美しき漕ギストへの道

きのうは。
用事が流れたので
☆とカレーでも食べて帰ろうか
って話していて。
先週お誘い頂いたのに
先約が入っていて
呑めなかった1974にも連絡。
呑めます!
でもちょうど他からも
話があったので
連れていってもいいですか。
とのこと。
初対面ウィークだな。
いいよいいよ、何人?
ぶらっと行くつもりが
8人になったので
『ジャズオリンパス』の
マスターに予約メールする。
「ビールは缶でいいですか」
「アイスヴァイン出せますよ」
とのうれしいお返事。
もちろんビールは黒ラベル。
メニューにないのだけど
あたしが行く時には
ご自分用のお疲れビールを
わけてくださるのだ。
そしてアイスヴァインは
ほんとーに美味しくて
見栄えの豪華な
この店のスペシャルメニュー。
普通は予約が必要なんだけど
どうやら間に合ったらしく。
19時に☆と
途中であった
シゲルザスターとともに店に着くと
1974夫妻、それに
はじめましてのYさんが。
ほどなくいらした
Kさん、Tさんとともに
1974の仕事つながりの方々で
名刺など頂く。
その中のYさんが
「自転車バカ」だと紹介されたので
早速先日のレースの話を
二人で始める。
小説を読んで
ついレースまで行っちゃった話をすると
「実は私、出てたんです」
って。
なにーーーーーー
「バカ」ってそっちかよ。
たしかにさっき店の前で
自転車停めてるのは
見たけどさ。
聞けば
毎日世田谷から本郷まで
自転車通勤。
だけど通勤距離だけじゃ
あきたらず
皇居何周かしてから
会社に行くのだとか。
すげ・・・
体脂肪9%だって。
ぱっと見、ふつーに
お嬢さんなんだけど!
「クライマーなんです、私」
って。
か、かっこいい!
自転車で山登るって
どんな感じなんだろー?
しかもそれが得意とかって。
いろいろ話はつきない。
話しているうちに
彼女が使っていない自転車を
無期限で貸してくれるという。
彼女はもう三台めの自転車に乗っていて
今乗っているのは
自動車一台買える値段なんだって。
すげーや。
で、もう乗らなくなったのが
ただ眠っているのはかわいそうなので
誰かに乗って欲しいのだと。
いや、そりゃ乗ってみたいけど
まだレースひとつ見ただけで
めちゃ初心者だし・・・
第一そんな高級なもの
傷つけたり紛失したりしたら
どーすんの。
メンテの仕方も知らんし。
と、冷静になって
残念ながら辞退したけど
いつかそいつを
お借りすることに
なるんだろうか、あたし。
ま、その前にプジョーちゃんを
もうちょっと可愛がらなきゃ。
って感じだけど。
でもなんか一気に
あたしのまわりに自転車の話題が
寄って来てる。
そう実感してます。
ほんとこういう体験、
よくあるんだよなー。
もうちょっと深みに
はまってみなよ、って
神サマの啓示なのかね。
そこに何かが待ってるなら
行ってみたい世界ではある。
去年のテーマ「漕ぐ」は
カヌーを「漕ぐ」
だったけど
自転車も入ってたのかな。
いやでもカヌーも
もっと漕ぎたいしな。
水辺の季節になってきたし
カヌーも漕がねば!
いろいろやることはあるのだ!
でも帰りがけ
すーーーっと闇に消えていった
彼女の後姿はほんとうに美しくって
余計なもののついていないカラダ
というだけでなく
ほんとうに余計なものを背負っていないんだな、
という印象を残して
あれもこれもって欲張りな自分を
ちょっと反省。
蓄積することも大事だけど
いらないものはそぎ落として
自分の「芯」みたいなものが
ぶれてない人の潔さに
あこがれる。
ますます気になるのだ、
自転車乗りたちが!
さて
呑みはといえば
はじめましてのつもりが
そこここで話は盛り上がる。
知らない人の知らない話ってのは
やっぱり楽しいよね。
つい酒がすすみ
マスターのストック呑み干す。
ごめん!マスター!
手違いで二つもでてきた
アイスヴァインもぺろりと行き
〆のカレーも美味しく。
「☆さま。本日のお味はいかがでしょう」
と、☆におうかがいたてるマスターも
面白い人なんだけど
「成長してる」と、相変わらず
上から目線の☆。
でも実際そうなんだなー。
はじめてのみなさんも
「美味しくていい店だ」を連発。
店を選んだ☆とあたしも
素直に喜ぶ。
美味いメシと人との会話。
それにつきるねー。
いやはや。
思いがけない出会いを
もたらしてくれた1974にも感謝。

「美しき漕ギストへの道」への2件のフィードバック

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    しばどの。
    こらこらまたそんな無責任な!
    まあもう少し勉強しますよ。ご指導よろしくー。

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