22時の甘いビール

きのうは。
久しぶりに22時すぎまで残業。
もう、いくらでも
やることありまんがな!
隣席でやはり奮闘していた☆を誘い
暮れからご無沙汰していた
神田のタイ料理『チョークディ』へ。
電話してみると
電話に出た弟ジュンちゃん、
「今日はサッポロの樽つないでないんですよ・・」
と、困った様子。
「いいよ、いいよ、今日は
シンハーでも呑むからさ!
15分で行くね」
到着すると
夜のお客さまももう帰った時間らしく
フロアは森閑。
迎えてくれたジュンちゃん
「瓶ビール探しに行ったんですけど
見つからなくって・・
缶でもいいですか?」
もちろん!
と、うなずくと
「ちょっとひとっ走り行ってきますね」
と、でてきたのがこちら。
キリ○の生、世界のビールも
いろいろ取り揃えてるっていうのに
ここまでしてくれるなんて・・・
まじですごい店でしょ?
「おにーちゃん(店長)は?」
「あ、ほかの店に瓶ビール探しに行ってます・・」
もー申し訳ない~~~
ほんとすばらしすぎです、
K野ブラザーズ!!
で、いただいた缶ビールなんだけど
疲れてたのもあったけど
いつもよりおいしいよね!
とは☆との一致した意見。
ほんのり甘かったんだよ、
ほんとです。
愛だね、愛!
しかも
「おなかすいてるでしょ」
って、頼んでもない生春巻が!
うう。嬉しいっす。
親戚の家かよ?
みたいな。
がっつくあたしらの横で
立ちんぼでお正月の話やら
なんやらしてくるジュンちゃん。
と、そこへおにーちゃんが。
どうやら瓶ビールはなかったみたい。
いいよいいよ、ほんと
どこまで行ってくれたんだろ?
と、一品めが届く。
大好物のバイトーイ。
あ~今日ももも肉がふんわりです♪
それからナスのサラダ。
ナスが香ばしくって
アジア味のサラダの中で
個性を発揮。
美味い~。
そして〆には
トムヤムラーメン。
忙しいと、無性に食べたくなるんだよね~。
その間にも
いいころあいを見計らって
新しい缶を持ってきてくださる
ブラザーズ。
「ちょっと冷凍庫に入れてみました」
って、きんきんにしてくれたり。
☆とは
「通天閣」の話をして
わかるわかる!って。
メインストリームでなくても
あたしたちの人生は
ちゃんと流れていて
比べられる筋合いなんて
ないんだよ!みたいな話で。
こうやって
美味しいもの出してくれる店があって
やさしくしてくれる人がいて
共感しあえる呑み友がいて
うらやましかろ、ばっきゃろー!
な、感じなのです。
うっかり終電を逃し
ちょっと遠回りして帰ったけど
おかげでジャイアントキリングの
新刊にも出会えたし
なんかおもしれぇぞ。
今日から
韓国書祭りでまた仕事は
重くなるけど
駆け込み寺はいたるところに!

東京にて通天閣にのぼる

きのう。
「通天閣」を一気に読み終えた。
ひとりの男とひとりの女と
その周辺の人々の
自堕落で汚らしくて哀しい
生活。
読み始め
なんとも気分が悪かったのは
遠い国大阪のえげつない描写
というよりはむしろ
’ゲンジツ’に近かったからだったのかも。
あたしの生活も同じく
クソみたいん時があるから。
あたしは自分で救われる道を
少しは知っていて
バランスとって
なんとか生きてきたけど
たまにこいつらと同じく
クソみたいやこんなん!
てなる日もあって。
でも
小説の中の人たちも
物語のクライマックスで
やっと光を見る。
(方法を知る)
そこにあたしは
持ち上げる時の自分を重ねて
そうや、がんばり!
って。
やつらに向かって言ってるのか
自分に向かって言ってるのか
ごちゃごちゃになってしまったけど
おかげ様で
明らかに今日のあたしのベクトルは
上向いちょる。
落ちた時には
ゆっくり時間かけて充電して
また持ち上げればいいんじゃ。
ね。
そういうんは時間かかるんよ。
人のことなんて知らん。
から、
人のことも
えらそ言わんといて。
そういう小説。
またいっぱい泣いた。
ブログ友Tちゃんアリガト。
心のツブヤキ、
変な関西弁になってしまうよ、今日は。笑

太陽はひとりぼっち~あたしテキとりもどし方

きのうは。
久しぶりにどっぷり寝た。
起きたら14時すぎ。
寝だめはしないタイプなんだがな、ワシ。
平日忙しすぎて
かえって眠れないなんて状態に陥り
本を読みだしたら、また
それにハマったりして。
で、土曜も仕事で
夕方から結婚式の二次会。
終わったらサルのアフターへ合流。
さすがに疲れた~
特に土曜はなんだか一気に
おおぜいの人に会っちゃったし。
結婚したのは
一年くらい前からサルに参加するようになった
ピエール。
☆の大学時代の先輩であたしは
知り合いでもなんでもなかったのだけど。
☆がサルはやらないこともあって
その後はサル以外にも☆を含め
三人で飲むようにはなっていたのだけど
二次会まで呼んでいただけるとは。
ということで
知り合い☆しかいねーじゃん!
まあお祝いごとだからいいか。
と、でかけていったのだけど
意外と面白かった。
☆とピエールの大学時代の
バンド仲間なんかと話したんだけど
みなさん久しぶりだったらしく
近況報告のし合いで
初対面のあたしも同じレベル。
彼らはその日も演奏したので
機材の片付けを手伝ったり。
なんか学祭みたいで。
主役とは出口でしか
話さなかったけど
まあ関係性からいって
こんなもんか。
で、あっさり退散して
錦糸町へ。
こちらではうちのサルチームが
練習だったんだけど
初期メンバーYっちの
アメリカ赴任が決まったので
宴会部長としては顔出さねば!
予定より遅れたのに
結構な人数が残っていて。
月1のチームなので
みんなの顔も見られてよかった。
なんだけど。
3時間飲んでもう
男子たちはキャバク○モード。
一部残してさっさと
夜の街へ消えていったよ。
ったく。
そんなわけで
日曜14時に起きたあたしは。
洗濯してクリーニング受け取ったら
浜町スポセンに走りに。
新しいスウェーデン軍の靴を
履いてみた!
軽い、気がする。
外を向いたランニングマシーンで
iPodを耳につめて
ひたすら走る。
つらいけど
マシンの数字だけがおトモダチ。
もうちょっともうちょっとって。
5km走って
自転車とかダンベルとかやって
そのまま銭湯へ。
大きいお風呂気持ちいい~
そんで家帰って
ビール片手に料理ですわ。
あたし的とりもどし方。
結局ひとり遊びなんだわな~
自分。
料理の合間にギターしゃかしゃかして
選曲してって渡されたCDなんか聴く。
マキシム・・・いいんでしょうか、
こん年になって。
って、バンドやってる時点で
どうかしてるけど?
じゃがいもの煮物
ラタトィユ和風
切り昆布
切干大根サラダ
もやしごま和え
大豆の煮物
相変わらず茶色っぽいお弁当です・・・
さて寝ようか、
という時間に
もうひとがんばりして
コラージュハガキを。
先週のロディに行った時のパンフで。
呑み友M田さんが最近
病床の母上に
毎日ハガキを送ってらっさる
という話から
あたしも欲しいです!
と、言ったら
切手をコラージュしたハガキを
早速くださったので返信。
糊つけすぎでペコペコだけどね。笑
の、前に
金曜に会って
『加賀廣』で呑んじゃって
ロディの話もさんざん
しちゃったんだけどね。
音楽を音から聴くか
詩から聴くか、
なんて話でしたよね。
先週観たオダカズマサの話とか
したんだっけな。
あの人が音からの人だというのは
意外だった。
詩をつけるのは苦しみに近い、
という位苦手らしいのだけど
それだけ「ぴったり」のものに
出会うまでねばり続ける。
そういうヒットメーカーも
いるんだねぇ。
この話はもう少し
考えてみよう。
今日は
サル友に呼び出されたので
これから浅草へゴー。
結局ひとりなんは日曜だけなんじゃん。
いいのか悪いのか。

いまも生きてる少年

ほんとあやまります。
こうなることは
わかっていたのにね。
期待する、ということも
忘れてでかけてしまった
きのうのこと・・。
ロディフレイムを観に
ビルボード東京なんつー
ちょっと高び~な大人空間へ。
ええ、ロディです。
アズテックカメラって言えば
少しは知ってる人もいるか。
だいたい六本木っちゅうだけで
居心地悪いんだけど、
その上、HPを見たら
料理はしょうがないにしても
酒高けっ。
スーパー○ライに1000円出せるかよ!
そんな不満をもらしつつ
いつも通り20時まで労働して
いざ。
チケットを取ってから
会場に電話をして整理番号を
もらっていたのだけど
その際に名前だのなんだの
登録させられ
さらに当日入口で
「チェックイン」というのをさせられ、
そのあとは係りの人に
「○○様」「○○様」と呼ばれ続ける。
あの~あたし苗字珍しいから
そんな大声で連呼して欲しくないんですけど。
整理番号1番ずつ呼ばれるんだけど
だいたい2人組の女子だったね。
ここでおひとり様はばれてしまうので
いい気持ちじゃない人もいるんじゃないかな。
あたしだったら絶対に一人では
来たくない。
クロークで荷物を預け
また名前の確認をされ
エスコートされて会場に入り
席を選ぶ。
会場は思ったよりずっとずっとせまくて
上に席がつらなって見下ろす感じ。
整理番号20番のあたしたちは
ステージ前に並んだ4人テーブルの
2列めを選ぶことができた。
そこが1階で、2階にはソファー席、
その他スタンディングの席なんかも
あるみたい。
せっかく座ってみるし
仕事あがりに食事をする時間もなかったので
当然のごとくメニューを覗き込む
あたしたちだったけど
まわりはそれほど食事は
力入れてなかったみたい。
そんな中
同行の☆と考えあぐねた結果
飲み物は白ワインをボトルで。
「3杯以上とれたら勝ちじゃない?」
たしかに。
こういう悪知恵は働くのです、
呑みの場数を踏んでいれば。
ほとんどが2000円近い料理の中から
悩んだ末、
タパス3種類とカルボナーラペンネを。
入場に時間がかかるのと
こういうオーダーをすませておきたいのか
開場から開演までは45分とられていて
うちらの料理も20分前には運ばれてきた。
以前
こういった形式で
吾妻さんのライブを観たことがあって
演奏中も飲み食い+オーダーした経験が
あったので、今回もライヴ前に
全部食べ終わらず、酒を片手に
待っていたらば
ステージの背景のカーテンが
ささーーーっと開いて・・
そこには。
東京の夜景っすよ!
やられた~。
これに金払わされたのか。
いつものように
スキップぎみに現れたロディも
「すごい風景だね。
僕のジャケットみたいじゃない?」
って。
たぶんこのアルバム→
のことを言ってるんだと思うけど。
それと同時にあたしは
前回の渋谷Duoでのライヴの時の
地球色に塗られた月の絵をバックに
唄うロディを思い出した。
あれもよかったけど
東京の星たちもなかなかだね。
いまや
チェックのシャツを入れちゃってる
ブラックジーンズのお腹が
ちょっぴりぽっこり。
アコギを高い位置に抱えて
ハーモニカをセット。
髪は確実に後退していて
かつてのうるわしき少年の姿はどこへ。
なんですが!!
目が合うくらいの近い所で
はにかみながら
「東京にまた来れてうれしいよ」
だのなんだの言ってるロディは
ある意味、少年を失っていない。
あ、ちなみにあたし英語
まるでダメなんで
ロディの言葉は妄想的意訳です。
そしてはじまったライヴ。
リアルフェイドインな
ハーモニカとギター。
そして彼の最大の武器、
あの声は衰えることなく!!
もう45だというのに
すみやかで拡がりがあって
少しも曇りのない空みたいで。
ギターはギターで
ベース音を鳴らしながら
それに音を載せて重ねて
一人で演奏してるとは
思えない音の厚さ。
空気をね、支配するっていうか。
きっといつもいつも
ギター片手に唄ってるんだろうな。
そんなわけで
もうグラスを持つ手も休んでしまい
あまりに近いため
食事をするのもはばかれて
ただもうライヴに集中するのみ。
でもそれだけのクオリティがあって
一曲一曲丁寧に演ってくれるロディに
ほんとうに感動した。
スバラシイ。
メシ食ってる場合じゃないってか。
お客は同世代で
もちろんあのアルバムの曲が
聴きたくて来ているのだろうけど
最近のソロになってからの曲も
あたしは好きだ。
伸びやかな声が余計いかされてる感じで。
実際
演奏するのも自分の声の伸びに
あわせて、テンポの調整をしたりしてる。
バンドにはバンドの良さがあるけど
ロデイに関してはもう
バンドという姿では見たくない感じ。
彼のギターや唄がほかの音に
消されてしまうのは実に勿体ないのだ!
曲の合間に
足元にあるマグカップを持ち上げ
のどをうるおすロディ。
その素朴な感じもいいわぁ。
でもほんと
ひとりで唄い続け
演奏しつづけ
MCでつないでって
すごいよね。
チケットは少々高めだったけど
全然あなたの労働に払わせてください
って感じ!
一日2回ステージも
出稼ぎかよ!とか思ったけど
こんなすばらしいステージは
ひとつかみの客にだけ
見せて帰国してしまうなんて
実に勿体無いのだよ!
ポケットから
時計を出して
終わりの時間を気にしたりするのも
ロディらしくてよかったんだけど
じゃあそろそろって
なつかし曲タイム。
ザボーイワンダーズでは
お決まりの拍手を楽しみ
みんなでハイランドハードレインの
大合唱。
ロディも「みんなロックだねぇ」
と悲鳴を上げるぐらいの。
次はもう
最初の一音だけで
みんなのテンションのあがる
ウォークアウトトゥウィンター。
やっぱこの曲かなぁ、あたしは。
特に冬にこの曲を聴けるのは
無性にうれしい。
さらにオブリヴィアスでは
ロディの唄と観客の
ハミングのかけあい。
そしてかの有名な
あのギターソロを
あたしたちの拍手をバックに
すらすらと弾いてくださる。
うー!
めちゃうまっ。
昔のバンドでの演奏と
遜色ない、
というのも申し訳ない位、
むしろバンド形式より
こっちのが全然いいのだ。
その堂々とした
ロディの声、
ギターの音が
はっきり聴こえてくる。
そうやって盛り上がって
ライヴは終了。
アンコールにもすぐ
出てきてくれたけど
やはり時計を見て
「もう終わりにしなきゃ」
って名残惜しそうに
足元にあったカップを
皿に載せたまま
小走りに去っていった
ロディはやっぱり少年だった!
いいもの見たよ!
ありがと~ロディ。
過去があまりに大きすぎたために
いまだにそのことを言われてしまうのは
気の毒なんだけど
今のロディを見たら
誰もがぎゃふん!
って言わざるを得ないと思う。
かく言うあたしも
それに近くて
ほんとごめんなさい!
なんだけど。
それぐらい
あなたはずっとずっと
進化していて
新しいものを吐き出し続けてると思う。
忙しくて
二回公演の二部にもぎりぎりで
ライヴに対する思い入れも
ずいぶんさがっていた自分だけど
来てよかった。
ほんとーに良かった。
忙しい日々を
リセットするにのに
十分すぎるくらいだよ。
彼のことは
まだ追って観てみたいと思う。
ビルボード東京については
飲食代が高いというのは
変わらぬ不満だけど
でもあの夜景をバックにする
ステージはすごいなぁと
感心しまくったので
また違うライヴでも
訪れてみたいと思ったのでした。
ライヴ後は
残った白ワインで
興奮ぎみに感想を言い合ううちら。
残っていた料理は冷めてしまったけど
ワインはクーラーにさしたままで
最後の1杯まで冷えてたし
この勝負には勝ったみたいね。
そそくさを帰る客を
見送り悠々とワインを飲んでいたら
我がテーブルの近くを
行列が連なってる。
その先ではロディが握手会。
いやー出稼ぎも大変ね。
だったらもう一曲やれよ!
ぶつぶつ言いながら
ワインがなくなって席を立つ。
握手は、いいでしょう。
と、このあたりも☆とは
意見一致でありがたい。
しかし
音楽ってすごいよね。
あたしもアコギが
欲しくなっちゃった♪

番長になりたくなった日

今日は。
帰ったら
10階の我が家のベランダにも
足場が組まれてる。
これってちょっと
昇ってみたくなる
衝動にかられる。
なーんて逆にドロボーさんにも
気をつけなきゃ。
金目のものはないけど
あたしのハートが盗まれたら
困っちゃう。
(おいおい、たまには盗まれとけ!)
晩ごはんは
[#IMAGE|c0049455_2393595.jpg|201001/20/55/|right|140|220#]栃尾あげで実験を
してみました。
八丁堀『志み津』の
マネなんだけどね。
B当のポテサラとか
クリームチーズとか
はさんでみた。
合う。
魚焼き器で焼くのがポイント。
ビバ、栃尾あげ!
さてさて
忘れないうちに
日曜のこと少し。
久しぶりに石川町の
カリスマんとこへ
髪を切りに。
さすがに昼間はあったかくて
代官坂を登ると
カラダもぽかぽか。
あ、ギターかついでた
せいもあるけどね。
扉をあけると
鏡にうつったカリスマが
奥の部屋で振り返る。
こんちは~
あ、なんか
静かな空気。
床に響く音楽が
そう感じる。
これが好きなんだよな。
この店、というかお家は。
アシスタントのAすかちゃんに
シャンプーしてもらい
あれ?Cえちゃんは?
「辞めた・・っていうか
落ちたんだね」
と、黙っていたカリスマが
ぽつぽつと彼女が
去っていった話を
してくれたのだけど。
この日は
そんな話からはじまったのですが
いつしか車の話に。
カリスマはワーゲン好きの間では
ちょっとした有名人だというのは
今までも聞いてたのだけど
なんと今回はワーゲンの雑誌の
巻頭特集に!
車高を低くした車を
「スラムド」というらしいのだけど
その雑誌では「スラムド番長」と
呼ばれてた!
次はフランスからも
オファーが来ているらしい。
「世界が俺を待ってる」
ってほんとだったのね。
すごいわ。
それでついでに
YouTubeにアップしてるという
画像も見せてもらった。
車を延々映してるだけなんだけど
よくできてる。
ちゃんとカメラワークも考えて
何時間も撮影して
編集も凝ったらしい。
ひいきめというか
前振りを聞いてるからかもしれないけど
車好きでなくてもちょっと
注目したくなってしまうような。
なんかね、
とにかく力の注ぎ方がすごいんだよ。
美容師としてもすご腕だし
車にしても世界を舞台にしてる。
何かを極めてる人って
ほんとかっこいいなぁ。
あたしも何かの番長になりたーい。
宴会部長どまりだもんな。
カリスマに切ってもらうのは
そういう刺激も欲しいからなんだ。
そしてあの家で過ごす時間。
カラーの待ち時間なんかに
お茶を淹れてもらって
ひとりぼっちにされて
木の床と壁に響く音楽を聴く。
あそこで聴いた音楽って
どれも印象がいいんだよね。
「これ何?」と
紹介してもらうことも多い。
そういうものを補給して
髪もきれいになって
帰りの代官坂は足取りも軽い。
え?下りだからあたり前?
川崎のスタジオまでには
時間があったので
石川町の駅近くの
『はらドーナツ』でドーナツを買い
川崎の雑貨屋さん
『arinko』に差し入れに。
元祖に紹介されて
一度で気に入った店なんだけど
川崎ということもあり
なかなか来れないのだけど
店主arinkoちゃんのことは
なぜか気になるんだよね。
20歳近く下なんだけど。
そういえばここでも
番長的な話。
彼女のお兄さん、
arinkoのオーナーであり
隣接する美容室のオーナーでもある人
なんだけど。
今度横浜にハンバーガーの
お店を出すって。
す、すごいよなぁ。
その行動力。
あたしよりずっと年下なんだけど
次々とやりたいことを
形にしてく人。
あたしも思ったら即
行動にするタイプではあるけど
やってることのデカさが違う。
こういう話ってのは
ほんとガツンとやられるというか
刺激になるよねぇ。
しばし
そんなおしゃべりをして
スタジオへ。
ヴォーカルひとり休みだったけど
メンバー4人とあけましての乾杯。
ビール持込オーケーという
なぞのスタジオで飲みながら。
先月久しぶりに入ってから
二回目なんだけど
なんとなくなじんできた。
何年も同じ曲やってるから
当然なんだけど
彼らと音出すのがほんとうに
気持ちいい。
結婚して子供ができたり
そうかと思えば離婚するやつや
大病したやつもいるけど
こうやってぽつぽつと
バンドを続けていけるのって幸せだ。
練習後はまっすぐ
帰ろうかと思ってたけど
彼らに会うとやっぱりずるずると。
曲決めしよう、なんて
言っておきながら
結局女の子の話ばっかの
やつらなんだけど
常に笑ってられる感じ。
サービス精神旺盛なんだよな。
後ろ髪ひかれながら
2時間でお先に退散。
ま、あたしがいなくなったら
キャバ嬢でも呼び出して
黒い世界に行くんでしょうけど。
しょうがないなぁ、って感じ。
関係ないけど
寒ぶりが非常に美味かった。
2時間のスタジオ
2時間の飲み、
そして帰宅に1時間、と
ハードな遊びではあるのだけど。
やめられな~い。
新曲
練習しなきゃね。

実況中継~調整ってばこんなもんよ


夜会服の結末が読みたいのと、
土曜日の訪問の失敗をぬりかえたくて、
残業後来てしまいました、『ジャズオリンパス』。
すわるなり「頼んでもないのに」
運ばれてきたのは、黒ラベル大瓶。
メニューにはない代物だ。ニクイね、マスターっ。
あたし訪問まだ二回めだけど?
最高だね、ココ。
夜会服の結末への落胆を緩和させるに余りある。
しかし大瓶って意外と量があるのだー。
空腹のおひとり様には。
****追記****
ジャズオリンパス!』のマスターは
このブログをたまに読んでくださるらしく
土曜日のメモに
「ジャズオリンパス閉店」と書いていたことに
早速メスが。
「閉店って言われちゃうと・・なんか・・」
ああ、たしかに!
でも着いたら終わってたんだもの。
土曜は仕事のあと
スポセンで走ろうと新しい靴を持参してたのだけど
久しぶりに三省堂が開いてる時間に帰れたので
訪れたら、手には文庫の山。
7冊も買ってしまった。
じゃ、ビール片手に本でも読みますか。
と、訪れてみたら、土曜は18時までらしく
「閉店」だったのでした。
平日出直すか~と思ったのが
きのうの訪問となったのだけど。
その時買った三島の『夜会服』。
角川文庫の三島は
あの新潮のオレンジのめらめらして
表紙を開くのを一瞬ためらわすような
重厚さにくらべて
装丁のせいか
読みやすい気がする。
ブログエントリーもおろそかになる位
夢中になって読んでたんだけど。
結末が・・あたしにはイマイチでした。
並行して読んでる尾崎翠の
「第七官界彷徨」とともに
現実逃避の道具になってる感じかな。
植物の恋愛ね。
そういう発想や妄想に費やす時間が
なくなってしまうよね、忙しすぎると。
そういえば
三省堂では「晶文社フェア」をやってた。
晶文社の本って、つい手に入れたくなってしまう
雰囲気があるよね。
ロッパと植草甚一。
手付かずの人たちのことも
気になるところだし。
続いて
タナゾーのすすめで
「通天閣」を読んでますです。

終わらない歌だね

ただいま。
ひとり黒ラベル。
お客様が帰ったあと
洗いものしながら
少し皿に残ったものを
合体させたり、つまんだり。
この時間がわりと好き。
新しいビールをあけてね。
大規模修繕のこと
適当に流してたら
年明けに着々と具体的な注文が
住民にも出され
それなりに対応できてたんだけど
困った。
「CS,BSのアンテナをはずしてください」
には。
はずすのは
取り付けるより
ずっとずっと簡単なんだろうけど
でも恐いよ、ここは10階。
箸1本だって加速がつけば
どんな事故になるやら。
業者に金を払うのはしゃくだし
かといって
「俺がかけつけるぜ、ハニー」なんて
どアホも最近はみかけない。
こうなったら
神だのみ。
いやおやじだのみ。
ということで
飲み友おやじをくどき
アンテナ撤去をお願いすることに。
ぶつぶついいながらも
工具を持ってきたりしてくれる
M田さんとMス田さん。
持つべきものは・・・ですよ!
ついでに新年会、と
女子を集め(といっても
いつものメンツでM&Mには
刺激はなかったようだけど)
料理を作っておもてなし。
日曜忙しいから、、と
土曜から仕込んだら
意外と品数できてしまって
それに☆とB当も作ってきてくれて
えらいことに。
いや~みなさん感謝です。
☆の差し入れが
・ちぢみほうれん草とエリンギのナムル
・クレソンのポテトサラダ
・れんこん生姜炒め
・きゃべつと鶏肉のコンソメ煮
・あさつき三杯酢和え
どれも美味しかったけど
れんこんのしょうが焼き風味が
一番美味しかったかな。
全般にちょっと酢を多めに使ったり
肉や脂より野菜、という点で
共感はするものの
どれも自分とは発想が全然違って
彼女の普段のおしゃれ感が
料理にもあらわれていて
いつも感心する。
そう、カフェのメニューになりそうな。
B当のポテサラも具だくさんで美味しかった。
こちらも自分にはない発想で美味いんだな。
めんたいが重くない感じで。
主食になるポテサラだと。
たしかに。
こんな豪華なポテサラないって。
あたしはいつもの定番。
どうもばーちゃんのおかず的な
色も地味だし薄味だし・・・みたいな路線で。
まあカフェなんて似合わないからね。
いいんだけど。
・筑前煮
・ぶり大根
・炒めなます
・切りこんぶ
・肉味噌
・かきオイル
・おから
・生ハムクリームチーズ
・もやしとひじきツナ
・全粉粒の食パン
パンはタイマーで焼いてたので
家に着いた瞬間パンの香りがして
ちょっと気分よかったな。
今気付いたけど
なんとはつ甘辛煮はだし忘れた!
じゃがいもスープも酒飲んでると
やっぱタイミング失うね。
えびとにんにくの芽、豆苗の炒めものは
面倒なのでやめた!
海老、NNちゃんにむいて
もらったんだけどね。
それにM田さんが
大量に酒を買ってきてくださり。
NNちゃんがかわきものとか
N野さんが本郷のおせんべいと
お願いしていたフランスパンを
買ってきてくださり。
アンテナ撤去は
さっさと終わり
ひたすら食べ飲み
しゃべりまくりーの。
外で飲むよりはちょっと
そわそわしてるMス田さんが
おもしろかったり。
細かく料理をチェックするM田さんは
ほんとのんべえですなぁ、という感じ。
近くも遠くもなく
いい距離を保つことのできる
ある意味大人の飲み。
無理してさらけだす必要も
無理して何かを演じることも必要ない
そんな会合でした。
最後は石川町で買った
「はらドーナツ」でコーヒー
飲んでいただき。
短い時間だったけど
もりだくさんだったネ。
不思議だけど
努力せずとも
こういう場面頻発!
なんだよね~~~
発端はあたしのワガママにもかかわらず。
うれしいもんだね。
1月から飛ばし気味だけど
忙しいからいーの!
働いた分、楽しく美味しく飲むのだっ
今日からは少し調整に入りましょう。
か。

ひとりじゃ生み出せないこと

新年は
なつかしい人やら
いつも会ってる人やら
いろいろ連絡があって
「飲みましょう」にあふれてる。
だいたい年始は
テンションが下がっているのだけれども
せっかくの誘いを社交辞令にしたくないので
自ら企画したりもしちゃうあたしなんだが。
そのちょっとどうかな?な呑みが
どれも面白い。
ひとりで過ごしたい、という気分も
ふっ飛ばしてくれるのだ。
やっぱり自分でできることって
限界がある。
人と会ってマイナスになることなんて
そうそうないんだと
実感してる毎日。
さて
水曜はガールズの呑み。
そんなに久しぶりじゃないから
いーじゃん?と実は
思ったもののやはり楽しい。
S和ちゃんKごん☆しずぴにOちゃん、
S和ちゃんのダンナさんへびさんも。
門仲の美味しいお好み焼き
『帆風』へ。
ここの妙に軽いお好みは
たまにモーレツ食べたくなる!
名物のねぎ焼きは
ふんわり焼くコツがあるらしく
お店の人が普通は焼いてくれるのだけど
S和ちゃんはそれも許されるくらいの[#IMAGE|c0049455_23395576.jpg|201001/15/55/|right|150|220#]
お好み焼き職人!
二つの鉄板を囲み、
「S和ちゃん!まん中にすわって!」
と、せがむ勝手なあたしたち。
一方下町出身のダンナさんは
もんじゃにうるさいときた。
もう二人で焼いちゃってください!
お願いします!
労せずして美味しいもの
頂いちゃいまーす。
定番のねぎ焼きのほか
この日初めて食べた
和風天が美味かった~。
めちゃしそがきいていて!
Oちゃん、☆と三人で
囲んだこちらの鉄板は
Oちゃんの正月に行った
台湾旅行話。
古めかしくて
色気のあるらしい台湾の町並みと
安くて美味しくて
食べまくったというOちゃんの
話はまるでガールズトーク。
お好みのあとは
Oちゃんに移動して
恒例のスイーツタイム。
といってもあたしは
プリンを買い込む女子たちの横で
ビールを購入。
「お茶の用意してきたよ」
というまたもガールズ発言のOちゃん。
どうやら台湾でお茶やら急須やら
仕入れてきたらしい。
いつものちゃぶ台のまん中に
ごとくが置かれてお湯をあたためる。
どの茶器がいい?と
お盆に載せたいろいろなお茶碗から
選ばせてくれて
そいつを大きなどんぶりに載せて
わきたてのお湯をそそいだ
一番のお茶をざっとかける。
ここでは味わうというより
熱で最初にあがるお茶の香りを
楽しむらしい。
ほんのりあがってくる甘い香り。
台湾式のお茶の淹れ方は
いろいろ道具や形式があるのだろうけど
Oちゃんなりにシンプルにして
ポイントだけ抑えてるのがいいね。
さらに葉の入った急須に
お湯を注いで
一気に葉をひらかしたお茶を
少しずつついでくれるのが
美味しいこと。
とくにあたしは
小さい器を選んだので
少しずつ飲むことになり、
ついでもらうごとに
味が変わるお茶を
ゆっくり楽しんだ。
ビールなんて忘れ
Kごんの持ってきた
奄美の黒糖とごまのお菓子や
台所で誰かが目ざとく見つけた
月餅なんかをかじる。
普段は甘いものなんて
食べないあたしにも
不思議と甘みが緩和されて
すごく美味しく感じる。
いいねぇ。
贅沢で豊かな時間だ。
Oちゃんちではよく
そういう思いをさせてもらうのだ。
彼自身もそうだし
ガールズみんな、そういう過ごし方が
すごく上手なんだよね。
そんな中
とにかく物知りのガールズが
展開してる話が面白い。
洋服やスイーツだけでなくね。
ほんとよく知ってるわ。
感心して聞いてる。
聞いてもすぐ忘れちゃうくらい、
レベル低いあたしだけどね。
わかったのはジェスロタルぐらいか。笑
さて
その次の木曜は。
今シーズンホームゲームの
異常に少ない
東京アパッチのホームゲーム。
経営に問題ありで
それがチームに悪影響を
及ぼして、今年はさっぱり、
なんだけど。
先日はチームのアイドル、
ニックが契約解除になる、
なんてひどい事件もあったのだけど。
でも弱いからといって
フロントがひどいからといって
選手を見捨てるわけにもいかないし
やはり勝つ姿を見たいし。
ということででかけてしまう
最早盲目的ファンですね。
でもさすがに忙しいので
19時半のティップオフには
無理かなと、
20時半以降入場者むけの
ハーフタイムチケットを
1000円で購入。
休み時間に近くのコンビニで買って
会社の冷蔵庫で冷やしておいた
ビールをこっそり持って
☆とでかける。
代々木体育館前では
「カリガリカレー」を買い
そいつを持って会場入りすると
いましたいました
ここにもアホファン
女MJとびっぷが。
文句をたれつつ
応援してるしてる。
恒例の女MJからの
お菓子セットもいただき。
これが楽しみって話も
あるんだけどさぁ。
うちらが着いた
クォーター3では
1点を争うシーソー状態。
今日はさすがに勝てるかな?と
ビールとカレーを
急ぎ食したのに。
・・・
やはり後半ずるずるで
点はひらく一方。
なんかこう、決め手がないんだよね。
むこうもシュート成功率
低かったから
あれですんだけど
自陣に持ってったら
必ず決めるとか
リバウンドは渡さないとか
そういう安心感と
恐さがまったくない。
ということで
やっぱり負けてしまったんだよね。
あーあ。
しかし
バスケ半分というのは
やはりちょっと短いな。
それだけイライラする時間も延びて
精神衛生上はどうかは
わからないけど。
終わったあとは
横浜横須賀から来てる人もいるので
渋谷駅近の黒ラベルの飲める立ち飲みへ急ぐ。
ほんとは駅むこうの
『五十亭』で
おやじのへらず口ききながら
美味しい焼き鳥食べたかったんだけどさ。
立ち飲みしながら
今年のバースデーの
ツアースケジュールを
びっぷに渡す。
彼女はバースデーファンでも
なんでもないのだけど
チバを追って旅する
女MJとあたしの大事な旅のパートナーなので。
うちらは
どこかでライヴ一本
見られれば場所にはこだわらないので
季節と場所のかけあわせから
びっぷの満足する
美味しい和菓子やごはんを
食べられる場所に
行きたいなーと思って。
とはいえ
提案するたびに
「もう行かないからね」
を連発。
そんなこといって~
夏フェスまで来ちゃったくせに。
あたしたちと旅行したいんでしょ?
と、脅迫ぎみにせまる。
バスケのがっかり感も
こんな盛り上がりで
クリアされちゃうんだよね。
なんかほんと
おしあわせだけどあたし
恵まれてるよね。
これ以上
あたしは何を欲しがってるのでしょう。
また無敵な気分になってきたじょーーーーーっ
そら男もよりつかんわな。

朝に夜のワルツを想う

朝の準備をしながら
家で聴いてるJ-Waveで
一週間一枚のアルバムを
紹介するというコーナーがあり
今週はショパンが流れてる。
クラシックなんて
てんで不案内なあたしだけど
ピアノはジャズよりも
クラシックのが好きなんだ。
今年も正月に
実家に行った時に
一年ぶりにピアノを弾いた。
数年前にピアノを始めた母にせがまれて弾くのが
恒例になっているのだけど。
ここんとこ。
ピアノの上に載ってる楽譜から
適当に弾いてみる。
小学生の頃弾いた曲もあるし
母のレベルならまだ
初見でもまあまあいける。
「いいわねぇ、それだけ弾ければ」
不協和音もとなりの部屋には届かないのか
台所にいる母から
そんな声をかけてもらうが
実際弾いてる方は結構必死なのだ。
途中ところどころとまる
思考時間も「ため」に聞こえてたりして。苦笑
「人に聞かせるためじゃなく
自分が楽しめるくらいにはね、
弾けるようになったらいいわね」
あ、そっか。
ここで弾くピアノが楽しいのは
そういうことなのだ。
発表会のためでも
レッスンの前に先生に怒られないように
練習するのではなく
ピアノの音を鳴らしたいから弾くって感覚。
今更ながら
納得。
4歳から14歳まで
ほとんど間をあけずに
ピアノを習っていたはずなのに
まったく上達せず
今も人前に弾くほどの腕はない。
練習がいやでいやで
たまらなかった。
だけど
マンガの影響で弾きたいと思った
ショパンの「ノクターン」。
これだけは自分で
ピアノピースという一曲買いの楽譜を買って
家で息抜きに弾いていた。
だから
「次はこの楽譜を買ってらっしゃい」
といわれたのがこれ→
だった時はうれしくて
少しはがんばった気がする。
「ノクターン」もたしか
その後課題曲になったと思う。
たしか
手元にあるはずだから
来年の正月は持っていって
実家で弾いてみようかと思う。
自分の「楽しみ」のためにね。
でも
こんなこと書いてると
なんだかその楽譜さえあれば
正月にはショパンがすぐにでも
弾けるような気持ちになってはいるけど
まあそんなわけもあるはずがなく
やっぱ「幻想」に終わるのかな。
結局たどりつけなかった
この楽譜の最後の曲みたいに。

広義の社会貢献、と言っておこう

今日は雪ふるの楽しみにしてたのになぁ。
ただ寒いだけじゃなんだか
損した気分だよね!
さて連休のこと。
土曜は。
今年初の『Hinata-ya』!
と、興奮ぎみにランチに
訪れると、満席状態。
そっか、この日を待ってたのは
うちらだけではなかったのか。
おねーさんにご挨拶して退散。
ふと
こんな時には
『ジャズオリンパス』。
と思いついたのだけど
NNちゃんが久しぶりに
『エチオピア』も食べたいというので
そちらへ移動。
16倍を行く。
だけど
実はオリンパスのマスターから
ここにコメントを頂いてたのだった!
土曜常にカレーがあるわけではない、と
いうお話だったので、
「カレーあるよ~」と
わざわざ書き込んでくださったのでした。
いやー残念残念。
電話入れればよかったなぁ。
カレー補給して
夕方まで労働。
宅配便が届く予定だったので
残業もそこそこに帰宅。
日曜の仕込みなどして待つ。
この日届いたのは
スウェーデン軍
デッドストックのトレシュー。
ランニングに使うか
もし可能ならフットサルに
履きたいと思ってるのだけど。
なかなか渋い作品で
ルックスはとりあえず
気に入ったぞよ。
さて
その日曜なんだけど。
飲み友タックさんちで
Solana店主のF子と三人で
家呑み。
「居酒屋にーさんやろうよ」
と。タックさんが言うので
ごちそうしてくれるのかと
思いきや、
「場所と食材提供するから
君たちが料理するんだよ」
って。
あ、そういうこと。
で、渋谷で明るい時間から
待ち合わせしてお買い物。
「パパこれ買って」状態を
八百屋や肉屋でできるなんて
実はブランド店でそうなるより
うれしいかも!のうちら。
普段は買えないちょい高めの
お肉やら、お刺身なんかも
ばんばん行きましょう。
スパイスはホールでね!
さらに広尾でワインを
たんまり買い込み
三人両手に荷物で
お宅到着。
早速黒ラベルを持たしてもらい
料理にかかる。
といっても
すぐに食べたかろうと思い
家から用意していったものも
あるのだけど。
まずは
あたし持参の
生ハムクリームチーズ、
カリフラワーのピクルス、
かぼちゃサラダ、
そしてチリビーンズを
バケットに載せて。
しかしタックさんちは
男子ひとり暮らしとは
思えない台所事情(とは言わないか)。
買う必要があるのは何かと
事前に問い合わせたのだけど
結構揃っていて。
しかも行ってみたら
ミキサーや
フープロまであって!
なんだ、ならばメニューも
変わったのに・・とぶつくさのうちら。
そんな中
とりあえず酔う前に
手のかかるハンバーグの仕込みなどし
テーブルに着く。
ちなみにはじめて
ナツメグのホールをおろして使ったけど
すごいいいにおい!
ちゃっかり二人で山分けして
持って帰ってきちゃった。笑
テレビでは
デュランデュランのライブ。
はは、世代だよね~
大合唱なあたしたち。
そこへF子の一品目。
ローストビーフのサラダが。
おお、肉肉しい!
この日のオーナーのご要望は
「肉」だからね。
うちら肉のレパートリー少ない、、と
嘆いていたのだけど
これはがつんといったでしょう。
あたしは
久しぶりにハンバーグなんて作り、
きのことカレー粉と
ココナッツミルクで
ソースを作った
・・・はずなんだけど
実はまったく作った記憶が
ないんだよね。
一体どれくらいワインをあけ
どれくらい呑み続けた時間帯なのか
わからないのだけど
手だけが勝手に
料理していたらしい・・・
恐ろしや恐ろしや。
お酒はビールから
スパークリングへ。
スペインのロゼは
結構赤みの強い感じ。
美味しかったよ。
それにしてもちゃんと
シャンパングラスありーの、
次のワインでは
ワイングラスありーの。
すばらしい!
お部屋は広くって
なんといっても
目玉は窓の前に
どーんとそびえ立つ東京タワー。
あたしなんか、ベランダから
乗り出して見える
小さい小さいそいつを
見えた見えたとありがたがって
大騒ぎしてるのに
なんですか、この状態は!
なので
夕方になり灯りが灯りはじめ
あの美しき光をはなつ姿まで
じっくり見ることができました。
それから
サプライズ企画ってことで
来週お誕生日のオーナーに
ケーキのプレゼント!
といっても、酒呑みには
スイーツではなく
恒例の大人ケーキ!
今回はごはんに
梅としそとごまをまぜて
それをドーム上に皿に載せ
その上を刺身でデコレーション。
[#IMAGE|c0049455_0565130.jpg|201001/13/55/|right|120|220#]かまぼこ、甘えび、いくら、
オリーブなど。
あとF子リクエストの赤貝のひも!
なまめかし~感じのトップには
ぞろめ44のろうそくを立て。
おめでと~。
ごはんは梅しそで正解だった。
さっぱりでよかったよ。
梅干もいいの買わせてもらったし。
(これもちゃっかり持ち帰った。笑)
それから
F子得意のイカ料理。
やりいかと菜の花の
炒め物。
美味い美味い。
そしてメインの
ラムチョップ~~~。
なかなかご家庭でラムチョップ
食べられないよね~~~
美味いっす~~~
つけあわせで
じゃがいものカルボナーラ風を
作ったような気がするけど
これも覚えてない。
しかもみんなに「卵入れないの?」
としつこく言われてたのに
入れ忘れてた模様・・・
かなりあっさりになってたんじゃないかな。
もう記憶ナシ・・・
そんなこんなで時間は流れ
ワインの数は
たしか人数の二倍を越えたね
なんて話をしていたところ。
オーナーも得意のパスタを
作ってくださるという。
スーパーであまりのでかさに
興奮して三つも購入していたトマトを使い、
ケッパー、オリーブも入れた
トマトのパスタ。
パスタは平打ちでこいつが美味い・・。
本人は水っぽいと言っていたけど
トマトがりっぱすぎたんだよ。
美味しかった~。
なんかおしゃれさんよねぇ。
結局半日にもおよぶ
呑み会となり。
次の日早いから早めに始めようと
言われていたのに
終電は逃し、タクシーで帰宅。
すいませんねぇ。
しかし
お互いが違う場所で
「同級生」やってたのが
ひょんなことからつながった
ほんとに不思議な関係。
この三人遊びも続けて行きたいよな~って。
またやりましょう。
さて
あけて月曜日は。
思ったほど酒は残ってなくて
ただちょいと寒かったので
ふとんにもぐったまま
だらだらとTB○を見ていたら
佐々木くらのすけが
夜のドラマの番宣で
出続けてたのだけど。
お、つかじも出るのか。
間宮兄弟じゃん!
実はあの映画の「つかじ」に
あたしはホの字で。
あの顔もすてきに見えてしまう!
ふとそれを思い出して
一日つかじのことを考えてた
あたしでした。
ぽ。
久しぶりのはなまるでは
デパートの駅弁大会の特集で
駅弁のプロ、みたいな人の話
面白かったな。
あと、わたらせ鉄道だっけな。
鉄道会社自ら弁当も開発しちゃったってやつ。
なんだかユニークな会社だよなぁ。
あの地味な路線に乗って
あのおいしそうなお弁当
食べに行きたいなぁ。
ちょっと覚えとこ。
はなまるカフェは
カンノ。
この人も好きだなぁ。
あのけらけら笑う感じすてき。
旅好きだという話も面白かったけど
「でも結局ハワイが一番いい」
と、言ってたのが印象的。
「やっぱハワイなのか」
なんて勝手に納得。
そしたらそのあとが
ホノルルマラソンの番組で。
たしか去年も見たんだけど
こういう番組に最近
とことん弱い。
ぼろぼろ涙こぼして
でもなんだか
爽快な気分にさせてもらいました。
走る・・・いつかはあたしも
やることになるんだろうな。
漠然とそんな気はする。
そうこうするうちに
でかける時間。
この日は14時から新宿で
芝居を見ることになっていたので
待ち合わせより前の13時に
ひとり『ベルク』に行き
ビール一杯頂くことに。
だってねぇ、せっかく新宿行くのだから。
ビールとクワトロドッグ。
マストでしょう♪
友人のYが
演劇の宣伝やら制作の仕事を
やっているのだけど
実はあたしは演劇が大の苦手で
毛嫌いしていたのだけど
彼女の仕事への熱心さへの
リスペクトもこめて
一度行ってみたらば・・・
演劇にもいろいろあるんだなって。
それで彼女のかかわるものは
たまに観るようになってるのだけど。
その中でも
「ラッパ屋」の作品は
面白いし、そこで行われる出し物も
押し付けがましくなく、エンタすぎず、
なんというか一本の映画を見たあとの感じに
近いんだよね。
生ものは好きではあるけど
「ほらあんたたちも参加しなさいよ」
と強要されるのはすごく苦手で
こと演劇はそれが強いような気がしてる。
音楽ならば、大音響の中に
自分の居場所を見つけることは
難しくないのだけど
まっすぐにこちらを向く演技者と
それを見返すしかないあの空間は
息がつまりそうで。
不思議とそういうのが
ないのが「ラッパ屋」なんだな。
そこで展開される話が
よくできているのと
配役それぞれがキャラがたってるのが
特徴なのかな。
主役と脇役の差がなく
そこが「ゲンジツ」に近い感じが
するからなのかもしれない。
それぞれに物語を持った人たちに
こちらもさまざまな印象と思い入れを持って
見入ってしまう。
2時間弱の時間以外にも
その人生は流れ続けているような
気がするんだよね。
これは脚本の巧さなのか
俳優たちの巧さなのか
あたしにはわからないけど
とにかく引き込まれてしまった。
今回の「世界の秘密と田中」にも。
話の軸になっていたのも
40間近になって
何も成し遂げてない自分に悩む田中。
「自分は誰なんだ」。
昔は何かでかいことができると思ってた。
そのうちそのうちって思ってたけど
結局こんなだ。
あの時こうすれば、ということが
あるわけでもないけど
このまま終わってしまうのだろうか。
まるであたしたちが
考えているようなことがテーマで
しかも押し付けがましくなく
それについて考え、語る機会を
与えてくれたんだよね。
なもんで終わったあと自然と
見に行ったAっちゃん、神楽坂のFと
話も盛り上がる。
再び『ベルク』に行きビール片手に。
Yと合流したところで
麻布十番へ移動。
このメンツといえば
やはり『Solana』。
開店3分前に到着。
今年初~。
店主とは二日連続だけどね。
そこへTTも合流して
18時からワインをあける。
①鴨のフォアグラやわらかパテ
こんがり焼いたパンに載せて
から。
いつもはラズベリーソースなんだが
洋なしのソースで、これも美味い。
②鯛のうすづくりといろいろな野菜の
カルパッチョ仕立にして
③仔羊の肩ロースと新じゃがいものハーブグリエ、
バルサミコのソース
よく焼かれたハーブが香るんだよね。
もちろん羊も美味い。
二日連続ラムチョップだけどさ。
④和牛ホルモンいろいろ
丸なすのぴり辛トマト煮込み
⑤純情豚の肩ロース肉と聖護院大根、
野菜たっぷりのポトフ。
これがバツグンに美味かった。
汁をすくうパンを頼まなかったけど
あの汁はまじ美味かったので
飲み干したかったよ!
だけど実は大根の印象はない・・・
しっかり肉の味になってのかな。
〆に行く前に
手持ち無沙汰で
⑥和牛A5とアボカドのタルタル。
を。
もうこれは定番ですねぇ。
ちょうどワインがなくなったけど
パスタにあわせて注文したのは
4本めだった?
⑦甘い白菜とカルボナーラスパゲティ。
うんうん、白菜甘いよ~。
最後のワインも
さっさと飲み干し
開店から閉店まで
結局いつづけたあたしたちは
コーヒーまで。
しかし
最近話題は病気のことや
老後のこと。
はては誰が一番長生きして
葬式だすか、とか。笑
老後ひとりでさみしくしてる
おばーさんを正月みて
今年はなんでもいいから
結婚するって決めた!
とあたしが吐くと
大ブーイング。
「あたしたちがいるじゃん」
という言葉にほろりとするのは
ほんとに冗談でなく
それもいいかもと本気で
考えてしまうからなのです。
みんなで住むのは
長野か沖縄か東京かハワイか。
そんな話をしながら
延々ワインを飲み
最高に美味いものを食べ続ける、
これこそが気持ちを上向きに
させることなんだよなぁと
友たちに感謝。
そんなわけで
正月のもやもやした気分を
一掃してくれた
週末のできごとたち。
人と酒と食べ物には
ケチらないことにしよう。
・・世の中のためにもね。笑