誘惑しないでおくれよ~

きのうは。
21時ごろから
ツールドフランス第1ステージを観る。
サッカー以上に長いこのスポーツを
生で観ようなんて無謀だと
思ってはいるんだけど
そこにテレビがあるからさ。
嗚呼、うらむぜ地デ鹿!
ちょうど中継が始まった頃
早くもハプニングが。
犬が飛び出して落車だって。
しかもあんだけうすいジャージだと
ケガも相当すごそう。
その中のひとりイバンバッソが
あとでチームカーに
つかまったまま治療を受けてる図とか
びっくり。
もちろん車につかまって
スピードを保つのは違反
なんだけど、治療をしている
ふりをして、遅れを取り戻したり
そういうことは暗黙の了解なんだって。
しかもそういう選手が出たからと
ほかの選手たち全員が集団の
スピードを落として
彼が置き去りにならないように
したりとかって
マナーなんですってよ。
さらに驚いたことに
バッソはまたチームカーに横付けして
今度は靴を交換!
なんなんだ?
カミワザ!
もう見たことないもんの
オンパレードでおちおち
眠ってもいられません!
そんなレース特有のものへの
無知ゆえの驚きのほか
なんていっても道々の風景が
すばらしく、これにも
驚かされる。
都会にしても田舎にしても
デザイン、色、どれをとっても
絵になる風景だし
空からの風景は地図を眺める
楽しみにも似て。
大体にして鳥瞰の図が
好きなあたしには
ヘリからの映像は大好物♪
いくら観ていても
あきないのです。
上から撮ると
結構狭いところを
ひしめきあってるのが
わかったり
全体のスピードがあがったり
列が長くなったり
横に広がったり
それが止まることなく
形を変えて
目を喜ばしてくれる。
あ、途中トイレタイムという
驚きの場面も目にしたけどね。
あれだけ長い距離を
走っていると
単にお腹がすくとか
のどが渇くとかを越えて
カラダの機能自体に
変調をきたしてしまうんだね。
マラソンの時に友人に
おにぎりをリクエストされて
驚いたけどやっぱり同じような
理由でぎりぎりの状態に
なってしまう。
そんな過酷なスポーツなんだね。
いやはやまったく無知でした。
さて
そうはいっても
連日遊びまくり
昼間呑みまくった酒が
眠気を誘い
いつしかテレビの横で
眠ってしまったあたし、
はっと目覚めたら
いつの間にやら
あと5kmの地点。
逃げていた3人は
集団に飲まれたようだけど
相変わらずゴール近くになっても
画面にはおおぜいの選手が
映ってる。
「そろそろスプリント系の
チームがしかけてきますよ」
なるほど。
最後まで差があまりつかないような
コースは最後が勝負なわけね。
と、長く走ってきた
田舎の風景とは一点
街に入って道が狭く
なってきてるなぁと感じた時
ちょっとしたコーナーがあって
そこで曲がりきれなかった
選手が落車。
それにひっかかって
数人がすっってんころりん。
そりゃあの速さじゃ
よけることもできないだろうけど・・・
それにしても
ここまで走ってきた時間は?
と驚いていたら
さらにその先
あと1kmあたりの地点で
また誰かがすってんころりん。
と、後ろから来た選手が
次々にひっかかって
来る選手来る選手その
「選手が積みあがったような山」に
ひっかかって
道を封鎖するような状態に。
なーにーこーれ!!!
もう初レース観戦にして
この衝撃。
しかも
そっちにテレビ局も気をとられ
あやうくゴールシーンが!
というところで切り替わった画面を
モーレツな形相でスプリンターたちが
体を左右に揺らして
立ち漕ぎでこちらに向かってくる。
すげー223.5km走ったあとの
わずかな体力で
限界に挑戦するその熱気!
かっこよすぎる♪
勝ったのはペタッキ。
この人だ、サッシャさんが
プレゼンテーションで
「彼のスプリントは注目してください」
と、言ってた人。
そして写メとって怒られた人。笑
しかもベテランで
優勝は7年ぶりなんだって。
やるなぁ。
そんなバトルのあと
黄色ジャケのカンチェラーラとか
足止めくらった人たちが
和やかにおしゃべりしたりしながら
悠々とゴールイン。
なんでも1km未満のところでの
アクシデントは同タイム
なんだと。
へぇ
いろいろルールがあるわけね。
おもしろい。
たしかにあんな狭いところで
誰かが転んだら
巻き込まれない方がおかしい。
それでタイム無効、とかは
ちょっとむなしすぎるもんね。
またまた夜中に
エキサイちんぐなあたしでした。
今日も21時半から・・・
やはり観たいのだ。
そうそう。
解説とゲストは
現役の自転車選手だったり
元選手だったりするんだけど
みんなしゃべりが上手で
説明も上手。
そしてイヤミがない。
それもあってなんだか
楽しめてる感じ。
サッシャ栗山がおもしろい、
という実感はあったけど
ほかの人たちの日も
なかなか良いです。
自転車乗りたち、
どこまですてきなんでしょ~
ますます夢中ですわ~

シャンゼリゼで会いましょう

もう日曜の夜。
W杯も再開して濃い夜です。
金曜は。
カレー切れだったので
20時まで働いたあと
『Hinata-ya』へ。
サッカーに備えて
ビール1杯で帰宅。
なんだけど
こう暑くちゃ、というか
駅から家までであの
湿気を浴びるともう
家帰っておとなしくなんて
してられない。
即冷蔵庫から黒ラベル。
そのせいか
オランダブラジル、
ガーナウルグアイは
うつらうつらな状態。
一週間の疲れも
出たのでしょうかね。
で、明けた土曜は
朝9時築地に
中高友達のAちゃんとYと集合。
市場にのりこみ
人気寿司屋をスルーして
海鮮居酒屋の『かとう』で
朝ビールで乾杯。
定食をかっくらって
回転してくまわりの客を尻目に
刺し盛りと
きんめの煮付け
まなかつをの西京焼きを肴に
日本酒もたのんで
だらだらと。
いんじゃなーい?
朝から呑んでも許される街。
電車で10分だし
もっと気楽に来たいものだ・・・
豆とか
野菜とか買ったりしたあとは
浜離宮公園へ。
ここから水上バスに乗るのだ!
という計画まではよかったのだけど
なんとその乗り場に行くのに
公園の入園料300円がかかるとのこと。
えーーーーー?
まじでびっくりしました。
とりあえず払ったものの
公園でゆったりという気分でもないので
公園の端をまっすぐに横切って
乗り場でゴー。
ちょうど来た浅草行きの船に乗り込む。
ここで
持参した山椒の実と葉の佃煮を食す。
実はこれがこの日のミーティングの
第一目的で。
4月に山形に旅行した際に行った
うちのバイトちゃんの実家が営む
お店(彼女の父上)からの差し入れで。
そいつをみんなで味見しようという話で。
船に乗り込むなり
近くのコンビニで買った
ビールやらワンカップで乾杯。
船好きのあたしはわけもなく
テンションあがります。
山椒は素材の味が濃くって
手作り感ばっちり。
山形でいただいた料理たちに
何か通じるものがあるよねーと
そんな感想をもらす二人。
そうそう、そんな感じだよね。
途中
川沿いに立つ
我が家の横を通りぬけ
40分で浅草到着。
仲見世から浅草寺、
てぬぐいやなどをひやかして
神谷バーの二階に落ち着く。
電気ブランをチェイサーに(笑)
ビールとか。
あたしはロゼワインを。
カニクリームコロッケ
あげ餃子
ジャーマンポテト
なんかを
がっつり頂く。
もうすでに
お腹もいっぱいだし
それぞれいろいろな種類の酒も呑んでいて
へろへろだったので
3時すぎには解散。
やや酔っていたけど
いい疲労感。
そもそもふと思いついて
「築地行って船乗って神谷バー行く?」
という無茶企画に
二つ返事で乗ってくれる友達が
ほんとにありがたい。
なかなかこういう無茶ぶりには
反応うすいよね、と伝えると
「ことわる理由がない!」
との二人。
最高です。
ドイツアルゼンチンの始まる
23時まで爆睡して
W杯モード突入。
いやードイツは、今回は
行くでしょ。
安定してるし
果敢に攻めるし。
アルゼンチンをあそこまで
やり込めるとは
びっくりしたけど。
アルゼンチンは途中から
心が折れちゃったしね。
そんな試合のあと
普通は次の試合まで仮眠、
というところなのだが
ちょうどツールドフランスの
タイムトライアルが始まるところで。
うっかり観ちゃいました。
でもひとりずつ走るので
チームや選手の名前を覚えられたし
力関係なんかも。
S田くんからもアドバイスを頂き
見始めたらこれがおもしろい。
サッシャの「違う星から来た」
というフレーズもおかしかったけど
S田くんが男前です、と教えてくれた
カンチェラーラがぶっちぎりで優勝
したのだけど
最終の数人のぎりぎりのタイム争いに
夜中ながら興奮のあたしでした。
でもおもしろい!
ツールドフランス!!
そのまま
スペインパラグアイに突入。
わりと簡単に決めるかと思った
スペインの得意のパスまわしを
パラグアイが徹底的に
とめ続け、どちらかといえば
パラグアイ押してる感じの前半。
しかもむこうはバルデスがひとりで
かっさらってってずどん!と
行きそうだし、はらはらしてた。
でもさすがに
パラグアイも疲れるだろう、と
思った後半、
意外と疲れていないパラグアイに
負けてられるかのスペインが
攻めの姿勢。
守りのチェックも厳しくなってきて
なんとパラグアイがPK獲得。
ところがカシージャスがそいつを止め
胸をなでおろす。と、
その1分後、今度はスペインがPKで。
「いただきー!」と思ったら
蹴る前に見方がPエリアに入ったため
やり直し。
二度目はなんと止められてしまい!
PK2連続なのにスコアレスドロー。
なんだ~このドラマチックはー!?
そのあとだいぶ
スペインが「らしさ」を取り戻して
パスをきれいにまわして
気付けばまるで
バルセロナなメンバーで
攻めてたけど
決め手なく・・・
延長PKは勘弁してくれよ、
と、さすがにサッカーと
ツールはしごでへろへろのS田くんと
ぶつぶつメールしあっていたら
決めました!
やっぱりダビドビジャ。
しかもこぼれ球であたふたしそうなところ
あそこに入れるか???
すげ。
やっぱり欲しい時に決める!
これ大事。
ドイツみたいな安心感はないけど
なんかミラクルあるよね、
スペインは。
次はどっち応援するか
悩むところだけど
スペインが勝つ試合の方が
おもしろい気はする~。
無事延長もなく
就寝5時。
外は明るい・・・
で、本日日曜は昼から
門仲呑み友のTシくんちの
バルコニーでバーベキュー。
気前のいい彼は肉をどっさり
買っておいてくれて
久しぶりに「肉」を食べた食べた。
あたしはさすがに
料理する気力なく
夜中に仕込んだくるみ入りの
食パンと、近所のケーキやで買った
シュークリーム持参。
KごんやRえさんが作ってきてくれた
たまねぎサラダとかじゃがいもとか
○国ホテルシェフ、ずっち~が
ちょこちょこ出してくれる
つまみをお供にいや~呑みました、
食いました!
ところが
夕方になったところで
雨がざーーーっときたので
チャリのあたしは泣く泣く
ぬれながら帰りました。
そして今に至る。
これからツール第2戦。
全部見るなんて不可能なんだけど
時間があえば観たいのだ!
今日は青い空、海沿いの道を走る
自転車乗りたちが美しくて
ただただ見惚れてます。
なんだか恋のはじめみたいにわくわく。

すでにトリツカレ女?

エキサイト、広告が入るようになったんだ、
ウザいな。
きのうは。というか今朝は?
そう気合は入れずに
ツールドフランスの
プレゼンテーションを観ようと
目覚ましかけてたら
起きられたので
観ました。
場所はロッテルダム。
とてもお天気がよくて
インタビューを受ける会場に
橋を渡ってくる
色とりどりのユニのみなさま
全員がかっこよく見える。
しまった体と
プレゼンテーションということで
まるで歩くように
カラダの一部と化してるであろう
それぞれのバイクにまたがって
すーって音もなく
走りぬけてく様子。
このスマートな人たちが
時にもーれつに漕いだり
ものすごい形相で山を登ったり
信じられないスピードで
山を下ったりされるんですね。
初心者ながら
優勝候補のコンタドール、
今回最後のアームストロング
あーんど仲間たち、
写メ撮っておこられたのは
イバンバッソだけ、スプリンターだって。
ちょっとシャープな雰囲気のウィギンズの人たち
なんかをチェックできました。
日本人の新城という人は見逃して
しまったけど、おいおいチェックしましょ。
ところで
聞き覚えあると思ったら
J-Waveでなじみのあるサッシャさん。
実況めっちゃわかりやすいし
間にはさまれる小ネタが
あたし的にはツボ。
それにしても
あの語学力はなんだ?
実況の役割を超えてる・・・
ちょっとびっくり。
結構再放送やってるみたいなので
サッカーの合間に楽しみましょう。
・・って、殺人的に長いんだっけ?

子守唄をください

きのうは。
桜木町で二度目まして
な、人たちと呑み。
介護関係のおねーさまたちは
勢いがあって圧倒される。
いのちをささえるのは
それなりの生命力を持ってる人なのだと
目の当たりに。
夜中のサッカー観戦ぐらいで
弱ってる場合ではないのだ!
ということで
帰ったら早朝に備え
シャワー浴びて寝る。
なんで日本戦観ないんだよ、
という問いには
いい答えが見つかりません、
自分でも。
ただのあまのじゃくなんかじゃ
ないはず。
でも観たいという気持ちが
起こらないのだから
しょうがない。
3時20分ぐらいぎりぎりに起きて
スペインポルトガル。
予想通りポルトガルに
きりきり舞いのスペイン。
いいところがなかなか見受けられず
あたし艦隊、また
沈没しそうになる。
スペインのが球を持ってるのに
ポルトガルの守りは固くって
敵陣に入りこめず
中盤あたりで右往左往。
こちらもいらいら。
バルサソシオのS君からは
「モウリーニョからアドバイスを
受けたんですかね。
バルサが負けた時みたいです」
そんなことが?
そんなメールも届く中
なんとか前半の眠気を乗り切る。
渋いんじゃなくて
つまらないよ、なんかこう・・
と思っていたところ
徐々にお互いに攻めはじめ
やっと試合が動きはじめた。
入らなくても打つ、
やはりこれがないとね。
で、トーレスをジョレンテに替えてすぐ
ついにやっときました。
イニエスタからシャビの
スムースなパス交換の先に
・・いたのはやはり
ダビドビジャ!
魅惑のバルサライン?
ってこれシーズンでも
観られちゃうわけ?
そのあと
セルヒオラモスが
何度かクロスをあげるという
積極攻撃に変わって
ジョレンテがあたまから
突っ込む!という
おもしろい図も。
トーレスではこうは
行かなかったよなぁ。
そんなわけでスペインやっと
目覚めてくれました。
そのあとも前回の試合のように
せこい守りには入らず
攻め続け。
終了間近は
10人になるほど
ポルトガルもねばって
1点差じゃまずいな・・
という危機も何度かあったけど
無事終了。
眠気もすっかりふっとび。
とりあえず連日の
仮眠&観戦生活も
一段落で
二日のお休み。
選手なみにあたしも
休息を。
と、思っていたら
急に仕事が押し寄せ
今日は中国語と格闘。
20時までびっちり働いて
M田さんと☆と『き○助』で呑み。
早よ寝にゃなのに
こんな日記なんて書いていて。
しかも子守唄がわりにつけたテレビでは
自転車レースが・・・
いやチャンネルいれたのあたしだけど
こんだけ細かく解説してくれるんだ。
ヤバイ。
ちょっとはまりそうな予感。
眠りたいけど眠れないあたしにほんとの子守唄を!