自由に漂うすばらしき日々~RSR4日め最終日

最終日。
久しぶりのベッドで
お寝坊したいところだけど
8時には揃って
ホテルのレストランへ。
コンチネンタルで
色々選べたんだけど
どれもお皿に
きれいに盛られていてとても
「朝食つき」の内容とは思えないいい感じ。
パンもたまごもベーコンも
すごくおいしくて
コーヒーでゆったり
したくなるところだったけど
またも
「絶対9:25札幌の電車に乗るからね!」という
あたしの厳しいスケジュールに
二人もがんばって着いてきてくれ。
無事千歳空港行きの電車に。
空港で
カヌーツアーを主催している
おにーちゃんに拾ってもらい
車で10分ほどの美々川へ。
どうやらRSR帰りとわかったらしく
おにーちゃんとは道々音楽話で盛り上がる。
ミヤサコ似の彼も
RSRには毎年行っているのだけど
今年は裏方だったと
くやしがってた。
その代わり同じ時期にあった
地味でコアなフェスもあって
そっちには行けました♪
と紹介してくれたのだけど。
ほとんど地元の人しか行かない
僻地でやるらしいのだけど
日本全国のちょっとかわった人たち
が集まるフェスらしい。
会場に向かう途中で歩いている
それらしき人を見つけると
車で行こうとしている地元の人は
ピックアップすることに
しているのだけど
だいたいがヒゲヅラとか長髪とか
なんで
一目でわかるんだって。笑。
わーディープそうだけど
こわいもの見たさで
ちょっと行ってみたいかも。
さて見えてきたその川は
まわりが高い藪になっていて
水がきれいそうな小さな川。
いいねいいねぇ。
早速パドルを渡され
陸地で軽い説明。
今回乗るのは
カナディアンカヌーの3人乗りで
オールは片方にしかついていないので
一番前のあたしと
次にすわる女MJで左右分担し
Oちゃんは一番うしろで舵取りをする、
という振り分け。
簡単な漕ぎ方と
回転の仕方なんかを教わったところで
「えーと下って行くと
ここと同じような橋がでてくるので
そこでUターンです。
時間は2時間となってますが
好きに遊んできてください」って。
え?
おにーさんついてこないの?
野放しなん?
事故になったらどーすんだよ!
いくら流れがゆるやかで
深くても股ぐらいって言ったって。
不安に思いつつスタート。
流れはないように見えたけど
おりてみると
川底に生えている水草が
流れの方向になびいていて
漕がなくてもすーっと下流に進んでくのがわかる。
最初は藪に突っ込んだりもしたけど
だんだんコツをつかんで
最小限の漕ぎで
進むことを学ぶ。
軌道修正くらいに
左右軽く漕いで[#IMAGE|c0049455_14185666.jpg|200908/22/55/|right|150|220#]
その勢いだけで、
みたいな。
ぽつぽつと水面に咲く
黄色い花がかわいくて。
それに
両側の緑と少し曇った空と
前方に続く川の流れだけ。
「浮く」って
何にも縛られない自由さを感じる。
三人でいることも
忘れてしまう位
リラーっクス。
しばらく進むと
木でできた作業台みたいのが
浮いていたので
カヌーを寄せて
ちょいと休憩することに。
勝手に上陸して
たばこを一服のOちゃん。
じゃ、とうもろこしいきますか、
と、前日購入した
ピュアホワイトにがぶりつく。
あ、甘~い。
りんごみたいにさくっとして
甘みもあって
汁があふれてフルーツみたい。
自然のまっただ中で
何も味付けしていない野菜に
かぶりつく、って
できすぎ!
さらに調子に乗って
持っていたつまみやら出して。
ああ、これでビールがあったら。
なんてこと。
でもこんな余裕も
下りならではだったということは
あとで気付くのだけど。
休憩したあと
少し漕いだら
指定のUターン地点に到着。
でもその先のが
もっと川が細くなって
岸に立ち並ぶ緑が
川にせり出していて
なんだかワイルドで
冒険心をそそる。
全員のスイッチが入り
その先まで漕ぎ出してく。
さらにさらに気持ちいい。
ここがどこの国だかも
忘れてしまうような
日常とはかけ離れた世界。
どこまでも行きたくなるような
気分になっていたけど。
そろそろ帰りますか、と
やっとUターンすることに。
そしたら
流れに反して上るってのは
ほんとに大変だと気付く。
前の二人のバランスもあわないし
かじを取ろうとする
Oちゃんとも足をひっぱり合い
進まない上に
蛇行して無断な距離を要して
あげく藪につっこむ。
みたいな。
効率いいやり方が見つからず
少し険悪なムードにもなったけど
上りにもだんだんなれてきて。
いやあでも、共同作業ってのは
ほんと大変だわ、を実感。
今は笑って思い出せるけどね。
往復4kmという距離
それなりに腕の筋肉を使い
しっかりスポーツした感もあり
やはりリラックス度満点の
いい遊びでした。
車で南千歳駅に送ってもらい
電車でビール工場へ。
「サッポロビール庭園」という
それだけで萌える駅に到着。
ここに来るのは
二度目なんだけど
早速工場見学。
残念ながら前回同様
またラインはとまっていたけど
一応形だけビールのお勉強をし
お楽しみの20分1本勝負、の
試飲コーナーへ。
ところが以前は飲み放題だった
試飲コーナーも
3杯まで、との制限つき。
口をとがらしたあたしだったけど
たしかに3杯以上一気に飲んでも
そんなに美味しいものでもない。
しかもこちらのできだてビール、
実はあたしはそれほど好きではなくって。
なんつーか「若い」のよね。
結局少し寝かせた(?)
缶ビールとか瓶ビールのが好きみたい。
見学を終えて
サッポロの思惑通り
そのままジンギスカンレストランへ。
北海道の人に言わせると
ここのジンギスカンも悪くない、
という話。
全然十分でーす。
ビールは確実に美味いしさー。
もやしこんもりに
肉を焼いて
食いました~。
みんな結構な食欲で
最後はこっそりごはんまで
焼いて食べました。
証拠隠滅のため
一粒残らず回収しましたが。
肉の脂とたれで味付けした
即席チャーハン、
美味かったなぁ。
お腹がいっぱいになったので
ビオトープ庭園でも見学、と
植物好きのOちゃんに
説明などしてもらいながら
散歩していたら
どんどん奥地へ入ってしまった模様。
帰るのに近道はないか、と
工場の人らしき人にたずねてみると
自分は今帰宅するところなので
工場の入口まで乗せていってあげましょう、
と、車に乗せていただき。
広い敷地を横断して
無事帰ることができたのでした。
なんという親切。
見ず知らずの昼からビールの
だめだめなあたしたちに・・・
そんなおまけもついて
やっぱサッポロはいいね!
という結論で
空港へ向かう。
夜21時近い便だったので
時間はあまりまくるかと
思いきや
荷物のピックアップや
最後のおみやげ購入、
ハガキの投函に追われ
あっという間に搭乗。
爆睡してる間に
もう羽田。
もう少し眠らせて~
な気分だったけど。
金曜早朝から
月曜深夜まで
盛りだくさんだったけど
疲れも忘れる位に
めちゃ楽しくて
今年の夏遊びもばっちぐーでした。
ほんとあたしの人生すばらしい~。
このままいけそーな気がするよ。
おかーさん。
いけんだろ!

「自由に漂うすばらしき日々~RSR4日め最終日」への8件のフィードバック

  1. SECRET: 0
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    おつかれさ〜〜〜〜〜ん!
    すげ〜〜〜過密スケジュールやん(笑)素晴らしいっす!若いっす!
    オレも負けないようにがんばんべー!

  2. SECRET: 0
    PASS:
    どうしても過密になっちゃうんだけど
    ほんとどの場面も楽しくて
    よかった~♪
    shindouさん、全然負けてないし、大丈夫さぁ。
    お仕事がんばって!

  3. SECRET: 0
    PASS:
    やっと完読した、さぁ〜〜。
    でしょ?!流れに逆らって
    戻るのは、大変なのよ
    いやあ、それにしても、お腹いっぱい!
    とても、一日の時間が同じと思えない!
    読むだけで、ぐったり…。
    来年も体力つけて、報告読むよ

  4. SECRET: 0
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    おぉぉ。かなりタイトな日程だったのですね。
    カヌーまでやったなんて!美々川でできるなんて知りませんでした。
    (美々には貝塚があるんですよ)
    ビール庭園に行ったことないのですが、パークゴルフの後にビールっていう手もありですよ~

  5. SECRET: 0
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    お疲れ様です~~・・・あ、あたし、負けてる!!?
    シンドウさんにも姐さんにも負けてる気がする・・・来年は負けません!!!

  6. SECRET: 0
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    元祖どの。
    奄美はほとんど流れなかったって!
    長文おつきあいありがとさんです。

  7. SECRET: 0
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    B当チン。
    パークゴルフは終わってました。
    美々川また行きたいでーす。

  8. SECRET: 0
    PASS:
    mouthesベイベー。
    大丈夫、きみはまだまだ人生長いんだから。
    でも姐さんも、負けないようがんばるぜ~

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