早速行ってみた。
したら
残念ながらこの季節で
席はいっぱい。
しかも次回サル予定の
1/4はまだ正月休みだと。
しょうがないので
店を求めてふらふらと錦糸町を歩くのだけど
なんか惹かれる店がないんだよなぁ。
それに人数入れないと、という
厄介な条件もついているので
さらに難しい。
もう一軒目星をつけていた
鹿児島料理の店に行ってみる。
「あき」はあるけど
雰囲気がなぁ・・・
ただの定食家みたいな風情だし。
飲み始めれば関係ないんだけど
なんとなくね。
通りがかった上海家庭料理、
というのに入ってみるものの
だめだこりゃ。な味。
ビールも黒ラベルなのに
なんか違うぞ?
結局口直しにいつもの『珉珉』で
中華二連発。
黒ラベルと餃子とチャーハン。
美味いじゃん、やっぱこっちのが。
NNちゃんと二人して
「もう、ここでいいかぁ」って。
ためしに聞いてみると
1/4はあいているし
15人ぐらいオーケーだそうな。
時間制限もコースの予約も不要とか。
ひとつ気がかりは
アメリカ出張中のYっちを
迎える会でもあること。
中華だったらアメリカでも
食べられそうだもんなー。
うーん。
まあ
日本のビール味わってもらうってことで
許してもらうか。
宴会部長も結構悩ましいのだぞ!
うーんうーん。

ワンコインの笑い~ひとり125円

金曜は。
会社の忘年会。
数ヶ月も前から
「あなたが一番忙しいから」
と、予定を聞かれ日程が決まり
あとの人は聞かれもしないのに
全員出席に「○」と印刷された
回覧がまわる、という
逃げようもない会。
さらにおしつけがましく
黒ラベルを注文してくれ
まわったメニューには
マーカーでハイライト。
同じく黒ラベル、と言っても
他の人のはからいと
何かが違う。
でもとりあえず
社長の言う時間に
さっさと集まって
好きにスピーチさせて
すすめられるがまま
飲んでいれば
21時には解放される。
呑み放題の最後に
紹興酒を頼み
口をあけないまま
お持ち帰りなんて
おみやげも。
そしてそのあとは
専務からおこづかいを頂き
次へ移動、が
最近の定番。
結局女子6人になったので
安全そうな大箱を目指したところ
貸切っぽい。
ダメもとで
『骨太フレンチ』の引き戸を引く。
厨房の中の人があたしに
気付いてくれたので
「6人、、無理ですよね」
と、言うと「上、上」
と二階を指差す。
横から店長も出てきて
「こっちまわってくださーい」って。
ちょうど入れ替わりの客があって
円卓の個室に入れました。
ラッキー。
酒呑みなおしたい系と
甘いもの系と
両方いたので
ちょうどいいお店。
お通しのフランスパンがでて
赤ワイン頼んだところで
甘いもの組も
まだいける、とのこと。
中華たんまりいったんだけどね~。
定番のパテを少しずつわけると
はじめての二人は
うまーい!っておおはしゃぎ。
さらに出てきた甘いものには
「人生で三度目です、
食べ物で泣いたの」
と、感激やのM山さんが
まじ泣きしとる。
ああ、そりゃよかった。
バイトちゃんたち三人は
月曜日も来る!なんて
はりきってたけど。
結局
赤ワイン2本もあけちゃって
気付けば23時すぎ。
職場呑みでも意外と
盛り上がるのは
共通の敵がいるせいだけでも
ないのかな、と
思ったりもする。
まあとにかく
彼女たちにも気に入ってもらえて
よかったわ、骨太。
あけて土曜は。
女MJが泊まりに来るので
一応掃除・・と思ったら
結構時間かかり。
まあ、残業と呑みの日々だと
なんとなく部屋は荒れるものだわ。
昼近くなってしまったので
午前から働く☆と待ち合わせて
『Hinata-ya』でランチ。
はーなんだか一週間早いな。
19時まで働いて
いざ新宿へ。
女MJと
久しぶりの『BERG』で
レバペーとビール一杯。
この日東京に来るという
shindouさんを探してみたけど
バッティングはしなかったね。笑
珍しく控えめに一杯で
新宿三丁目方面へ。
女MJの希望で
「深夜落語」のために
末広亭前に並ぶ。
深夜といっても
21:30に始まり
終電には乗れる、という
時間帯なんだけど。
普段は21時に終わる
この寄席のいわば空き時間を使って
二つ目の人たちが
500円という格安で
修行をかねて芸をお披露目する、
そういう催しなのだ。
相当な行列になると聞いていたので
一時間前に行ってみたら
誰もいず。
ぷらぷらして戻ってくると
看板も出て男子が二人
並んでいたので後ろにつく。
20時40分くらいだったかな。
あっという間に後ろに人の行列。
通り過ぎる人が
「すげ!」「これ何並んでんの?」
と、口々に。
あたしもたしか
通りかかったことがあって
「すげ!」って言った覚えがあるけど
自分が「すげー」人になるとは。
21時までの回が終わると
すぐに入れてもらえたので
あまり並んだ感もなく。
一番前は近すぎて疲れる、と
調査済みだったので
4列目あたりに座る。
椅子はすわり心地よく
カップホルダーや
傘立てもついていて
映画館みたいだね。
脇には畳の席もあって
風情はあるけど
長くなるとやっぱり
椅子のが楽みたい。
4人の演者が出てきたのだけど
個性的でみなさん面白かった。
一番目の三笑亭朝夢さんは
一番ということもあって
客もあったまってないという感じで
苦戦していたようだし
枕の話題もイマイチだったけど
落語の部分は巧かったと思うな。
以前聞いた二つ目の方は
もっとたどたどしかった気がする。
二人目に出てきた
春風亭柳太さんは
がたいがよくて目の焦点が
あっていない感じで
すわるのに着物のすそも直さないし
ぼそぼそ何言ってるのか
わからない、と思ったら
いきなり大きな声で
「あぶない人」と化して
えー!こんなのも聞かなきゃいけないのか!
さっきの人結構巧かったから
安心したのに、、と
思っていたら、それも芸の一つで
実は結構おもしろかった。
本題の方もかなり聞きにくいしゃべりで
落語のワザ的にはどうかと思うのだけど
キョーレツでくせになるタイプ。
一人はこういう人いてもいいかも。
三人目は
柳亭小痴楽さん。
痴楽さんの息子だとかで
「若ダンナ」ネタをやっていたけど
人の使い分けが巧くて
その入り込み方がまた激しくて
面白い。
帰りがけに入口で見送られてたけど
かなり小さい人でそれにも驚いた!
最後は爆笑の太田似の
春雨や雷太さん。
最後に出てきたので期待したのだけど
枕がまずとぎれとぎれで
こちらが不安になっちゃう感じで。
本題もなんとなくあやうい感じ。
だけどまんじゅう食べるしぐさが
めちゃ巧かった!
つば飲んじゃったもん。
ということで
深夜落語、なかなかよかった。
聞いてみたいとは思いつつ
しょっちゅう行くには
ちょっと高いし、落語。
二つ目の方々でも
十分笑えるし
こちらも想像力を働かせて
集中する楽しさも味わえるし。
ワンコイン落語、
また行かん。
電車は余裕。
23時終了ぐらいで。
宿泊代のつもりか
女MJから
8ヶ月遅れの誕生日プレを頂く。
「これ春にあげても使えないから」
と、いうのが
ファーと皮のバックで。
めちゃかわいい!
それとブランケットみたいなスカート。
めちゃ好み~。
それを手作りしてくれたリネンの袋に入れて。
ありがとー!
彼女にはいろいろものをもらいっぱなしで
申し訳ない・・・
あ。でもそのほかに。
先日遊びに来た時
パンチしたら立ち上がるビニール製のサンタを
持ってきやがった。
ご丁寧に空気入れまで持ってきて
しゅぽしゅぽやっとりました。
どちらかというとそのテのプレゼントが
多いんだけどね、この女は!苦笑
「アベフトシ」が
発売になったせいもあり
この日はミッシェルのDVDを流しながら眠る。
(ってこの人泊まる時はいつもそうか・・)
ちなみにチバのインタビュー部分しか
まだ読んでいないけど
なんだか友人の昔話でも聞いているような
裏切られない内容のいいインタビューだと思った。
アベッキーの力かな。
日曜は。
父からのお歳暮(笑)の
宅配便のピンポンで目覚める。
今年は鎌倉ハム。
父、グッジョブ!
約束があるという女MJと一緒に
あたしも蒲田へでかけ
帰りがけに近所のギャラリーでやっている
うちのバイトちゃんのグループ展を
見に行く。
仕事のあとにこれ描いてるんだもんね。
芸術家は大変だ。
細かいことはわからないけど
あたしは前回より今回の作品たちのが好きだな。
モノトーンで表現される表情に
目を奪われた。
それから図書館行ったり
野菜買いに行ったり
大和いもたっぷりの
カキ入りお好み焼き焼いたり
カン様観たり
料理したりしてもうこんな時間。
今週は休みも入るし
おかず作りすぎないように、
と思ったのに5品。
・マカロニサラダ
・しょうがときくらげのきんぴら
・よく焼しめじと小松菜炒め
・生揚げ、長ねぎ、高菜、菊いも、豚肉の炒めもの
・ごぼう、にんじん、こんにゃくの煮物
あ、急に眠くなってきた。
もう寝よっ。

いい気になって熱弁をふるう

おとといは。
浜町で
サル後のおやじたちが
『鳳蘭』で打ち上げている所に
門仲より徒歩にて合流。
延ばし延ばしにしていた
カラリングをK山くんに
やってもらったあと。
サル呑みは
今年最後ということもあり
結構な人数がいて
久しぶりの方もちらほら。
あたしが顔を出すと
「黒ラベルなくなったぞー」
って、冗談ではなく
ほんとの話だったのだけど
誰かが店員に交渉してくれて
どこからともなくでてきた
一本の黒ラベルがあたしの前に。
ただの「呑み会要員」なのにあたし。
ありがとうございます!
ほとんど食事が終わって
残ったものが
これ食えあれ食えと
あたしのところに
まわってきて
〆に頼んだ麺は
手がつかないままあたしのところに。
みなさん、ほんとに
やさしい人たちなんです、
口は悪いけど。
一部の人とは
低山登ったり
ドラゴン漕いだりという仲だけど
ここでしか会えない人たちも
快く迎えてくださり
離れた席からも
声をかけてくださったりする。
わずかな時間だけど
たくさんの人の話を聞けるのは
貴重だと思うので
もしかしたら
「サルもしないくせに」
と思っている人がいるかも
と気後れしてしまうこともあるけど
そこは踏ん張って
顔を出すようにしている。
結局はいつも
来てよかったって
思うんだけどね。
23時すぎにさらに
メンバーはコアになって
人形町へ移動。
いつもの『岩手屋』には
5人は入れず
スペインバルへ。
以前はエーデルピルスを
置いていたのに
最近は黒ラベルなのか、
ある意味ラッキーと
ビールを頂く。
KジとZEっきーという
若者が終電目処に帰ったあと
タクシーと腹をくくった
M田、Kボと『岩手屋』へ。
一瞬お母さんもこんな時間?
という顔をしていたので
「ちょっとだけ」で
お暇しようと心に決めていたのに
おでんをあっためてもらい
日本酒を飲んでいたら
三人で話がはずみ
世界における日本の立ち位置と
民族性みたいな話で
エキサイト。
ちょうどその日美容院で読んだ
外人監督の見た日本サッカーの話
なんかも交えて
熱弁をふるいあってしまい。
つまり、酔っ払いなんだけどね。
でも楽しかった。
気付けば2時。
まだ木曜日ですよー。
年末のごあいさつのつもりが
お母さん、ご迷惑かけました。
ごめんなさい。
ったく、ご御を仇で・・
だけど
意外に金曜は元気に出勤。
会社の忘年会なので
18時まですっ飛ばして
お仕事終了。
金曜の話はまた。

お世話になったといえば

きのうは。
なんとなく
『ジャズオリンパス!』に
寄って帰ろうかと思っていたら
☆からメール。
「オリンパス!のカレー
食べたいんだけど」
すげっ
ビンゴっ。
ということで
二人してがしがし残業して
21時半ごろご来店。
と、マスターK松くんが
のけぞって焦ってる。
「まさかカレーがない?」
と聞くと
「いや、黒ラベルが・・すいません」
って。
そんな、、、メニューにないんだし
いいのに、謝らなくても!
バイトくんに買いに行かせると言ってくれたけど
きのうは珍しく遠慮して
寒いのでワインを、と
この店で初の赤ワインを頂く。
くせがなくって
まわしてるとだんだんおいしくなる
そんなタイプのワインで。
カレーの前に野菜が食べたいなーと
バイトくんのJくんに聞いてみると
少しして帰ってきて
「サラダを作らせていただきます、と
マスターが申しております」だって。
「作らせて」って!
恐縮しつつ
「許す」
と、横柄にして待ってると
生野菜のパキパキのサラダが。
うすく刻んだチーズと
ドレッシングが美味しい。
普段は生野菜に反応しないうちらも
美味しくいただきました。
間もなくカレー。
おきてやぶりの
「丼で」のワガママも
聞いていただき。
美味いね~
変わらぬ味だね~
これが食べたかったのだー!
きのうの日記に
お気に入りの店うんぬんの話を
書いたのだけど
こちらの気持ちなんて
いい加減なもので
その日によって食べたいもの、
居心地のいい場所なんて
いろいろなんだよね。
よく行く店はもちろん
どの店も気に入っているけど
毎日行きたいと思うわけではなく
ほんとうに気分次第でしか
顔を出さないのに
それなのに
幸いどこの店でも
歓待してくださり
ほっとすることが多い。
特にきのうはマスターがわざわざ
「いろいろ行くお店があるでしょうに
当店にお越しいただき誠に
ありがとうございます」
と、ご丁寧に言ってくださり。
いやいや
「気分」で来ているのに
いつもそんなにしていただき
こちらの方がお礼をいいたいのですよ。
恐縮です・・・
だからふと
お父さんにそろそろ
マスターにそろそろ
○○くんにそろそろ
おねーさんにそろそろ・・
なんていろんなお店の方の顔が浮かんで
それが食べたいもの、に
逆につながってしまうこともあるのだよ。
やっぱ店は人だよなぁ。
そんなわけで
今年も各所呑み屋のみなさん
お世話になりました。
年末までできるだけ
いろんなところにお邪魔したいと
思ってます。
行けなかった店の人ごめんよー。
でもいつも心に留めております、
親切にしてくださるお店の方々のことは!!
ラストスパート行かなくてはね。

ト・ク・ベ・ツってすてき

きのうは。
NNちゃんたっての希望で
またもや『骨太フレンチ』へ。
先日2階には一緒に行ったけど
彼女には1階の立ち呑みも
味わって欲しかったので
予約しないで行こうって
ねらい目の火曜日を提案。
ちょうど残業していた
バイトちゃんのMるこちゃんにも
声かけて。
いざ、4人で。
狙い通りカウンターはおやじ一人。
顔見知りになったお店のみなさんが
いらっしゃ~い!って。
4人になったので
開店サービスの4人でボトルサービス券を
再び使用すると
いやな顔ひとつせず
「こないだと違うのいってみましょうか」
と、やさしい店長くん。
しかもこのワインが、濃いめで
おいしかった!
んにゃろ~やりおるの~!
はじめてのMるこちゃんに
メニューを決めさせよう、なんて言いつつ
すでに定番のできあがってる
☆とあたしは何気に誘導尋問。
やっぱりパテドカンパーニュは
はずせないっしょー!
同じく定番の野菜のグリル。
きのうはズッキーニ、にんじん、
なす、たまねぎ、じゃがいも、
大根と、種類が多かった。
ありがとー!
にんじんが特においしかったな~。
あとはお店の名前の
マッシュポテトに
お肉は・・・☆がずっと食べたがってた
いも豚の蜂蜜黒胡椒焼きりんごと干し葡萄ジャム添え。
予想通りおいしい!!!
みんなで驚嘆の声をあげつつ
「まだいけるいける」と
肉を追加することに。
違う感じの味にしたくて
ラムのかたまりと
鳥のポッシェ、クリームソースを頼もうとすると
ポッシェが売り切れだと・・。
おねーさんにおすすめを聞くと
トマト系をすすめてくれるので
ちょっと違う感じの食べたくて
ラムとも違うで、、と訴えてみると
強面の料理長が「まかせてください」って。
お、男だねぇ。
まずはラムが到着。
これはちょっとすじっぽかったけど
ソースは美味しい。
パンがすすむすすむ。
そして届いたポッシェの代わりの
鳥料理。
これがまじで美味かった~!
なんじゃこれ?と
おたずねするとトリュフですと。
もともとトリュフを使う料理なんだけど
どうやらクリームがなくって
アレンジしてくれたらしいのだけど
たぶんこの方が美味しい。
スペシャル、ということもあって
めちゃうれしい計らい。
ありがとうございました~。
やっぱりオープンキッチンは
カウンターだよねー。
料理人と話ができる店っていいわ♪
ワインをもう1本ほどあけて
23時には解散。
仕事のストレスをほんとにきれいに取り除いてくれる
あたしの今一番お気に入りのお店です。
とかいうと
どこかの店の人たちからぶーぶー言われそうですが
まあ出逢ったばっかりってことで。
しばらくは夢中な感じですよーん。

ミッドタウンでぷらり

きのうは。
土曜の呑みすぎがたたったか
先週の仕事の疲れがたまったか
珍しくふとんでまどろんで。
でも大事な休日!
洗濯してシャワー浴びて
自転車に空気を入れて
六本木はサントリー美術館へ。
あ、自転車は人形町においてね。
カン様のせいで
このところちょいちょい
観ている日曜美術館で見かけた
「その名は蔦屋重三郎」展。
江戸時代の版元であり
歌麿・写楽といった人気版画家を発掘し、
うまいこと売り出したという
名プロデューサーとのこと。
あたしを毎日悩ます
江戸の合巻や読本の中にも
しばしば登場する名前なので
行ってみた。
ミッドタウン?
なんじゃそれ?
な、あたしですが
かろうじて上のライヴハウスに
行ったことがあり
なんとかたどり着いた。
だけど着いてからが
すこぶるわかりにくいのよね、
あの建物。
行く場所によって
エレベーターやエスカレーターが違うなんて
不親切極まりない。
だけど
意外と洗練しすぎてなく
ごちゃごちゃした感じが
あとで気に入ってしまったのだけど。
しかしみなさん、
浮世絵お好きなんですねぇ。
こんな地味な展覧会・・と思いきや
どのケースの前も人でいっぱい。
ああいう時、おとなしく並んでる人
えらいよね・・あたしには無理。
あっちいったりこっちいったりして
隙間を狙って作品や解説を
盗み見て歩く・・・
せっかちなんだよなぁ、
こんな時も。
でもおもしろかったです、
なかなか。
あたしの知りたかった
書誌学的なことには
たどり着けなかったけど
浮世絵をはじめとする
江戸文化ってすごいと思う。
繊細で美しいというのもそうだけど
デフォルメやパロディのセンス、
そういうものを発揮する人と
それをおもしろがる人とがいて。
そういう意味で
豊かな時代だよねーと思う。
実は先週の土曜も
KO大学の旧図書館の
「書誌学展」に行ってきて
ここのところ展覧会づいてるのだけど。
まあ毎日が展覧会というくらい
すごい資料を目の当たりに
しているんだけどね。
で、サントリー美術館ですが
とにかく六本木なんて
居心地が悪いから
さっと行ってさっと帰ろう
なんて思っていたら
同じ階にある雑貨系のお店が
結構おもしろかったので
ぷらぷら見てきました。
近所の豊洲だとか錦糸町の
チープさもないし
日本橋のデパートたちの
手の届かなさでもなく
意外とこんなとこに!
という感じで。
またいる人が
みんな「よそもの」っぽいのがいい。
層が決まってしまう街って
なんとなく居心地悪くないですか?
なじまなくてあたり前の
観光地的なとこ、
あたしはわりと好きだな。
リピートするかは別として。
なので調子に乗って
フジフィルムミュージアムまで
足を延ばして
土門拳の室生寺の写真を
ぱぱっと見てきた。
あたしも正月はモノクロで
撮ってみるかな。
・・土門拳と同じレベルで
話すんなって?笑
ということで
意外と時間をとり
先日見つけた八百屋が
あぶなく店仕舞いするとこでした!
セーフ!!
無計画に
りっぱな野菜を買い込む幸せ。
にんまりしつつ家路へ。
歩き疲れたので
とりあえず下仁田ねぎと
カキのパスタを食べ
ちょいと回復。
[#IMAGE|c0049455_23362528.jpg|201012/13/55/|right|130|200#]
・生揚げと下仁田ねぎと高菜の炒めもの
→薬膳レシピより
・ちぢみほうれん草のごま和え
・さといもの煮物
・さばとにんじんとしいたけのそぼろ
・豚汁
品数は少ないけど
これが精一杯~。
先週のものでまだ
残っているものもあるし。
先週は火曜に料理したんだっけ。
あわせて備忘メモ。
・いり豆腐
[#IMAGE|c0049455_23371049.jpg|201012/13/55/|right|130|200#]・切干大根
・ポテトサラダ
・焼かき
・しめじと高菜とクリームチーズ
 →男子ごはん料理。
  高菜を多めが好みかも。
  でも太一くんが感動していた味は
  出せてない感じ。
  これは再度挑戦。
定番料理は好きだし
失敗がないので
つい繰り返してしまうけど
もうちょっとバリエーション欲しいし。
あと
さっき「きょうの料理」でみた
さばのこぶ〆、田づくりを
作ってみたく・・・
明日テキスト買いに行こうっと。
そのあとの番組で鶴太郎が作ってた
フルーツケーキも美味そうだったけどね!
今日は
小松菜としめじのチャーハンと
豚汁を食べてから
炒めなます。
大根、にんじん、レンコンのほかに
かぶを入れてみた。
油揚げがなかったので
ベーコン入れてみた。
どうかな。
感想はまた。
あーまたこんな時間。
クリリンの声を聞きながら寝よう。
太朗、邪魔すんな!

ふたりのコージー

土曜日は。
結婚式二次会にお呼ばれ。
今年最後のサルは欠席で。
19時横浜だったので
午前だけ出勤して
ちゃっかり『Hinata-ya』で
カレーを食べて
家で待機。
一応オメカシするので
うすめのワンピースに
うすめのカーディガン
コートだけが頼り・・と
いう状況だったのだけど
あたたかな日でよかった。
そごうよりもさらに海側にできた
ビルというので海風を
恐れていたのだけどね。
この日の主役たちというのが。
新郎の方が
バンドメンバーの半分が
所属しているサルチームのもと代表。
所属していないメンバーは
あたしも含めサルで対戦したのが
きっかけだったので
我がバンドにもゆかりがあったりして。
ライヴだけでなく
練習後に呑んでいると
しょっ中顔を出すので
もう5年来ぐらいの知り合い。
なのでお誘いいただいたのだけど
いつも「姐さん」と呼ばれているので
「俺、姐さんの名前も連絡先も
知らないんだけど」
と、数ヶ月前に二次会の話が出た時に
まずそんなとこから。
そう思うと
あたしの方も彼の経歴など
一切知らず。
当日の新郎新婦の紹介ビデオで
「へぇ」ということが多々。
そもそもバンドのメンバーでさえ
半年経つくらいまであだ名以外の
名前も知らない、
仕事も知らない。
という状態だったのだから。
でも
メンバーにしても新郎にしても
彼らのまわりにいる川崎の人たちにしても
呑んでバカ話するうちに
キャラクターや立ち位置なんかが
わかってきたりして。
そんなことだけで人の関係って
つながっちゃうんだから
不思議だよね。
しかもとても深く。
それにしても
新郎はひとまわり以上も下の
新婦がかわいくてしょうがないらしく
告白、クリスマスプレゼント、
プロポーズなど絵に描いたような
あつあつエピソードが満載。
自分だったら恥ずかしくて
拒否してしまうかもしれないけど
ああいう風に全力で素直に
誰かと向き合うことができるのって
すごいことだなって。
あたしは何に対して恥ずかしいんだ?
これはかっこ悪い
あれはかっこ悪い
人が見てるから?
人が笑うから?
そうやって他人の価値観に左右されてる
自分が実は一番かっこ悪い。
そんなこと考えさせられた日でもあり。
と、同時に。
件のサルチームは
新郎とうちのギタリストが
中心になって作ったチーム。
あたしは会えなかったけど
入院中のギタリスト、
昼間の披露宴には
なんとか顔出してたという話。
こないだよりもさらに
やせていたと報告してくれる
他のメンバーたちは皆
どうすればいいかわからない、
といった口調だった。
奇しくも同じ名前を持つ
幸せ絶頂の新郎を
ギタリストはどのように見ていたんだろうか。
もちろん祝福しにきたのだろうけど
同時に自分の運命を憾んでいたんじゃないだろうか。
考えると切ない。
来週退院できるという話だけど
一体よくなっているのか。
ほんとうにヤツをついばむ病気の種が
恨めしい。
複雑な想いで終電まで。

さくらんぼの国から来たきのこ

今日もうっかり21時半まで。
会社を出ると風がとがっていて
さむっ!って。
でも
こんな日は
10階の部屋からみる夜景は
ピントがあっていて
きらきらしてみえる。
スカイツリーも残業中みたいだね、
今日もお疲れサマ。
こんな風景があれば
気持ちもリセットできる。
腹へり~の本日は
バイトちゃんから頂いた
「ニワシメジ」という巨大しめじ(ビール比)→
を、これまたおととい頂いた
スギヒラタケ、ナラタケの煮たんに混ぜて
クリームペンネ。
植木鉢からクレソン摘んできて。
こちらのきのこは
4月に山形旅行した際にお邪魔した
バイトちゃんの実家のお父さんから。
なぜかあたし宛にもタッパーが送られてきて
・・娘が二人?な気分なのかな。
何しろありがとうございます。
こういう贈り物ってほんとうにうれしい。
おとといは[#IMAGE|c0049455_23583810.jpg|201012/09/55/|right|120|180#]
その煮たんをそばつゆにまぜ
大和いもをすって
おそばに載せて食べました。
きのうのお弁当ごはんにも
混ぜたりして。
きのこって結構出汁が出るんだね。
香りもあるし。
お父さんは自然食レストランを
やっていらっしゃるのだけど
植物が大好きとかで
栽培もするし採集も好きで
バイトちゃんは子供のころから
山にきのこ狩、山菜摂り、
いろいろ連れていかれていたのだとか。
あたしは完全に都会っ子だし
父は忙しく、そういう教育を
してもらった経験はないので
うらやましい・・と思ったりもしたんだけど
貧乏な家に生まれて苦労した父は
あたしたち家族に同じ思いをして欲しくないと
ものすごい努力をして
今は自分の城を持つまでになったんだよね、
一瞬でも人の家のことうらやましいなんて思って
ごめん!
とか、いいトシしてあれこれ思ったり。
でもバイトちゃんちのお父さんに
こういう風にいろいろよくして頂いて
それは感謝!なので
またお店にお邪魔してたんまり呑み食いしたいし
今度は山にも連れていってもらおうかなぁ。
思いがけずきのこきのこな
今週の食卓でした。
しかし仕事・・・
忙しすぎだな。
昼休みブロガーだったあたしも
昼休みまでPC打つ気になれず
ネタはたまっておる。
もう金曜かー。
無料お試しセットも試す時間がなかっ!
こんなあたしを救うのは
いまだに自転車レース。
でもわかった。
走ってる人たちのかっこよさは
もちろんなんだけど
栗村さんの解説がむっちゃ好き。
今はクリリンの解説の日だけ
選んでみてます。
栗村さん好きだー!!
と、また手の届かない人に恋してすいません。
あと最近はカン様の声にめろめろです♪
今、日曜美術館がイヤラシイっ。