アンディ怒りの追走~気付かなかったなんて思えないけど

きのうは。
とりあえず帰って
洗濯しながら二日ぶりの
ツールを。
旅先からも気になり
Sくんにメールしたら
詳細にレポートしてくれて
助かったんだけど。
どうやらアンディは
チャンスがあったのに
しかけなかったらしい。
今日はどうなの?
そんな思いで見始めたら。
ちょうどサクソバンクが
集団をひっぱり始めてる
ところだった・・・
だけどちょっと早すぎない?
そうなのです。
結局アシストくんたちは
早々と脱落して行き
残ったセーレンセンも
はててしまい。
今日も孤独なアンディくん。
見たことはないけど
いつもならここで
おにーちゃんがいてくれるのかなぁ?
ちょっとアンディも
仕掛けてみたのだけど
集団が小さくなっただけで
前を走り損みたいな状態になり
もちろんコン太も悠々と
ついてくる。
しかもアスタナは強力アシストが
コン太を守っているし・・・
そんなイライラがつのっていた
山頂近くで。
とうとうアンディがスパート!
やった!
ふりきれ、アンディ!
コン太も少し遅れてるぞ!
と、思った瞬間。
足がくるくる・・・
チェーンがはずれちゃったのだー。
なんてこと!
こんな大事な時に・・・。
自転車をとめ
チェーンを直すアンディ。
横をすりぬける
コン太やアスタナの面々や
サムエルサンチェス。
ちょっと~待って~。
レース後
紳士のスポーツとしては
この日マイヨジョーヌの
黄ジャージを着ていた
アンディをおいてゆくのは
どうなの?という物議を
醸していたようですが
おいてかれたのは事実。
もう自力で追いつくしか
ないのだーアンディ~~。
でもそこからのアンディは
ほんとうにすごかった。
あたしが見始めてからの
華奢で甘えっ子ヅラで
ちょっとがんばりが足りなく
弱気にも見えた彼が
「怒りの追走」!
怒りの対象は
おいていった選手たちなのか
チェーンがはずれたことなのか
彼の運命をつかさどる神なのか
わからないけど
とにかくそこからの
登りのすごさ。
あんな坂でぐんぐん人を
ぬかして登ってく。
あ、これがクライマーの力か。
って。
そして頂上から次は
細い道を下って行く。
登るのが得意な人は
降りるのは不得意、と
聞いていたけど
どこがーーーーーーー?
すげーすれすれの道を
サドルから腰をあげて
ハンドルにのっかる
前のめりの体勢で
フルスピードで下ってく。
ガードレールもない
カーブの道で
落ちないで~~と
祈るばかり・・・
ほんとうにどきどき
しました♪
結局タイム差は縮められず
マイヨジョーヌも奪われてしまったし
あとに残っているタイムトライアルを
苦手としているため
とても不利な状態になったのだけど
あのアンディの走りを見られたのは
よかったかも。
レースごとにいろいろ
劇的な場面って
あるんだろうけど
やっぱりニュースや
ダイジェストでみても
あの時のアンディの必死さは
伝わってこないもんね。
そう思って
きのうのことは
あたしの記憶にとどめておくのだ。
でもまだ
山岳は残っているし
ほかの選手にも不幸は
起こるかもしれない。
不幸が起こって欲しい、と
言うわけにはいかないけど
何があるかわからないのが
自転車レースなんだなー。
ツール元年にして
そんなことを知ってしまった
ベイベーでした。
旅行記はまた週末にでも。
今日はチョークディで
タイ料理だ!
追記:
この日アンディは
「もうコン太なんて友達じゃない!」
と、コメントし
コン太の方が
「アンディとこのままじゃいやだ!」
と、謝罪ビデオを公開したとか。
アンディ、負けたねー。
しかもチェーンがはずれたのは
自分の操作ミスらしい、、、
アンディくん、反省。
というわけで、きのうは二人で話しながら
走ってる図もありました。
仲直り?
なんでしょうかー。
一方、ご老体にもかかわらず
きのうのステージで
アタックをかけたランスとモローの会話。
「クリストフ、オレはもう無理だよ」
「ランス、オレもめいっぱいさ」
と、言い合いながらきつい登りを
乗り越えたとか。
こんなすてきな感じに
いつかなるんでしょうかー。
やっぱりアンディはまだ若い!
優勝するには「うつわ」も
必要な気がするなー。
ま、コン太については
ちょっと疑ってるあたしですが。

「アンディ怒りの追走~気付かなかったなんて思えないけど」への2件のフィードバック

  1. SECRET: 0
    PASS:
    ツール元年でここまでの学習能力は
    たいしたもんです。苦笑

    俺が思うに・・
    コンタはこれから先も
    この事を言われると思いますよー

  2. SECRET: 0
    PASS:
    しばどの。
    いや~おかげ様で。いつも情報ありがとね~。
    コンタ、、、まあ大物に傷はつきものだよね・・・

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