一二を争うカレーにやられる。

きのうは。
最近飲み友と化したTKと
門仲呑み。
『ガブリエ』で待ち合わせ。
ここの黒ラベルは
まじうまい!
泡がクリーミーで。
ってか黒ラベルの泡が
クリーミーである必要を
今まで感じなかったのだけど
ここのはもう違う次元
イっちゃてる。
完敗。
で、この日の
メインイベントは
Hinata-ya以前の日本一カレー
『セリア』のカレーを食うこと。
だけど
ここのおやじ
なぜかやる気がなく
この日も会社を出た時点で
「20時半ごろやってます?」
と打診したところ
「んーわかんない」
って!
行くって言ってんのに、
ったく相変わらず・・
とりあえず
『ガブリエ』から電話してみると
「まだお客さんいるからいいですよ」
と、どうやらあたしの顔も
思い浮かんでいるらしく
敵もあきらめた模様。
『ガブリエ』には
「また後できます」と
言い残し。
そしたら「いってらっしゃ~い」
って。
すっかりなじませていただき。
そんなわけで
あやうく閉店気分の『セリア』に
すべりこみ。
閉店時間を延ばしてくれたお客は
ちょうど帰るとこ。
会計の額が聞こえてきて
びっくりしたけど
ワイン三本もあけたとか。
え??ここってそういう店だっけ。
で、はじめてのTKさんには
定番のツインカレー、
カシミールとドライ(=キーマ)を
おすすめし。
ナンは終わっていたのでごはんで。
カレーはすぐに出てきたのだけど
(しかも間違えたってビーフカレーまで)
そこからマスターの
トークが炸裂!
店の売り上げからはじまり
最近娘の家に女房が住み着いて
あたしゃひとりで気楽だけど
大変だのなんだの。
でも
なんだかマスターの話は
きらいじゃない。
こちらの会話はまったく
成立しないくらいなんだけど
なんだかそういうのもたまには、ね。
結局こういうのが
店を生きながらえさせてるような気もするし。
しかし。
聞けば
おんとし70だって。
うちの親と一緒か!
そりゃさっさと店閉めて
帰りたくもなるわよな。
すまん。
でもがんばってくれ。
それにしても
サービスしてくれたのか
まじお腹いっぱい!
加減して別の店はしご、とかいう
目論みもあったのに、、、
でもTKは美味い美味いと
満足していたようなので
日本一と言い放ったあたしの
メンツもたったよ、さんきゅーマスター。
実際かなり美味しかったしね。
Hinata-yaとは違う美味しさ。
しかも製造過程が想像できない、という
点においては日本一かも。
何が入ってるかさっぱりわからんし
マネできる気がしない。
恐るべし、セリア。
恐るべし、あんたはカレーマスター!!
で。
結局そのあとはまっすぐ
『ガブリエ』に戻り
おかえりなさいと迎えてくださったのに
ビールもすすまず
腹が重過ぎて
カウンターでふんぞりかえって。
この時間になるとやってくる
白い猫を眺めながら
話題は京都のこと。
インクラインの上に昇れるって
知らなかったよ。
来月の京都、
どこ行くかな~。
伏見周辺、興味が出てきた!
船にも乗れるらしいのだ~。

脚立を買う前にすべきこと

きのうは。
Mス田さんの
興奮したメールで起こされる!
「真打ちだって?誰だよ!」
彼だよ、、→
おかげで目が覚めたので
早速着替えて走りに行ってみた。
家から見下ろせる川沿いの道。
ここらでは犬の散歩とランナーのメッカ。
でもやはり予想通りランニングマシーンよりキツい。
ぐるっと一周して戻ってきた。
ま、少しずつ距離を延ばせばいいんじゃろ。
その前にシューズだな、
形は大事だ。
だけどランニングシューズって
なんでみんなピカピカしてんの?
デザイン今一だよね。
この日は
頂いたヒルズの展望台の
水族館の会期が終わりに近かったので
夕方からそこへはでかけるつもりだった。
誰と行こうかと思案していると
先週赤坂飲みに声をかけたのに
返信のなかった中高友のTTが連絡してきた。
なんでも足摺岬に行っていたとか。
何かと連絡をとりつつ
最近顔もあわせていなかったので
誘ってみるとOKとのこと。
夕暮れを目指した時間に待ち合わせ。
それまでの間
じゃあビール片手に日曜恒例の料理でも。
買い物に行くとさといもがずいぶん安くなってる。
さといもれんこんにんじんごぼうをがめ煮にする。
きれいなさんまも100円以下だったので
先週に引き続き甘辛煮。
金曜に食べたうの花の影響でうの花も。
蟻やのようにいい具合の軽さになるまで
しつこくしつこく水を飛ばす。
結構な量なのでなかなかの重労働。
汗がでてきたので2缶めをあける。
あはは走った意味ナシ。
それから赤坂でおいしかった
みょうがじゃこをまねて。
ポン酢で味付け。
レモン汁もね。
それと最近定番になりつつある
ししとうかつを炒め。
そんなことするうちに
もうでかける時間だ!
履き納めかな、とヒールのある
サンダルをはだしで。
・・とこれがいけなかった!
大江戸線のシートに腰掛けて
眠っていると突然の痛み!
「げ!足踏まれた?」と思った瞬間、
その足があたしの足の親指の上で
さらにひねりを入れおった!
切腹の最後のひねりのような?
なにすんねん!
と、鋭い目でみあげると
ひげ面のおにーさんが
「すいません・・」とすまなそうに。
でもちょっと目の焦点が合ってない?
くそ、関わらない方がよさそうだ。
と、泣き寝入り。
にしても、、
絶対に足踏んだ瞬間に力入れたよね。
電車が揺れて踏ん張ったのか知らないけど。
あたしの足の親指は真っ黒。
たまにしか履かないサンダルで
こんな目に遭うとは・・・ついてないなぁ。
展望台専用エレベータの前で
TTと落ち合い、
チケットを買う行列をスルーして
52階へまっしぐら。
曇っていて
夕暮れどころではなかったけど
うおーいきなり東京タワーが目の前じゃ。
最近は白の色がはっきりして
目にはまぶしすぎるけど
でも変なカラリングより
やっぱり赤と白がいいよね。
「東京タワーってテンションあがるよね」
なんてこと、二人で。
でも大都会東京は
意外と灯りが少なく
旅行先、例えば
夏に見た藻岩の夜景とか
親んちのそばの五月山の夜景
ほどの感動がないのは
日常から近すぎるからか?
休日ということで
灯りが少ない気はしたけど。
それとも空気が
澄んでいないからなんでしょうかね。
暗めのフロアを窓伝いに一周し
終わるあたりで企画展の水族館へ。
水槽にぎゅうぎゅうつめこまれた風の
魚たちが最初は気の毒だったけど
だんだんテーマを持ってつくられた
水槽のバリエーションがおもしろくなってきて。
それに魚ってどれもフォルムがすばらしいよね。
あの形、あの色、あの大きさで
生き続けそして増殖してるなんてすてき。
中にはすけすけの
猫もまたぐくらいの
「食べたあとの骨」
のような魚もいたりして。
内臓どこにあんだよ?
そんなわけで結構楽しめ
結構疲労。
最後は屋上の吹きっさらしに出てみる。
思ったより風は強くなく
恐怖感もなし。
ってあたしは何を求めていたんでしょう?
でも高いとこ好きだし
今度は空気のきれいな日とか
富士山みえる時間に行きたいので
またチケットねだろうっと。
よろしくMビル!
とりあえず屋上で
換気扇からにおってきた
ニンニクの香りにそそられた二人は
「おなかすいた!」って。
六本木に明るくなく
いやむしろ長くはいたくないあたしらは
さっさと大江戸線に乗り
地元門仲へ。
やっていると思った
ガブリエは休み、
うわさ通りプチニースの移動も確認し
途方にくれていたところ
目に入った新しそうなスペインバル。
とりあえずニンニク食べられそう・・と
入ってみました。
テーブルはいっぱいで
カウンターにすわったのだけど
その席がなかなかよかった。
だってすぐ目の前で
料理をつくるシェフが見物できるんだもの。
レバーペースト、
いんげんとじゃがいものジェノベソースを。
レバペは冷蔵庫のタッパーから
でてきた「手作り」だったのだけど
それをささっとスプーンですくい
ピンクペッパーとイタリアンパセリを
載せてくれた手元の鮮やかさには
ちょっとオドロキ。
(だってそういう風貌の人じゃないんだもの。笑)
ジェノベソースも美味しかったし
ほかのテーブルのために作ってる料理は
どれもいいにおいがして。
あとで頼んだラムの鉄板焼きも
なかなかでした。
だいぶ味が濃かったけど。
(しろめし!って感じ?)
このテの料理に食指が動くことが
ほとんどないので
次に訪れるのはいつかはわからないけど
なかなかがんばってる店でした。
リーズナブルだし。
おおぜいで来たら
ブイヤベースみたいなお鍋を食べてみたい。
あ、ビールはキリ○。
サングリアは甘すぎましたが
美味かったよ。
TTは
中高時代はそれほど
深いつきあいでもなかったのだけど
今は家も近いし
意外な共通点などあって
・・カヌーとか先端(=岬)好きとかね!・・
今では気のおけない友人になっているなぁ。
なんといっても去年は
我が家で留守番してくrて
水道の高圧洗浄に立ち会ってくれたりして。
どうにか脚立を買わずにすませたいもんだわ、
お互い。
さてさて
今週末はアラマーイルマンヴァサラット。
予習でYouTube観たり
HP観るたびに興味がわく。
楽しみなのだー。
それと京都計画進行中。
前日福井をつぶしに行こうかと
思っていたけど
伏見のお山に登るのもいいかも。
ひとり低山部はじめちゃおーかな~。
そんな思いで帰りに寄った
本屋さんで刺し子の本と
今年のサッカー名鑑と
「明暗」「続明暗」を買った。
そういえば読んでないかも・・・
ということでこれから酔った頭で読書。
おやすみなさーい。

特別ではないけど何もなくはない毎日の喜び

旅から戻っての数日。
日常って戻るのは簡単だね。
働いて、カレー食って
酒飲んで。
そんな日々にまた。
でも特別でない日々も
きらいじゃない。
だってただの繰り返しじゃなく
毎日は少しずつ違っていて
そして絶対に前に進んでいるのだから。
帰った次の日は
[#IMAGE|c0049455_1201636.jpg|200909/27/55/|right|220|150#]洗濯が主で
たまったアイロンがけもやっと。
壁の手ぬぐいは
「軒下の柿」に。→
それから美容院へ。
渡された「Number」は南米特集。
話題はアルゼンチン、マラドーナ。
彼の奇行とそれを許す周囲の批判が
主な内容だったけど
でもその理由がわかった。
「貧しく伝統もないアルゼンチンという国を
世界に知らしめたのは、マラドーナの存在なんだ」
って。
強烈だね。
あたしは太ってからのマラドーナしか知らないから
いくら昔のプレーを見せられても
彼の偉大さを語る人がいても
いまいちピンときてなかったんだけど
この言葉はすべてを一掃した。
神の手、を許す国民の気持ちも
わかった。
ルールを超えた歴史的な意味が。
年末に日本でも上映される「マラドーナ」は
観てみたいと思う。
なんといってもエミールクストリッツァだし。
そしてチェとの三角形を
もう少し知りたいと思う。
チリには残って欲しいけど
でもアルゼンチンのいないW杯なんて。
ちょいがんばれよ。
という気分。
木曜はおとなしく
帰ったものの
金曜はおやじ系の店で飲みたいと思い
誰を誘おうかと考えた挙句
中高友Yに声をかけ。
赤坂で飲むことに。
先発でサッポロをさがしまわって
くれたらしいのだけど
皆無に近くおやじ系の店、という
目的だけかないそうな店へ。
彼女の知ってる店のわりには
こぎれいで意外だったのだけど
細かいメニューがあり
この日の気分にぴったり。
ビールはアサ○だったけど
最初の一杯は美味かった。
日本酒に変え
〆さば
みょうがしらす(信じられないくらいの絶妙!)
馬刺し
くらげ酢
ぬた
なんかを。
すばらしいラインナップ。
馬刺し、松本より美味いし
カウンターに立つおやじも
おはこびのおかーさんも
いい感じ。
赤坂にはこういう店が
少ないようなので貴重。
気に入ったよ。
彼女とさしで飲むのは
久しぶり。
フリーで仕事をする彼女を
とても尊敬しているけど
どこか不器用な彼女を見ていると
自分のだめなところも
さらけ出したくなる、
そんな貴重な友人。
長い休みのあとの
間延びした自分への
癒しと戒めとなり感謝。
今日は
出勤だったけど
昼にはエチオピアの15倍で
毒をだす。
相変わらずスポーツしたぐらいの汗。
さらに仕事後は
初の舎人ライナーに乗り
☆と町屋まで足を延ばし
ヨガで毒ぬき。
の、つもりが
朝と違いカラダが言うことを
きかないのに苦労し
いつもはない鏡にうつる
自分の姿の不様さに
うんざり。
でも鏡意識してる時点で
ヨガの目指している無心とは
かけ離れていたのだね。
あとで先生と話していて気付いた。
わかりやすいとこだけ
気にして取り繕うとする自分の
だめな部分を実感。
いかんね。
次回こそ。
日暮里まで戻り
いつもはおやじたちと行く
『蟻や』へ二人で。
安心のサッポロ店だものね。
しかし
おとーさん、やはり顔を
覚えていてくれたらしく
ボトルを出してくれ。
強い酒はヨガ後はまわりそうなので
遠慮したけどネ。
がっつりのとんかつの店なので
二人でどのように攻めるかを検討した結果
マカロニサラダ(ゴボウサラダあきらめ)
メンチカツ(チキンカツ、あじフライあきらめ)
なすぴり(というわりに甘みあり)
うの花を。
はずれなし。
とくにうの花、最高に美味い!
メンチカツのキャベツがまた美味しくて
皿をさげられた時に少し残ってキャベツに
[#IMAGE|c0049455_1224971.jpg|200909/27/55/|right|120|200#]「あ!」と反応したらば
山盛りのキャベツを持ってきてくださり。
それとビールでしばし。
そしたら枝豆までサービスで。
うう、ありがとうおとーさん。
店は人だよね、そんな話を☆と。
仕事してヨガ行って
蟻やで飲む。
しばらくは土曜の定番になるかも。
深酒せずに帰る大人っぷりが
自分らで気に入ったのでした。
帰りがけマンションの入口で
着物すがたのおとなりさんと遭遇し
エレベータが一緒だったので
思い切って
「落語家さんなんですか」と
話しかけ、恥をしのんで
名を聞きだしたらば
歌舞伎文字のようなステッカーをくださり
「今度チケットポストに入れておきますよ」
って。
調べたら立川流の真打ちの方。
すごい人に名前を尋ねてしまったらしい。
やべっ。
さて
明日は何するかな?
とりあえずたまった脂肪を燃焼せねば。
ちょっと走りたい気分。
その先にある何かを目指して。

いつの間にやらグルメ旅~登山おまけ

関山、という駅から
信越本線に。
車窓から見える金色の稲穂が
すばらしい!
きらきらしていて
この風景、いくら見ていても
あきない。。
長野で特急に乗り換えて
しばらくすると
「10:18ごろ日本三大車窓の姨捨駅付近を通過します」
ってご丁寧なアナウンス。
どうやら棚田があるらしいのだ。
線路がだんだん高い位置に
あがっていって
あー
ありましたありました。
たしかに棚田が!
「三大」というほどでも
なかったけど
やはり金色に輝いていて。
ラッキー。
NNちゃんとの二人旅も
束の間、松本で☆と合流。
決まった時間の乗り物に乗れない、
という旅ギライの彼女が
珍しくも・・・
とりあえず山の道具を
ロッカーに預け
「蕎麦食おう!」と。
お腹がすいているというのも
あるけれど
松本のお蕎麦はどうやら
午後には売り切る、というのが
定番らしいのだ。
食いっぱぐれてはいかん!と
地図をささっと予習して
中町通りあたりに行ってみる。
と、目についた
入口のしゃれたお店が気になり入店。
『草庵』というこのお店は
ガイドブックでは見かけなかったけど。
とりあえず合流の乾杯と
飲んだアサ○がまたもや美味く。
おそばもしっかりして
つゆも甘すぎず辛すぎず
美味かったのです。
さすがそばどころはどこも美味いのか?
と思いきや、結果ここが一番と、
あとで知るのだけど。
松本は民芸運動がおこって以来
クラフトがさかんで
雑貨屋さんなんかも多い、
という前評判に
期待しまくって来たのですが
ときめきはそれほどではなく。
たしかに活動している
「しろうと」さんは多いのですが
そればかりではちょっとね。
なので、
あっという間に中心街は
見終わってしまい。
だけど
蔵の街、というだけあって
お店はじめいまだに現役の蔵なんかもあって
たてものめぐりとしてはとても楽しい。
お店はあきらめてそのうち
住宅街をあてどもなく歩きはじめたら
古い家も多くて
結構おもしろく。
そうやってお腹がすいたので
行きたかった『まるも』という
蔵を使用した喫茶店へ。
こちらの店内は松本民芸家具で
うめつくされていて
期待通りの空間。
おいしいコーヒーを。
プリン星人の二人は
プリン食べてましたが。
お家の、って感じで美味しかったそう。
あたしにはわからんが。
それから
もう一杯くらいそばが食べたいけど
お腹もすかないし
時間もあるので
松本城を外から見学することに。
ほんとは昇ってみてもよかったのだけど
NNちゃんともども
実はひどい筋肉痛で
とても階段を歩ける状態ではなく、
遠まきに。苦笑。
黒い城というのは珍しいらしく
また城としては四つしかない国宝のうちの
ひとつなのだって。
あとは彦根城、姫路城、犬山城だとか。
って実は彦根と姫路は行ったことあるので
三つめだったりして。
もう少し足を延ばして
旧開智学校へ。
もとお寺だという学校の中が
[#IMAGE|c0049455_23302975.jpg|200909/24/55/|right|200|150#]見てみたかったけど
ちょうど閉館時間。
だけど外側はやけにぴかぴかで
興ざめだったので
もういっか。みたいな。
それよりその上空の
はけでかいたような雲のが
美しい。
ぷらぷらとさらに
歩いていると
そば屋発見。
ちょうど夜の部開店らしく。
こちらも前知識はないけど
入ってみた。
えーと、店の名は忘れた。
だって!そばが細すぎて
まるで糸こんにゃくのような食感で
そばの香りもまるでない。
ここはがっかりだったのだ。
吟醸造りというらしいのだが
三人とも好みでなく
不満をもらしつつ、店を出る。
うーん。
よし!
こうなったら晩めしは
絶対に美味しいものを食べよう。
っていうかサッポロビールにまだ
であってないよね?
という話になり
腹へらしがてら樽チェックをすることに。
おお!ここに来てまで!
ということで
駅前の繁華街を
こそこそ覗きながら
歩き回るあやしい女三人。
「あ、看板青いし」
「この店サント○ーっぽい!」
「あの樽の形、サッポロだけど、、エビスか」
なーんてビール会社の営業マンばり。
結局たぶんすべての道を網羅して
出会ったサッポロビールはたったの三軒。
しかも焼肉屋とか中華とか
さもない飲み屋とか。
うーん。
これは趣旨を変えるか。
美味いもの食べて
あとで缶ビール買って飲めばいいじゃん!
と。
何がいいかということで
ターゲットは馬刺に決定。
見て来た店の中で一番
馬のメニューが多かったと思われる
お店(名前忘れた=大したことなかった)
に入店。
赤星の瓶があったけど
いまや黒ラベル以外は受け付けず。
・・あほですね。
早速
馬刺しの6点盛りを。
まあまあかな。
でももうひとつ頼んだ馬の鉄板焼きは
いただけなかった。
相当待たされた上に
鉄板焼きのくせに
じゅーじゅー言っとらん。
一日目は二勝二敗といった
ところでしょうか。
コンビニで黒ラベルを買い
ホテルへ。
ホテルは松本市内には
あきがまったくなく
行く前に焦ってさがしたら
10分ほど電車に乗った広丘という駅の
ビジネスホテルのシングル3つが
やっとあいていて。
ロビーには無料のコーヒーや
インターネットもあり
ラジウム温泉という
大浴場もありーの
ビジネスホテルといえども
なかなか居心地がいい。
部屋に入って
テレビをつけると
「白洲次郎」をやっていた。
見逃したやつ。
しかもイセヤユースケ!
役はまってたな。
かっこえ。
(名前もユースケだし?)
酒盛りしようと二人から
連絡が入ったので
部屋に来てもらい
テレビ終わるまで。
そのあと風呂に入りに行って
体重を量ってみたらば!
なんと2kg増!
おいおいどーゆーこと!?
登山、したんだよ?
・・・でも食いすぎ・・か・・
それにしても2kgなんて
めったに動かないのに、体重。。
ショックを受けつつ
部屋に帰ってみたら
今度は「イノウエタケヒコ」の
番組が!
ああ、これこないだ録画失敗したやつ。
見るしかねぇ。
相当眠かったけど
これもご縁。
ラッキーと思う。
さて
松本二日目は
完全に「食べる」にかけることに。
とりあえず朝食のバイキングは
食べすぎないように、、と
お互いに釘を刺し合い。
でも美味しかったけどね。
また荷物をロッカーに預け
町を練り歩く。
今日はどこからつぶそうか。
なんて話ながら
最早松本を知り尽くす三人。
なんてったって住所で話してるからね。
「深志2丁目にカレーの出る喫茶店あるみたいよ」
みたいな。
で、この日はやはり
そばでリベンジをしたく。
また唯一のカレー店もどうしても
訪れたく。
実は前日には行列であきらめた
おそばの『野麦』と
そのすぐそばの『デリー』は
14時すぎにはどちらも
「売り切れ」だったのだ。
これはどちらも気になる!
ということで
作戦をねり
まずそばを軽くいただき
そのあと松本城で腹を減らして
(最早腹へらしの道具)
デリーに駆け込む!
てなことに。
ところが
開店の15分前に『野麦』に
到着したところが
すでに長蛇の列。
それでも店はカラで
そばなら回転もよかろうと
並んでみたところ
結局入店まで一時間もかかってしまい。
しかも!
そばがまた
細くてお上品なタイプで
うーん。
美味しくはあったが
一時間の価値はうちらにはなく。
半枚をささっといただき
「今ならカレーすぐいけるかも!」
と、予定変更して
まっすぐに『デリー』入店。
どんな食欲やねん。
でも予定外にすでに13時だし。
今入らねばまた
売り切れてしまう!
ということで
蔵の窓をすべてつぶしてある
なぞの店構えのデリーへ。
入ってみると
外からのあやしい雰囲気とは違い
なかは普通の喫茶店くずれのカレー屋。
評判ではあまり辛くないということだったので
チキンカレーに50円で辛さを増量。
これがアタリでした。
いや、単にカレーぎれだったのかも
しれんが。
あたしの辛いセンサーが作動
目の下からしっかりたまの汗がでた。
合格。
美味かった~。
ただし。NNちゃんの頼んだ
ビーフカレーはいまいち。
なんだか妙なとろみとミルクのような
甘みがあってグラタンを思わせるような。
しかも辛くないし・・・
NNちゃんのさじがすすまないので
☆と二人でそいつを
手伝う。
いかん2kg増えたのに。
ってかそばの直後なのに!?
もう胃がどうか
しちゃってますねー。
さすがにお腹ふくれたので
観光でもすっか!
と、松本城へ。
途中偶然
『百趣』という店で
蔵書票を展示しているのを見つけ
入ってみた。
かなりかわいい。
版画好きってのもあるけど
しゃれに富んでいて。
店内にもさりげなく
かわいいものがあり
☆は真田紐など物色。
あたしは三代澤本寿さんのハガキと
畦地梅太郎さんのてぬぐいを購入。
三代澤本寿さんはデリーの内装にも
使われていたし
畦地梅太郎さんは恩地孝四郎さんの弟子らしく。
山男・・おちゃめすぎ→
これだこれ!
あたしが求めていた松本のイメージ♪
グルメだけに終わらず
よかったよ、、。
さて
城の門をくぐると
「入場制限していて、40分待ちです」
とのこと。
いやーさすが空室なかっただけある。
人々が集まってるのね。
でもここ行かない選択はないでしょ、と
しかたなく並ぶ。
と、朝から曇ってた空が急に晴れる。
まじー?暑い~?
焼ける~~~~。
やっとこさ入場したと思ったら
中はさらに混雑で。
[#IMAGE|c0049455_23482041.jpg|200909/24/55/|right|120|200#]しかもせまい階段の昇り降りに
お年寄りや子連れが苦戦していて
前にすすみゃーせん。
おかげで展示物は
すみからすみまでじっくり
見ることができたけどね。
火縄とか。銃をかまえる「さま」とか。→
それに城の中はひんやりしていて
木の床がはだしの足に気持ちいい。
相当時間はかかったけど
上からの眺めもなかなかだったし
楽しめたぞ、松本城。
足が疲れたし
休もう~!と
あとひとつ行ってみたかった
レトロな喫茶店『おきな堂』へ。
喫茶店というか
洋食なんかも出しているらしく
となりからは肉の香りなどして
またも食欲が。
二人はやはりかわいらしく
プリン!だったのだけど
あたしはハイネケンと
やっぱこういうところでは
サンドイッチでしょう、と
ロースカツサンドを。
もう完全なる胃拡張ですね。
でもお茶と甘いものより
やっぱこれだね。
あたしには。
クラシックをバックに
チャップリンが流れていたり
蝶ネクタイのバーテンさんの丁寧さとか
高い天井にまわる空調の羽根の渋さとか
かなり満足したのでした。
この店、一番よかったな。
そのあと
おみやげを買いにうろうろしたけど
電車まで時間が余ってしまい
「じゃあ最後に乾杯しよ」
と、☆が東京から
調べておいてくれたバーへ。
・・しかも検索語「松本」「黒ラベル」、
みたいな・・
駅近だしチャージなしの500円で
ナイス!
いつの間にやらグルメ旅行と化した旅も
うまいことしまったのでした。
いや~よー食った。食った。

反省の道~登山②

結局9時間半も寝て
5時半の朝ごはんにあわせて
すんなり起床。
4時ぐらいから小屋を出てゆく人の
物音もあったし
外も徐々に明るくなってきていて。
朝は中華丼とこれまたすごいのだけど
この日は8時間歩きの予定、
男たちにも負けじとおかわり。
朝から中華丼2杯って!
食後どんどん小屋を出てゆく
おもに中高年の人たちを見送り
だらだらと準備の我ら8人。
と、出発予定の7時が近づくと
急に風が出てきて雨雲が通過。
急遽レインスーツ上下を
上から装着。
風が去るのを待って
7時を少しまわってからのスタート。
この日ひとつめのアタック
火打山には小屋に荷物をおいて
「からみ」で登ります。
荷物は水とストックだけ。
朝のウォーミングアップにも
なるってとこでしょうか。
さっきまでの荒れた天気も
歩くうちに晴れて
笹ヶ峰の湿地をまわって歩く道は
ほんとにすばらしい。
小屋が2100ぐらいの標高なのであと300m。
からみだし、となめていたら
これが意外にキツかった。
経験者たちのテンポで行ったら
頂上近くになって
足が上がらない。
岩場ならば
手をついて三点で登ることも
できるけど
一番苦手な階段。
ストックも用をなさず
足の上げ下げが物を言う。
しかもレインウェアが暑くなり
脱いでいたら前方と
距離が離れてしまい
それが気持ちをくじけさせた。
後ろでは経験者のT中くんが
「がんばれ、がんばれ」
と声をかけてくれるけど
ペースがあがらない。
人が前にいればその距離感を
保っていればいいのだけど
自分が前に立つと気が緩む。
少しでも疲れたと思うと
つい止まってしまう。
ああ、こんなことであとの山
どーすんだよ。
自分を攻めるけど
気持ちが折れてる自分がわかる。
今思えばその後の過酷な道に比べて
なんてことはない場所だったのに
体力や難度うんぬんより
気力なんだろうな。
その時やっぱりだめな自分を
見たような気がする。
もう少しがんばればよかった、
がんばれたと今なら思う。
すれ違う人たちにも
「あと少しだよー!」とはげまされ
泣き言をいいながら
のろのろと登ってやっとのことで登頂。
自分では納得できない登りだったけど
山頂の景色はそんなあたしも
受け入れてくれるんだよね。
朝の火打山。まわりに広がる
日本アルプスの山並み。
青い空!
風が気持ちいーーーーっ。
すっかり元気になり
帰りは打って変って
小走りくらいの速さで
山を下る。
なんだか走りたくてしょうがなくって。
登る時には見る余裕もなかった
風景を噛みしめながら。
小屋の近くまで戻ってきて
登ってきた火打山を
湿地ごしに振り返る。
やった!あそこに行ってきたんだね。
2時間ちょっとで生還。
小屋で預けていたナップを受け取り
いよいよ残りの6時間の歩きが
スタート。
先ほどの登りの不安もあり
先を行くという経験者には着かず
すでにへばってゆっくり行くという
U田のペースで行くことに。
まずは
前日に登ってきたぐらいの高さを
下って、二つ目のアタック
妙高山のスタート地点を目指す。
天気は前日に続き良好で
しかも暑すぎずいい感じ!
一気に下る道なので
小走り、というわけには
行かなかったけど
それでもテンポよく。
土が乾いていたので
ごろごろ小石の転がっているところは
用心しながら。
多少のアップも加わり
妙高の登りの手前で
先発組と合流。
標準1:30、400mアップ、1kmの距離を
「40分で登る」なんて言ってる
彼らにはまた先に行ってもらい
U田牛歩組もスタート。
やはりこの登りが
一番キツく、大きな岩や
木の根っこをひとつひとつ
登ってゆかなくてはならない場所
だったのだけど
とにかくU田のペースがスローモー。
へばっている上に慎重な性格なので
着実に登ってゆく分時間もかかる。
何人も後ろから来る人たちに
道を譲り、のろのろと進む。
なのであたしとしてはまったく疲労なく
ただたらたらと着いてゆく感じで
一番の難所のはずなのに
なんとなく物足りない。
かといって経験者たちのペースに
着いてゆけばへばるのは目に見えているし。
その間を自分のペースでひとりで歩くという
選択もあったのにそれもせず。
結局こんな時冒険を
犯さないのは自分だな、と。
もう少しできるかもなのに
限界まで行かない。
自分で自分のおとし前をつけることは
大事だとも思うけど
そうやって先に自分の限界を決めてしまう
悪い癖。
仕事も恋もスポーツをする時にさえ。
それが登山ではそうも行かない、
自分の計れない未知の世界に行ったっと
思えた、、それが楽しかったはずなのに。
こんな余裕でいいのかな・・・
そんなこと自問しながら、
の道のり。
でもこのスローテンポでも
やはり初心者のNNちゃんはへばり気味。
荷物が重かったせいもあるみたいで
すれ違う人に「もうすぐですよ」
なんて声をかけられても
答える気力もなさそう。
ずいぶん健闘してると思ったけど、、
と思ったところへ
救世主登場。
なんと先に登頂していたT中くんが
戻ってきてくれたのです。
からみで山を跳ぶように戻ってくる
T中くんは言い方は悪いがまるで
「山猿」!
毎回のように誰かの荷物をかつぎに
戻って来てくれる、ほんとに
頼りになるお方なのです。
今回はNNちゃんの荷物を受け取り
「あと少しあと少し」
と、後ろから声をかけて
皆のモチベーションをあげてくれ。
感謝です。
おかげで少しペースもあがり
やっとの妙高山登頂。
山頂では1時間近くも前に到着した
先発隊がお待ちかね。
申し訳ない・・・
でもここの山頂の景色もすごかった!
まさに雲の上にいる感じ!
足元の緑とむきだしの岩場、
遠くの山なみと、あれは日本海?
という風景までも。
すでにしびれを切らしていた
先発隊はわれわれの顔を確認すると
早速下山の途へ。
あとは温泉を目指すだけ。
水と栄養を簡単に補給して
しばらくして
残ってくれた
リーダーKAIちゃんと
スロー組も続くことに。
ここの下山は大変だった。
ひたすら岩場の下り。
岩もかなり大きく
いちいちダメージがあるので
なるべく腰を落として
ストックと手も多用。
ひざを守りつつ。
こうなると写真を撮る
余裕もなく
黙々と目の前に道を
こなしてくことの連続。
また時間の感覚もなくなる。
U田のペースも落ちる一方。
妙高を下りきって
温泉のある燕まで
アップダウンの道を
行くというところで
リーダーとNNちゃんとあたしは
先に進み、あとから来る
U田とU田についてくれてる
K村くんを何分かごとに
振り返って待つという体勢に。
ここでやっと
自分のペースを守れたという感じ。
下りは無心で足を出すしかないので
止まってしまう心配はないけど
なかなかつらい作業。
足先に負担がかかって
足の指が靴のなかで悲鳴をあげてるのがわかる。
足を止めてU田たちを待っていると
膝もだんだん笑ってきている。
それでもあとは降りるだけ!
温泉とビールが待ってる!
時間配分を気にするKAIちゃんは横で
気が気じゃなかったようだけど。
ペースが遅いのはしょうがないけど
やはり暮れてしまうのが
一番危険なのだそう。
かといってU田をおぶるわけにも行かず
進んで待ち進んでは待ちして
声をかけるしかない。
自分も過酷な道を同様に歩きつつ
そういうことを考えるなんて
すごい!
同じく山を登っていても
さっさと先に行ってしまう人もいるし
またそうしたくても余裕が持てない人もいるし
そういう山ならではの人間模様も
面白いところだなぁと思う。
ここまで来たら
時間的にも大丈夫!
というところで
最後のはげましをして
下り始めたところ
またも山猿が戻ってきた!
「遅いから心配しました」と。
えーさっき戻ってきた距離より
大分あるし
もう温泉入れる状況なのに戻って
来てくれるって・・・。
U田の荷物を受け取り
みんなをはげましつつ
歩いてくれるT中くん。
いやいやほんとにいい
山仲間に会えたものです。
でも彼の話によると
先発隊も結局それぞれに分かれてしまい
ひとり違う道を行ったTマスくんが
かなり早い時間に宿着。
聞けば、計画通りに
我々が来た道は
遠回りだったよう。
しかも明らかにこちらの道のが
過酷だったって。
まあここまで来たら
がっかりするより
そんな道を降りて来れたんだね、って
プラスに考えるしかないが。
ほどなく温泉近くの川に到着。
登山道も一気に平らな
砂利道に。
いやー長い道のりでした!
到着が17時だったので
朝の7時に歩き出してから
10時間か・・・
疲労はあまりないけど
とにかく足が痛い。
時間も長かったし。
宿は燕温泉は「樺太館」。
とりあえず温泉に入ろう!と
割り当てられた三階の部屋に
行こうとするけど
階段を昇るのがつらいつらい。
とりわけももの前側の筋肉が
痛い・・・
手すりにつかまって
のろのろと移動。笑。
お風呂は白濁で
卯の花が踊ってる。
前日風呂がなかったせいもあり
ほんとうにすっきり。
すぐに食事で
ビールビール!
アサ○だけどもうなんでもいい!
全員無事生還の乾杯をして
ごくごく飲んだビールの美味いこと!
でもアサ○のいやな味がしなかったのは
ここらの工場で作られてるのでは?
なんて憶測もでるくらい。
でもこれみんなの
共通の感想。
気のせい?
お料理は
旅館のこまごましたお料理。
山菜の和え物や菊の酢漬け、
てんぷらに煮物、
あじの焼きものに
鴨のたまごとじ鍋、
ビールはひとり大瓶二本近く
さらに日本酒も飲んだけど
ごはんもがっつりいただきます。
てな具合で。
一気に腹も膨らみ
「じゃ、あとで飲み部屋でね」
と、声をかけあったものの
部屋では沈没。
2時間ほど眠って
次の日の朝のことなど
計画しようと飲み部屋を覗いたら
やはり沈没してました。
疲れたよねぇ。
そんなわけで
次の日松本へ向かう
NNちゃんとあたしは
食事を早めにしてもらったので
下山後あまり彼らを
話をする暇もなく残念でしたが。
また登りましょう。
ちなみに
ぐっすり眠って
しっかり朝風呂も入り
朝ごはんには
湯豆腐と鮎の甘露煮に
山菜、温玉子と
盛りだくさんだったけど
これもがっつり。
食後のコーヒーもニクい!
ちょうどいいバスがないので
タクシーを呼んでもらったり
登山靴をいれる袋を
用意してもらったり
宿のおかみがなかなか
すばらしい人で
いい宿でした。
歴史ある宿のようでしたよ。
遅れて食事をしている
男たち6人に別れを告げ
スカートに履き替えて
松本へ。
足取りはまだまだ
筋肉痛でおかしな感じですが。
松本の話はまた。

2100mの黒ラベル~登山①

連休あたまの土曜日から
二年ぶりの登山へ。
東京駅で初心者のNNちゃん、
サル仲間のU田、
その後輩K村くんと合流。
7:24発の長野新幹線で長野まで。
と、同じ車内では
サル仲間の今回のリーダー
KAIちゃんとA田さん、
それに山の時にしか
会わないT中くん、Tますくんにも
早速遭遇、よろしくの挨拶。
長野駅でローカル線に乗り換え
妙高高原まで。
男子たちはその乗り換えの時間に
駅で立ち食いそば。
ん~結構美味しいらしいし
ちょっとあこがれるけど
今回はパス。
というのも
この日泊まる山小屋
トイレの紙を持ち帰らねば
ならないのです・・・
なるべくトイレは下界で
すませたい!という思いから
ごはんは早めに車内で駅弁で。
がっつりいただきました。
ちなみに東京駅の南通路の
膳まいでチキン弁当。
妙高高原から20分ほど
タクシーに乗り
登山口へ。
駐車場があってマイカーを
ここに置いて登る人も
多い模様。
軽いストレッチをして
装備を整える。
「姐さん腰んとこゆるすぎ」
と、男子たちが両側から
あたしのナップの腰ひもを
ひっぱってくださる。
お、ナップのこのフィット感が
かなり気持ちいい。
胸の上の紐も
きついかと思うくらいに
しめた方がいいと指導され。
なるほど。
男子たちはお互いの高度計の
数字を言い合い
誰が正しいのか争いをしてる。
ってか高度計、そんなに
違ってていいの?
靴ひももチェックして
おろしたてのストックを
NNちゃんと1本ずつ持ち
スタート。
ゆるやかな木の板の道から。
先頭はおととしへばった
登山二回目のU田だ。
いきなりいいペースで
歩き出す。
おいおいちょっとキツいよ、
今年は挽回しようとしているの?
と思っていると
経験者たちもこれはちょっと速い、
と。
そう、ゆるやかなところだと
余計に男子たちとは
コンパスの差が出て
飛ばされるとこちらはキツいのです。
それでも[#IMAGE|c0049455_1149130.jpg|200909/23/55/|right|150|220#]
しばらくは速めのペースで
第一関門の川まで。
水が冷たくて気持ちいい!
ここを過ぎると
少し登りは急激になるという。
経験者に前後についてもらい
間を歩くことに。
はりきっていたせいか
U田のペースが落ち
うしろにいるあたしは
少し足踏みな感じ。
でもこのペースなら
全然キツくない。
道も悪くない。
少し予習したのだけど
この日行く山小屋までの道は
ボランティアのスタッフで
整備がされているらしく
ほとんどが階段状に
丸太が打ち付けてあったり
板が敷いてあって。
歩幅を決められて
歩きにくいと思う部分も
あったけど
岩で足をすべらす心配もなく。
何年にも渡って
道を敷いていった人たちに
感謝。ほんとにすごいことです。
それにしても
とにかく天気がよかった!
長Tに半Tの重ね着では暑いくらいの気温で。
空は信じられないくらい青くって
木々たちはまぶしい緑とは
また違う感じの秋を迎える前の緑。
それに一部紅葉をはじめている
黄色や赤が点在していて
この自然の絶妙!
そんな中を歩くのは
ほんとうに気持ちいいのダ。
途中勾配のキツい道もあり
軍手を出して
手を使いながら
登るような道もあったけど
景色にわーわー言ってる間に
視界が開けて遠くに山が。
次の日登る予定の火打山、
それにふもとには
その日泊まる高谷池ヒュッテの
三角屋根が見える。
どうやら予定の3時間よりは
速いペースだったらしいのだけど
山に行くとまったく時間の感覚がなくなる。
ただ歩く。
前に進むしかないから。
ゴールにつくまでひたすら。
もちろんペース配分してくれてる
経験者がいてくれてのことなんだが。
歩くということに専念できる、
そんな状況ってないものね。
早めに着いたから
火打山も登ろうか、という話も
出たけど、小屋に着いた途端
あきらめました。
だって目に飛び込んできたのは
黒ラベルの缶!
疲れたカラダにはこれが一番じゃぁ。
トイレ問題ももうどうでもよくなる!
結局
持って行った携帯トイレに
紙を捨てる作業にも
いつしか慣れてしまったしね。
割り当てられた寝床は
ロフトの二回、
一人ふとん一枚分なので
寝床に荷物を置き
小屋の広間に車座になり
それぞれが持ち寄った
つまみや酒を楽しむことに。
小屋で売られているおでんで
じゃんけんなんてくだらない遊び
なんかもして。
それにしてもあたしのラムなんて
かわいいもので
水筒二つのA田さん、
一本は赤ワイン、一本はウイスキー。
どんだけ酒好きなんですか!
ビールで満足したあと
少し寝て
17時半に夕飯。
カレーとハヤシの鍋の前に
お皿を持って並ぶ。
真ん中にごはんで山を作り
カレーとハヤシの二色盛り。
なんつーメニューやねん!
山小屋でもこれはひどい、と
経験者はぶつぶつ言っていたけど
あたしには美味しかったな。
窓の外は暮れて行くあかね色の空。
そんなおかずもあったしね。
風呂もない小屋なので
20時の消灯までやることもなく
また酒盛り。
次の日のことも考えて用心、
ということもなく濃い酒を。
KAIちゃんのグレンリベット18年も。
さすがの標高で小屋は少し寒かったので
酒であったまるということもあり。
消灯時間になり
寝る前にトイレ、と外に出たら
空には星!!
見事なひしゃくが見えます。
感動して見上げていたら目がなれてきて
星座のまわりの星屑たちも
だんだん姿を見せる・・
あーメガネにしていたので
コンタクトならもっと見えたろうに。
少し残念だけど
でもこんな風景も灯りのない山ならでは。
ふとんに入るとすぐに眠れ。
やっぱり疲労はしていたのでしょう。
夜中に何度か目が覚めて
「まだ1時かよ!」なんてことも
あったけど。
でも夜の間は天気が荒れていたのか
すごい風の音。
ヘッドランプして外のトイレに行くのも
億劫でそのまま眠ってしまった。

そこでしか見られないものを求めて

山に登ります。
やっと用意ができた
あたしの装備。
ビールは大きさの比較で
持ってくわけではありません。
でも横のラムは持って行くよ。
何か?
笹ヶ峰という高原を歩き
山小屋に泊まり
次の日は2462mの火打山、
2454mの妙高山の二つの山に
アタック。
さてさて大丈夫だろうか。
そのあとは
燕温泉で羽根を伸ばし
次の日は松本に足を延ばし。
去年は登れなかったので
久しぶりで不安。
なので禁酒なんて
試みたんだけど
見事に失敗。
きのうもどっぷり
飲んでしまい。
しかも空前の6軒はしご。
門仲ご案内とはいえ
だるま→鳥信→ガブリエ→帆風→ガブリエ→弁慶。
同じ店に二回行きました!
でもこの
ガブリエ、S和ちゃんの
教えてくれた通り[#IMAGE|c0049455_22131778.jpg|200909/18/55/|right|120|200#]
めちゃ黒ラベルをうまくついでくれ。
ギネスのようなクリーミーな泡で
感動したよ。
見て!この泡っぷり→
グラスにギネスとかキルケニーとか
書いてあるけど黒ラベルよん。
移動中につい寄ってしまうの、
行ってみればわかるよ、
ぜひお試しあれ。
[#IMAGE|c0049455_22165575.jpg|200909/18/55/|right|130|200#]
ショップカードもかわいい。→
そんなわけで
今日もいつも通り
ビールを飲んで、の
普通の生活をし
明日を迎えます。
その方が良さそうだ。
最後の晩餐
(縁起でもないっ!)は
つゆだくの親子丼。
ねぎ1本卵二個のぜいたくヴァージョンだぜっ。
こーなったら体力気力だっ。
あとは睡眠。
もう寝るぜ!
じゃ、無事生還するまで。

これぞほんまのスイーツ♪

きのうは。
前から約束していた
ピエールと☆との
呑み@きん助。
ピエールは☆の
大学時代の先輩で
今はあたしのサルチームに
来てくれている人
なんだけど。
今では定期的に
あたしの方が会うようになって
☆とは久しぶりらしかったので
あたしは遅れて参上することに。
1時間遅れで来店すると
なんだか二人とも
目がすわりかけ。
三人で会うのは
二度目なんだけど
二人で会う時はまた
雰囲気が違うらしく
☆に関していえば
ピエールにはちと厳しい。
大学時代の関係性が
今も出てしまうのだと
思うのだけど。
また大学の頃は
もっと呑んでいたらしいので
そのペースに戻ったのか
どうやらいつもより
酔っている様子。
ピエールはピエールで
うちのチームでは
腰が低いし愛想もいいのに
☆の前ではやっぱり
先輩顔。
かといってあたしのことは
姐さん扱いにしなくてはと
なんだか混乱していたけど。
それはさておき
お通しのさんまが美味い。
甘辛く煮てある。
残っていた
海老とブロッコリーのマヨ和え
生かぶ
もも焼きをつつき
セロリと
先日美味かったオムライスふたたび。
サマソニの話など。
タヒチが来たのに
中止になったとかいう。
さらせんさんは行ったのかな。
それにしても
二人は酔っ払って
イマイチ話がかみあわない。
そんな思いを抱えてるところへ
ひょっこりM田さん登場。
「あー今日来る気してたんだよ!」
となぜか興奮気味に
手招きする☆に圧倒され
M田さんもわがテーブルへ吸収。
M田さんがうまい歯車となって
ようやっとバランスが
とれた感じ。
やっぱこの人なんか
すごくつきあいやすいというか
テンポが合うというか
なんというか。
そんな気がした。
相当な回数
呑んでるせいかもしれんが。
気付けば
トイレにいってる間に
〆のおにぎりがオーダーされており
それとおいしい味噌汁を
かっこんで
大江戸線へ走る。
今週は登山にむけて
プチ禁酒しようと思ってるんだが
やっぱりビールをたくさん
いってしまったよ。
あけて
本日は。
朝からだるいのは
酒ではなく
やはり仕事のせい。
日中つめてやってると
疲労はでかい。
連休は来るし
今日はお客様ご一行様の
お相手に時間をとられたり
ったくこんな時期に。
結局ストレスは
カレーで飛ばすしかねぇ!
と、☆を誘い
Hinata-ya』へ。
珍しく辛さが強くて
野菜の甘みの少ない感じで
ちょっといつもと違う。
煮込み時間短かったのかしらん。
だけど食べ終わったあとも
だらだらしていたら
おねーさんがなんと
「失敗しちゃったの」
と、くるみときゃらめるの
パウンドケーキにアイスを
のせたものを持ってきてくださり。
いーただーきまーす♪
今日は酒は我慢していたので
その代わりに甘いもの、
うれしいのダ。
しかもこげちゃった、という
その外側のかりっかりが
なんとも美味い。
失敗作をほめるのも
なんですが、美味しかったのよ~。
そしてなんとなく
おねーさんにも親しくしていただけたのが
うれしくって。。[#IMAGE|c0049455_23591572.jpg|200909/16/55/|right|150|220#]
・・こういうの、ほんとの
スイーツだよなぁ
ますます好きになっちゃう
Hinata-ya。
ショップカードも
ルーのお皿型で
かわいかぁ→

昼下がりのどか食いに眠らされる

きのうは。
1974宅@浅草で
カレー部開催。
だからなんだよカレー部って!
もとはサル仲間が中心、
そこに音楽、マンガ、
みうらじゅん・・といった
なぞのキーワードで
リンクしてしまったメンツ。
まあ要は集まって
バカやるのが好きな人たち。
あれ?ほかのグループと
変わらないって?
じゃあ
カレーをより美味しく頂くために
ウォーミングアップにヨガでも。
と声をかけたところ
当日脱落者もあり
結局1974妻と二人。
ならばチャリで行こうか、と
待ち合わせ。
ここ、
キックボクシングジムの
汗のにおいもだいぶ慣れてきて
1時間かけて体をほぐす。
うーんリラックスぅ。
だけど残り30分がきついんだな、
コレが。
足を前後に一直線にひらいて
体を持ち上げるという
お決まりのポーズ。
それでも前回よりは
慣れたのか
汗がしたたることもなく
少しはキープすることが
できるようになり。
そしてここで精神的に
闘う感じがなにやら
楽しくなってきたりして。
なぜか
事務のおねーさんが休みで
急遽無料レッスンになってしまって
ラッキー。
しかしMeg先生もそんな
アバウトでいいん?
チャリで
しっとり汗かいた体を
乾かしつつ
途中ビールを
かごに積めるだけ買って
1974宅到着。
・・個人宅のリビングには見えない。。→
1974とMこっちゃんと乾杯。
木になってた猫を収穫して
虎に育てようとしてる、、
なんて相変わらずの
ナイスなしゃべりのMこっちゃん。
1974はいつもながら
甲斐甲斐しくビールをついでくれます。
あなたってほんと
ホストオブホスト!
(なんじゃそれ)
Sげるも合流したところで
ビールで乾杯し
カレー部第一部スタート。
1974妻の手作りカレー、
なんと二種類も作っていただき
30前半男子たちに負けじと
がっつく。
勢いで3杯も!
いや、さらにルーたしたし。
でも美味いんだもん。
カルダモンとかスパイスのきいたのに
根菜のカレー。
根菜のが野菜の甘みがしみでていて
とくに美味しかったけどね!
みんなでバカ食いして
まさに部活後のような
疲労感で一同腹を上にむけ
伸びた状態で脱力・・・
と、前日飲みすぎの脱落者
中央線組☆とYべえ到着。
カレー部のテーマ、マーシーと
くるりをかけて
カレー魂をもう一度!
というわけで
もう一杯行きました♪
さすがにお腹がいっぱいで
しかもヨガのあとで
酒のまわりも早く
沈没~~
人んちの床で。
少し眠って復活したものの
やはり今日は危険だ・・
猫にえさをやる、と
Mこっちゃんが帰るタイミングで
珍しくあたしから解散宣言。
おみやげに
いつものように新しいマンガを
持たされて。
チャリでふらふらと帰宅。
思い切ってふとん敷いて
2時間ほど眠ったら
意外とすっきり。
日曜恒例の料理を。
今週の新作は
先週バイトちゃんに
大量にもらったししとうを
どうしよう?と
検索してみつけた
ししとうのおかか炒め。
みりんとしょうゆで味付けするだけ。
簡単!
美味い!
ごはんに合う!(キケン!)
それから
きり昆布(ぶた肉を少し足すと美味い)
れんこんのきんぴら
生揚げとにんじんの煮物しょうが風味
なすとししとうの甘辛味噌炒め
ゴーヤツナマスタード和え
ポテサラ
23時にはできあがって
いつもの日曜より優秀?
相変わらず腹はいっぱいなので
ごはんもビールもなく
寝るぞ~
と、思ったところで
目についたのが
無理矢理渡された
「バクマン」
マンガ経験の少ないあたしに
ご丁寧におもしろそうなマンガを
どしどし紹介してくれるやつらよ。
いかん、これもおもしろいぜよ!
気付けば2時。
うーんまだ半分だが寝る!
だけど
今朝はすっきりでした。
いい季節だよね。
久しぶりのチャリ通。
でもこれから帰宅は
ちょっと暗いんだよな。
ふ~~~。
もうひとがんばり、あたし!