★と星のみずうみ~山と湖の旅②

山のあとはほんとに
ドロのように眠る。
これもまたいいのだ。
完全なるリセット。
朝はまたがっつり。
ふざけて
「ビール飲む?
あ、でも全部飲んじゃったからね」
と話していたら
お運びのおかーさんが
「なくなったの?
買って来ようか?
車ですぐだから」
って声をかけてくれる。
いやいやそれには
及びません、と
おことわりしたものの
あとでバスで通ったら
その店めっちゃ遠い!
田舎の人の感覚とはいえ
朝からビールとかほざいてる
ロクデナシのために
そんなことまで
してくれそうなお宿。
どこが51%オフ?
食事のあと
もうひとっ風呂浴びて
となりのだんご屋で
笹だんごなんかを買って
バスに乗り込む。
田舎道をすすむバス。
渋滞のストレスもなく
拡がる畑の中を。
近づいてくる磐梯山とか
すごい風景・・・。
着いた猪苗代で
会津に行く男子組を見送り
うちらはバスを乗り継ぎ
桧原湖へ。
さすがに観光地、
駐車場はいっぱいで
久しぶりに
たくさんの人々。
この日は有名な
五色沼のトレッキング。
車で来た
サンダルの女性や
子連れの家族と
同じ道を行くのです。
でっかいリュックに
[#IMAGE|c0049455_0501218.jpg|201007/24/55/|right|120|200#]本格的登山靴。
そんなあたしたちは
最初は浮いていたのだけど
そのコースも歩き始めれば
木の根っこや
きのう降った雨のぬかるみで
苦戦してる人も多い。
そんな中
するするとすすむ山ガール。
「きのうの登りに比べたら!」
と、余裕たっぷり。
結局途中で引き返す
車組を置き去りに
奥へすすむあたしたち。
青と緑のなんともいえない
美しい水の色に
裏磐梯の影と
青い空が映る。
この日もめちゃ
いい天気で!!
でも大きな木が覆ってくれて
日の光からは守られて
水の横を歩くと
涼しげ。
標高差はあまりない
ゆるやかな道を入って行くと
少し急な流れもあって
小さな滝のようなものがあったり
湿気の多い羊歯の森があったり
小さな沼たちは五色以上に
いろんな顔を見せてくれる。
ここ、ほんときれい♪

1時間あまりの
トレッキングを楽しみ
ゴール。
裏磐梯、期待してなかったのに
やるなぁ。
さて
歩いたあとは
近くのドライブインで
まずはビールでも。
と、さがしていると
目に飛び込んだ★のマーク。
いや、あっさり見つかりました。
しかもサッポロ専用機って。
天国??
食事もせずに
とりあえずビールで乾杯。
予想通り美味しそうなものは
なかったのでカレーそばを。
あとは宿にたどりつくのが
この日の仕事。
とにかく交通の便が
不便なので
イベントは少なめにして
移動を中心に計画を立てたんだけど
時間がありそうなので
つなぎに遊覧船に乗ることに。
船に乗り込むと
疲れとビールのせいか
二人は沈没。
窓の外も観ることなく
ぐっすり眠ってる。
あたしは船好きなので
わくわくしながら
遊覧しましたけど。
まあそれぞれ休憩ってことで。
船からあがって
バス待ちでコーヒー飲んで
宿に向かう。
食事の時間に遅れると
ごはんヌキ!という
変に厳しい宿だったので
早めにチェックイン。
なんでも
プレイベートな時間を
大切にして欲しいので
一日6組の客、
食事時間以外は
自由にすごせるように
拘束時間を減らしたい、
とのこと。
だけど
これは宿の怠慢のいいわけだ!
というのは着いてすぐにわかりました。
なんだかかみあわない宿主。
食事の時はテーブルにべったりで
おいおいプライベートは?
な状態。
しかも話がうまいわけでもなく。
そして期待していた食事も
・・・・。
完全に素人の宿に泊まっちゃったみたい。
まったく前日の51%オフがなつかしいよ!
逃げるように部屋に戻り
宴会をする元気もなく
ふとんを敷いてだらりん。
唯一よかったのは
星が見れたことかな。
天の川は見られなかったけど
流れ星を見た。
星を見たあとは
部屋でテレビ観ていたら
眠くなり・・・
さっさと就寝。
山の疲れと
この日のトレッキングも
なにげに疲れてたのでしょうか。
要所要所で
太陽浴びたみたいだし。
よく眠れたのでよし。
ネタにもなったしね。
残りの旅路で
「あの宿よりはましだよね」
を、何度連発したことか。
苦笑。

「★と星のみずうみ~山と湖の旅②」への2件のフィードバック

  1. SECRET: 0
    PASS:
    5月に奥鬼怒ミニトレッキングしたんですよね・・
    おもいっきり軽装で・・膝下まで雪が有り
    目的地は2メートルの積雪・・・これはやばいと
    途中引きかえしました。苦笑
    遭難する奴ってこんな感じでなるんだって思いました。

    トレッキングいいすよねー。

  2. SECRET: 0
    PASS:
    しばどの。
    気をつけてくださーい。装備重要です!
    でも雪があるところでのトレッキングもいいなぁ。
    ノルディックウォーキングもやってみたいのだー。

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