悪天候なんかじゃなく。

今年も。
行ってきました恒例の。
「高尾山冬そばキャンペーン」
なんと今年で4回め。
キャンペーン自体が8回らしいので
見事な参加率ですよね、うちら。
京王電鉄の人に伝えたい!笑
メンツはいつもの
女MJとびっぷ。
3つのスタンプ欲しさに
ふもとで1件、頂上で1件、
またふもとで1件と
そばを食べるためだけに
高尾山を往復する旅で
いつも途中まで
リフトやケーブルカーを
利用してるんだけど。
なぜか今年に限って
女MJがそれらを使わず
純粋に登りたい、という。
ならば基本の1号路ですかね、
と日程だけを決めておいた。
とはいえ
とにかく
忙しいので天気がどうのとか
考える暇もなく
当日が近づいてきて
「とりあえず渋谷10時集合」
とだけ言い渡してた。
そんな最中
やっぱり作ってしまいました
「しおり」
さすがにネタぎれかと思いきや
タイムスケジュールや
新しく歩く道の説明なんか。
そしてこのキャンペーンに参加してる
高尾山のそば屋のことなんか。
でも
お天気はチェックしてなかったんだよな。
まさか雨とは・・・。
なのに
誰も
「明日行くの?」
なんて連絡してきやしない。
とりあえず行けばなんかあんだろ、
そのゆるさがこの二人のいいとこ。
無茶するあたしに
ぶつぶつ言いながらも
気合ばっちりで
つきあってくれるのだ。
渋谷から高尾山口までは1時間。
片道370円とは驚異的値段だよね。
でもそんなに近くにある山なんだから
手軽でいいんだよ。
行きの電車では
しおりを配布、持参した
お菓子の交換など
まるで大旅行なんだけど。
こういうイベント感が
楽しいのだ。
過去の調査で
高尾山ではサッポロビールは
手に入らないとわかっていたので
今年は近所で買おうと思っていたら
期待していた店にはなく
そのことだけが気がかり。
二人もあたしの顔を見るなり
「テンション低いね」
「・・ああ、ビールね」
と納得。
そんな話をしながら
高尾山口到着。
寒い。
小雨も降っている。
駅の売店にはやはり
黒ラベルはなく
しゅんとしたけど
「こんなに寒いから必要ないでしょ!」
・・たしかに。
で、まず
1軒めの朝そばは。
結構つぶした店の残りから
『紅葉屋本店』へ。
あったまりたいから
とろろでしょう。
うずら入りでね!
スタンプが2倍になるという話を
聞きつけて
マイ箸持参の三人。
あったまりますわ~。
汁が我が家のお雑煮の味に
なぜか似ていて
美味しかった~。
じゃ、はりきって
登りましょうかね。
と、リフトケーブルには
お世話にならずの道へ。
いきなりの急勾配に
二人は声をあげていたけど
これぐらいはいいかも。
でもこの道を上から
車で降りるのは
勘弁して欲しいな~くらいの。
もう12時をまわってたからか
下山してくる人たちのが多い。
やっぱり中高年が多くて
ひとりのおばちゃんも多い。
かなり歩きなれてる感じ。
予定では45分とあった道だけど
思ったより早く
ケーブルの山上駅へ到着。
杉の巨木のおかげか
雨も大して気にならず
むしろ登りで汗かいて
着込んで来たのを
後悔するくらい。
ケーブル山上駅前では
これまた恒例の「てんぐ焼き」を。
たい焼き、今川焼きのたぐいを
一切食べないあたしなんだけど
ここのは美味しいのだ!
皮がぱりっとしていて
餡が甘すぎない。
さっきそばを食べたことも忘れ
がっつく。
そして早速おみやげに、と
買い込む二人。
好きだねぇ。
それから
いつもの道に合流して
しばらく平坦な道を歩く。
思ったより雨も気にならないし
もう一つ違う道を行ってみようか。
と、浄心門の手前を横にそれる
4号路へ。
かなり足元がぬかるんでいたけど
土の道はやっぱり足にやさしい。
すぐ右が崖の細い道を行くので
雨にぬれた木の幹なんかは
[#IMAGE|c0049455_04223.jpg|201002/12/55/|right|150|220#]気をつけないと
簡単に転落してしまいそう。
でもいよいよ登山らしくなって
一同テンションあがる。
つり橋なんてシチュエーションもね!
霧のような雨が
木のすきまから落ちてくる
あの空気の透明度は
この天気ならではなのかもな~。
危惧していた雪にもあわず
そぼふる雨の中、
ひとかげまばらな山道を歩く
しっとり登山でした。
ちょっと足にきたね~
なんて話をしていたら
見覚えのある頂上付近に到着。
頂上の木のないところに出たら
結構な雨降りで。
富士山はやはり見えず。
頂上のそば屋も1軒はお休みみたいだ。
カラダは結構あったまっていたので
やはりビールを欲する。
缶ビールがキ○ンとアサ○しか
ないのだけど
なぜかサッポロのビアサーバーを
置いているあの店をのぞく。
前回サーバーを発見したのだけど
肝心のそれを扱える人が
雪かきにでていて断念したので
今年も期待していなかったのだけど。
今年は買えました!
「中で飲みますか」
とのお店の方のお言葉に
ストーブのきいた店内で
飲みたいところだったのけど
持ち寄ったお菓子をつまみに
したかったので
お店のデッキのようなところを
お借りして飲むことに。
「かんぱ~~~~い」
もーこのビールが美味かった!
「ここまで我慢してよかったね~」
「缶ビール買えなかったのは
運命なんだよ!」と
勝手なことを言い合い
ほんとに美味しく美味しく頂きました。
でもさすがに
停止すると外の空気は冷たく
さらにビールなんて飲んで
カラダが一気に冷えたので
早々にお暇。
下山しましょうか。
帰りはいつもの1号路で。
こちらから帰るのにも
わけがあります。
薬王院というお寺が
山腹にあるのだけど
ここで売ってるお菓子が
なぜかとても美味しいのだ。
今年は試食して美味しかった
かりんとうも買ったけど
なんといても
豆菓子をきなこでまぶした
「天狗丸」というのが
めちゃ美味しく。
これを買わずして~というわけで
どうしてもこのコースなのです。
1袋100円なのでおみやげにも
ちょうどよくって
3人そろって10袋ずつ買いました。
お寺の方には
あきれられてたようだけど
だってこれのために
登ってるんだもん、
と、アピールしといた。
どうかいつもまでも
作り続けてちょーだいまし。
さてそろそろ
2杯めの昼そばですが
いつもは頂上で食べるのが
頂上の3軒を食べつくしたので
今年は次いで高い位置にある
薬王院前の『もみじや』へ。
朝と同じ名前の店だから
同じ店なのかな~と
迷ったんだけど
ふと目に付いた看板で一瞬で決めました。
「カレー南蛮だって」
キタ~~
カレーの文字を見過ごすわけにはいかん!
寒さ絶頂だったせいもあり
3人揃って。
そしたらこのカレー南蛮がまた
不思議な食べ物で。
汁がほとんどなく
カレーのとろみにそばが
からまっている和え物のような感じ。
カレーは市販のルーのような味
なんだけど、しっかり辛い。
それに七味をかけて
食べたら、玉の汗がでましたよ。
ワンパタなメニューの
そば屋ばかりの高尾山において
これはちょっと革命かも。
とくに3軒もはしごする場合には
こういうバリエーションは
うれしいのだ!
さらに下山していたら
かなり雨も強くなってきたので
やはりケーブルに乗る。
いつもは込んでるケーブルも
がらがら。
すわれたのも初めてで
かなりの急勾配なので
進行方向向いて座っていると
椅子からずるずると
落ちてしまう感じ。
そのケーブルの中から
過ぎて行く杉の森を眺める。
「あそこ登ったんだね~」
行きとは比べものにならない速さで
ふもとに到着。
当然お腹もすいてないのだけど
雨で行くところもないし
とりあえず店に入る。
表参道つきあたりの『琵琶家』。
サッポロの店ではないと
知っていたのだけど
もうビール気分ではなく
熱燗を。
揚げそばというそばがきを揚げたもの、
まぐろの刺身、
たこときゅうりとわかめとほたての
上品な酢の物を食べつつ
反省会。
そうこうするうちに
なんだか食べられそうな
気分になったので
3杯めの夜そばを頂く。
たぬきそばを冷やしで。
(写真忘れたので食べのこしたぬきと
結局ひとり1合飲んだとっくりちゃん→)
外はだんだん暗くなってきて
雨も強くなってきたみたい。
お腹もいっぱいだし
眠くなってきたし
帰りますかー。
おみやげのおそばもゲットして
高尾山口を出たのが
18時すぎだったか。
最寄駅に着くと
風もあって
この日一番のつらい道だった。
下界はこんな一日だったのかしら。
山の上はほんとによかったよ。
ばっちり森林浴で
リラックしまくり
笑いまくりで楽しかった~
明日からまた忙しいけど
がんばりまするの目論み成功!
忙しい時こそ
遊びはサボってはいけません。
のです。
これがあたし流♪

「悪天候なんかじゃなく。」への2件のフィードバック

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    なるほろ、ね~。 確かに…。
    遊びさぼっちゃ、いかんよね。と思いましたが、
    でも、寒さは、厳しいっすよ。
    お疲れ様。私は、ここでパワーもらいますよ。

  2. SECRET: 0
    PASS:
    元祖どの。
    大丈夫ですか。まあ無理せずマイペースですよ。
    あたしは止まると死んじゃうんで!

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