〆のそうめん

きのうは。
走りに行こうなんてことは
やっぱり実現せず
デスクを片付け始めたところで
「終わりましたけど」
と、M田さんよりメール。
神保町で打ち合わせがあるという
フリはあったので
走ったあと呑みに合流しようかと
思ったけれど
どうやらひとりらしい。
ということで出動。
神保町いつものあたりで合流して
新規開拓しようと
白山通りを越えてみた。
『多幸八』。
いかにもM田さんが好きそうな
「さもない」店だ。
ガラス戸から覗くと
おやじが二人
奥のカウンターで飲んでるのが見える。
いいんじゃない?
入るなり目に飛び込んだ
ビールはキリ○だったけど
まあいいか、と。
それより
壁にかかってる
メニューの札が
そそられる。
みつばわさび
あおやぎ
こち刺
から。
美味い美味い。
みつばなんて
作りたてのしゃきしゃき感。
それから
セロリを追加したら
ざくっと切ったのに
マヨネーズが机にどん!
と置かれ。
あはは、たしかに
これが一番美味いよ。
あとはもつ焼きを
タレ、塩で。
もつがまた美味かった。
表のちょうちんには
「もつ鍋」とか書いてあるのに
メニューにないじゃん、と
M田さんはぶつぶつ言ってたけど
冬場はあるのでは?
でも串でも十分だよ。
呑みながら
いつも呑むメンバーに
いろいろ声をかけてみたけど
「もう家」だの
「500円しかない」だの。
しばらくして電話してきた
Mス田さんが
「どこ?遠いなぁ?
今日は家はステーキなんだけど」
って、電話してきてる時点で
来る気あるくせに!
と、案の定
ぶつぶつ言いながらも
登場。
なんだかんだで
このおやじたちと呑んでると
無駄に酔うこともなく
それなりにつっこんだ話もしつつ
昼間のもやもやが流れるのです。
ん?
いかんね。
そして1軒では帰る気にはならず
その時話題になってたせいもあって
麺が食べたいね、ということになり
そば屋をさがし
いつもの界隈へ。
結局なじみの
『あおと』に入り
ダメもとでM田さんが聞いてる。
「麺類はないですよね?」
「は?」とおかみさん。
でも
「たとえばどんな?」と
聞いてくださったので
またもダメもとで
「そーめん!」と言ってみた。
そしたら
メニューにはないけど
こっそり作ってくれると。
たぶん従業員のお昼用かなんかなんでしょう。
で、このそーめんが
めちゃうまかった。
ねぎとしょうがとしそとごまとのりを
しこたま載せて。
いや~人の作ったそうめん
久しぶりだし。
ささっと食べてしまったMス田さんが
「おめーら食うのおせーな、
なんだよ、その食い方。
そーめんはもっとささっと食うもんだ」
「そうかな?普通だよ」
「え?うちだけか?」
たしかに他人と一緒に
そーめんをすするというのは
なかなかないよね。
そんな珍しい体験も
うっかり共にしてしまうんだな
これだけ一緒にいると。
なんてこと、思ったり。
しかし
〆のラーメンより
断然〆のそーめんだね、あたしは。
大満足できのうは
家で飲みなおすなんてこともなく
おとなしく眠りました。
今日は下北でカリプソ。
いってきます!

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